【ダンジョン飯】シスルは最後死亡?狂乱の魔術師は翼獅子に欲望を食べられどうなった?

ダンジョン飯のシスルが死亡したのか?詳しい情報を紹介していきます。シスルは人気のSFファンタジー漫画・ダンジョン飯作中において、かつて黄金郷の王・デルガルに仕えていたエルフの魔術師で、デルガルや国民のために懸命に働いた忠臣でした。ここでは、ダンジョン飯の狂乱の魔術師・シスルについて、最後に死亡してしまったのか?翼獅子に欲望を食べられた後についてネタバレします。

【ダンジョン飯】シスルは最後死亡?狂乱の魔術師は翼獅子に欲望を食べられどうなった?のイメージ

目次

  1. ダンジョン飯のシスルとは?
  2. ダンジョン飯のシスルは最後死亡?欲望を食べられた?
  3. ダンジョン飯のシスルの能力や強さ・性格
  4. ダンジョン飯のシスルの目的や活躍
  5. ダンジョン飯のシスルの声優
  6. ダンジョン飯のシスルに関する感想や評価
  7. ダンジョン飯のシスルの死亡まとめ

ダンジョン飯のシスルとは?

ダンジョン飯のシスルとは、作中で主人公・ライオスたちと対立する敵の立場で登場したキャラクターで、かつて黄金郷の王・デルガルの腹心の部下として長く仕えていた人物でした。シスルがダンジョン飯に登場した時には、彼は狂乱の魔術師と呼ばれて恐れられており、ライオスはシスルと対決することとなります。ダンジョンの主として狂乱の魔術師と呼ばれたシスルが、最後に死亡したのか?詳しくネタバレ紹介していきます。

ダンジョン飯の作品情報

ダンジョン飯の概要

ダンジョン飯の狂乱の魔術師・シスルについて、翼獅子に欲望を食べられた結果どうなったのか?最後は死亡してしまったのか?詳しくネタバレしていく前に、シスルが登場するダンジョン飯の作品概要をまとめていきます。ダンジョン飯は九井諒子によるSFファンタジー漫画作品で、KADOKAWAの漫画雑誌「ハルタ」にて連載されていた作品です。ダンジョン飯は2014年から2023年までの間、連載されていました。

ダンジョン飯は作者の九井諒子による初の長期連載作品で、全97話、単行本は14巻まで刊行されています。王道のファンタジー設定を取り入れた作品でありながら、スライムやミミックといった定番のモンスターを「調理して食べる」という異色の設定が大きな話題を呼んだ漫画作品です。ダンジョン飯は2015年のコミックナタリー大賞や、2016年のこのマンガがすごい!オトコ編など、様々な人気の漫画賞で1位を獲得していました。

ダンジョン飯の単行本は、2023年12月時点で累計発行部数1000万部を突破しています。2023年にはテレビアニメ化されると発表されており、2024年の1月からTOKYO MXほかにて放送されています。

ダンジョン飯のあらすじ

とある島の墓地が巨大なダンジョンへとつながり、地下から現れた男は「黄金郷の王」を名乗ります。そして、狂乱の魔術師を倒した者に全てを与えると言い残して消えました。その後、街にはダンジョンに挑む冒険者が溢れ、主人公のライオスもダンジョンを探索する冒険者です。そのようなライオスはある時、ダンジョン深層で妹を失います。ライオスはモンスターを食べて冒険を進めることで、最速で妹を救い出そうとします。

シスルのプロフィール

ダンジョン飯に登場する狂乱の魔術師・シスルのプロフィールを紹介します。シスルはダンジョン飯に登場するエルフのキャラクターで、褐色の肌と銀髪が特徴的な小柄な男性キャラクターです。ダンジョン飯に登場するエルフという種族は、長命種で魔術に長ける者が多く、また人間から見て美形な者が多いことも特徴です。シスルも高い魔法の実力を持ち、見た目も中性的で幼く見えるキャラクターです。

ダンジョン飯に登場するシスルは、元々は黄金郷の王・デルガルに仕えていた従者でした。王に仕える魔術師として、王家の人々や国民のために尽力しており、仲間想いな性格をしていました。そのようなシスルですが、黄金郷に封印されていた悪魔と契約してしまい、迷宮の主になってからは狂乱の魔術師と呼ばれて恐れられるようになっていきました。

TVアニメ「ダンジョン飯」公式サイト

ダンジョン飯のシスルは最後死亡?欲望を食べられた?

