【葬送のフリーレン】シャルフはヘタレイケメン!強さ・魔法やヴィアベルとの関係は?

『葬送のフリーレン』のシャルフは、一級魔法使い試験の受験者として登場した魔法使いです。作中ではヴィアベルやエーレと同じパーティーになり、ともにさまざまな試練をくぐり抜けました。本記事では、葬送のフリーレンのシャルフの強さや使える魔法、弱点などを詳しく解説します。アニメの葬送のフリーレンでシャルフ役を担当した、声優の村井雄治さんのプロフィールや出演作品も紹介します。

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目次

  1. 葬送のフリーレンのシャルフはヘタレイケメン
  2. 葬送のフリーレンのシャルフの強さや魔法・弱点
  3. 葬送のフリーレンのシャルフとヴィアベルとの関係
  4. 葬送のフリーレンのシャルフの性格や再登場の可能性
  5. 葬送のフリーレンのシャルフの活躍をネタバレ
  6. 葬送のフリーレンのシャルフの声優
  7. 葬送のフリーレンのシャルフに関する感想や評価
  8. 葬送のフリーレンのシャルフまとめ

葬送のフリーレンのシャルフはヘタレイケメン

『葬送のフリーレン』は、勇者や魔法使いが登場するファンタジー漫画です。主役が魔法使いであるため、魔法に関する描写が多く出てきます。中でも魔法使いたちの活躍が目立つのが、「一級魔法使い試験編」と呼ばれているエピソードです。このエピソードでは大勢の個性豊な魔法使いが登場し、熱い戦いを繰り広げました。

本記事で紹介するシャルフというキャラも、この一級魔法使い試験編で新たに登場した魔法使いです。フリーレンやフェルンとはまた違う戦い方で、物語を盛り上げてくれました。では、葬送のフリーレンのシャルフとはどのようなキャラか、強さや魔法、弱点などを詳しく見ていきましょう。葬送のフリーレンのアニメでシャルフ役を担当した、声優の村井雄治さんについても解説します。

葬送のフリーレンの作品情報

葬送のフリーレンの概要

葬送のフリーレンは、週刊少年サンデーで連載中の漫画です。葬送のフリーレンが初めて掲載されたのは、2020年に発売された週刊少年サンデーの22・23合併号です。原作者の山田鐘人さんがストーリーを考え、作画担当のアベツカサさんが絵をつけています。葬送のフリーレンはこれまでに、第14回マンガ大賞、第25回手塚治虫文化賞新生賞、第69回小学館漫画賞を受賞しています。

葬送のフリーレンは、連載が始まってから1年半ほどでアニメ化が決定しました。それから約1年後の2023年9月から、日本テレビ系列でテレビアニメの放送が開始します。第1話から第4話は、まとめて金曜ロードショーで放送されました。配信サイトでは、話数ごとに分割されて配信されています。葬送のフリーレンのアニメは連続2クールで放送され、2024年3月までに全28話の放送が予定されています。
 

葬送のフリーレンのあらすじ

勇者一行の魔法使いであるフリーレンは、仲間たちとともに魔王を倒しました。エルフのフリーレンは人間とは時間感覚が異なり、それから50年もの間1人で魔法収集の旅に出ました。フリーレンが久しぶりに仲間と会うと、彼らはすっかり歳を取っていました。それから勇者ヒンメルが亡くなり、フリーレンは自分が彼のことを何も知らなかったと気づき愕然とします。フリーレンはヒンメルの死をきっかけに、人を知るための新たな旅に出ました。

シャルフのプロフィール

葬送のフリーレンのシャルフは、背の高い三級魔法使いの男性です。髪の毛をオールバックにして、頭部の下半分は刈り込んでいます。一筋だけ流れる、長めの前髪が特徴です。シャルフの年齢は、作中では明かされていません。

ただ、作中でヴァイベルに甘える様子を見せていたことから、ヴィアベルよりも年下である可能性が高いです。ヴィアベルは30代前半であることがわかっているため、シャルフは20代半ばから後半であると推察されます。我流で魔法を習得した知性派の魔法使いですが、泣き言が多いという欠点もあります。

葬送のフリーレン|BS日テレ

葬送のフリーレンのシャルフの強さや魔法・弱点

葬送のフリーレンにはさまざまな魔法使いが登場し、独自の魔法を使って活躍します。強さもそれぞれで、相性次第では三級魔法使いが一級魔法使いに勝つこともあります。では、三級魔法使いとして登場したシャルフには、どの程度の強さがあるのでしょうか?

