【ドラえもん】のび太としずかちゃんはいつ結婚した？出木杉君を振った理由や子供は？

国民的アニメとして今も昔も多くの人々に愛されている作品といえば、『ドラえもん』です。そんな『ドラえもん』のレギュラーキャラクターとして登場するのが、のび太としずかちゃんです。『ドラえもん』に登場するのび太としずかちゃんは一体どんなキャラクターなのでしょうか？お次は、『ドラえもん』の作品情報と、のび太としずかちゃんのプロフィールをチェックしてみましょう。

『ドラえもん』は、1969年から『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』『小学四年生』などといった小学館の学年誌にて連載していた、藤子不二雄による漫画です。1974年3月には原作の漫画連載最終回として『さようなら、ドラえもん』が描かれましたが、作者が思い直し、翌月には『帰ってきたドラえもん』によって連載は継続されました。

今や国民的テレビアニメとなったテレビアニメ放送は、1973年に開始し、約半年間放送されました。『さようなら、ドラえもん』『帰ってきたドラえもん』が書かれた後、二度目のテレビアニメ化につながり1979年に放送開始しました。以来、現在まで国民的アニメとして愛され続けています。そんな『ドラえもん』は、海外でも東アジアや東南アジアを中心に高い人気を誇る作品として注目されています。

ある日、勉強もスポーツも苦手な小学生・野比のび太の元に、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんがやってきます。将来ののび太は会社の倒産が原因で残った莫大な借金によって子孫を困らせているようで、そんな未来を変えるためにドラえもんが未来からやってきました。『ドラえもん』は、のび太とドラえもんが繰り広げる少し不思議（SF）な日常生活が描かれています。

「のび太」との愛称で親しまれるキャラクターの正式名称は、「野比のび太」であり、『ドラえもん』の副主人公です。そんなのび太は小学4年生の少年（アニメでは小学5年生）で、勉強も運動も苦手なうえ、それらを克服する努力を怠るなど駄目な人間の典型とされていますが、実際は「やれば出来る」タイプの人間です。

そんな性格ののび太ですから、基本的にはドラえもんやひみつ道具に頼りきりだが、時には自分の力で頑張ろうとする芯の強い一面もあります。また、温厚で明るい性格で、優しく、他人を深く思いやる心を持っています。臆病者ののび太ですが、正義感は強く、誰かを助けるために勇気を振り絞って危険に立ち向かうことも多いようです。

「しずかちゃん」との愛称で親しまれるキャラクターの正式名称は、「源静香」であり、『ドラえもん』のヒロインです。そんなしずかちゃんは、ルックスが可愛いことに加え、成績も出木杉君ほどではないものの極めて良いようで、運動神経もそれなりに良いようです。

そんなしずかちゃんの性格は、真面目で優しく、誰にでも平等に接しようとする性格です。また、困った人を見かけると放っておけない性格なので、のび太のことをよく気にかけてあげています。しかし、のび太にスカートを捲られたり入浴をこっそり覗かれた際には平手打ちや引っ掻くなどのおてんば行為をしてしまうようです。

『ドラえもん』の副主人公であるのび太と、ヒロインのしずかちゃんは、驚くことに将来的に結婚する関係です。そんなのび太としずかちゃんは一体いつ頃結婚するのでしょうか？また、結婚したのび太としずかちゃんの間に子供はいるのでしょうか？お次は、『ドラえもん』ののび太と静香ちゃんがいつ頃結婚したのかについてと、子供がいるのかどうか、子供の詳細についてチェックしてみましょう。

『ドラえもん』・のび太としずかちゃんはいつ結婚した？1つめの考察は『のび太としずかちゃんは25～26歳頃に結婚？』です。のび太としずかちゃんの結婚時期についての考察は2つあるのですが、まずはのび太としずかちゃんは25～26歳頃に結婚したという説をチェックしていきましょう。のび太としずかちゃんが25〜26歳頃に結婚したというのは、現在から15年後を描いた『のび太の結婚前夜』で明らかになっています。

作中でののび太やしずかちゃんは小学5年生であり、11歳になる年齢です。そこから15年後にのび太としずかちゃんが結婚するとなれば、25〜26歳頃になります。令和2年の初婚年齢の平均値は31.0歳とされているため、25〜26歳頃に結婚したとなれば平均より5〜6歳ほど早い年齢で2人は結婚したことになります。

