【薬屋のひとりごと】牛黄(ごおう)は実在する?効果・価格や登場回を紹介

薬屋のひとりごとには牛黄(ごおう)という薬が出てきますが、この牛黄は実在する薬なのでしょうか。薬屋のひとりごとで猫猫が壬氏からもらえると目を輝かせた万能薬といわれる牛黄には、どのような効果が期待できるのかも調査しました。牛黄は高価な薬といわれていますが、どれくらいの価格帯なのか薬屋のひとりごとの中で出てくる会話から導き出します。そして、薬屋のひとりごとの何話で牛黄が登場するのかも解説していきましょう。

【薬屋のひとりごと】牛黄(ごおう)は実在する?効果・価格や登場回を紹介のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの牛黄とは?
  2. 薬屋のひとりごとの牛黄は実在する?歴史も解説
  3. 薬屋のひとりごとの牛黄の効果・価格や登場回
  4. 薬屋のひとりごとの牛黄に関する感想や評価
  5. 薬屋のひとりごとの牛黄まとめ

薬屋のひとりごとの牛黄とは?

人気漫画の薬屋のひとりごとには、薬となる素材が多く登場します。薬屋のひとりごとの主人公である猫猫が目を輝かせるほど欲しがった牛黄(ごおう)も、薬のひとつとされています。この記事では、猫猫が欲しがった牛黄という薬について、詳しく紹介していきましょう。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとに登場する牛黄(ごおう)について紹介する前に、まずは作品情報について解説していきます。現在アニメ化もされている薬屋のひとりごとは、多くの人から高い評価を得ている作品になり、人気も右肩上がりです。薬屋のひとりごとの概要やあらすじを見ていきましょう。

薬屋のひとりごとの概要

薬屋のひとりごとは漫画の印象が強い人が多いですが、元々はライトノベルになり著者は日向夏です。2011年より「小説家になろう」で連載が開始され、2017年には漫画が連載されました。漫画は2人の漫画家がそれぞれ、「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」で連載をしています。そのため、少し絵柄の異なる2種類の漫画を目にすることができるでしょう。2023年にはアニメ化しており、人気の作品として話題を集めています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

養父に育てられた主人公の猫猫(マオマオ)は、薬を熱心に研究している少女でした。医師の養父の影響で薬に興味を持った猫猫は、ある日薬草を探しに森に出かけます。そこで人さらいに合っていまい、後宮に売られてしまいます。年季が明けるまでは薬に触れることができないと落ち込む猫猫でしたが、皇子が衰弱した際に事件解決を手助けしたことで壬氏の目に留まりました。そして、王宮で起きる謎の事件の数々を解決していくのでした。

牛黄(ごおう)とは?

牛黄(ごおう)は薬屋のひとりごとで紹介されている通り、牛の胆石になります。胆石は胆嚢の中にできるもので、結石として扱われています。人間も同様に、胆嚢に胆石が生じることがあります。胆石は元々牛の身体の中にあるものではなく、胆嚢の中で作り出されてしまうものです。

そのため、全ての牛の身体の中にあるものではなく、薬屋のひとりごとでは1000頭に1頭が牛黄を持っているといわれていました。それくらい、希少価値の高い生薬であり漢方薬なのです。

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薬屋のひとりごとの牛黄は実在する?歴史も解説

牛

薬屋のひとりごとに登場する牛黄は、実在しているのかについて調査していきます。薬屋のひとりごとには多くの薬が出てきますが、牛黄は実際に手に入るのか、またその歴史についても見ていきましょう。

牛黄は実在する?

薬屋のひとりごと内で登場する牛黄(ごおう)は、実在する薬です。薬屋のひとりごとでも紹介されているように、牛の胆嚢に生じる結石である胆石を牛黄と呼びます。日本で育つ牛は主に穀物を餌にしているため、胆石ができづらいことから、実在しているものの牛黄の入手は難しいとされています。

牛黄のビリルビンの量で品質が決められており、薬として使用ができるのは濃度が13%以上のもののみとなっています。実在しているとはいえ、希少かつ高価なため手に入れるのは難しい薬ともいえるでしょう。

牛黄の歴史

牛黄(ごおう)の歴史は古く、日本で記されているものの中で一番古いのが698年です。698年に牛黄が献上されたことが記されており、その後も701年の大宝律令に「牛黄が見つかれば献上すること」と記されていました。古くから希少価値があることが分かる情報になり、昔は見つけたら必ず献上するよう指示されていたことが分かるでしょう。