ここでは、シャルフが作中で使用した魔法や魔法使いとしての強さについて詳しく解説します。また、作中では、シャルフの強さだけでなく弱点についても言及されています。シャルフの弱点とは何か、使用魔法や強さとともに説明します。

シャルフの花弁を鋼鉄に変える魔法

葬送のフリーレンの世界では、現代の魔法使いたちは一般攻撃魔法(ゾルトラーク)を頻繁に使います。しかし、一般攻撃魔法は防御魔法で簡単に防げるため、それ以外に自分の得意魔法を持っている魔法使いがほとんどです。シャルフが得意としている魔法は、花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)です。この魔法はその名の通り、無数の花弁を鋼鉄に変えて相手を攻撃することができます。

一級魔法使い試験でシャルフと戦ったラントも、この魔法には素直に賞賛の意を示しました。花弁を鋼鉄に変える魔法は相手の防御魔法をかいくぐるため、数ある攻撃魔法の中でもかなりの強さを誇る魔法だといえるでしょう。また、鋼鉄に変えた花弁を集めて、盾として使用することもできます。ただ、花弁がない場所では魔法が使えないという弱点もあります。原作ではシャルフは花束を持ち歩くことで、その弱点を補いました。

アニメではこの部分が改変され、シャルフは花畑を出す魔法を使っています。確かに、花畑を出す魔法を使うことができれば、わざわざ花束を持ち歩く必要はありません。アニメのシャルフは花畑を出す魔法を使えるようになったことで、自身の弱点をひとつ減らしました。そのため、原作のシャルフより強さを増したといえるでしょう。

シャルフは魔力探知が苦手

アニメのシャルフは魔法に関する弱点はなくなりましたが、シャルフにはそれ以外にも弱点があります。その弱点とは、魔力探知が苦手なところです。シャルフは魔法学校などに通わず、自分の力で魔法を習得しました。そのため、魔法の基礎を学ぶ機会がなく、「魔力探知」という基礎中の基礎が疎かになっているのです。ラントと戦ったときは、魔力探知が苦手だという弱点を見抜かれ、あっさり敗れました。

魔力探知能力は魔法使いとして必須の能力であり、魔力探知ができないと戦いにおいてかなり不利になります。シャルフは強さがある魔法を使えるだけに、この弱点はもったいないといえるでしょう。魔力探知が苦手だという弱点を克服できれば、シャルフはさらなる強さを手に入れることができるはずです。

ただ、この弱点は、パーティーを組むことで補うこともできます。一級魔法使い試験の一次試験ではラントと1対1で戦ったシャルフですが、二次試験ではヴィアベルやエーレと行動をともにしています。魔力探知が得意なエーレやヴィアベルがいたことで、シャルフの弱点は気にならなくなりました。

シャルフの装備

葬送のフリーレンのシャルフの装備は、魔法の杖です。シャルフの魔法の杖は身長ほどの長さがあり、細く先端が尖っています。シャルフは普段は杖を持ち歩かず、魔法を使うときだけ杖を使用しています。服装は動きやすそうな格好をしており、マントなども着用していません。服が魔法を強化している様子もないため、装備品は魔法の杖だけだと推察できます。

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葬送のフリーレンのシャルフとヴィアベルとの関係

ここまでは、葬送のフリーレンのシャルフの強さや弱点、魔法についてまとめました。続いて、シャルフが作中でよく行動をともにしていた、ヴィアベルとの関係について見ていきましょう。ヴィアベル以外のキャラとの関係も説明しているため、ぜひ参考にしてください。

シャルフとヴィアベルの関係

葬送のフリーレンのシャルフは、一級魔法使い試験の一次試験でヴィアベルと同じパーティーになりました。シャルフはヴィアベルと仲が良く、試験中にはおんぶをせがむこともありました。シャルフの過去については描かれていないため、シャルフとヴィアベルに面識があったかどうかは不明です。

