【思い出のマーニー】登場キャラクターと相関図!登場人物の血縁関係や声優は?

『思い出のマーニー』はスタジオジブリ作品でも人気の作品の一つであり、主役級の男性が登場しない初の作品です。ただ、主人公・杏奈の祖母が実はマーニーだったりと、血縁関係が複雑で作中に登場するキャラクターの繋がりや関係がややこしいです。そこで、本記事では思い出のマーニーの人物相関図を紹介します。また、登場人物やアニメ声優についても詳しく紹介するため人物相関図を参考にしながらチェックしてみてください。

【思い出のマーニー】登場キャラクターと相関図!登場人物の血縁関係や声優は?のイメージ

目次

  1. 思い出のマーニーとは?
  2. 思い出のマーニーのキャラクター・登場人物一覧
  3. 思い出のマーニーの相関図やあらすじ
  4. 思い出のマーニーのキャラクターの声優
  5. 思い出のマーニーのキャラクターに関する感想や評価
  6. 思い出のマーニーのキャラクターの相関図まとめ

思い出のマーニーとは?

思い出のマーニーのジブリ映画の概要

『思い出のマーニー』はイギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学の古典的名作『思い出のマーニー』を原作とした長編アニメーション映画です。映画化はスタジオジブリ制作・米林宏昌監督によっておこなわれました。米林監督にとって本作は『借りぐらしのアリエッティ』以来、4年ぶりの監督作品となっています。また、スタジオジブリ作品の中でも本作は男性の主役級キャラが登場しない初の作品となっています。

思い出のマーニーのジブリ映画の監督

思い出のマーニーの監督・米林宏昌さんは、2014年末まで株式会社スタジオジブリに所属していたアニメーター・アニメ監督です。1996年にスタジオジブリに入社して以来、国内のみならず海外にも絶大な影響力を持つ宮崎駿監督の作品などに参加しており、『千と千尋の神隠し』や『崖の上のポニョ』、『ハウルの動く城』などでは原画を担当しています。

また、宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗さんが監督した『ゲド戦記』では作画監督補として作品を支えました。2020年にはジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』にて、自身初の監督に抜擢されます。その後、2作目の監督作『思い出のマーニー』が公開されました。スタジオジブリ退社後はアニメ制作会社「スタジオポノック」を立ち上げ、そこで3作目の監督作『メアリと魔女の花』が公開されています。

思い出のマーニー - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

思い出のマーニーのキャラクター・登場人物一覧

キャラクター①杏奈

まずはじめに思い出のマーニーの登場人物、杏奈について紹介します。杏奈は本作の主人公です。12歳の中学一年生で、青みがかった黒い瞳に暗褐色のショートヘアが特徴的。趣味は絵を描くことで、作中では時折ノートを持ち歩いては風景をスケッチしています。「自分はいらない子」という思いが常に心の中にあり、人に心を開けないでいましたが、マーニーと出会ってからは徐々に心を開き成長していきます。

キャラクター②マーニー

続いて思い出のマーニーの登場人物、マーニーについて紹介します。マーニーはもう一人の主人公です。大岩清正・セツ夫妻の自宅近くに建つ湿っ地屋敷に住んでいます。見た目は金髪に青い目が特徴的。幼少期は両親からほったらかしにされていたため、杏奈と同じく愛情に飢えていました。その似たような境遇で杏奈と意気投合しています。

キャラクター③頼子

続いて思い出のマーニーの登場人物、頼子について紹介します。頼子は杏奈の養母です。杏奈とは血のつながりはありません。最初は杏奈と仲が良かったものの、ある出来事から「お母さん」ではなく「おばちゃん」と呼ばれるようになり、杏奈との間に壁ができてしまいます。

キャラクター④大岩清正

続いて思い出のマーニーの登場人物、大岩清正について紹介します。大岩清正はセツの夫です。木工職人。10年に一度しか喋らないと噂されるほど無口な十一を「いいヤツなんだよ」と評する数少ない理解者の一人です。