江戸時代に入ると、牛黄は取引される薬の一つになったと記されています。また、牛黄が含まれている薬も処方され、販売されるようになったのも江戸時代のことでした。日本外では、中国で紀元前前に「神農本草経」に記されていたという情報もあります。

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薬屋のひとりごとの牛黄の効果・価格や登場回

丘の上の牛

薬屋のひとりごとに登場する牛黄は、実在していることが分かりました。では、牛黄はどのような効果を持つ薬なのでしょうか。ここからは、牛黄が持つ効果について詳しく紹介していきます。また、高価で希少な牛黄の価格帯についても調査しました。

牛黄の効果

牛黄は特効薬と言われており、さまざまな症状に効果を見せる薬です。牛黄は肝機能障害や貧血、高血圧、頭痛といった幅広い病に効果を見せ、抗ウイルス作用についても注目されています。免疫力が低下している際、活性化を見せます。反対の場合は、免疫能を正常に戻す作用もあります。また、ウイルスに感染した際、肺炎を予防する効果もあります。その他にも、血圧降下作用や強心作用が見られます。

牛黄の価格

牛黄は高価な薬になり、簡単に手に入るものではないため価格は高騰しています。比較対象として、重量で価格が決まる金と比べても牛黄の方が高いといわれています。牛黄は一定の価格を維持しているのではなく、市場価格は上がっていっています。牛黄は現在採取するのが難しくなっており、採取できる地域はオーストラリアや南米になっています。南米へ買い付けに行くのも難しいといわれており、ボディーガードを付けて買い付けに行くほどです。

そのため、牛黄を手に入れるのはとても難しいです。現在の牛黄の価格は、金の2倍ほどの価格になっているといわれており、小説版の薬屋のひとりごとの中でも高順の給料の3倍の価格と明記しています。高順は高い賃金をもらっていることが予想されるため、牛黄の価格が高価であると予想できるでしょう。このように高い価格の牛黄を猫猫に渡した壬氏は、とても莫大な財力を持っているといえます。

牛黄の登場回は何話?エピソードを解説

牛黄がとても高価で希少な薬ということを紹介してきましたが、薬屋のひとりごとで牛黄が登場するのは何話なのでしょうか。

薬屋のひとりごとを見たことがある人も、何話なのか分からないという人も少なくないでしょう。牛黄が登場するのが薬屋のひとりごとの何話かというと、小説では2巻、ビッグガンガンコミックス版では6巻に収録されている31話、薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜では5巻に収録されている22話で見ることができます。

牛黄がなぜ登場したのでしょうか。牛黄は壬氏が猫猫に事件を解決してほしいと頼んだときの報酬として登場し、猫猫は希少な牛黄が手に入るチャンスと見て目を輝かせました。事件を解決するにあたり壬氏の正体が猫猫にバレてしまいますが、猫猫は牛黄のことしか頭にない様子を見せていました。薬が好きな猫猫らしいエピソードといえるでしょう。

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薬屋のひとりごとの牛黄に関する感想や評価

薬屋のひとりごとで猫猫は壬氏に対して少々冷たい態度を取っていますが、牛黄が貰えると知るとキャラが豹変します。牛黄が欲しい猫猫は壬氏に対して、いつもとは違うかわいらしい一面を多く見せます。そのため、読み手からも「猫猫の牛黄のシーンがかわいい」と評価されました。

牛黄が牛の胆石ということは意外にも知らない人が多く、その他にもクジラの胆石も同様に高価なものとなっています。しかし、人間の胆石は意味をなさず、反対に取り除くのに手術をすることで医療費がかかります。そのため、人間は胆石を多く作り出すことができるが、牛やクジラのように高価なものではなくマイナスになってしまうのです。

薬や漢方の勉強をしている人は、薬屋のひとりごとに出てくる薬の名前でインプットできるため、勉強でプラスになったという人が居ました。牛黄以外にも薬の名前や効果など作品に出てくるため、知らない薬も自然と頭に残ることでしょう。

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薬屋のひとりごとの牛黄まとめ

薬屋のひとりごとに登場する牛黄は実在している薬になり、希少かつ高価なものです。出回っている数も少なく、見かけることも難しい万能薬といえるでしょう。薬屋のひとりごとでは何話に登場するのかも紹介してきたため、ぜひ作品の中で牛黄の話を見てみてください。

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