シャルフは一次試験終了後もヴィアベルと行動をともにし、試験とは関係ない討伐依頼にも付き合っています。試験が終わってからも一緒に帰路に着くなど、かなり親しい関係になったようです。シャルフは他の受験者の前ではクールに振る舞っていますが、ヴィアベルの前だと甘えた子供のようになることがあります。それだけ、ヴィアベルに気を許している証拠だといえるでしょう。

シャルフとリヒターの関係

葬送のフリーレンのシャルフとリヒターは、同時期に一級魔法使い試験を受けた受験者同士です。2人は同じパーティーになったこともなければ、戦ったこともありません。それどころか言葉を交わしたこともなく、ほぼ無関係の間柄だといえるでしょう。それにも関わらず、シャルフとリヒターには何か関係があるのではといわれることがあります。その理由は、2人の名前にありました。

シャルフとリヒターの名前はそれぞれドイツ語が元になっており、日本語に訳すと「鋭い」と「裁判官」になります。これだけでは何の関連性もありませんが、シャルフとリヒターを合わせると「死刑執行人」という意味になります。このことから、2人には何か関係があるのではと噂が流れるようになりました。ただ、原作12巻までの時点では2人には何の接点もなく、名前の関連性はただの偶然である可能性が高いです。

シャルフとエーレの関係

エーレはヴィアベルと同じく、一級魔法使い試験の一次試験でシャルフと同じパーティーになった魔法使いです。シャルフは試験中エーレとも行動をともにしていますが、シャルフとエーレが特に親しくしている様子はありません。シャルフとエーレがヴィアベルを慕って一緒にいたため、必然的に2人も一緒に行動することが増えただけです。作中では会話している様子もありませんが、他の受験者たちに比べて親しくなったのは確かでしょう。

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葬送のフリーレンのシャルフの性格や再登場の可能性

葬送のフリーレンに登場するシャルフは、ファンの間で「ヘタレイケメン」と呼ばれることがあります。では、シャルフは本当にヘタレな性格なのでしょうか?ここでは、シャルフの性格について詳しく解説します。また、一級魔法使い試験後も登場の機会があるのか、シャルフの再登場の可能性についても考察してまとめます。

シャルフの性格

葬送のフリーレンのシャルフは、なぜファンから「ヘタレ」と評されるのでしょうか?シャルフは一級魔法使い試験の戦闘で動けなくなるたび、ヴィアベルに「おんぶしてくれ」と頼んでいます。この様子が、ファンの目にはヘタレだと映ったようです。しかし、シャルフはラントとの戦闘では、冷酷な一面も見せています。戦闘を嫌がったり怖がったりする様子もないため、完全なヘタレだとはいえないでしょう。

シャルフは我流で魔法を習得したことからも、努力家な性格であることがわかります。ただ、すぐにおんぶをせがむところから、やや根性がない性格でもあると推察できます。この根性が足りないところも、シャルフの弱点のひとつだといえるでしょう。作中ではヴィアベルの指示に従い、パーティーメンバーたちと協力する様子が描かれていました。

こうした描写から、シャルフは協調性がある性格だと推察することもできます。シャルフがもっと我の強い性格であれば、リーダー的存在のヴィアベルとぶつかった可能性もあります。協調性の高いシャルフだったからこそ、ヴィアベルともうまく連携がとれていたといえるでしょう。

シャルフの再登場の可能性

一級魔法使い試験で登場した新キャラたちは、試験の終了と同時にほとんどが出番を終えました。しかし、デンケンやメトーデなど、その後のエピソードに再登場したキャラもいます。では、シャルフが今後再登場する可能性はあるのでしょうか?シャルフは試験終了後、ヴィアベルやエーレと帝都の港町まで一緒に行きました。

その後の行き先はわかりませんが、港町へ向かったことから、北部へと帰る可能性が高いです。もしもシャルフの故郷が北部のいずれかの街であれば、これから北部へ向かうフリーレンたちと再会することもあるでしょう。

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葬送のフリーレンのシャルフの活躍をネタバレ

葬送のフリーレンのシャルフは、一級魔法使い試験編で新たに登場したキャラです。シャルフは原作12巻までの時点で、一級魔法使い試験編とその後の第63話でしか登場していません。では、シャルフは葬送のフリーレンの作中で、どのような活躍をしたのでしょうか?ここでは、葬送のフリーレンの作中でのシャルフの活躍シーンをまとめます。

