【北斗の拳】デビルリバースの強さを考察！身長やジャッカルとの関係は？

北斗の拳の初期の登場キャラであり、人間離れした体格と悪人らしからぬキャラでインパクトを残したデビルリバース。作中ではケンシロウと拳を交えており、彼の強さや技が気になるでしょう。以下では、北斗の拳のデビルリバースの身長やプロフィール、強さや技をネタバレ紹介します。その他、北斗の拳のデビルリバースの性格やジャッカルとの関係、哀しい最期、デビルリバースのアニメ声優をまとめました。

2023年に誕生40周年を迎えた北斗の拳は、1983年～1988年にかけて連載された「週刊少年ジャンプ」の代表作です。作者は、原作担当の武論尊先生、作画は原哲夫先生が担当、単行本は全27巻で構成されています。

少年ジャンプの黄金時代を築いた作品として知られ、一大ブームを巻き起こした北斗の拳。核戦争によって文明が崩壊した近未来を舞台にしたハードボイルドアクションを描いています。また、本編終了後もスピンオフ作品が展開され、作中の人気キャラが主人公を務めています。

時は199X年、核戦争によって崩壊した世界は無法地帯に変貌し、暴力が全てを支配する世の中に突入しました。そのような時代において、暴力を嫌う心優しい性格を持つケンシロウ。しかし、親友の裏切りと将来を誓い合った女性を奪われたことで、冷酷な復讐鬼と化しました。最愛の女性を取り返すべく、一子相伝の北斗神拳を武器に、悪党たちを倒していきます。

北斗の拳の3巻で登場したデビルリバースは、凶悪犯罪者が収監されているビレニィプリズンの収容者で、古代インドの殺人拳・羅漢仁王拳の使い手です。推定身長18メートルという規格外の肉体を誇り、「悪魔の化身」と呼ばれています。過去に700人を殺害した罪で捕まり、13回に及ぶ死刑執行を受けたデビルリバース。しかし、強靭な肉体によって死刑を生き延び、最終的に懲役200年の判決を受けて地下牢に繋がれました。

悪魔の化身という異名や殺害した人数の多さから、作中屈指の残虐かつ凶悪性を持つと推測されるデビルリバース。しかし、その本性はまるで子供のように純粋であり、人を信じやすいお人好しな一面もあります。精神的な幼さから、力のコントロールが難しいデビルリバース。何かの拍子で暴れ出すと自分でも制御できなくなり、周囲に甚大な被害を及ぼしてきたでしょう。

また、欲望のために行動を起こすことは無いものの、純粋でお人よしな性格が災いして利用されやすい面もあります。純粋ゆえに人を疑うことを知らず、頭の悪さもあいまって悪に手を染めてしまったでしょう。

バケモノのような巨体に似つかわしくない言動が目を引くデビルリバース。意外にも母親を敬愛しており、「マザー」と呼んでいます。

死刑執行を何度も生き抜き、最終的に200年に及ぶ服役を余儀なくされたデビルリバース。自分を地下に追いやった者への憎悪を募らせるものの、獄中生活は比較的穏やかなものだったでしょう。しかし、ジャッカルに騙され、利用されたことでデビルリバースの人生は大きく狂いました。以下では、北斗の拳からジャッカルとの関係や、デビルリバースの強さや技、作中での活躍を紹介します。

懲役200年の最終判決を受け、ビレニィプリズンの地下牢に繋がれたデビルリバース。長い獄中生活の中で、自分を暗闇に閉じこめた者への怒りや恨みを募らせていきます。そんな彼に救いの手を差し伸べたのがジャッカルでした。本当の兄だと名乗るジャッカルの言葉を信じて、彼の手引きで脱獄に成功したデビルリバース。しかし、2人に血縁関係はなく、ジャッカルに利用価値を見いだされただけでした。

純粋ゆえに人を疑うことを知らないデビルリバースは、ジャッカルにとって非常に扱いやすい駒でした。ケンシロウとの戦いに敗れ、助けを求めるデビルリバースを見捨てようとするジャッカル。最後は、天罰が下った形で2人とも倒されました。

