【ニーア オートマタ】黒幕を考察！ヨルハ計画の立案者ではなくN2（赤い少女）？

アンドロイド達に絶滅したはずの人類の存在を認識させるべく結成された、ヨルハ部隊の活躍を描いたニーア オートマタ。黒幕はヨルハ計画と深く関わっており、ジャッカスや赤い少女などが黒幕候補に浮上しました。以下では、ニーア オートマタの黒幕の正体について、コンサートやヨルハ計画をもとに考察しました。

人気ゲームシリーズを原作とするニーア オートマタのアニメ。2023年1月にアニメ1期が放送され、2024年にアニメ2期の放送が予定されています。

地球がエイリアンに占領されてから数千年後、月面へ追いやられた人類は地球の奪還を目指して、攻防戦を繰り出します。エイリアン側の基地の攻撃を遂行するヨルハ部隊のアンドロイド兵士・2B。S9と合流し、機械生命体との戦いに挑みます。一方、ヨルハ部隊の活躍の裏ではヨルハ計画が遂行され、黒幕が暗躍していました。

以下では、ジャッカスや赤い少女が候補にあがったニーア オートマタの黒幕候補について、コンサートやヨルハ計画から考察しました。

ニーア オートマタの黒幕候補の1人目・ジャッカスは、砂漠付近を拠点に活動する情報分析担当官であり、戦闘型のアンドロイドです。また、アンドロイドが感染するウイルスにかかっておらず、作中でも珍しい存在となっています。主人公の2Bとも関わりがあり、ヨルハ計画について何かしら知っている可能性が浮上したジャッカス。

機体生命体を持ち出して戦わせたり、怪しい実験に手を出すなど黒幕を匂わせる要素が指摘されます。一方、ヨルハ計画は知っているものの、関与は薄いとも考えられるでしょう。

ヨルハ計画の立案者であり、ヨルハ機体を生み出した優秀なエンジニア・アンドロイドです。ヨルハ計画の関係の深さから、ニーア オートマタの黒幕の有力候補と考えられるジニア。しかし、計画の危険性に気づいたことから、ヨルハ計画を中止する立場に回りました。その後、ベースモデルの9号に殺害され、ニーア オートマタ開始時点ではすでに存在しません。

このようなキャラ設定から、ジニアはニーア オートマタの完全な黒幕とは言い難いでしょう。しかし、ジニアがヨルハ計画を立案しなければ悲劇が起きることはなく、間接的な意味での黒幕とも考えられます。

人類軍からN2の呼称がつけられた、概念人格の赤い少女。概念人格は、創造主のエイリアンに反逆し、自我に目覚めた機械生命体から誕生した存在です。ヨハル計画とは無関係であったものの、人類の絶滅やアンドロイドの真実を知った可能性があります。そして、機械生命体にとって有利な状況を生み出すべく、ヨハル計画を利用したと考察できます。

もし、N2こと赤い少女が黒幕だった場合、ヨハル計画を遂行する目的は概念人格の進化が考えられるでしょう。作中では、月面の人類サーバーの破壊を計画していた赤い少女。彼女の目的は一体、何でしょうか。

ヨルハ部隊のサポート役を担う、人間に近い知性を持つユニットであり、数字が小さいほど知性が高くなります。ポッドが黒幕候補に浮上したのは、彼らがヨルハ計画の進行管理を担っている点です。また、ネットワークを使って情報を共有しており、ヨルハ部隊を自分たちの想い通りに誘導することも可能でしょう。一方、ポッドには自我はないとされるも、Eエンドでの塔の崩壊後にポッド042に自我が備わりました。

ニーア オートマタでは2B等のアンドロイドを復活させようとした他、Eエンドのコンサート「人形達ノ記憶」での9S復活にも関与しています。当初は黒幕説が濃厚だったポッドでしたが、ストーリーを追うごとに黒幕の可能性が低くなっています。

ベースモデルのヨルハ機体であり、9Sの祖先のような存在と言われる9号。ヨルハ計画の立案者・ジニアを殺害した犯人でもあります。機械生命体から自身のブラックボックスが生み出されたことを知り、ジニアや他のベースモデルを殺害した9号。その後、機械生命体によってヨルハ部隊が壊滅する筋書きを実現させるべく、ヨルハ計画に付け加えます。

