【スパイファミリー】アニメの主題歌まとめ！歴代OP・EDや劇場版の曲も一覧で紹介

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」とは、少年ジャンプ+にて連載中の漫画です。テレビアニメ化されたことでブームと呼べるほどの大ヒットを記録しており、2023年12月にはファン待望の劇場版も公開されました。この記事では、スパイファミリーのアニメ版にスポットを当て、テレビア版歴代OPとED主題歌、そして劇場版の主題歌を一覧にまとめます。併せて、メインキャラクターの声優も取り上げるため、参考にしてください。

スパイファミリーの原作漫画は、2024年3月現在、少年ジャンプ+にて連載されています。同サイトにおける歴代最大のヒット作として知られており、コメント数や閲覧数の記録を作りました。スパイファミリーの原作者は、遠藤達哉です。同作品のコミックスは、12巻まで刊行中で、累計発行部数は3400万部を突破しました。また、スパイファミリーは、2023年に「第52回日本漫画家協会賞」コミック部門大賞を受賞しています。

スパイファミリーは、原作漫画が大反響を巻き起こしたことを受けて、メディアミックスが展開されています。ブームのきっかけとなったテレビアニメ版は、Season1が2022年に、Seson2が2023年に放映されました。また、2023年12月23日より、「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」が上映されており、2024年2月19日時点で興行収入60億円を突破する大ヒットを収めているのです。

また、スパイファミリーには、ミュージカル版もあります。ミュージカル版は、2023年3月から5月にかけて、東京、兵庫、福岡の三都市で上演されました。なお、スパイファミリーはテレビアニメ版とミュージカル版ともに円盤化されており、アニメ版はAmazon Prime Videoなど複数の有料動画配信サービスにて視聴可能です。

スパイファミリーの舞台は、東西の間に鉄のカーテンが下りて、東国と西国に別れた世界です。両国の歴代の政治家や権力者たちは、表面上は平和を保ってきました。ところが、東国の政治家ドノバン・デズモンドが東西平和を脅かそうとしており、その情報をキャッチした西国は、凄腕のスパイ黄昏を東国へと送り込んだのです。黄昏は、ドノバンに接触するべく「オペレーション梟」を実行に移し、疑似家族を作るべく動き出しました。

スパイファミリーのテレビアニメ版は、原作漫画に劣らないメガヒットを収め、劇場版の公開まで上り詰めました。同作品のアニメ版は、原作に忠実な作画とストーリー展開が人気の一方、歴代主題歌も高評価されているのです。同作品のOPには、どのような主題歌が起用されてきたのでしょうか？この章では、スパイファミリーの歴代OP主題歌を一覧にまとめて、アーティストと楽曲の魅力を中心に紹介していきます。

スパイファミリーのテレビアニメ版歴代OP主題歌を、一覧にまとめました。最初に紹介するのは、記念すべき歴代第1作目となった、official髭男dismの「ミックスナッツ」です。official髭男dismは、4人組のロックバンドで、2012年に活動開始し2018年にメジャーデビューしました。2019年にリリースした2ndシングル「Pretender」が大ヒットしたことでブレイクし、現在は日本を代表するロックバンドの一つと評されています。

ミックスナッツは、スパイファミリーのOP主題歌として、official髭男dismのボーカルとキーボード担当の藤原聡が書き下ろした楽曲です。スパイ映画のメインテーマを彷彿させるようなジャジーなイントロから導き出されたサウンドは、グルーヴ感がありながらポップでもあり、同作品の世界観を浮き彫りにした歌詞とも絶妙にマッチングしていると高評価されました。歴代主題歌の中でも、特に人気の高い曲として知られています。

スパイファミリーの歴代OP主題歌一覧の2曲目は、BUMP OF CHICKENの「SOUVENIR」でした。BUMP OF CHICKENは、2000年のシングル「jupiter」でメジャーデビューした4人組ロックバンドです。2001年にリリースした2枚目のシングル「天体観測」が、55万枚の大ヒットを記録したことで注目され、その後も「涙のふるさと」や「グッドラック」などオリコン最高1位の曲を多数リリースし、人気を得ています。

スパイファミリーの歴代OP主題歌2作目のSOUVENIRは、ツインギターのカッティングと自在に動くベースラインから発せられるイントロが印象的なロック・チューンに仕上がっています。旅人の出会いと日常をテーマにしたと思われる歌詞が、スパイファミリーの疑似家族という設定と噛み合っていると評されており、サビのコーラスで一気に盛り上がっていく展開と相まって、バンドとアニメの双方のファンから高評価されていました。

スパイファミリーのテレビアニメ版歴代OP主題歌を、一覧で紹介しています。3曲目は、Adoの「クラクラ」です。クラクラは、彼女の20枚目の配信シングルとして、2023年10月5日にリリースされました。Adoは、2002年10月24日生まれの女性ミュージシャンで、ボーカロイド楽曲に影響されて音楽活動を始めています。2020年10月23日リリースの1stシングル「うっせぇわ」がメガヒットを収めて、一躍注目されました。

