【BORUTO】ボルトが里抜けした理由はなぜ?大筒木モモシキとの関係は?

ボルトが里抜けした理由はなぜなのでしょうか?人気漫画『NARUTO -ナルト-』の次世代を描いた『BORUTO』にはさまざまな謎があり、読者の間で論争が繰り返されています。その一つがこの記事で特集する、ボルトとサスケの突然の里抜けや木ノ葉隠れ襲撃の首謀者・大筒木モモシキとの関係です。これから、この問題に加えて前作の主人公うずまきナルト死亡についての真実も明らかにしていきます。

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目次

  1. ボルトとは?
  2. ボルトが里抜けした理由やモモシキとの関係
  3. ボルトでナルトは死亡した?
  4. ボルトの声優
  5. ボルトの里抜けに関する感想や評価
  6. ボルトが里抜けした理由まとめ

ボルトとは?

BORUTOの作品情報

この記事では、漫画『BORUTO』の主人公・うずまきボルトを特集します。これから、ボルトが里抜けした理由はなぜなのか、また大筒木モモシキとの関係について考察していきますが、まずはその前に『BORUTO』の作品情報をお届けしましょう。

BORUTOの概要

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『BORUTO』(BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-)は、岸本斉史が原作・監修、池本幹雄が作画、小太刀右京が脚本を担当した日本の漫画です。この作品は、『NARUTO -ナルト-』の続編で、主役はうずまきナルトの息子、うずまきボルトです。

また、この作品『BORUTO』は、2016年の23号から2019年の28号まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、その後2019年の9月号からは「Vジャンプ」に移籍し連載が続けられています。さらに、2023年の10月号からは、第二部『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』が「Vジャンプ」で連載中となっています。

BORUTOのあらすじ

あらすじのイメージ

物語の舞台となるのは、忍の里で一般の人が増え、忍の生き方も変わりつつある時代です。七代目火影・うずまきナルトの息子であるボルトは忍者学校に入学します。ボルトの身体には「楔 (カーマ)」と呼ばれる特殊な印が刻まれており、これが物語の中で重要な役割を果たします。ボルトたちは「殻」という謎の組織と対峙し、その中で新たな敵や危機に立ち向かっていくことになりました。

ボルトのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマであるボルトの話題に移ります。最初はボルトのプロフィールからになります。

  • 所属:木ノ葉隠れ
  • 階級:下忍
  • 誕生日:3月27日(うちはサスケの誕生日の数字と逆)
  • 星座:おひつじ座
  • 身長:145cm(12歳)⇒163cm(16歳)
  • 好きな食べ物:ハンバーガー、フライドポテト、コーラ、激辛料理
  • 嫌いな食べ物:薄味の料理全般
  • 趣味:ゲーム(RPG)、カードゲーム

『BORUTO』のボルトは、うずまきナルトと日向ヒナタの間に生まれた息子で、妹にうずまきヒマワリがいます。外見は父親であるナルトに似ており、金髪、碧眼、そしてひげのような模様が2本あります。木ノ葉隠れの里に所属し、猿飛木ノ葉丸が率いる第七班の班員で、チームメイトには、うちは一族の末裔・うちはサラダや、後に人造人間と判明するミツキがいます。

テレビ東京・あにてれ BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

ボルトが里抜けした理由やモモシキとの関係

ボルトと大筒木モモシキとの関係

ここからは、なぜボルトが里抜けしたのか、その理由やモモシキとの関係を探っていきます。ボルトは大筒木モモシキを打ち倒した後、時間が止まった中でモモシキと接触しました。その時、モモシキは「神を討った者はただの人間ではなくなる」と言い、自身の転生の器としてボルトを選び、彼の左手に『楔カーマ』を刻みました。モモシキは自身の複製を作り、消える直前にボルトの体に『楔カーマ』を埋め込みました。

そして、モモシキは「その青い瞳はいつか君から全てを奪うだろう」と予言しました。その時、ボルトは運命や呪いなどに怯えることなく、自分の忍道を進むことを誓いました。しかし状況は大きく変わりました。なぜかというと、その理由はモモシキによって刻まれた『楔カーマ』の影響でした。

ボルトは現在十尾の生贄として成熟した?

生贄のイメージ

大筒木モモシキは、生きたままの大筒木を十尾に取り込まなければなりませんでした。なぜかというと、その理由は、『チャクラの実』を完璧に成熟させる必要があったからです。『楔カーマ』の影響で大筒木化が80%進んだボルトやカワキは、十尾の生贄として適した状態にありました。ボルトが大筒木のデータを100%解凍し、純度100%の大筒木に変貌したことで、十尾の生贄として完全に成熟したことが示されました。

ボルトは、もはやモモシキの『転生』を心配する必要はありませんでしたが、なぜかその代わりに十尾の生贄として謎の組織「殻」の幹部、コードに狙われることになりました。さらに、『楔カーマ』が既に100%解凍されているため、次に致命的な傷を受けた場合回復の手段はありません。モモシキから復活は二度とないと警告されていました。

ボルトは右目を失った?

