【マッシュル】神覚者が弱い・かませと言われる理由は？敗北シーンや生死を考察

『マッシュル』の主人公・マッシュルは神覚者になることを目指して名門魔法学校・イーストン校へ入学しています。神覚者はかなりの強さを誇り、国の運営を担うほどの存在です。しかし、悪魔の五つ子に敗北して磔にされたシーンあたりから、ファンからは弱い・かませと言われるようになりました。

では、実際に神覚者は弱いのか？ここからはマッシュルの神覚者について、弱い・かませと言われる理由や死亡したと言われる理由、磔にされたシーン、キャラと強さ、神覚者になるための試験などをネタバレありで紹介します。それではまず、マッシュルの作品情報から見ていきましょう。

『マッシュル-MASHLE-』は週刊少年ジャンプ（集英社）にて2020年9号から2023年31号まで連載されていたシュール・ギャグ漫画です。魔法が使えるのが当たり前の世界を舞台に、魔法を使えないながらも長年の筋トレによって培った異常な筋力によるパワーを持つ主人公マッシュ・バーンデッドが活躍する物語となっています。メディアミックスとして2023年にアニメ化され、第1期が2023年4月8日から7月1日まで放送されています。

ここでは『マッシュル』の簡単なあらすじを紹介します。魔法が存在する世界「魔法界」では、卓越した魔法使いたちが所属する魔法局によって管理される社会が形成されていました。その社会は魔法至上主義であり、魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分されてしまいます。魔法不全者の少年マッシュは、養父ㇾグロに赤ん坊の頃に拾われ、密かに育てられてきました。しかしある日、ひょんなことからマッシュの存在が魔法警察に露見してしまい…

マッシュルには魔法界の中枢を担うエリートを輩出してきた名門魔法学校イーストン校が存在します。そのイーストン校では年に1度、優秀な魔法使いが表彰されるイベントが開催されます。神覚者とは、このイベントで表彰される生徒に送られる称号のことです。神覚者となった者にはさまざまな特権が与えられます。2024年3月時点で判明している権利は、「貴族階級への昇格」「10億L（ロンド）の助成金」などがあります。

それでは早速、マッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由について見ていきましょう。ここでは神覚者が弱い・かませと言われる理由について、神覚者が悪魔の五つ子に敗北し磔にされたシーンなどを交えて紹介します。

マッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由の一つとして、神覚者たちが実力者として描写されていたことが挙げられます。遥か昔、魔法界では小国家同士の争いが起きており、その戦いに魔法使いたちも参加していました。二線魔導士が登場し戦況が大きく変わるという戦いを繰り返す中、ウォールバーグの師匠であるアダム・ジョブズが出現し、猛威を振るって魔法界を一つにしました。

その後はアダムのような圧倒的な力を持つ者は「神に選ばれし者」として崇め奉られ、神覚者と呼ばれるようになったのです。実際に作中ではガーゴイル族やオーク族、ケンタウロス族、ガーゴイル族を相手に神覚者全員が傷一つ付かずに圧勝したり、神覚者レイン・エイムズが学生相手に圧倒的な実力の差を見せつけたりするなど神覚者らしい迫力や威厳がありました。

続いてマッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由の一つとして、神覚者たちが悪魔の五つ子に倒されたことが挙げられます。悪魔の五つ子とは、アダム・ジョブズのもう一人の弟子、イノセント・ゼロの息子たちのことです。悪魔の五つ子は神覚者と同等かそれ以上の強さを持つとされています。神覚者たちはその悪魔の五つ子に倒されてしまいました。それも特に戦闘描写がされることなくあっさり敗北してしまったのです。

 続いてマッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由の一つとして、ライオ・グランツ以外の4人が敗北後に磔にされたことが挙げられます。悪魔の五つ子に倒されてしまったとはいえ、それも仕方なかったと言わざるを得ません。なぜなら悪魔の五つ子の心臓が魔心臓であり、魔力をエネルギーにすることで体を治癒することができ、かつイノセント・ゼロの血を入れることで魔力を回復することができるという実質不死身の状態だからです。

ただ、悪魔の五つ子に敗北したレナトスたちが無様にも磔にされてしまったことにより、読者の中で「神覚者たちは弱い」「かませ」という意見が強くなりました。磔にされたうえ、イノセント・ゼロに針で貫いて苦しめられたということも弱い・かませとの意見が強くなった理由の一つでしょう。

悪魔の五つ子に敗北し磔にされた神覚者ですが、ファンからはその後死亡した言われる一方、生存しているとも言われています。果たして神覚者は磔にされた後どうなったのでしょうか？ここでは神覚者が死亡・生存していると言われる理由について見ていきましょう。

神覚者たちは磔にされた後、姿を見せていません。このことから神覚者たちは死亡したのではないか？と疑問視する声があがるようになります。では、実際に神覚者たちは死亡したのか？結論から言うと、神覚者たちの生死は不明です。

読者からは神覚者が生存しているという声もあがっています。神覚者たちは悪魔の五つ子との戦闘でボロボロになり多くの血を流しているにも関わらず、追い打ちでイノセント・ゼロに針で貫かれて苦しめられました。失血死もあり得る状態で、死亡していてもおかしくありません。

ただ、マッシュルにはあまり死亡者が出ないという特徴があります。そのためライオたちがイノセント・ゼロの本拠地に乗り込む際に神覚者たちを回収して、治療を受けているという可能性もあります。