キャラクター⑤大岩セツ

続いて思い出のマーニーの登場人物、大岩セツについて紹介します。大岩セツは清正の妻で頼子の親戚です。喘息を患い、療養のため夏休みの間だけ大岩家にやってきた杏奈を実の娘のようにかわいがっています。おおらかな性格をしており、杏奈に対し心配性すぎる頼子をたびたび見咎めていました。ちなみに娘がいますが、現在は独立して家を出ています。

キャラクター⑥老婦人

続いて思い出のマーニーの登場人物、老婦人について紹介します。老婦人は久子の回想で出てくる人物です。実はかつて湿っ地屋敷の住人だった晩年のマーニーです。夫の和彦を亡くしたショックから身体を壊して療養所に入っていました。そのため娘の絵美里とは疎遠になったまま死に別れることとなります。絵美里の死後、一人残された孫の杏奈を引き取って育てますが、杏奈が2歳のときに病気で亡くなりました。

キャラクター⑦ばあや

続いて思い出のマーニーの登場人物、ばあやについて紹介します。ばあやは湿っ地屋敷の老家政婦です。実はマーニーが子供の頃、部下にあたるメイドのねえねとともに、マーニーの髪をブラシで力強く漉くなど意地悪をしていました。普段はマーニーを「お嬢様」と呼んでいます。

キャラクター⑧久子

続いて思い出のマーニーの登場人物、久子について紹介します。久子はマーニーの子供の頃からの友人です。よく湿っ地屋敷の絵を描いています。湿っ地屋敷についても何か知っているようです。マーニーが歩んだ人生について杏奈と彩香に語っています。

キャラクター⑨信子

続いて思い出のマーニーの登場人物、信子について紹介します。信子は湿っ地屋敷のある海辺の町の住人です。年齢は13歳。気さくな性格で、学校では委員長を務めています。素っ気ない態度の杏奈に過剰に接したことで、杏奈から「いい加減ほっといてよ、太っちょ豚!」と言われてしまいます。しかし、終盤では杏奈の謝罪の言葉に「来年はゴミ拾いしなさいね」と声をかけ、度量の広さを見せました。

キャラクター⑩彩香

続いて思い出のマーニーの登場人物、彩香について紹介します。彩香は湿っ地屋敷に東京から引っ越してきた赤いメガネの少女です。年齢は11歳。好奇心旺盛で明るい性格をしています。マーニーの日記を棚の隙間から見つけ、その日記の持ち主であるマーニーの存在を気にしていました。そして、杏奈が湿っ地屋敷に訪れマーニーの部屋を見ていたことで、杏奈がマーニーだと思い、話しかけています。

キャラクター⑪十一

続いて思い出のマーニーの登場人物、十一について紹介します。十一は白いひげを蓄えた老人です。寡黙な性格をしています。満潮になり湿っ地が水に覆われ、屋敷から家に帰れなくなった杏奈をボートで岸まで乗せていってくれました。ちなみに名前の由来は、11人兄弟の11番目だからだそうです。

キャラクター⑫マーニーの母

続いて思い出のマーニーの登場人物、マーニーの母について紹介します。マーニーの母は黒髪黒眼のモダンな婦人です。マーニーをばあやに任せて自分は好きなことをしていました。

キャラクター⑬マーニーの父

続いて思い出のマーニーの登場人物、マーニーの父について紹介します。マーニーの父は湿っ地屋敷の主人です。仕事で家をほとんど空けています。見た目は金髪に青い目が特徴的。おそらくイギリス人です。

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思い出のマーニーの相関図やあらすじ

思い出のマーニーの相関図や血縁関係

上の画像は思い出のマーニーの人物相関図です。人物相関図では杏奈やマーニーを取り巻く血縁関係も載っています。思い出のマーニーの登場人物一覧と照らし合わせて確認してみるとよいかもしれません。

思い出のマーニーのあらすじ

ここでは思い出のマーニーの簡単なあらすじを紹介します。ぜひ思い出のマーニーの人物相関図や血縁関係を参考にしながら見てみてください。主人公は北海道札幌市に住む12歳の少女・佐々木杏奈(ささきあんな)です。物語は杏奈が持病である喘息の発作を起こしたところから始まります。