ネタバレ①ライオスとの戦い

ダンジョン飯に登場する狂乱の魔術師・シスルは、最後には死亡してしまったのか?詳しい経緯をネタバレ紹介していきます。まず、ダンジョン飯作中でのシスルとライオスとの戦いの詳細をネタバレしていきます。ライオスはダンジョンの深層で、レッドドラゴンに食べられてしまった妹のファリンを救うため、仲間たちと共にモンスターを食料にしながら冒険を進めていました。

なんとかレッドドラゴンを見つけ出したライオス一行は、激闘の末にレッドドラゴンを討伐することに成功します。ほとんど消化されてしまったファリンの身体では、そのまま蘇生させることはかなわず、魔法使いのマルシルは黒魔術を使用してファリンを蘇らせました。しかし、レッドドラゴンの血肉を使用したことが原因で、狂乱の魔術師・シスルの逆鱗に触れてしまいます。

その結果、ライオスたちはファリンを救うために、シスルを倒さなければならなくなりました。ライオス一行は狂乱の魔術師・シスルの隠れ家を発見し、そこでシスルと交戦することになります。シスルはキッチンを巨大なフィールドに変え、多種多様なドラゴンを魔法で召喚してライオスたちを追い詰めます。ライオス以外の仲間はあっと言う間にドラゴンにやられてしまいました。

ライオスも複数のドラゴンによって窮地に立たされましたが、モンスターの生態に詳しいライオスの起点でシスルの隙をつき、シスルを無力化することに成功します。シスルはライオスに敗れてしまい、翼獅子を封印した本を奪われ、身動きを取れなくされました。ライオスはシスルを無力化した後、対話によって問題を解決しようと試みました。

ネタバレ②ライオスの言葉を勘違いする

ライオスはシスルとの戦いの後、かつて出会った黄金郷の人々の話を思い出し、シスルを説得します。黄金郷の人々はシスルの魔法で呪いがかかった状態になっており、死ぬこともできずにダンジョン内に囚われています。千年以上もダンジョンにて生かされている人々は、食べることも必要なくなっていました。ライオスはシスルに、黄金郷の人々は「食べることも眠ることも必要が無い」「不自然な生に疲れ切っている」と話します。

ライオスは狂乱の魔術師となったシスルに、「黄金郷の人々を魔法から解放して欲しい」という想いからこのように話したのですが、シスルは「永遠に食べ物に困らないようにすれば解決」だと勘違いしてしまいます。シスルはライオスに魔法をかけ、「無理やり食べ物を流し込まれる状態」にしてしまいます。シスルは自分の思い違いに気づかず、完璧な解決策だと喜んでおり、ライオスの想いは伝わらなかったのでした。

ネタバレ③翼獅子に欲望を食べられるシスル

ライオスとの戦いの後、シスルがどうなったのかをネタバレします。ライオスとの戦いでは一時無効化されたシスルですが、ライオスが説得に失敗したことで自由の身になっています。翼獅子を封じた本を取り返したシスルですが、翼獅子に隙をつかれて欲望をたべられてしまいます。悪魔である翼獅子は「人間の欲望」が大好物で、シスルの膨れ上がった欲望を食べようと、虎視眈々と狙っていたのでした。

翼獅子はシスルの隙をついて、彼の欲望を少しずつ食べていきます。翼獅子に欲望を食べられてしまうと、生きるのに必要な生理的な欲求すらも失ってしまいます。そのため、どんどん無気力になっていき、抵抗することもできなくなるのです。シスルは翼獅子に欲望を食べられて力尽きる前に、翼獅子を誰かに止めてもらうため、近くにいたマルシルを蘇生させました。

ネタバレ④シスルは死亡していないが廃人になる

ダンジョン飯の狂乱の魔術師・シスルが、翼獅子に欲望を食べられた後、最後に死亡するのか?詳しくネタバレ紹介します。結論から言うと、シスルは死亡はしていません。翼獅子に千年分の欲望を食べられてしまったシスルは、廃人のようになってしまいます。翼獅子に欲望を食べられても、直接的に死亡する訳ではありません。しかし、全ての欲求を奪われるということは、生きる上で必要な欲求も無くなってしまうということです。

廃人のようになったシスルは、黄金郷の民でデルガルの孫のヤアドに介抱されていました。この時、ヤアドは廃人となって眠り続けるシスルについて、「何も食べない」と語っており、そのままでは死亡してしまうと分かります。シスルはライオスが翼獅子を倒した後まで、廃人状態でありながらも生きていました。黄金郷の主となったライオスは、人々から「王様」と呼びかけられていました。

シスルは「王様」と呼ぶ声を聞いて、デルガルが帰ってきたと思い目を覚まします。シスルは自分の側にいたデルガルの孫・ヤアドをデルガルだと勘違いします。ヤアドはシスルに食べ物を与えようとしますが、シスルは穏やかな表情で「もうなにもいらない」と語っており、そのままヤアドの側で最後には死亡したと考察されています。