シャルフの活躍①初登場

シャルフが初めて登場したのは、葬送のフリーレンの第39話です。第39話は、一級魔法使い試験の一次試験が始まってから1日が経過したところでした。一次試験では「隕鉄鳥(シュティレ)」の捕獲という課題が出され、受験者たちは3人1組のパーティーになって隕鉄鳥を探し始めました。作中で最も早く隕鉄鳥を捕まえたのは、フェルンが所属する第4パーティーです。

フェルンは隕鉄鳥を捕まえたことで一安心しますが、ラントとユーベルはまだ安心できないと言います。他の受験者が自分たちの隕鉄鳥を狙ってくることを、2人はわかっていたのです。フェルンたちは潜伏して試験終了までやり過ごそうとしますが、その前にシャルフたち第8パーティーに見つかりました。

第4パーティーの3人は、ヴィアベルからの奇襲を受けます。しかし、いち早く攻撃に気づいたフェルンが防御したおかげで、誰もダメージを受けずにすみました。そこに現れたのが、ヴィアベル、シャルフ、エーレの3人です。このシーンが、シャルフの初登場シーンでした。

このときに口を開いたのはヴィアベルだけで、シャルフは一言も発していません。ヴィアベルがユーベルと杖を交えて対峙する間、シャルフはエーレとともに他の2人を牽制しました。そして、ラントを自分の相手に定め、杖をかまえて向かって行きました。

シャルフの活躍②一次試験

一次試験では、シャルフはヴィアベルとエーレの2人と同じパーティーになります。第8パーティーとなった3人は、他のパーティーから隕鉄鳥(シュティレ)を奪うことに決めます。第8パーティーが目をつけたのは、早々と隕鉄鳥を捕まえた第4パーティーでした。ヴィアベルは殺すつもりで第4パーティーに攻撃魔法を撃ち込みますが、それはフェルンによって防がれました。

その後、第8パーティーと第4パーティーの面々は、相手と1対1になって個別に戦いを繰り広げます。シャルフの戦闘相手は、第4パーティーのラントでした。シャルフは花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)を使い、ラントの防御を破ります。そして、シャルフが操った鋼鉄の花弁はラントの利き腕を切り裂き、ラントは利き腕を使えなくなりました。その時点で、シャルフは自分の勝ちを確信します。

しかし、利き腕が使えないはずのラントには、なぜか余裕がありました。実は怪我をしたラントはただの分身体で、本体は別の場所にあったのです。魔力探知が苦手という弱点を持つシャルフは、ラントに後ろに立たれるまでその存在に気づきませんでした。シャルフが気づいたときには、すでにラントの手がシャルフの首にかかった状態でした。そして、首筋に電気攻撃を受け、その場に倒れてしまいます。

ちょうどその頃、ヴィアベルとエーレの対戦も決着がついたところでした。エーレはフェルンの物量攻撃に負け、ヴィアベルは「エーレを殺した」というフェルンの言葉に騙されて負けを認めます。一次試験の勝利条件には、隕鉄鳥の捕獲の他、パーティーメンバーを1人も欠かさないというものがありました。そのため、エーレが殺された時点で、これ以上戦う必要がなくなったのです。

しかし、エーレを殺したというのはフェルンの嘘で、エーレは魔力切れを起こして倒れているだけでした。ヴィアベルはエーレを運ぶのを手伝ってもらおうと、シャルフのもとへと向かいました。ところが、そこにいたのは全身痺れて動くことができなくなったシャルフでした。エーレどころかシャルフにまで「おんぶしてくれ」と言われたヴィアベルは、嫌な顔をしつつも2人を助けました。

エーレをおんぶしていたヴィアベルは、シャルフのことは魔法で浮遊させて運びました。シャルフは特に文句も言わず、大人しくヴィアベルに運ばれます。その途中でエーレが隕鉄鳥を発見し、ヴィアベルが「見た者を拘束する魔法(ソルガニール)」で隕鉄鳥を捕まえます。こうして、シャルフたち第8パーティーは、無事に一次試験を通過したのでした。

一次試験が終わった後も、シャルフの活躍シーンは登場します。一次試験終了後、二次試験までには少し時間がありました。受験者たちは魔法都市オイサーストで、思い思いの休日を過ごします。シャルフは試験が終わってからも、ずっとヴィアベルと一緒にいました。ヴィアベルは大陸魔法協会から獅子猪(フレッサー)の討伐依頼を受け、シャルフもその依頼に協力することにしたようです。