スパイファミリーのSeson2のOP主題歌のクラクラは、Adoが影響を受けているボーカロイド楽曲の要素が顕著なアップテンポナンバーです。彼女のボーカルは加工を施されており、これまでの2曲のOP主題歌とは明らかに趣を異にしています。そのため、従来のファンからは賛否両論の声が上がったとのことですが、スパイファミリーの世界観の広がりにつながっているという好意的な意見も多く、注目を集めていました。

スパイファミリーの歴代主題歌については、高評価されているのはOPばかりではないといわれています。ED主題歌もまた、豪華ミュージシャンが担当しており、同作品とアーティストのファンのみならず、広く一般層にもアピールしていました。それでは、ED主題歌は、どのような楽曲があるのでしょうか？この章では、スパイファミリーの歴代ED主題歌を一覧にまとめて解説、紹介していきます。

スパイファミリーの歴代ED主題歌一覧で、最初に挙げるのは星野源の「喜劇」です。星野源は、1981年生まれのミュージシャンで、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で主演を務めるなど、俳優としても活躍してきました。プライベートでは、「逃げ恥」で共演した女優の新垣結衣と2021年に結婚しています。また、くも膜下出血という大病を乗り越えて活動していることで、熱心なファンの多いミュージシャンとしても有名です。

スパイファミリーのED主題歌である星野源の喜劇は、星野源の考えるところの家族像とスパイファミリーで描かれる疑似家族がシンクロしているかのような歌詞が印象的なミディアムテンポのナンバーです。サビで展開される彼らしいファルセットボイスの美しさや、低音域が活かされた骨太のバンドサウンドなど、音楽面での聴きどころも多く、歴代ED主題歌の中でも際立った人気を獲得してきました。

スパイファミリー歴代ED主題歌一覧紹介の続きです。Season1の後期ED主題歌となったのが、yamaの「色彩」でした。yamaは、2018年より活動を開始している女性ミュージシャンであり、「山上」名義でロックバンドBINのボーカルを務めていることでも知られています。彼女は、中学生時代よりボーカロイド楽曲の「歌ってみた」制作をしており、そこでの高評価がきっかけでプロミュージシャンになりました。

スパイファミリーSeason1後期ED主題歌の色彩は、yamaのボーカロイド楽曲を歌い込んできた経験値が活かされた、早口のボーカルが印象的なアップテンポ楽曲に仕上がっています。また、デジタル楽器を強調したサウンドにもボーカロイド楽曲の影響が窺え、バンドサウンドを強調した星野源の喜劇と比較すると、両曲の鮮明な違いに多くのファンが驚かされたとのことです。

スパイファミリーのSeson2のED主題歌は、Vaundyの「トドメの一撃 feat. Cory Wong」です。Vaundyは、2000年生まれのミュージシャンで、2019年にメジャーデビューしました。作詞作曲とアレンジはもとより、アートワークや映像プロデュースも行えるマルチクリエイターとして知られており、2022年には「第73回紅白歌合戦」に出場して、高い年齢層の間でも新規と支持を得ています。

Vaundyのトドメの一撃は、アメリカのギタリストコーリー・ウォンが参加しています。コーリーのギタープレイは、1980年代に一世を風靡したAOR（アダルト・オリエンテッド・ロック）を思わせる都会的な音色を響かせており、Vaundyの作り出すシティポップ的な世界観と絡み合っていました。また、Vaundyのボーカルは、中盤でラップ的な要素も見られます。ジャケットとMVには、女優の長澤まさみが参加しました。

遠藤達哉原作の漫画スパイファミリーは、老若男女がとっときやすいストーリー展開や、アーニャ・フォジャーの爆発的な人気などで、劇場版が公開されるほどのメガヒット作品となりました。また、劇場版も成功を収めていることで、同作品はさらなる高みに達しようとしていると、高評価されているのです。この章では、スパイファミリーの劇場版の概要を紹介しながら、主題歌についても触れていきます。

スパイファミリーの劇場版は先にも書きましたが、正式タイトルを「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」といいます。公開日は、2023年12月23日でした。2024年3月現在上映中で、興行収入は60億円からさらなる上積みが期待されています。劇場版は、脚本を「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のシリーズ構成で知られる大河内一楼が担当して話題になりました。彼は、テレビアニメ版Seson2にも携わっています。

スパイファミリーの劇場版の主題歌は、official髭男dismの「SOULSOUP」です。SOULSOUPは、彼らの13枚目の配信限定シングルとして、2013年12月13日にリリースされました。作詞作曲は、藤原悟が務め、アレンジはバンドメンバー全員で行っています。SOULSOUPは、ミックスナッツと同様に、スパイファミリーの主題歌として書き下ろされた楽曲であり、バンドと作品両方のファンから歓迎されたとのことです。