『ドラえもん』・のび太としずかちゃんはいつ結婚した？2つめの考察は『のび太としずかちゃんは30歳頃に結婚？』です。のび太としずかちゃんは30歳頃に結婚したという説をチェックしていきましょう。のび太としずかちゃんが30歳頃に結婚したという説は、ジャイ子と結婚するタイミングでの入れ替わりとして換算した説です。

これは、『ドラええもん』の原作にてのび太の子孫であるセワシくんが19年後にのび太がお嫁さんをもらうと話していた事からです。現在の年齢から19年後とすれば、30歳頃です。しかしこの説では、のび太が結婚する運命だった相手はしずかちゃんではなくジャイ子なので、結婚相手がジャイ子からしずかちゃんに替わった状態での結婚時期が同等する場合での説になります。

『ドラえもん』・のび太としずかちゃんに子供はいるのかどうかについてですが、結論からお話しすると、のび太としずかちゃんの間に子供はいるようです。そんな2人の子供の名前は、「ノビスケ」と言い、現在から約15年後に誕生するようです。のび太としずかちゃんの子供であるノビスケは、メガネはかけていないものの、容姿はのび太と瓜二つのそっくりさです。

また、のび太と違ってスポーツは得意なようですが、のび太と同じく勉強は苦手なようです。ノビスケは父親であるのび太のことを「わからず屋で頭が古い」、母親であるしずかちゃんのことを「口うるさい鬼ババ」と評しているようです。しかし実際には両親のことを想っており、父親であるのび太に対しては少年時代のアルバムを読んだりドラミから父親の話が出ると嬉しそうにしているようです。

『ドラえもん』視聴者の方の多くは、ヒロインのしずかちゃんが将来結婚するとなれば、出木杉君が結婚相手ではないかと予想したものでしょう。出木杉君は完璧で非の打ち所がない男の子なので、容姿端麗でモテるしずかちゃんとお似合いだと考える方は多いようでした。また、出木杉君自身もしずかちゃんに好意を抱いていたようです。

しかし、未来でしずかちゃんと結婚した相手は出木杉君ではなく、のび太でした。しずかちゃんは出木杉君を振って、のび太を結婚相手として選びました。学業優秀でスポーツ万能な上、性格も良い完璧な出木杉君をしずかちゃんが振った理由は何故なのでしょうか？お次は、『ドラえもん』に登場する出木杉君のプロフィールと、しずかちゃんが出木杉君を振った理由について考察してみましょう。

「出木杉君」との愛称で親しまれるキャラクターの正式名称は、「出木杉英才」であり、『ドラえもん』に登場するのび太やしずかちゃんと同じクラスメイトの男の子です。そんな出木杉君は、成績はオール5だという学業優秀でスポーツ万能な上、容姿端麗な優等生です。出木杉君はテストは常に100点を取り、宿題もきちんとこなし、先生からは「出木杉は立派だ」「みんなも見習いなさい」と評されるほどです。

美術にも精通しており、写真と見紛うほどの絵画を描くことができたり、野球でも守備では超ファインプレーを連発したり打撃では大ホームランを飛ばし、しずかちゃんたちから「プロみたい」と感心されるほどの完璧っぷりです。そんな出木杉君に対してのび太は、「いい奴」と認めながらも日頃から彼に強い嫉妬心を向けており、しずかちゃんが出木杉君に少なからぬ好意を寄せていることも快く思っていないようです。

のび太たちが小学生時代、しずかちゃんは出木杉君に少なからぬ好意を寄せているようでしたし、出木杉君もしずかちゃんに好意を持っており、2人きりで学校から帰ったり一緒に遊んだりすることが多いようでした。また、出木杉君は「運命的なものを感じるね」と発言したり、恋愛感情としての好意なのかは不明ですが、「しずちゃんのことは大好き」と明言している場面があります。

しかし、のび太たちが大人になった姿が描かれている映画『STAND BY ME ドラえもん』では、出木杉君がしずかちゃんに対しプロポーズをしたことが示唆されています。小学生時代、しずかちゃんは出木杉君に少なからぬ好意を寄せていたはずで、のび太より恋愛面でもリードしていたはずですが、何故かしずかちゃんは出木杉君からのプロポーズにもなびかなかったようです。