2人はオイサーストの街で、前衛を任せられる戦士を探し回ります。そして、2人は偶然出会ったシュタルクに目をつけ、半ば無理やり獅子猪退治に連れて行きます。原作ではその後、ヴィアベルとシャルフが討伐そっちのけで、二次試験の通知書を読んでいる様子が描かれています。

その間、シュタルクが1人で獅子猪の相手をしており、シュタルクが獅子猪退治に大いに貢献した様子が伺えます。ただ、最終的には3人は獅子猪を複数体退治しているため、3人で協力して討伐依頼を達成したのでしょう。シャルフが獅子猪の上に立って腕組みをしている描写から、シャルフも獅子猪を倒したと推察されます。

シャルフの活躍③二次試験

一級魔法使い試験の二次試験は、零落の王墓というダンジョンの攻略でした。一次試験でのパーティーは解散となり、二次試験では受験者同士で争う必要もありませんでした。受験者の1人であるデンケンは、二次試験の通過には受験者同士の協力が必要だと考えます。しかし、一次試験で争った同士がいきなり仲良くなれるわけもなく、デンケンに協力したのは数名でした。

ヴィアベルも他の受験者を信頼することはできず、一次試験でともに戦ったシャルフを誘ってダンジョンへと入ります。その後をエーレが追いかけ、結局は一次試験と同じメンバーで二次試験にのぞむことになりました。ダンジョンに入ったシャルフ、ヴィアベル、エーレの3人は、特に大きなトラブルもなくダンジョン攻略を進めます。しかし、最深部に近づいた頃、エーレが何者かに魔法で拘束されました。

エーレにかけられた魔法が見た者を拘束する魔法(ソルガニール)だと気づいたヴィアベルは、シャルフに視界を防ぐよう指示します。シャルフは花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)を使い、無数の花弁で壁を作りました。相手がエーレを視認できなくなったことで、エーレの拘束が解けます。ヴィアベルが壁に隠れながら相手の正体を確かめると、そこには自分たちの複製体がいました。

ヴィアベルはお互いの相性を考慮し、シャルフには自分の複製体の相手をするよう言いました。そして、お互いに協力して、自分たちの複製体を倒します。その後、シャルフたちはメトーデに会い、この複製体を作り出している魔物の正体について聞かされます。そして、フリーレンとフェルンがフリーレンの複製体を相手にする間、他の複製体の足止めに協力することになりました。

シャルフたち3人が相手をすることになったのは、デンケンの複製体です。3人は何とかデンケンの複製体を退治しますが、シャルフとエーレは力尽きて動けなくなります。ヴィアベルは一次試験のように2人を運び、3人で最深部へとたどり着きました。他の受験者たちの活躍やヴィアベルの助力などがあったおかげで、シャルフは二次試験も通過することができました。

シャルフの活躍④三次試験

一級魔法使い試験の三次試験は、本来であれば一次、二次試験以上に過酷な試験が行われるはずでした。しかし、今回の一級魔法使い試験は、実力が伴わない者まで二次試験を通過してしまいます。その原因は、フリーレンにありました。フリーレンの強さに恩恵を受ける形で、力のない者まで三次試験に残ってしまったのです。

この状況を憂えたのは、大陸魔法協会トップのゼーリエでした。一級魔法使い試験では死人が出るのは当然でしたが、ゼーリエは無駄死にを望んでいるわけではありません。そこで、異例のことながら、ゼーリエは面接で三次試験の合格者を決めることにしました。二次試験まで何とか食らいついてきたシャルフでしたが、ゼーリエに会うなり不合格を言い渡されます。

一次試験と二次試験の内容を見る限り、シャルフはヴィアベルがいなければ試験に落ちていたはずです。ゼーリエから、一級魔法使いになるほどの力がないと判断されたのも、無理はないといえるでしょう。シャルフは試験に落ちた後、同じく不合格になったエーレと肩を落とします。その様子を見たヴァイベルは、「次があるさ」と明るく慰めました。

シャルフの活躍⑤試験後

一級魔法使い試験が終わると、シャルフは帰途に着きました。一次試験でパーティーを組んだヴィアベルとエーレとは、途中まで一緒に帰ることにしたようです。最北端のエデンを目指しているフリーレンたちも途中まで同じ道のりを辿り、ある宿屋でシャルフたちと再会しました。