SOULSOUPは、ホーンセクションが印象的なイントロに導かれた軽快なポップチューンです。それでいて、ビッグバンドジャズを思わせるスケールの大きさを持ち合わせており、劇場版の主題歌に相応しい仕上がりになっていると高評価されました。また、藤原聡のハイトーンボーカルも、非常に特徴的に響いています。タイトルや歌詞に表現されているスープを、ラーメンスープに重ねたMVも話題になりました。

なお、スパイファミリーの劇場版ED主題歌は、星野源の「光の跡」であることがわかっています。同曲は、星野源らしい軽やかさとメロウさが強調されたミディアムテンポのナンバーに仕上がりました。テレビアニメ版のSeason1の主題歌を担当したミュージシャンが劇場版で揃い踏みしたことで、多くのファンが喜んだとのことです。

スパイファミリーのアニメ版は、豪華声優陣の共演でも知られています。また、声優陣の演技が高評価されていることでが、アニメ版の大ヒットにも繋がりました。この章では、スパイファミリーのアニメ版の声優キャストを、一覧にまとめて紹介していきます。

ロイド・フォージャーこと黄昏は、スパイファミリーの主人公で、西国一の凄腕スパイです。ロイドは、オペレーション梟完遂のために、ヨルを妻に、アーニャを娘に迎えて疑似家族を演じることになりました。ロイド役を演じているのは、声優の江口拓也です。江口拓也は、2008年に声優デビューしました。主な出演作品には、「機動戦士ガンダムAGE」のアセム・アスノ役や「バキ」の花山薫役などがあります。

アーニャ・フォージャーは、スパイファミリーで一番の人気キャラクターです。他人の心を読むことができる超能力者のアーニャは、そのことを隠しながらも、フォージャー家を引っかき回していきました。アーニャ役を演じているのは、種﨑敦美です。種﨑敦美は、声優界において屈指の実力派として知られました。代表作には、「葬送のフリーレン」のフリーレン役、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険（2020）」のダイ役があります。

ヨル・フォージャーは、ロイドの妻、アーニャの母を演じている女性ですが、その正体は「いばら姫」という殺し屋です。単純な身体能力ではロイドを上回っており、彼女のスキルで乗り越えた危機も多くありました。ヨル役を演じているのは、声優の早見沙織です。2007年にデビューした彼女は、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の雪ノ下雪乃役など、多くの大ヒット作品でメインキャラクターを演じてきました。

ポンドは、フォージャー家のペットの大型犬です。モデルとなった犬種は、グレートピレニーズだと原作者の遠藤達哉が明かしていました。ボンドは、未来予知能力を有しており、アーニャだけが同じ光景を見ることができます。ボンド役を演じている声優の松田健一郎は、「ディスクウォーズ:アベンジャーズ」のハルク役などを演じていました。

フランキー・フランクリンは、東国の人間でありながら、黄昏（ロイド）に協力しているキャラクターです。アーニャからは、「もじゃもじゃ」のあだ名で慕われていました。フランキー役を演じているのは、声優の吉野裕行です。吉野裕行は、「僕のヒーローアカデミア」のプレゼント・マイク役など、多くの大ヒット作品に出演しました。

シルヴィア・シャーウッドは、西国の諜報機関WISEの女性管理官で、黄昏の上司でもあります。「鋼鉄の淑女」の異名を持つ彼女は、戦争を激しく憎んでいる描写が見られました。シルヴィア役を演じているのは、甲斐田裕子です。2000年に声優デビューした彼女は、吹き替え声優として知られ、アン・ハサウェイやミシェル・ロドリゲスなど錚々たる名女優を担当しています。

ヘンリー・ヘンダーソンは、アーニャやドノバンの息子ダミアンが通うイーデン校の教師にして、セシル寮の寮長でもあります。エレガントであることにこだわり、アーニャのことを陰ながら評価していました。ヘンリー役を演じているのは、人気ベテラン声優の山路和弘です。山路和弘は、アル・パチーノやヴァル・キルマーの吹き替え担当をはじめ、多くのテレビアニメ作品に出演していました。

ユーリ・ブライアは、ヨルの実弟です。表向きは外交官ですが、その正体は国家保安局の少尉と判明しました。ユーリは、姉が殺し屋だと知りません。ユーリ役を演じているのは、声優の小野賢章です。小野賢章は人気声優として知られており、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のジョルノ・ジョバァーナ役、「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役など、多くの大ヒット作品でメインキャラクターを演じました。

この章では、スパイファミリーの主題歌に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同作品の主題歌は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、スパイファミリーの大ファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版Season1の主題歌のアーティストについて、豪華過ぎると大喜びしていました。

こちらは、音楽やアニメの大ファンだと思われる方のツイートです。スパイファミリーのSeason1前半のOP主題歌を聴いて、ビッグバンドジャズ風味でかっこいいと高評価していました。

こちらは、J-POPの大ファンだと思われる方のツイートです。スパイファミリーの劇場版のED主題歌を担当したのが星野源だと知って驚いたとつぶやいています。

この記事では、スパイファミリーのアニメ版の歴代主題歌を紹介してきました。OPとED主題歌に注目しながら、スパイファミリーのアニメ版を観てください。