【北斗の拳】ジードは最初に登場した悪党！名言・名セリフやアニメ声優も紹介

本記事では、北斗の拳に登場したジードの強さと名言を紹介していきます。ジードは最初に登場したクズな悪党で、ケンシロウとの戦いで名言が誕生しました。ジードの断末魔のセリフや、アニメで声を演じている声優を紹介していきます。

「ジードの断末魔のセリフは？」「アニメで声を演じている声優は？」という疑問を見る前に、まずは「北斗の拳」の基本情報を紹介していきます。北斗の拳は1983年から1988年まで連載されていた漫画で、全27巻で完結しました。読み切り版は「主人公の霞拳四郎が恋人を殺した悪と戦う」という内容で、近未来ではなく現代の時代設定になっています。

北斗の拳の物語が始まる前には、核戦争で世界の文明が滅びています。また、秩序を保っていた国の機能が失われ、弱者が虐げられる弱肉強食の世界に変貌しました。ケンシロウは婚約者のユリアをシンに奪われたため、ユリアを探す旅に出ました。また、義理の兄のラオウは「世紀末覇王」を目指しており、ケンシロウは野望を阻止するためにラオウと死闘を繰り広げていきます。

北斗の拳のジードは、野盗集団「Z」のリーダーを務めているキャラクターです。約3メートルの長身を持つ巨漢で、額には「Z-666」の刺青が彫られています。最初に登場した悪党のボスで、水や食料を求めて殺戮を行っているため、暴力が支配する世界の象徴として描かれました。漫画とアニメでは武器を持っていませんが、北斗無双では金棒の二刀流で戦っています。

ここからは、北斗の拳に登場したジードの強さと名言を紹介していきます。ジードはケンシロウに瞬殺されていますが、読者と視聴者に強烈な印象を与えました。「ジードの断末魔のセリフは？」「額の刺青の意味は？」という疑問もまとめていきます。

北斗の拳では、強者が弱者を虐げる暴力の世界が描かれています。ジードは野盗集団のリーダーを務めており、「自分は誰よりも強い」と考えていました。また、老人や子供を容赦なく殺害しており、少女のリンの首を折ろうとしているため、他の悪党と同様のクズであることが分かります。ケンシロウに仲間が殺された際には、死体を見て激怒しているため、仲間に対する感情は持っていたと予想されています。

ジードは野盗集団のリーダーを務めているため、他者を従わせるカリスマ性と指揮能力を持っていました。また、「漫画では3メートルの長身を持つ巨漢」「劇場版では人間の倍ほどの巨漢」という設定になっているため、普通の人間よりは高い戦闘能力を持っています。ケンシロウは指先だけで人間を殺せる超人のため、出会った相手が悪かったと言われています。

ジードの身長は3メートルを超えるため、現実世界では超人の部類に入ります。ですが、北斗の拳の世界では3メートルを超えるキャラクターは珍しくないため、ジードの身体機能が優れている訳ではないことが分かります。最初に登場したリーダー格の悪党のため、ケンシロウの強さを説明するための「かませ犬」として描かれました。

北斗の拳のリンは、ケンシロウが最初に立ち寄った村の少女です。両親を殺されたショックで失声症になっていましたが、秘孔を押されたことで回復しています。ジードはリンが住む村を襲撃しており、リンを人質に取って食料を要求しました。戦う力を持たない村人は従おうとしましたが、ケンシロウがジードの手下を瞬殺しています。

ケンシロウはジードに「その子を離すんだ」と言いましたが、激昂したジードはリンの首を折ろうとします。そのため、激怒したケンシロウは北斗百裂拳を繰り出し、ジードは体が爆発して死亡しました。また、ジードとの戦いでは、ケンシロウの「おまえはもう死んでいる…」という名言が誕生しています。

北斗の拳のジードは、額に「Z-666」という刺青を彫っています。公式による刺青の説明はありませんが、「Z」は「世界の終わり」を表現していると予想されています。「666」はヨハネの黙示録に記述されている「獣の数字」で、キリスト教圏では「忌数」と考えられています。また、ゲームの北斗無双では、右肩の後ろにも「Z-666」の刺青を彫っていました。

北斗の拳では、敵キャラクターが死亡する時の断末魔が名シーンに数えられています。独特な断末魔が人気ですが、連載当初のセリフは普通で、ジードは何も言わずに体が爆発して死亡しました。アニメ放送がスタートした際には、漫画の断末魔が確立されていたため、ジードの死亡時に「ひでぶー！」が追加されています。

北斗の拳のハートは、KINGと呼ばれるシンの部下です。肥満体とサスペンダーが特徴的で、配下の幹部では最強の存在として描かれました。最初に「ひでぶー！」と叫んで死亡したキャラクターですが、アニメ版ではジードが最初に「ひでぶー！」と言っているため、名言の誕生経緯が勘違いされています。

ケンシロウはジードの部下を瞬殺しており、異様な死体を見たジードから名言が誕生しました。文明が滅びた世界では爆弾が珍しいものだったため、ジードはケンシロウが爆弾を持っていると勘違いして驚いています。また、水は貴重なもので、リンの村から水を奪ったジードが喜んでいました。

「断末魔のセリフは？」「強さと名言は？」という疑問を見た後は、北斗の拳のアニメでジードの声を演じた声優を紹介していきます。北斗の拳は累計発行部数1億部を突破している大ヒット作品で、アニメでは大御所声優がキャラクターの声を演じました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

北斗の拳のアニメでジードの声を演じたのは、声優の蟹江栄司です。蟹江栄司は東京府出身で、1971年に声優活動を開始しましたが、1985年にクモ膜下出血で亡くなっています。高校卒業後は喫茶店や花屋で働いており、30歳から声優活動を開始しました。「ゼブラ」「シンガポール航空」「アートネイチャー」などのCMではナレーションを担当しています。

声優の蟹江栄司は、「夢戦士ウイングマン」「ヤッターマン」「伝説巨神イデオン」「銀河疾風サスライガー」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビューしてしばらくは端役を演じており、「超時空要塞マクロス」「キン肉マン」の出演で知名度を上げました。プライベートでは子供好きで、多忙の中で小学校のPTA会長を務めていました。

「断末魔のセリフは？」「アニメで声を演じた声優は？」という疑問を見た後は、北斗の拳に登場したジードに関する感想をまとめていきます。ジードはケンシロウが初めて奥義を使用した相手のため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっています。

核戦争で世界から秩序が失われ、ジードは仲間を率いて殺戮と略奪を行っていました。また、子供や老人を容赦なく殺害しているため、「ジードは典型的なクズキャラクター」という感想が挙がっています。

ジードはケンシロウを舐めていましたが、北斗百裂拳で体が破裂して死亡しました。ケンシロウは温厚な性格をしていますが、悪党には容赦しないため、「ジードとケンシロウの戦いが面白い」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、北斗の拳のアニメでは蟹江栄司がジードの声を演じています。蟹江栄司は1980年代に活躍していた声優で、視聴者から「蟹江栄司の声がかっこいい」「蟹江栄司のジードの演技が凄い」という感想が挙がっています。

本記事では、北斗の拳に登場したジードの強さと名言を紹介していきました。ジードはケンシロウに瞬殺されていますが、最初に奥義で死亡した悪党のため、読者と視聴者に大きなインパクトを与えました。また、女子供を殺すクズですが、実は仲間想いであることが分かっています。ジードの登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。