【アンデッドアンラック】マスタールール(絶対の理)とは?上位十理のメンバーは?

『アンデッドアンラック』にはマスタールール(絶対の理)という他のルールに比べて特別な力を持つルールが存在します。アンデッドアンラックでは神が世界にルールを追加すると、同時にUMAという存在も世界に解き放たれます。そして、マスタールールのUMAのうち、最初期に選ばれた十体は「上位十理」と呼ばれているのですが、上位十理はかなり強く、人間が否定能力を持っていようが全滅が確実とされています。本記事ではそのマスタールールの上位十理メンバーやUMAについて一覧で紹介しつつ、マスタールールの内容を考察します。

【アンデッドアンラック】マスタールール(絶対の理)とは?上位十理のメンバーは?のイメージ

目次

  1. アンデッドアンラックとは?
  2. アンデッドアンラックのマスタールールとは?
  3. アンデッドアンラックの上位十理のメンバー
  4. アンデッドアンラックのマスタールールの内容を予想
  5. アンデッドアンラックのUMA一覧
  6. アンデッドアンラックのマスタールールに関する感想や評価
  7. アンデッドアンラックのマスタールールまとめ

アンデッドアンラックとは?

ここからはアンデッドアンラックのマスタールール(絶対の理)について詳しく紹介していきます。マスタールールについて考察しつつ、上位十理メンバーやUMAを紹介するためぜひチェックしてみてください。それではまず、アンデッドアンラックの作品情報から見ていきましょう。

アンデッドアンラックの概要

  • 漫画タイトル:アンデッドアンラック
  • ジャンル:少年漫画、バトルアクション、ヒーロー、ダークファンタジー
  • 作者:戸塚慶文
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発表号:2020年8号~
  • アニメ情報:八瀬祐樹(監督)、蓜島岳斗(シリーズ構成)、守岡英行(キャラクターデザイン)、david production(アニメーション制作)、2023年10月7日~(放送期間)

『アンデッドアンラック』は週刊少年ジャンプにて2020年8号より連載中の戸塚慶文先生によるダークファンタジー漫画です。公式略称は『アンデラ』。単行本は2024年2月時点で20巻が刊行されています。メディアミックスとして、2023年10月7日よりテレビアニメが放送されています。

アンデッドアンラックのあらすじ

ここではアンデッドアンラックの簡単なあらすじを紹介します。触れた相手に不運をもたらしてしまうという異能「不運(アンラック)」を持つことから、自分の人生に絶望し、長期連載していた少女漫画の完結をきっかけに自殺を決意した少女・出雲風子。

ある日、風子は驚異的な再生能力を持つ「不死(アンデッド)」の男と出会います。彼は自己を死に近づけるあらゆる要因を遠ざけるため、決して死ぬことができませんでした。そんな彼の望みは最高の死。不死の男は便宜上風子から「アンディ」と名付けられ、行動をともにするようになり…

TVアニメ『アンデッドアンラック』公式サイト

アンデッドアンラックのマスタールールとは?

アンデッドアンラックのマスタールール(絶対の理)は神の寵愛を受けたUMAであり、世界が終わるラグナロクを前にしても消失しません。さらに、最初期に選ばれた十体のマスタールールのUMAは最強で、人間が否定能力を持っていようが全滅が確実とされています。では、マスタールールとは一体何なのか?ここではマスタールールについて詳しく解説します。

マスタールール(絶対の理)とは?

まず、神は3ヵ月に一度世界に理(ルール)を足します。そのルールは否定者ではない普通の人間からだと元から世界にあったものとして認識されます。そして、ルールを足すと同時にUMA(ユーマ)という怪物のような存在も世界に解き放たれます。

UMAは核(コア)が破壊されると倒されてしまい、倒されたUMAはルールとともに世界から消えます。つまり、スポイルやゴーストが倒されてしまった場合、世界からスポイル(=腐敗)やゴースト(=霊)の概念自体が無くなるのです。しかし、マスタールール(絶対の理)のUMAはそれぞれが消えることがないルールを有しているため、世界が終わる「ラグナロク」を前にしても無くなることはありません。

マスタールール(絶対の理)は何個ある?