モモシキの器となったボルトの右目は、モモシキがボルトの意識を支配下に置いた時だけ白眼へと変化します。モモシキはこれを「青き瞳」と呼んでいました。『BORUTO』19巻第75話『神の領域』では、ボルトがモモシキの予見した不吉な未来を窺い知ることになります。右目の能力の一端を顕わにしたのです。

単行本20巻の第78話『大馬鹿野郎』で、カワキは七代目火影であるナルトが心から愛している木ノ葉の里を守るために、現存する大筒木を排除する以外に選択肢がないと決意しました。そして、神術『大黒天』を使ってナルトとヒナタを封じ込めました。しかし、その後、何かがおかしいと感じて家に帰ってきたボルトを奇襲し、封じ込めようとしたところ、モモシキの『楔カーマ』によって大黒天は破られ、失敗に終わりました。

ボルトはカワキの行動に反発し応戦します。ところが、両者の間を取り持とうとしたサラダをカワキが攻撃しようとしたため、彼女を守ろうとしたボルトは負傷します。その際、カワキの鋭利な腕による攻撃でボルトは右目を失明してしまいます。ただし、『楔カーマ』発動時には右目の視力が復活するようです。

ボルトはカワキと逆転した?

『BORUTO』の20巻第78話『大馬鹿野郎』では、ボルトの封印・暗殺に失敗したカワキは、神術『少名碑古那』や『大黒天』を何度も使用した結果、チャクラが大幅に消耗し逃げ出すはめになります。うずまきボルトの居場所が不明な現在、奈良シカマルの指導の下、カワキを木ノ葉の敵と見なし、始末する方向でカワキの捜索が開始されます。しかし、相手はチャクラを消して隠れられるカワキですから、捜索は困難を極めました。

そうした状況の下、潜伏しているカワキにエイダが接触することに成功します。すると、カワキは「大筒木の器にされた七代目の息子を殺すことができるのは自分だけだ」「モモシキが自由になる前に行動しなければならない」「自分のようなどこにも所属しない、死んでも誰も悲しまないよそ者ならば殺せるのに」と苦しい胸の内を打ち明けました。

それを聞いたエイダは、制御不能で無意識の神術『全能』の能力を発動し、うずまきボルトとカワキの立場を逆転させてしまいます。『全能』は、大筒木でないエイダの力の及ばない、神が創造に使う全てを具現化する絶対的な意志と言えます。そのため、エイダは意図的に行ったわけではなく、発動後もしばらく何が起こったのか理解できませんでした。

エイダの「全能」がカワキの願いを具現化した結果、うちはサラダと筧スミレを除く木ノ葉隠れの里の全メンバーが、「カワキは木ノ葉隠れの里で生まれ育った火影の息子、つまりうずまきカワキである」という共通の認識を持つようになります。そして「ボルトとは恩を仇で返し、木の葉から命を狙われる孤独なよそ者」と見なすようになりました。

ボルトがサスケとともに里抜けした理由はなぜ?

ボルトがサスケとともに里抜けした理由はなぜなのでしょうか?ボルトは、サスケの協力を得て木ノ葉の追撃をかわします。エイダの謝罪を受け入れた上で、「今の不安や孤独はカワキの過ごしてきた環境の一部だろう」と現状を理解しました。「恵まれた環境にいた自分に不満を持っていたのでは?」とカワキの心情を気遣うのでした。

しかし、エイダはカワキがボルトを兄弟だと考えていると伝えました。そしてサスケは、ナルトが現在のボルトのように何も持たず、なおかつ多くの人々から疎外されていたにもかかわらず、自分の努力で火影になったことを指摘します。もしボルトが本当にナルトの血を引く息子なら、なぜナルトと同じように「自分の努力だけで認められるようになれないのか?」と、サスケはボルトに強く迫りました。

サスケの言葉に心を動かされたボルトは、自分には七代目火影の血、日向家の血、四代目火影の血、そして木ノ葉の火の意志が流れていることを自覚します。サスケから授かった額当てを締めなおすと、自分が忍者であることを再認識します。サスケの指摘通り自分の弱さが困難を生み出したのです。この悲劇を兄弟殺しで終わらせないためにも、より強くなると誓いました。ナルトならそうするだろうと考えたからでした。

以上が、ボルトがなぜ里抜けしたのかの理由となります。エイダはボルトの決意を受け、彼が木ノ葉に戻るまでの間、『千里眼』を使ったボルトとサスケの探索を行わないと約束しました。これにより、エイダの『千里眼』の監視から解放されたボルトは、サスケと共に里を離れて長い修行に入りました。

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ボルトでナルトは死亡した?

