【医龍】原作のネタバレあらすじと感想！ドラマ化された大人気医療漫画の結末は？

『医龍』は圧倒的な人気を獲得している大ヒット医療漫画です。ドラマなどのメディアミックスを成功させ、知名度が高い作品として知られています。原作の最終回の結末などはあまり知られていないので、その内容も気にされています。漫画としてもメガヒットを記録していて、テレビドラマの大ヒットによって高い知名度を誇りました。ここではまず、医龍の基本的な情報を紹介していきましょう。

『医龍-Team Medical Dragon-』は、永井明が原案、吉沼美恵が医療監修して、乃木坂太郎が作画を担当した医療系漫画です。『ビッグコミックスペリオール』で9年間されていた大ヒット漫画となっています。第50回小学館漫画賞で、一般向け部門を受賞しており、業界内でも極めて高い人気を獲得しました。累計発行部数は1000万部を突破し、メガヒット漫画として高い知名度を誇ります。

原作を受けて、2006年から2014年まで断続的に『医龍-Team Medical Dragon-』はテレビドラマ化されています。フジテレビ系「木曜劇場」枠で放送されていました。主演を演じたのは坂口憲二であり、序盤のストーリーは原作に準拠していますが、その後はオリジナルの展開が続きました。ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』は4シーズン制作され、日本を代表する医療ドラマとして語り継がれている作品となっています。

医龍の見どころは、魅力的な登場人物と医療描写です。個性的なキャラたちが大きな陰謀と戦いながら、懸命に人命を救っていく姿が絶賛されていました。医療ミスや抗がん剤治療、院内感染などの医療系のテーマに加えて、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度の問題点など、これまでになかった現実的な問題も取り上げています。医療告発漫画という声もあり、鋭い視点で描かれている話題作でもあります。

ここでは、その内容が大絶賛されている医龍のあらすじのネタバレ紹介を見ていきましょう。医龍は朝田龍太郎を主人公にした医療漫画で、天才外科医とそのメディアチームが難病と闘う姿が描かれています。病気との戦いだけでなく、旧体制との戦いも見どころでしま。

バチスタ手術の論文を完成させ、教授になろうと考えている加藤という医師がいました。そんな彼女が目を付けたのが、凄腕の外科医である朝田と看護師のミキでした。彼は病院というシステムに固執しない孤高の医師でしたが、加藤の申し出を受けてチーム「医龍」の一員となります。そして、研修医・伊集院、内科医・藤吉という腕利きのメンバーとともに、バチスタという難手術に挑戦していきます。

加藤と同じ日に、バチスタを成功させたチームが現れました。それは北日本大の霧島であり、朝田と伊集院は麻酔のプロ・荒瀬を仲間にしたいと考えていました。そして、荒瀬の知り合いの命を救ったことで、荒瀬がチームへの加入を決めます。教授である野口は霧島のチームの成功を見て、加藤を指名しないと通達してきました。しかし、実は野口と霧島が裏で結託していたことを知ります。

朝田は「変性部位を二重に重ねる」という切り札を使い、バチスタの中でもめったにない症例を成功に導きました。一方の教授選挙は、加藤・鬼頭・霧島の3人に絞られていました。鬼頭はチーム・ドラゴンを引き離しにかかります。朝田は鬼頭の勧めで海外留学に行き、伊集院は霧島の指導を受けることになりました。そして、伊集院は朝田の元で培った技術で活躍していくことになります。

伊集院はある患者の死亡を受けて、チーム・ドラゴンへと復帰しました。加藤は医局の支持を得るために、改革案を発表します。一方の野口は大きな病気が見つかってしまい、数多くの不祥事を審議会に暴露して、暴走してしまいます。そして、野口は国立・霧島・加藤の三人から自分の病気の手術をするチームを決めると言い出して、最終的には世界的な名医・バウマンがいるチームに決めました。

ここでは、医龍の最終回結末ネタバレを見ていきましょう。有名な麻酔科医・バウマンを含めたドリームチームによって、野田教授の手術が始まります。さらに、その後のアクシデントで朝田の命も危険に晒されるなど、かつてない危機がチームドラゴンに襲い掛かりました。そして、9年に渡る連載の結末へとつながっていきます。

医龍の最終回結末ネタバレの1つ目は野田教授の手術です。国立が擁立したバウマンは世界的な麻酔医であり、その手腕は世界中で称賛されていました。そのチームはオールスター揃いであり、野口の手術は盤石と思われていました。しかし、野口の手術が始まると、麻酔医バウマンに持病の発作が出てしまいます。急遽、朝田たちのチームが手術を担当し、野口の手術を見事に成功させました。

医龍の最終回結末ネタバレの2つ目は、教授選です。国立は当然のように候補から外されてしまいました。2人の教授候補者の中から投票されることになり、加藤は最後の挨拶周りを終え、結果を待ちます。教授選の結果は、加藤の勝利に終わり、ついに念願の教授になりました。国立、霧島は明信大を去ることになり、加藤の目指していた医局の環境が整うことになります。

医龍の最終回結末ネタバレの3つ目は、助かった朝田の命です。病院を去ることになった国立ですが、息子の慎吾は父の失敗する姿を想像して人生に絶望しました。そして、慎吾は屋上から飛び降りて、人生を終わらそうとしてしまいます。しかし、それを見ていた朝田は全身で彼を受け止めて、意識不明の重体になってしまいました。薄れゆく意識の中で、伊集院に自分の手術を執刀するように言い残しました。