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ダンジョン飯のシスルの能力や強さ・性格

シスルの狂乱の魔術師としての能力や強さ

ダンジョン飯の狂乱の魔術師・シスルの強さや性格についての情報をネタバレ紹介します。シスルは元々、デルガルの父親・フリナグに仕えた道化師でした。元は道化師だったシスルですが、デルガルによって魔術の才能を見いだされ、宮廷魔術師として活躍していくようになります。黄金郷で王・デルガルに仕えていた時代にも、魔術の優れたセンスを見せたシスルは、狂乱の魔術師と呼ばれる頃には、作中最強の魔術師となっています。

シスルは古代魔術・黒魔術を使用し、空間を自在に操っていました。また、悪魔である翼獅子と契約して迷宮の主となっているため、膨大な量の魔力を使用することもできます。このことから、シスルは狂乱の魔術師と呼ばれており、ダンジョン内を自在に変化させたり、協力なモンスターを生み出したりと、作中でトップクラスの強さを誇っていました。

シスルの無邪気な表情や性格

ダンジョン飯作中では、手強い敵キャラクター・狂乱の魔術師として登場したシスル。ライオス一行から見ると恐ろしい敵だったシスルですが、元々は友人想いの優しい性格をした人物です。気を許した相手には無邪気な笑顔を見せており、元から恐ろしい魔術師だった訳ではありませんでした。悪魔と契約してからは徐々に精神を蝕まれていき、排他的で猜疑心の強い性格になっていきます。

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ダンジョン飯のシスルの目的や活躍

シスルの目的

ダンジョン飯のシスルの目的や活躍をネタバレしていきます。まず、ダンジョン飯作中のシスルの目的をネタバレ紹介します。千年以上前に栄えた国、黄金郷の王・デルガルに仕えていたシスルは、デルガルと国民の安全のために、国の領土を丸ごとダンジョンに取り込んでしまいます。シスルはダンジョン内にモンスターを放ったり、罠を張りめぐらせたりしますが、これは黄金郷を敵から守るためでした。

シスルの目的は、あくまでも黄金郷の人々を守ることです。敵を排除しようとするあまり、ダンジョン内の環境を過酷なものに変え、狂乱の魔術師と呼ばれていたのです。最初はただ仲間たちを守りたい一心で敵を遠ざけていたシスルですが、次第に手段を選ばなくなっていきます。シスルは人々の安全を守るため、ダンジョン内の人型の生物に対し、「死を禁じる魔法」をかけました。

これによってダンジョン内で死亡しても、魂が肉体から離れなくなったのでした。また、地上へと脱出したデルガルを見つけ出すため、様々なモンスターを使い魔のようにして捜索させていました。デルガルにもう一度会うことも、シスルの大きな目的の1つでした。

シスルが迷宮の主となった過去やデルガルとの関係

ダンジョン飯作中に登場したシスルは、狂乱の魔術師と呼ばれていた迷宮の主です。最後には廃人同然となってしまったシスルが、迷宮の主となった経緯や過去について、詳しくネタバレ紹介していきます。シスルは元々、デルガルの父親・フリナグに仕えていました。フリナグが国を治めていた時代、権力者はエルフを従わせていることがステータスとされていました。そのため、フリナグもエルフの従者を迎えることにします。

従者となったエルフのシスルを見たフリナグは、彼がまだ子供だったために驚きます。しかし、道化師として懸命に働くシスルを見て、深い愛情が芽生えました。その後、フリナグに息子・デルガルが生まれると、デルガルとシスルはまるで兄弟のように仲睦まじく暮らしていきます。やがてデルガルが大人になった頃、フリナグが敵によって毒殺されてしまいます。

父親の死を目の当たりにしたデルガルは、自分も殺されるのではないかと、死ぬことを恐れるようになります。そのようなデルガルを守るため、シスルは宮廷魔術師として力を尽くします。しかし、国を脅かす天災や侵略者による問題は後を絶たず、ついにシスルは封印されていた悪魔を呼び出してしまいます。悪魔と契約したシスルは膨大な魔力を扱えるようになり、次第に狂気に囚われていきます。

デルガルたちを守るため、敵を排除していたシスルは、段々と過激な思想を持つようになっていきます。平和を乱す要素を徹底的に排除するようになり、独裁者のように振舞いはじめました。これに反発する国民も出てくるようになり、ついにはデルガルの息子たちからも反発されてしまいます。シスルは黄金郷を出て地上へ行きたいと訴える彼らの肉体と魂を切り離し、自分の隠れ家の中に囲ってしまいました。

シスルはファリンを眷属にした?