ナルトは死亡した?

『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』のストーリーにおいて、うずまきナルトが死亡したという明確な描写は現在のところありません。物語の序盤でカワキの発言からナルトが死亡したかのような描写はありましたが、それは物語の伏線の一つであり、実際に死亡したわけではない可能性が高いです。

さらに、ナルトが最強の技「バリオンモード」を使用した際に命を代償にするという描写がありましたが、その代償は尾獣「クラマ」の命であり、ナルトの命ではありません。したがってナルト自身はまだ生きています。現時点でナルトが死亡したとは断言できないのです。

ナルトはその後復活する?

復活のイメージ

現時点では何話でナルトが復活するのかは不明です。ナルトは、日向と共にカワキの神術『大黒天』で封印されています。時間が止まった空間であるため、二人は年を取ることも死亡することもありません。これは二人を死なせないための封印であり、大筒木の完全な排除を目指しています。

また、ボルトが大筒木化し、暴走している様子も描かれています。そのため、死亡するまでボルトは解放されない可能性があります。理想を言うなら、ボルトの大筒木化を止め、さらに大筒木を消滅させた上で、元の世界に戻すことが望ましいのでしょう。

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ボルトの声優

三瓶由布子のプロフィール

ここで、アニメ『BORUTO』のボルト役の声優・三瓶由布子(さんぺい・ゆうこ)を紹介します。三瓶由布子は、1986年2月28日生まれ・東京都出身の女性声優で、現在はアクセルワンに所属し活動しています。

三瓶由布子は、小学5年生の時に劇団若草に入団し、演劇の世界に足を踏み入れました。その後、アニメのオーディションを受け始め、2000年の『だぁ!だぁ!だぁ!』で西遠寺彷徨の役を演じて声優としてのキャリアをスタートしました。

その後もアニメの少年キャラクターを中心に活動を続け、2005年の『交響詩篇エウレカセブン』でレントンの役を演じて初めて主演を務めました。そして、2019年3月9日には、声優アワードの主演女優賞を受賞しました。

三瓶由布子の主な出演作品や担当キャラ

次に、アニメ『BORUTO』でうずまきボルトを演じた声優・三瓶由布子の主な出演作品や担当キャラを紹介します。

  • Yes!プリキュア5(夢原のぞみ/キュアドリーム)
  • 交響詩篇エウレカセブン(レントン・サーストン)
  • ヤッターマン(ドクボン / ドクハンボスほか)
  • デジモンアドベンチャー:(八神太一)
  • キャプテン翼(第4作)(大空翼)
  • 鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST(プライド/セリム・ブラッドレイ)
  • イナズマイレブン(亜風炉照美/アフロディ)
  • アイドルマスター SideM(秋月涼)
  • ガイコツ書店員 本田さん(カミブク)
  • おしりたんてい(おしりたんてい)

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ボルトの里抜けに関する感想や評価

ここまで『BORUTO』の主人公ボルトの里抜けを特集してきましたが、最後にボルトの里抜けに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

ナルトは息子のボルトに深い愛情を持っており、ルールや掟を破る里抜けであっても許す可能性は高いと考えられます。「仲間を大切にしない者はそれ以上のクズだ」は、シリーズ全体のテーマの一つかもしれません。

ボルトの抜け忍の額当ては、サスケの里抜け忍としての経験と教訓をボルトに伝えるための象徴だったのかもしれません。その解釈だとボルトが里抜けしていない可能性もでてきますが、どうなのでしょうか?

ボルトが里抜けする可能性についてのツイートです。ボルトはサスケと異なり仲間や里を思いやる性格をしています。したがって闇堕ちするというより、大切な人々を守るために自分自身を突き放す行動を取る可能性が高いのではないでしょうか?

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ボルトが里抜けした理由まとめ

まとめのイメージ

この記事では、『BORUTO』の主人公ボルトに焦点を当て、彼がサスケとともに里抜けした理由はなぜなのか、そして大筒木モモシキとの関係についても考察してきました。

ボルトに倒された大筒木モモシキは、転生用の器としてボルトに『楔カーマ』を打ち込みました。しかしこの試みはボルトの強靭な精神力により達成できませんでした。また、ボルトが里抜けしたのは、サスケに父ナルトとの違いや甘えを指摘されたボルトが、忍者であることを再認識し、自分の努力で火影になるための修行をするためでした。

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