【アンデッドアンラック】バーンはどんなUMA？能力やビリーとの関係を解説

『アンデッドアンラック』には全身が炎に包まれたバーンが登場します。バーンは人間を苦しめるため神によって生み出されたUMAの1つで、それぞれに目的を持ち、それぞれの利害が一致した否定者で構成された組織「UNDER（アンダー）」に協力していました。ここからはそのようなバーンの能力や強さ、ビリーとの関係、活躍シーンなどを紹介していきます。それではまず、アンデッドアンラックの作品情報から見ていきましょう。

『アンデッドアンラック』は週刊少年ジャンプ（集英社）にて2020年8号より連載されているバトルアクション漫画です。「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門1位、「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」7位をそれぞれ受賞し、さらに2020年3月時点で全世界累計発行部数が150万部を突破するなど人気を博しています。

ここではアンデッドアンラックの簡単なあらすじを紹介します。主人公は「不運（アンラック）」という触れた相手に不運をもたらす異能を持つ少女・出雲風子です。物語はそんな彼女が最高の死を望む「不死」の男と出会ったところから始まります。男には名前がなかったことから、風子に「アンデッドだから」と「アンディ」と名付けられました。その後2人はアンディの望む最高の死を得るために謎の組織ユニオンに加入します。

• 名前：バーン
• 誕生日：不明
• 身長：ある程度自由に変えられる
• 体重：ある程度自由に変えられる
• 趣味：太陽を眺めること
• 好きなもの：辛いもの、油、石炭
• 嫌いなもの：水
• 尊敬しているもの：太陽
• 苦手なこと：お喋り

アンデッドアンラックのバーンは、課題（クエスト）対象として登場したUMAです。捕獲にはユニオンのビリー、ジュイス、タチアナ、トップ、一心の6人が成功しています。作中に登場する世界の理「燃焼」を司っており、全身が炎に包まれた怪物のような見た目をしているのが特徴です。また、「ヴァ」「ヴァー」など唸り声で話し、流暢な話し方を苦手としています。

当初バーンはユニオンに保管されジュイスの武器に加工されていましたが、のちにある人物への義理からユニオンを逃亡し、協力することにしています。このことからバーンは義理堅い性格をしているのではないかと推測されます。また、単行本の描き下ろしでは丁寧口調で表記されており、生真面目な一面もあるようです。

アンデッドアンラックのバーンは溶岩石が集まったような体が特徴の怪物であり、世界のルール「燃焼」を司っていました。では、バーンはどのような能力を持ち、どの程度の強さを誇るのか？ここからはバーンの能力や強さ、「コアフォーム」「フェーズ1」「フェーズ2」といった形態の変化などを紹介します。

バーンは燃焼を起こす能力を持っており、同じくUMAであるスポイルからは「全てを黒く焼き尽くすだけのUMA」と言われています。その一方で人間がバーンに乗っても火傷しないよう火力調整をしている様子もあり、さまざまな炎の使い分けが可能な応用力も見せています。ちなみにバーンの体は常に炎が噴出しているため、腐敗といった攻撃は効きません。

バーンは火力調整によって、熱線の放射や溶岩のようにあらゆるものをドロドロに溶かすこともできます。また、炎の頭部だけになっているコアフォームから形態変化が可能で、その形態に応じて強さが変わります。

その強さについては戦闘描写が少ないため、詳細は不明です。ただ、スポイルとの戦闘では互角の強さを見せています。また、ビリーとともにユニオンのボスであるジュイスとの戦いを優勢に進めていました。これらのことからバーンは課題クエストの対象になるだけの厄介な強さを持っているのが分かります。

バーンはコアフォーム、フェーズ1、フェーズ2といった3つの形態に変化します。では、これらの形態変化について見ていきましょう。

バーンのコアフォームは燃え盛る頭部のみの姿です。ひときわ目立つ鋭い牙と溶岩石のようにゴツゴツしているのが特徴的で、眼球らしき部位は見当たりません。

バーンのフェーズ1はユニオンが見つけた時点で既にフェーズ2になっており、その後もフェーズ1の姿が描かれていないため、現時点では詳細は不明です。

バーンのフェーズ2は燃え盛る溶岩石で構成されたゴツゴツとした巨大な体に、全身が炎に包まれた姿です。その巨体から放たれる打撃の威力は強力なうえ、燃焼能力もあります。また、空中浮遊も可能です。この空中浮遊の能力を使い、人を載せての運搬も請け負っている様子が描写されています。ちなみにニコが開発した成長薬「キューブ」を摂取すれば、コアフォームの状態からフェーズ2へ急成長できるのが確認されています。

ここからはアンデッドアンラックのバーンとビリーの関係やバーンがアンダーに協力することとなった経緯、バーンの生死状況などを紹介します。

アンデッドアンラックのバーンはUNDERのボスです。もともとはユニオンの円卓メンバーのNo.3でしたが、100回目の罰がかかったクエストの円卓会議中に突如ユニオンを裏切っています。バーンはその時に脱走しました。その後はビリーに借りがあるという理由でUNDERに協力するようになっています。

バーンがUNDERに協力するのは、「自分たちの神（生みの親）に一目会いたい」という自身の目的を果たすためでもありました。その後は世界の命運が左右される円卓の強奪に協力したり、運搬役を請け負ったり、極寒の中で暖炉代わりになってビリーを温めたりと、意外とUNDERへ協力的です。

UNDERの手に渡った後のバーンは同じくUMAであるスポイトと戦います。その時は決着がつくことはなく、その後の登場シーンもありませんでした。おそらく神との最終戦争「ラグナロク」によって死亡したと考えられます。

ここまでアンデッドアンラックのUMA・バーンについて、能力や強さ、ビリーとの関係や活躍シーンを交えて紹介してきました。では、最後にアンデッドアンラックのバーンに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではバーンとスポイルの戦いやバーンの空中浮遊の能力、ビリーがバーンを焚火代わりにしているシーンなどに関する声があがっていました。

アンデッドアンラックに登場するバーンとスポイルに関する声があがっています。こちらではスポイルとバーンの戦闘シーンに注目されているようです。その戦闘シーンでは「スポイルよりもバーンの方が強そう」との印象を持たれています。果たしてスポイルとバーンのどちらが強いのでしょうか？

アンデッドアンラックに登場するバーンの空中浮遊の能力に関する声があがっています。こちらではバーンがどうやって空中を浮遊しているのか気になっているようです。バーンの空中浮遊の能力は詳細が不明です。もしかしたら暖かい空気は軽く、上に移動するという空気の性質が関係しているのかもしれません。

アンデッドアンラックに登場するバーンとビリーに関する声があがっています。こちらではビリーがコアフォーム状態のバーンを焚火代わりにしているシーンが「ちょっと面白い」と好評です。ほかの感想ではバーンの扱いがひどいとの声があがっていますが、そこが面白さにつながっているのかもしれません。

本記事ではアンデッドアンラックに登場するバーンについて、強さや能力、UNDERやビリーとの関係などを交えて紹介しました。アンデッドアンラックの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、バーンの能力・強さや活躍シーンに注目していただければ幸いです。