一定期間を過ぎるとバンカーのバックドアが解放され、ヨルハ計画は9号の思惑通りとなりました。しかし、9号は2号によって倒され、ニーア オートマタ開始時点では過去の人物として扱われています。すでに本人がいないという点から、ジニアと同様、9号も黒幕とは言い難いでしょう。

以下では、二ーア オートマタの世界で進行するヨルハ計画の時系列計画の結末について、考察を交えながらまとめました。

謎の奇病の蔓延を受け、人類存続をかけて実行されたゲシュタルト計画。しかし、計画は失敗に終わり、西暦4200年に人類は絶滅しました。その事実は、人類のために戦うアンドロイドの間で噂となり、戦う目的を失ったことで士気が低下します。そこで打ち出されたのがヨルハ計画でした。これは、人類滅亡の事実を隠蔽すると同時に、人類は月で生き続けているという偽情報をアンドロイドに認識させるものです。

そして、ヨルハ計画の立案者が黒幕候補に挙がったジニアであり、管理アンドロイドによって計画が進められました。アンドロイドに人類の存在をアピールする目的で、ヨルハ部隊が作られます。一方、この部隊はヨルハ計画を遂行するための道具にすぎず、ヨルハ部隊にはAIが搭載されていません。また、立案者のジニア自身も、ヨルハ計画のリスクの高さから計画を断念しました。

しかし、ベースモデルの9号がヨルハ計画に目をつけ、ジニアを殺害後、計画の筋書きを追加しました。その内容は、一定期間を過ぎるとバンカーのバックドアが開き、ヨルハ部隊が機械生命体に破壊されるものです。4号や21号も倒して暴走する9号でしたが、最後は2号に倒されました。

アンドロイドの士気向上のために発案されたヨルハ計画。その最終段階はヨルハ部隊の破壊、つまり計画そのものの隠蔽です。ヨルハ部隊が作られた目的は、アンドロイド達に人類の生存を認識させるためでした。そのため、目的を達成できればヨルハ部隊は不要となり、計画を隠蔽するために存在そのものがけされます。ヨルハ部隊に所属する2Bや9Sも、全ての計画が終われば破壊される運命が待っています。

一方、ヨルハ部隊が計画について知っているかは、作中では明確にされていません。しかし、ヨルハ部隊に計画を知られることは、彼らが反旗を翻す危険もあります。もちろん、計画の真実に近づく者は、司令官の命令によって破壊されます。2Bや9Sにとっても、ヨルハ計画は非常に残酷なものでしょう。

以下では、人気ゲームシリーズのアニメ化が話題を呼んだ、ニーア オートマタに関する感想や評価をまとめました。

コンサートやヨルハ計画から様々なキャラが黒幕候補に浮上したニーア オートマタ。ジャッカスやポッド、過去の人物であるジニアや9号が黒幕と考察されるも、根拠に乏しいため黒幕とは断定しにくいでしょう。一部では、N2こと赤い少女が黒幕の有力候補と考えられています。果たして、ニーア オートマタの黒幕は誰なのか、アニメ2期への期待が高まっています。

コンサートやヨルハ計画から、黒幕候補に浮上したN2（赤い少女）。自我を持った機械生命体・概念人格であり、ニーア オートマタでは重要キャラクターに位置付けられています。もし、赤い少女が黒幕だった場合、その目的は何でしょいうか。SNSでは、自らが創造主となって新たな世界、自分たちの世界を創ることが赤い少女の目的ではとの意見もみられ、赤い少女への注目が高まっています。

ニーア オートマタにて、2Bと共にヨルハ部隊として活躍する9S。ヨルハ部隊は、ヨルハ計画の最終段階にて破壊される運命にあるものの、ヨルハ部隊のアンドロイド達にはその事実を知らされていません。しかし、何かしらのきかっけで真実を知ってしまう可能性もあり、9Sもその1体ではと推測されています。ニーア オートマタでは違和感のある行動をみせており、9Sが黒幕と考える意見も見られます。

ニーア オートマタの黒幕について、コンサートやヨハル計画から考察しました。ジャッカスやジニアなどのキャラが黒幕候補にあがったニーア オートマタ。概念人格であるN2（赤い少女）が、黒幕の正体と注目されています。果たして、ニーア オートマタの黒幕は赤い少女なのでしょうか。または、二ーア オートマタの未登場キャラの可能性も考えられるでしょう。