そうなってくると、多くの視聴者たちは「何で出木杉君が振られたの？」と疑問を抱き、出木杉君が振られた理由が気になっていたようです。この理由も作中で描かれており、出木杉君曰く、しずかちゃんからは「あなたは1人でなんでも出来るでしょ」という理由で振られたと語っていました。あんなに完璧で非の打ち所がない出木杉君に惚れる女の子は『ドラえもん』の中でも多くいました。

しかし、しずかちゃんは、何でもそつなくこなす完璧な出木杉君よりも、手がかかって目が離せない​のび太に惹かれたようでした。この傾向はのび太たちが小学生の頃から見られており、​​​​​​アニメ第2作2期版『のび太の結婚前夜』にて出木杉君は、「昔からしずかちゃんのことで、野比くんに勝てる人はいない」と敗北を認める発言をしたほどです。

『ドラえもん』に登場する完璧キャラクターの出木杉君ではなく、のび太と結婚することになるしずかちゃんですが、しずかちゃんが出木杉君のプロポーズを蹴ってまでのび太と結婚した理由は一体なぜだったのでしょうか？お次は、『ドラえもん』・しずかちゃんがのび太と結婚した理由について考察してみましょう。

『ドラえもん』・しずかちゃんがのび太と結婚した理由1つめは、『そばについててあげないとあぶなっかしい』です。大学時代の雪山での遭難事故がきっかけとなり、しずかちゃんはのび太のそばについててあげないとあぶなっかしいという理由で結婚することを決意したようです。

このことから、出木杉君のように完璧に一人でこなすタイプだとどんなときも女性のことを引っ張ってくれそうですが、しずかちゃんはそんな頼り甲斐のあるタイプよりも、のび太のように少し頼りないけれども、手を繋いで支え合いながらいけるタイプが理想だったのかもしれません。

『ドラえもん』・しずかちゃんがのび太と結婚した理由2つめは、『お父さんの言葉に後押しされた』です。のび太との結婚前夜、しずかちゃんはマリッジブルーのようになってしまい、「パパとママが寂しくなるから結婚はやめる」「不安なの」と言い出してしまいました。しかし、しずかちゃんはお父さんがかけてくれた、ある言葉に後押しされました。

その言葉とは、のび太は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だと評するもので、しずかちゃんのお父さんは、「それがいちばん人間にとってだいじなこと」だと伝えました。のび太の人柄を評価するしずかちゃんのお父さんの言葉で、しずかちゃんは再び結婚を前向きに考えるようになりました。

『ドラえもん』の副主人公であるのび太とヒロインのしずかちゃんは、将来的に結婚し、子供も授かる家族となります。そんなのび太としずかちゃんに対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『ドラえもん』・のび太としずかちゃんに対する世間の人々の感想や評価をチェックして見ましょう。

『のび太の結婚前夜』を幼い頃に見た際は面白くないと思っていた視聴者の方も、結婚に対する不安を抱くしずかちゃんの背中を押すお父さんとのシーンは、結婚して子供が生まれた後に見ると思わず心打たれてしまう視聴者も少なくないようでした。

『のび太の結婚前夜』にて、結婚に対する不安を抱くしずかちゃんに、お父さんが「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。かれなら間違いなくきみをしあわせにしてくれると、ぼくは信じているよ」としずかちゃんの背中を押すのですが、幼い頃に見た視聴者が大人になった今でも人生観の一つとなるほど、人々の心の支えにもなっているようです。

『のび太の結婚前夜』といえば、しずかちゃんとしずかちゃんのお父さんのシーンが名シーンと言われていますが、大人になったのび太と、少し背中が小さくなってしまった先生のシーンも感動ものだと評判を集めている人気のシーンです。また、視聴者の中には大人になったのび太の声がカッコ良すぎてしずかちゃんを羨ましく思う方もいるようでした。

今回は『ドラえもん』に登場するのび太としずかちゃんについてのまとめをご紹介しました。のび太としずかちゃんは小学生時代、同じクラスの友人ですが、大人になると結婚して子供も生まれたようでした。そんなのび太としずかちゃんの結婚が描かれた『のび太の結婚前夜』は感動する作品として今でも注目されているので、見たことない方は是非一度チェックしてみてください。