北斗の拳ではトップクラスの身長をほこり、恵まれた体格だけでかなりの強さを発揮できると推測されるデビルリバース。さらに、古代インドの殺人拳・羅漢仁王拳も習得しており、技に関しても強いと言えるでしょう。規格外の巨体ゆえに、秘孔が効かないデビルリバース。北斗神拳の使い手のケンシロウですら苦戦を強いられており、デビルリバースに致命傷を与える技はほぼ無いでしょう。

ジャッカルに利用され、ケンシロウと戦うことになったデビルリバース。巨体から繰り出される羅漢仁王拳の技でケンシロウを追い詰めていきます。一方のケンシロウは、北斗七死星点で応戦します。秘孔を突かれた者は内部から破裂する末路を迎えるも、デビルリバースは何とか耐え抜きました。しかし、強烈な突きによって肋骨が粉砕し、瀕死の重傷に陥りました。

ジャッカルに騙されたことに気づくことなく、最後まで本当の兄だと信じるデビルリバース。必死に助けを求める中、ケンシロウによってダイナマイトが置かれます。そして、ジャッカルと共に爆死しました。

原作漫画はもちろん、アニメ作品も根強い人気を誇る北斗の拳。1984年にテレビアニメが開始されて以降、2008年までに劇場版やOVA作品が製作されました。今回取り上げたデビルリバースもアニメ版に登場し、規格外の身長でインパクトを残しました。以下では、北斗の拳のデビルリバースのアニメ声優・蟹江英司さんのプロフィールを紹介します。

デビルリバースのアニメ声優・蟹江英司さんは東京都出身の声優、養成所を経て1971年に声優デビューしました。1985年に急性くも膜下出血で亡くなるまで、アニメやCMなど数多くの作品に出演しました。

北斗の拳のアニメでは、デビルリバースに加え、マダラやシードの声優も担当していた蟹江英司さん。主な出演作品は、アニメ「キン肉マン」ラーメンマン/初代キン肉マングレート役、「超時空要塞マクロス」ブリタイ・クリダニク役、「宇宙戦艦ヤマトⅢ」グスタフ役等です。

北斗の拳といえば、悪役は悪役らしいキャラを演じる一方、デビルリバースのように純粋な心を持った悪役は非常に珍しいでしょう。並外れた巨体と力を制御できないために、多くの人を殺めてしまったデビルリバース。さらに、人を疑うことを知らない純粋さが自らを破滅を招いてしまったでしょう。以下では、北斗の拳のデビルリバースに関する感想や評価を紹介します。

北斗の拳ではトップクラスの高身長を誇り、凶悪な殺人鬼でありながら本性は子供のように純粋と、ギャップの大きいキャラが魅力的なデビルリバース。作中ではわずかな登場シーンであり、その強さはどれくらいなのか、羅漢仁王拳の技など気になる要素が多いでしょう。一方、SNSでは、人間離れした外見はもちろん、精神性やセリフ回し、壮絶な最期に至るまですべてが印象的な悪漢だったと評されています。

北斗の拳の初期キャラであり、他キャラにはない独特の雰囲気を醸すデビルリバース。凶悪犯罪者でありながら、それらを感じさせない内面が、コアなファンに愛されています。また、デビルリバースといえば、ジャッカルと共にあげられることも多いです。ジャッカルに利用されながら、彼を本当の兄として慕い続けたデビルリバース。ジャッカルと共にデビルリバースも好きとの声も寄せられています。

地下牢への収監に不満を抱きつつ、大人しく服役していたデビルリバースでしたが、ジャッカルに目をつけられたことで、散々な最期を迎えました。SNSでは、ジャッカルに騙され、最後はケンシロウに殺されたことから、デビルリバースは被害者だという意見が寄せられています。北斗の拳では珍しく、純粋な心の持ち主だったデビルリバース。彼の壮絶な最期に同情の声も上がっています。

北斗の拳のデビルリバースのプロフィールや強さ・技、作中での活躍、アニメ声優などをまとめました。北斗の拳では人間離れした体格を持ち、その強さは未知数とも言われるデビルリバース。一方、純粋な性格ゆえに悪党に利用され、壮絶な結末を迎えました。いかつい外見と内面とのギャップが魅力的であるデビルリバース。同時に、北斗の拳でもっとも悲しい末路を辿った人物とも評されています。