伊集院はその想いを受け取り、執刀医として朝田の手術に臨みます。オペチームのメンバーを病院でも最高のメンバーで揃えて、師匠の身体にメスを入れるという難しい手術に臨みました。そして、朝田は一命を取り留めて、意識を取り戻します。手に後遺症が残ってしまいますが、命に別状はありませんでした。医師として完全復帰できるかは不透明ですが、朝田は医師として生きていくことに迷いはない様子を見せるのでした。

ここでは、医龍の登場人物・キャラ一覧を見ていきましょう。医龍に登場する医師や医療関係者たちはいずれもが高い才能を持っている存在です。その能力はもちろん、従来の体制との確執なども見どころとなっています。ここからは、医龍の登場人物・キャラ6人の基本的な情報などをまとめていきます。

医龍の登場人物の1人目は、朝田龍太郎です。朝田龍太郎は本作品の主人公であり、世界屈指の腕を持つ外科医です。医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを作ったことでも知られ、バチスタ手術においては右に出るものはいません。加藤のスカウトによって、明真大学付属病院の胸部心臓外科に所属し、数多くの難しい手術を成功させました。

日本の医学界では人間性には問題ありとされ、度重なるスタンドプレーをして従来の体制からは危険視されています。医療だけでなく、政治も得意とており、多くの難しい局面を様々な策略で乗り越えています。さらに後輩の育成にも積極的であり、伊集院のことを外科医として育てることにも重点を置いていました。

医龍の登場人物の2人目は、加藤晶です。加藤は明真大学助教授であり、明真大学付属病院の胸部心臓外科医として将来の医学界を背負っていく人物の一人とされています。胸部心臓外科のエースとして活躍していましたが、朝田をチームにスカウトし教授選を有利に進めようとしています。出世に対して並々ならぬ情熱を傾けていて、キャリアウーマンとして従来の体制を壊すため奮闘していました。

医龍の登場人物の3人目は、伊集院登です。伊集院登は心臓外科の研修医であり、外科医としてはまだ未熟な存在です。現在の医局の精度や風習に嫌気がさしていながらも、保身に腐心して事なかれ主義を貫いていました。医局のやり方に合わない朝田に当初は反発していましたが、彼の厳しい指導を受けて外科医として実力を上げていきます。自信のなさもありましたが、実力が上がるとともに自信もついていきました。

医龍の登場人物の4人目は、藤吉圭介です。藤吉圭介は明真大学講師であり、明真大学付属病院循環器内科医として高い実力を持っています。明真大学病院では珍しいと言われる患者を第一に考えることを信条にしています。真摯で誠実な人柄を持っていて、周囲の人間からの評価も極めて高い存在です。娘が心臓に疾患を持っていることで、朝田と関わることとなり、彼の良き理解者となっていきます。

医龍の登場人物の5人目は、荒瀬門次です。荒瀬門次は明真大学付属病院救命救急部麻酔医であり、麻酔のプロとして高い実力を誇ります。明真大学付属病院救命救急部でも、「手術一回につき100万円」という高額な金額を貰い、人間性に問題がありながらも特別待遇を受けています。朝田がどうしてもチームに入れたいと考えていた人物で、麻酔科医として腕は世界でも屈指のモノとなっています。

医龍の登場人物の6人目は、野口賢雄です。野口賢雄は明真大学付属病院胸部心臓外科教授であり、明真大学付属院胸部心臓外科医局長として強い影響力を持っている存在です。政治手腕も卓越しており、ミスを部下に擦り付けることも少なくありません。その存在感はすさまじく、朝田にとっても厄介な存在です。腹心の部下である霧島との間の確執が、加藤にとっても大きな追い風になりました。

医龍の登場人物の6人目は、里原ミキです。里原ミキは看護師であり、霧島軍司の異母妹でもあります。朝田とは同じNGOで働き、看護師でありながらも外科医と同等クラスの実力を持っています。初めてチームを組む執刀医であってもその実力を理解して、オペの完璧なサポートをすることができる最高峰のオペ看となっています。朝田とは親密な関係にあり、彼が最も信頼しているスタッフでもあります。

ここでは医龍に関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。医龍は圧倒的な人気を獲得していて、メディアミックスを大成功させたことでも知られています。医龍は登場人物やストーリー、結末なども気にされていて、ネット上でも高い人気を誇っていました。そのため、医龍に関する感想や評価はネット上で数多く見つかりました。

医龍の漫画は面白いという感想は数多く見つけることができます。メディアミックスを成功させた作品なので、漫画作品も話題になりました。作品クオリティーとしては漫画の方が高評価を受けていて、医龍の漫画作品は多くのファンから絶賛の声が集まっています。

医龍のドラマよりも原作の方が好きという声が数多く集まっています。ドラマはより劇的な展開に改変されていますが、原作はしっかりと医療描写を描いた作風が絶賛されました。実際にネット上でも、ドラマよりも原作の医龍の方が評価が高いことが分かります。

医龍の原作の最終回には多くのファンが絶賛の感想を上げています。長い連載期間があったために、最終回になった時には大きな話題になりました。ネット上には医龍の最終回を残念がる感想が集まりました。

この記事では、医龍のネタバレあらすじやキャラクター、ネット上の感想などを紹介してきました。医龍はテレビドラマもメガヒットを記録したので、原作となった漫画作品にも注目が集まりました。最終回までのネタバレあらすじや結末など、様々なことが話題になっています。この記事で紹介したネタバレあらすじにも注目して、医龍をお楽しみください。