ダンジョン飯作中で、シスルはいなくなってしまったデルガルを探していました。シスルは様々なモンスターを眷属にして、「魔術師の目」として使っていました。ファリンを食べたレッドドラゴンも、シスルがデルガルを探し出すために操っていたモンスターの一匹です。ファリンを蘇生させる時、このレッドドラゴンの肉を使ってしまったため、ファリンとレッドドラゴンの魂が混ざり合ってしまいます。

その結果、ファリンはシスルの眷属にされてしまい、命令に逆らえなくなります。シスルはファリンの身体の半分をドラゴンへと変化させ、デルガルを探すように命じます。ライオスたちはファリンを助けるために、狂乱の魔術師・シスルを倒さなければならなくなったのでした。

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ダンジョン飯のシスルの声優

小林ゆうのプロフィール

ダンジョン飯のアニメで、狂乱の魔術師・シスルの声を担当した声優情報を紹介します。ダンジョン飯でシスルの声を担当したのは、小林ゆうです。小林ゆうは1982年2月5日生まれ、東京都出身の女性声優です。歌手としても活躍しており、元モデルという経歴を持つ人物でもあります。所属事務所はホーリーピークです。

小林ゆうの主な出演作品や担当キャラ

ダンジョン飯でシスルの声を担当した小林ゆうの、その他の出演作品と担当キャラを紹介します。小林ゆうの出演作には、DAN DOH!!の青葉弾道、銀魂の猿飛あやめ、うみねこのなく頃にの嘉音、いぬまるだしっのいぬまるくん、進撃の巨人のサシャ・ブラウス、モンスター娘のいる日常の墨須、ドロヘドロの能井などがあります。

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ダンジョン飯のシスルに関する感想や評価

ダンジョン飯のシスルに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ダンジョン飯のシスルは、かわいいと人気のあるキャラクターです。シスルはダンジョン飯作中では、恐ろしい敵キャラクターとしてライオスたちの前に立ちふさがる存在です。しかし、その人物像を知っていくと、とてもかわいいキャラクターだと分かります。ダンジョン飯のシスルは見た目だけでなく、意外と無邪気でかわいいと高評価されていました。

ダンジョン飯のシスルに関しては、かわいそうになってくるといった感想も挙がっていました。ダンジョン飯作中で、シスルは迷宮の主としてダンジョンを自由自在に変化させます。しかし、ダンジョン内には様々な癖のある人物の思惑が渦巻いており、それに振り回されるシスルはかわいそうに感じるといった声も見られています。

ダンジョン飯のシスルに関しての感想では、最後の決着の付け方が良かったという感想も挙がっていました。悪魔と契約して力を得たシスルは、目的のためには手段を選ばないようになってしまいます。その結果、様々な残酷なこともしていたシスルですが、最後はデルガルに再会できたと思って穏やかに眠りについています。このシスルの最後は、バランスの良い終わり方として評価されていました。

ダンジョン飯のシスルに関しては、性別が分かりにくいといった感想も見られています。ダンジョン飯に登場するエルフのキャラクターは、皆見た目が美しく整っており、中性的なキャラクターばかりです。特にシスルは小柄で子供のようにも見えるため、一見すると女性のように感じます。しかし、実際はシスルはエルフの男性キャラクターで、性別に気づいて驚いたという感想もありました。

ダンジョン飯のシスルに関する感想には、魔法を使う詠唱シーンが美しいという感想もありました。シスルは翼獅子の魔力を利用しているため、翼獅子を封印している本を使って詠唱します。この時のシスルの所作が美しく、ダンジョン飯の見どころの1つとなっています。

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ダンジョン飯のシスルの死亡まとめ

ここでは、ダンジョン飯のシスルの死亡についての情報をネタバレ紹介しました。ダンジョン飯作中で、狂乱の魔術師と呼ばれたシスルは、ライオスとの戦いを経て翼獅子に欲望を食べられ、最後には廃人のようになってしまいます。最後は廃人となったシスルはこの時点では死亡はしていませんが、ヤアドとのやり取りから、そのまま息を引き取るのではないかと予想されていました。

ダンジョン飯のシスルは、作中では恐ろしい迷宮の主として描かれていますが、かつてはデルガルに仕えた優しい性格の魔術師でした。狂乱の魔術師・シスルについて、デルガルとの過去や目的などについてもネタバレ紹介しました。是非、ダンジョン飯をチェックして、シスルの活躍シーンと最後のエピソードにも注目してみて下さい。

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