ヴィアベルは獅子猪(フレッサー)討伐時に仲良くなったシュタルクとの再会を喜び、魔族との戦いの前衛へと誘います。そのときにシャルフも一緒に食卓を囲み、楽しそうに食事をする様子が描かれています。シュタルクはヴィアベルからの誘いを断り、シャルフたちとはそこで別れました。

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葬送のフリーレンのシャルフの声優

葬送のフリーレンのシャルフの活躍に続き、アニメでの声優について見ていきましょう。葬送のフリーレンがアニメ化されるにあたり、声優の情報も次々と公開されました。ただ、シャルフが登場するのはアニメの2クール目であったため、アニメ開始当初はまだシャルフの声優が誰かはわかりませんでした。第1クールが終わり第2クールの開始が近くなった頃、一級魔法使い試験に登場するキャラたちの声優情報が続々と解禁となりました。

しかし、シャルフの声優に関する情報は発表が遅く、登場間近になってようやく声優が判明しました。葬送のフリーレンでシャルフの声優として選ばれたのは、村井雄治さんです。村井雄治さんが声優として活躍し始めたのはここ数年のことであるため、どのような声優か知らない人もいるでしょう。ここでは、シャルフ役の声優である村井雄治さんのプロフィールと、これまでに出演した作品や担当キャラを紹介します。

村井雄治のプロフィール

村井雄治さんは、4月17日生まれの声優です。生まれた歳は公表していないため、年齢は不明です。出身地は秋田県、身長は177cmです。2013年にワハハ本舗の預かりとなり、2015年にステイラックのワークショップ生になります。2016年からは、ステイラックに正式に所属するようになりました。特技は野球やドラム、木彫りなどです。

村井雄治の主な出演作品や担当キャラ

声優の村井雄治さんが、これまでに出演した主な作品や担当キャラを紹介します。村井雄治さんは2016年から声優としてテレビアニメに出演するようになり、『遊☆戯☆王ARC-V』のジェイコブ、『弱虫ペダル』の櫓丸などを担当しました。

その他、『銀魂』や『BANANA FISH』、『十二大戦』、『FAIRY TAIL』、『呪術廻戦』などの多くのアニメで、役名のないキャラを演じてきました。近年では、『マジカパーティー』のドラブリッジ、『SPY×FAMILY』のグエン、『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のエンベリーツなどの声優として活躍しています。

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葬送のフリーレンのシャルフに関する感想や評価

葬送のフリーレンのシャルフは、一見クールなイケメンに見えます。しかし、泣きながらヴィアベルにおんぶをせがむなど、作中では情けない姿も描かれています。シャルフの泣いている姿を見て、「かわいい」という感想を抱くファンが大勢いました。戦闘中のかっこいい姿とのギャップに、魅力を感じた人もいるようです。

葬送のフリーレンのシャルフは、二次試験でヴィアベルと連携をとって戦います。この戦いのシーンには、2人が通じ合っている様子が良いという感想が上がっています。また、エーレも含めた3人のバランスが良いという感想もありました。シャルフとヴィアベル、エーレのパーティーは評判が良く、フリーレンたちにも負けない人気があります。

葬送のフリーレンのアニメでは、シャルフの魔法による防壁が大活躍しました。アニメで増えた戦闘シーンにより、シャルフの魔法が実はすごい魔法であると実感した人が多いようです。また、シャルフが「花畑を出す魔法」を使えるというアニメの描写には、「良改変だ」と高く評価する声が上がっています。

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葬送のフリーレンのシャルフまとめ

葬送のフリーレンに登場するシャルフの強さや弱点、アニメの声優などをまとめました。シャルフは一級魔法使い試験に登場し、一次試験と二次試験に合格します。しかし、三次試験では残念ながら不合格となり、一級魔法使いにはなれませんでした。それでも作中では花弁を無数に操る魔法を使い、攻守ともに活躍しました。

フリーレンとの関わりは薄いシャルフですが、シュタルクとは仲良くなったようです。一級魔法使い試験が終わってからは登場していませんが、今後再登場する可能性もあるでしょう。葬送のフリーレンでシャルフの活躍をもう一度見たい人は、ぜひ一級魔法使い試験編を振り返ってみてください。

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