ここではマスタールール(絶対の理)が何個あるのかを考察します。まず、マスタールールは「ラグナロク」に選ばれた否定者たちが敗北した際の罰として追加されます。

そもそもループとは、人間がラグナロクに敗北したことによって神に破壊された地球が作り直されることです。その時、マスタールール以外のルールは無くなります。そして、ジュイスが「地球は99回ループを繰り返している」と言った後に100回目のループを風子に移譲し、その風子がループしています。これらを踏まえると、現在地球は100回ループしており、マスタールールは100個存在すると考察されます。

マスタールール(絶対の理)で判明しているものは?

現在判明しているマスタールールは13個あります。以下では判明しているマスタールールの名前を一覧で紹介しています。

  • 変化(チェンジ)
  • 運(ラック)
  • 戦争(ウォー)
  • 言語(ランゲージ)
  • 獣(ビースト)
  • 病気(シック)
  • 銀河(ギャラクシー)

  • 性別(セックス)
  • 人種(レイス)
  • 死(デス)
  • 痛み(ペイン)
  • マグマ(MAGMA)
  • 色(カラー)

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アンデッドアンラックの上位十理のメンバー

マスタールール(絶対の理)は人類がラグナロクに敗北した際の罰として追加されます。そして、これまでに追加された罰は『アンデッドアンラック』No.20にて初登場した石板に記されています。現在の石板は100のマスタールールに満たされた状態にありました。その100のマスタールールのUMAのうち、最初期に選ばれた10体は上位十理と呼ばれています。では、ここから上位十理のメンバーについて詳しく見ていきましょう。

上位十理のメンバー①第一席

まずはじめに一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第一席について紹介します。第一席は1番目に追加されたマスタールールのUMAです。

司るマスタールールは判明していないものの、指先から放つレーザーのような大技「魂道(ソウルロード)」を持つことから、「魂(ソウル)」の可能性が生じています。以前はアンディの不死と対応した「死(デス)」ではないかと予想されていましたが、アンディに対して「僕の器ではない」と言っていたためその可能性は否定されました。

上位十理のメンバー②第二席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第二席について紹介します。第二席はシスターのような姿をした女性型UMAです。マスタールール名は判明していません。第三席から「血生臭い」という発言を受けて第四席に泣きつくも、第四席にも臭いことを否定されなかったため、何か物騒なルール名を持つUMAである可能性が高いでしょう。その姿から「宗教(レリジョン)」「信仰(フェイス)」説が有力です。

上位十理のメンバー③第三席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第三席について紹介します。第三席はセクシーなドレス姿に扇子を持つ女王様のような姿の女性型UMAです。初登場時ではルール名が開示されなかったものの、風子たちの宇宙服を変型させた能力に加え、”不変”ジーナに「あなたが私の器なのね」と発言したことで、変化(チェンジ)のルールを司るUMAであると推察されます。

上位十理のメンバー④第四席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第四席について紹介します。第四席は体育座りをした中世的な少年型UMAです。第二席のUMAから「ラッくん」と呼称されていることから、不運(アンラック)を器とする運(ラック)である可能性が高いです。頭上には車輪のような形状のヘイローを浮かべているのですが、この形はタロットカードの「運命の輪」がモチーフだと考察されます。

上位十理のメンバー⑤第五席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第五席について紹介します。第五席は西洋甲冑姿をした人型UMAです。その性別や表情すら定かではなく、一人称が「自分」であること以外に情報はありません。ルール名は判明していませんが、鎧を着込んだ見た目であることから、「正義(ジャスティス)」「国(カントリー)」「武器(ウェポン)」「痛み(ペイン)」の可能性が生じています。

上位十理のメンバー⑥第六席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第六席について紹介します。第六席は軍服姿の大男型UMAです。シックのことを「おめぇのルールは遅すぎる」と嘲笑っていました。兵器を召喚して指揮する技「殺戮兵器共(ジェノサイドウェポンズ)」を持ち、その軍人然とした姿から「戦争(ウォー)」だと考察されます。