ここではマッシュルの神覚者のキャラと強さについて一覧で詳しく紹介します。では、まずはじめにフィン・エイムズの兄としてたびたび登場していたレイン・エイムズから見ていきましょう。

まずはじめにマッシュルの神覚者の一人、レイン・エイムズについて紹介します。レイン・エイムズは主人公マッシュ・バーンデッドの友人であるフィン・エイムズの兄です。「戦の神杖」の称号を持ちます。史上最年少で3本目のアザを覚醒しており、まだ学生ながら神覚者の役職の中では魔法道具管理局の局長というポジションを与えられています。その強さは第四魔牙を軽く撃破するほどです。

続いてマッシュルの神覚者の一人、ライオ・グランツについて紹介します。ライオ・グランツは魔法警備隊長です。「光の神杖」の称号を持ちます。精神性などを含めた「男前」という基準で人を評価したがるため、魔法が使えないことが発覚して緊急尋問にかけられても、物怖じしないマッシュを気に入っています。その強さは魔法界最強と言われるほどです。

続いてマッシュルの神覚者の一人、レナトス・リボルについて紹介します。レナトス・リボルは魔法墓地管理局長です。「不死の神杖」の称号を持ちます。死者を召還・使役する魔法の使い手で、アンデッツやアンデッドウィールといった魔法を使います。その中でも「不死身」というバラバラにされても即座に再生するほどの不死性を持つ技はかなり強いです。

続いてマッシュルの神覚者の一人、ツララ・ヘイルストーンについて紹介します。ツララ・ヘイルストーンは魔法研究管理局長です。「氷の神杖」の称号を持ちます。広範囲を凍結させる氷魔法を使いますが、魔法名など詳細は出ていません。その強さはパルト・トルトとその取り巻きを一瞬にして凍結させるほどです。

続いてマッシュルの神覚者の一人、カルド・ゲヘナについて紹介します。カルド・ゲヘナは魔法人材管理局長です。「炎の神杖」の称号を持ちます。ほかの神覚者とは異なり、カルドは剣を使います。カルドが使う剣の刃には鞘の中に内蔵された杖によって、触れたものが燃え尽きるまで燃え続けるという黒炎の魔法がかけられているため、触れただけでも致命傷に至ってしまいます。

続いてマッシュルの神覚者の一人、アギト・タイロンについて紹介します。アギト・タイロンは魔法動物局管理局長です。「竜の神杖」の称号を持ちます。漫画110話にて少し戦った程度であるため、魔法の詳細は不明です。ただ、いつも小さなドラゴンと一緒に行動していることから、魔物を使役する魔法と推察されます。

続いてマッシュルの神覚者の一人、ソフィナ・ブリビアについて紹介します。ソフィナ・ブリビアは魔法禁書管理局局長です。「知の神杖」の称号を持ちます。巨大な剣を本の角で軽々と受け止めるほどの怪力の持ち主です。

続いてマッシュルの神覚者の一人、オーター・マドルについて紹介します。オーター・マドルは魔法局魔法魔力管理局局長です。「砂の神杖」の称号を持ちます。両親ともに魔法局に勤めるエリート一家の長男で、弟にワース・マドルがいます。

ここまでマッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由や死亡・生存していると言われる理由、キャラと強さについて詳しく紹介してきました。では、神覚者になるにはどうしたらいいのでしょうか？ここでは神覚者になるための試験をネタバレありで紹介します。

マッシュルの神覚者になるための試験の1つとして、イーストン魔法学校での級硬貨の収集が挙げられます。級硬貨は授業・課外活動・テスト・学校行事の成績によって生徒に与えられるものです。その評価によって金・銀・銅の級硬貨が与えられ、3学期の時点で5枚以上所有していれば、神覚者候補となります。

次にマッシュルの神覚者になるための試験の1つとして、神覚者候補選抜試験が挙げられます。神覚者候補選抜試験は金の級硬貨を5枚集めた者だけが出場できる試験です。

3次試験までおこなわれ、それぞれ1次試験は「死霊の狩場」というステージに隠された鍵を見つけて脱出する試験、2次試験は「命の水晶」という3人1組のチーム全員に配られた水晶を、すべて割られたチームが失格になる試験、そして3次試験は2次試験をクリアした者同士で1対1の対決をおこなう試験となっています。

次にマッシュルの神覚者になるための試験の1つとして、神覚者選定最終試験が挙げられます。神覚者選定最終試験は試験前に神覚者による口頭試問があります。口頭試問に合格後は本試験です。本試験ではまずグリーフの屋敷内に散らばったスターキーを5つ集めます。そして、5つのスターキーを使って宝箱を開け、その中にある「始まりの杖」を手にすることで神覚者になることができます。

ここまで『マッシュル』の生死状況やキャラと強さ一覧、神覚者になるための試験、神覚者が弱い・かませと言われる理由などを紹介してきました。では、最後にマッシュルの神覚者に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『マッシュル』の神覚者に関する声があがっています。こちらでは神覚者がかませにされたことを残念に思っているようです。

神覚者が磔にされたシーンに関する声があがっています。こちらでは神覚者が磔にされたことに驚かれているようです。

磔にされた神覚者のその後に関する声があがっています。こちらでは神覚者は死亡したのではないか？と疑問視されているようです。

本記事ではマッシュルの神覚者が弱い・かませと言われる理由を解説しつつ、神覚者のキャラと強さを一覧で詳しく紹介しました。マッシュルの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、神覚者の活躍に注目していただければ幸いです。