【クレヨンしんちゃん】ななこおねいさん（大原ななこ）がかわいい！父親や声優は？

クレヨンしんちゃんにはさまざまな個性的なキャラが登場しますが、その中でもしんちゃんがべた惚れしているのが大原ななここと、ななこおねいさんです。この記事では、かわいいといわれるクレヨンしんちゃんに登場する大原ななこについて紹介していきましょう。

クレヨンしんちゃんに登場する大原ななこを紹介する前に、まずは国民的アニメである『クレヨンしんちゃん』の作品情報を紹介していきましょう。クレヨンしんちゃんの概要からあらすじまで、簡単に解説しています。

クレヨンしんちゃんは1990年から漫画アクションで連載した漫画になり、作者は臼井儀人です。2000年には連載をまんがタウンに移し、『新クレヨンしんちゃん』もあわせて人気の国民漫画です。クレヨンしんちゃんはアニメで知ったという人も多くおり、アニメの放送は1992年より開始されています。テレビ朝日系列で放送されており、放送時間は何度か変更されている傾向にあるでしょう。また、劇場版も多くの人が足を運んでいます。

クレヨンしんちゃんはは主人公である野原しんのすけを中心に、家族や友人、町中の人が繰り広げるコメディー漫画です。野原しんのすけは5歳の幼稚園児になり、幼稚園児ならではのエピソードから、大人がメインのハラハラする展開のエピソードまでさまざまです。漫画は1話完結が多く、読み切りで読みやすいと高い評価もされています。

大原ななこは女子大生で保育士を志望しています。年齢は20歳になり、優しい性格の持ち主です。しんのすけからは、ななこおねいさんと呼ばれており、しんのすけの夢の中では「ななこ」と呼び捨てにしている様子もみられました。しんのすけと出会ったのは、大原ななこがしんのすけの目やにを取ったことで、しんのすけが一目惚れしたのがきっかけでした。メゾン毒とかげに住んでおり、友人である神田鳥忍とともにいることが多いです。

神田鳥忍とはすし屋で一緒にアルバイトをしていたこともあり、ななこ自身も料理は得意としています。好きな男性のタイプには、力士という意外な返答をしており、ななこも相撲取りを目指そうとした過去を持っています。優しさに溢れて、たまにお茶目な面を見せる大原ななこですが、しつこい男にナンパされたときは「キレちゃおうかな」と容姿に似合わない一面も見せました。

大原ななこことななこおねいさんは、クレヨンしんちゃんの原作とアニメで違いがあるキャラクターの1人です。まず見た目の違いを紹介していきましょう。大原ななこの見た目は、原作では前髪が揃ったぱっつんのような見た目で髪色は茶色です。しかし、アニメでは前髪がすだれのようになり、髪色は黒髪や緑髪といった容姿です。

性格も少し違いがあり、原作では強気でサバサバとした女性という印象を受けますが、アニメでは大人しい大和撫子のような性格をしています。そのため、原作でのエピソードの印象とは異なるななこおねいさんが、アニメでは楽しめるでしょう。原作とアニメで印象の違う大原ななこを、どちらも見てみるのをおすすめします。

大原ななこのプロフィールや原作とアニメとの違いを紹介してきましたが、ここからは父親と母親について見ていきましょう。大原ななこの父親と母親はどのような人物なのか、詳しく紹介していきます。

大原ななこの父親の名前は大原四十郎になり、クレヨンしんちゃんでも何度か登場しているキャラクターの1人です。職業は小説家になり、眼鏡をしているため素顔があまり分からないキャラです。娘のななこを溺愛しており、ななこの見に何かあると仕事を放り出して駆けつける様子もみられました。ななこ自身も父親の心配性が限度を超えていると感じていますが、普段は苦笑いを浮かべながらも受け入れています。

幼稚園児であるしんのすけに対しても、娘に近づく男として扱っています。そのため、しんのすけがななこに近づこうものなら、大人げない態度で対応していました。仕事を放り出してまで娘に執着しているななこの父親ですが、小説家としては大きな成績を残しているといいます。執筆した小説がドラマになったり、実力は確かな父親でもありました。

大原ななこの母親はしんのすけを含め、野原家と顔を合わせたことはありません。しかし、ななこと同じように四十郎の心配性に呆れている様子を見せていました。ななこの母親は父親と違い出番はあまりなく、名前自体も明かされていないキャラクターです。

大原ななこは原作から人気のキャラクターですが、アニメではどの声優がキャスティングされているのでしょうか。実は、大原ななこの声優は初代と2代目の2人がキャスティングされています。ここでは、初代ななこの声優の紗ゆりさんと、2代目声優の伊藤静さんについて紹介していきます。

初代大原ななこの声優を務めた紗ゆりさんは、1956年5月28日生まれの東京都出身です。1983年から声優として活躍を見せていましたが、2012年にがんのために亡くなっています。最終所属事務所は「ぷろだくしょん★A組」になり、生前に出演していた作品から持ち役を多くの人が引き継いでいます。

紗ゆりさんの生前の出演作品には、『新機動戦記ガンダムW』のレディ・アン役や『シャーマニックプリンセス』のティアラ役、『キズナ一撃』の轟あかね役などがありました。

初代の大原ななこの声優の紗ゆりさんの死後、引き継いで2代目にキャスティングされたのは伊藤静さんです。伊藤静さんは東京都出身の1980年12月5日生まれ、血液型はO型です。所属事務所は賢プロダクションになり、2003年より声優活動を開始しています。

2010年には音楽活動にも踏み込み、今もなお愛されている声優の1人です。伊藤静さんの代表作には、『とある魔術の禁書目録』の神裂火織役や『美少女戦士セーラームーンCrystal』の愛野美奈子役、『ハヤテのごとく!』の桂ヒナギク役があります。

大原ななこが結婚しているのではないか、という噂もありますが、女子大生でなおかつ夢を追いかけていることもあり結婚はしていないでしょう。また、作中では恋人も居ないという話もしていたため、交際している人もいないとみてよいでしょう。作中で大原ななこの婚約者かもしれないとして登場した人物は、たんなるいとこでした。

大原ななことしんちゃんの関係性ですが、しんちゃん自身は本気で恋をしているという描写もありました。しかし、ななこおねいさんはしんちゃんと友達のように接している様子を見せています。ななこおねいさんの前では大人ぶったり、良い子を演じているしんちゃんでしたが、それらもななこは全て気が付いています。

背伸びをしているしんちゃんを、かわいいと思っているのでしょう。しんちゃんのことを好きな酢乙女あいから、ななこは恋のライバルとして扱われています。

ななこおねいさんは、アニメの印象が強い人が半数以上です。しかし、原作を見ると、原作の方がかわいいという声が多くあがります。また、なぜ原作のままのななこおねいさんを起用しなかったのか、謎に思う人もいました。

ななこおねいさんと野原家は、親戚関係にあると思っている人が少なからずいます。しかし、ななこおねいさんは近所の女子大生というだけで、血縁関係にはありませんでした。

ななこおねいさんの初代声優である、紗ゆりさんが亡くなった際には多くの人が悲しみのツイートを残しています。このまま、アニメにななこおねいさんが登場しないのではないか、とも言われていましたが、2代目の伊藤静さんが起用されたことで、歓喜の声もあがりました。

大原ななこはクレヨンしんちゃんでも人気のキャラクターで、しんちゃんが本気で恋をしている相手でもあります。原作とアニメでは、見た目や性格が違うため、両方のななこおねいさんを楽しんでみてください。