上位十理のメンバー⑦第七席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第七席について紹介します。第七席はシルクハットを被った紳士姿の老人型UMAです。脳と魂にタイムラグをつける技「時差(タイムディフェンス)」と懐中時計を見つめている姿から、名前のみ既に登場しているUMA「時間(パスト)」が想起されます。ちなみに100回目のループ時はUMAパストが課題に選ばれました。

上位十理のメンバー⑧第八席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第八席について紹介します。第八席は常に本を読んでいる少女型UMAです。一人称は「ラン」。『アンデッドアンラック』No.188にてクエストの対象となり、言語のルールを司るUMA「ランゲージ」と判明しました。ちなみに前回のループでもクエストの対象となり、ニコが単騎で討伐しています。その後も言語のルールは無くなっていないためマスタールールであることは間違いありません。

上位十理のメンバー⑨第九席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第九席について紹介します。第九席は歯がキバのようにギザギザになっている男性型UMAです。『アンデッドアンラック』No.188にてクエストの対象となり、獣のルールを司るUMA「ビースト」と判明しました。獣のルールを司るUMAらしく森の範囲内で獣を操る能力を持っています。作中では凄まじい咆哮で一心の鼓膜を傷つけて一蹴しています。

上位十理のメンバー⑩第十席

続いて一覧ではアンデッドアンラックの上位十理のメンバー、第十席について紹介します。第十席は101回目の世界でクエストの対象として選ばれたUMAです。病気を司るUMA「シック」であり、否定者ではない人間たちに病気を蔓延させることができます。

また、否定者に対し直接攻撃によって病気を付与することも可能です。末席であるため上位十理では一番弱いですが、単体でも組織全員を手玉に取るほどの実力者で、クエストに現れた際は致命的に相性の悪い「不死(アンデッド)」の否定者であるアンディの介入がなければ主人公勢力は負けていました。とはいえ能力の影響速度は遅く、実際に一般人すら殺せていません。

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アンデッドアンラックのマスタールールの内容を予想

ここまでアンデッドアンラックのマスタールール(絶対の理)について考察しつつ、上位十理メンバーの詳細を紹介してきました。上位十理メンバーはマスタールームに設置された黒い円卓に座っています。その所在地は太陽の中であり、人類が通常の方法で訪れることはできないため、UMAによるワープを使って踏み入る必要があります。では、ここからマスタールールの内容を考察し予想します。

考察①ジュイスが風子に説明したルール

ジュイスは風子に「性別(セックス)」「言語(ランゲージ)」「人種(レイス)」「死(デス)」「病気(シック)」といったルールを説明しています。このルールがおそらくマスタールールであると予想されます。ただ、アポカリプスがマスタールールではないUMAスポイルの捕獲よりランゲージの討伐の方が難易度が低いと言っていることから、前述のルールの中でランゲージのみマスタールールではない可能性があります。

考察②不滅のルインも絶対の理?

不滅のルインは世界の理の調停者として神に生み出されています。その目的はラグナロクが始まるまでに世界の調整をおこなうことです。

そして、本人の「これまで世界をループしていた存在」との発言や神によって生み出されたという事実、胸に太陽の刺青、他のUMAを従えているといった点から、ルインもマスタールールである可能性があります。ただ、99回目のループ時にビリーの不公平で否定能力をコピーされていることから、UMAのマスタールールではなく、HUMAN(人)のマスタールールであると考察されます。ちなみにビリーの不公平は否定者から敵視されることで発動します。

考察③スライスとグラビティも絶対の理?

鋭い刃物のようになった両手で切断する能力を持つUMAスライスと、重力を操る能力を持つUMAグラヴィティは、マグマとともにUMAの森に侵入したアンディに襲い掛かっています。最終的にアンディの「死重葬(デッドカルデッド)」によりコアが破壊されますが、その後の世界で重力と切断のルールは消えていません。以上を踏まえると、マグマと同様にスライス・グラビティもマスタールールのUMAであると考察されます。

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アンデッドアンラックのUMA一覧

先にアンデッドアンラックの上位十理メンバーについて詳しく紹介しました。そこで気になるのが、上位十理メンバー以外のマスタールールのUMAについてです。果たしてマスタールールのUMAは誰なのか?ここではマスタールールのUMAについて一覧形式で詳しく紹介します。

UMA①銀河(ギャラクシー)

まずはじめに一覧ではアンデッドアンラックのUMA、銀河(ギャラクシー)について紹介します。ギャラクシーは銀河のルールを司るUMAです。全身に星が投影された魔人のような姿が特徴的。アポカリプスによるクエストの罰として追加されました。99回目以前の世界で罰としてたびたび追加されていたようですが、100回目の世界にてマスタールールに選出されています。

UMA②性別(セックス)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、性別(セックス)について紹介します。セックスは性別のルールを司るUMAです。ユニオンのメンバーにループの存在を伏せていたため、マスタールールを指して話していたわけではない可能性もありますが、『アンデッドアンラック』No.9にてジュイスが言及していたことから、マスタールールのUMAであると予想されます。その証拠として、ある時点からジュイスの容姿が女性になっているという点が挙げられます。

UMA③言語(ランゲージ)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、言語(ランゲージ)について紹介します。ランゲージは言語のルールを司るUMAです。100回目の世界にてニコによって討伐されています。おそらくニコがUMAランゲージを討伐した際、報酬として「全世界言語統一」がおこなわれていることから、おそらく創世初期の時点で基礎となる共通言語は存在しているのでしょう。UMAランゲージの追加によって複数の言語が生まれたと考察されます。

UMA④人種(レイス)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、人種(レイス)について紹介します。ルイスは人種のルールを司るUMAです。アンデッドアンラックの世界で黒人奴隷制度が生まれたタイミングで、クエストの罰として追加されたと考察されます。

UMA⑤死(デス)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、死(デス)について紹介します。デスは死のルールを司るUMAです。過去から現在に至るまで不死の否定者であるヴィクトルが生き続けていることから、マスタールールのUMAであることは確定しています。

UMA⑥痛み(ペイン)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、痛み(ペイン)について紹介します。ペインは痛みのルールを司るUMAです。『アンデッドアンラック』No.97にてルインがマスタールールとして言及していますが、直接作中には登場していません。

UMA⑦マグマ(MAGMA)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、マグマ(MAGMA)について紹介します。MAGMAはマグマのルールを司るUMAです。体全体が燃えている龍のような見た目が特徴的。マグマを噴出させる能力を持っています。アンディとの戦闘で倒されたにも関わらず、マグマの概念が消失していないことから、マスタールールのUMAであることが確定しています。

UMA⑧色(カラー)

続いて一覧ではアンデッドアンラックのUMA、色(カラー)について紹介します。カラーは色のルールを司るUMAです。頭の上半分がパレット、下半分が大きなキバという見た目が特徴的。さまざまな色の液体を放って攻撃したり、自身の姿を変化させたりする能力を持っています。重野力と風子によって倒されたにも関わらず、色の概念がそのまま残っていたことから、マスタールールのUMAであることが確定しています。

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アンデッドアンラックのマスタールールに関する感想や評価

ここまでアンデッドアンラックのマスタールール(絶対の理)の内容や上位十理メンバー、UMAを考察紹介してきました。では、最後にマスタールールに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではマスタールールの強さや主人公勢力との戦いに関する声があがっています。

マスタールール(絶対の理)との戦いに関する声があがっています。こちらではマスタールール戦が増えると今までの爽快さは無くなると予想されていることから、マスタールールが強敵と認識されているのがうかがえます。

マスタールール(絶対の理)の強さに関する声があがっています。こちらではマスタールールの強さが高評価されているようです。

マスタールール(絶対の理)の上位十理メンバーとの戦いに関する声があがっています。こちらでは上位十理メンバーとの戦いが「マジでオモロい」と好評です。主人公勢力が苦戦するという展開に魅力を感じていることがうかがえます。

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アンデッドアンラックのマスタールールまとめ

本記事ではアンデッドアンラックのマスタールール(絶対の理)の内容を予想しつつ、上位十理のメンバーやUMAについて詳しく紹介してきました。最初期に追加された十体の上位十理メンバーは、強敵として主人公勢力に立ちはだかること間違いなしです。ファンからはマスタールール戦が好評で、マスタールールのUMAは今後ますます注目されることでしょう。これからもマスタールールのUMAの活躍に目が離せません。

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