主治医の山下医師に杏奈を環境の良いところでしばらく療養をさせることを提案された杏奈の里親・佐々木頼子(ささきよりこ)は、夏休みの間だけ、親戚の大岩夫妻の家で過ごすことに決めました。その後杏奈は大岩夫妻の家がある海辺の田舎町の入り江で、古い屋敷を見つけなぜか「知っている気がする」と直感的に感じ…

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思い出のマーニーのキャラクターの声優

杏奈役/高月彩良

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて杏奈の声を務めた声優は、芸能事務所「スウィートパワー」に所属し、女優として活動している高月彩良(たかつきさら)さんです。高月彩良さんは2008年9月にネットドラマ『TSC東京ガール』で女優デビューを果たし、翌年にはテレビドラマ『オトメン』で主人公の少年時代役に抜擢されました。また、2015年に『人狼ゲーム クレイジーフォックス』で映画初主演を務めています。

マーニー役/有村架純

ジブリ映画『思い出のマーニー』にてマーニーの声を務めた声優は、芸能事務所「フラーム」に所属し、女優として活動している有村架純(ありむらかすみ)さんです。

有村架純さんは2010年5月に『ハガネの女』でドラマ初出演を果たし、2013年7月には連続テレビ小説『あまちゃん』にて主人公の母親の若かりし頃を演じて話題を呼び、注目度を高めました。その後、数多くのドラマ・映画に出演しています。代表作は『ハガネの女』シリーズや『ひよっこ』シリーズ、『劇場版SPEC』シリーズ、『映画 ビリギャル』などがあります。

頼子役/松嶋菜々子

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて頼子の声を務めた声優は、芸能事務所「セブンス・アヴェニュー」に所属し、女優・ファッションモデルとして活動している松嶋菜々子(まつしまななこ)さんです。松嶋菜々子さんは1992年にテレビドラマ『社長になった若大将』で女優デビューを果たしています。その後、1998年にテレビドラマ『GTO』にて冬月あずさ役を演じて人気を博しました。

大岩清正役/寺島進

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて大岩清正の声を務めた声優は、芸能事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント(イー・コンセプト)」に所属し、俳優・タレントとして活動している寺島進(てらじますすむ)さんです。寺島進さんは1984年頃からテレビドラマの端役で出演し始めています。1996年には篠崎誠監督の映画『おかえり』にて初主演を務めました。

大岩セツ役/根岸季衣

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて大岩セツの声を務めた声優は、芸能事務所「アルファエージェンシー」に所属し、女優として活動している根岸季衣(ねぎしとしえ)さんです。根岸季衣さんは1976年に多岐川裕美主演の映画『新・女囚さそり 701号』にて女優デビューを果たしています。1980年には『愛さずにはいられない』にてテレビドラマ初主演を務めました。

老婦人役/森山良子

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて老婦人の声を務めた声優は、芸能事務所「エンジェルソング」に所属し、歌手・女優として活動している森山良子さんです。森山良子さんは1867年にこの広い野原いっぱい」でレコードデビューを果たしています。女優としてのデビュー作は『金曜日の妻たちへIII 恋におちて』で、年下の男との不倫に堕ち、その中で自分を見つめ直し変わっていく主婦役を巧みに演じました。

ばあや役/吉行和子

ジブリ映画『思い出のマーニー』にてばあやの声を務めた声優は、フリーで活動中の女優・エッセイスト・俳人として活動している吉行和子さんです。吉行和子さんは1955年に津島恵子主演の映画『由起子』でスクリーンデビューを果たしています。1978年には大島渚監督作品『愛の亡霊』に出演して、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。かつては『おかあさんといっしょ』でのお話のお姉さんとしても活躍していました。

久子役/黒木瞳

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて久子の声を務めた声優は、芸能事務所「ポエムカンパニーリミテッド」に所属し、女優・タレント・司会者・歌手・映画監督として活動している黒木瞳さんです。黒木瞳さんは1986年に東陽一監督作品『化身』で映画主演デビューを果たしています。化身では日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。1997年には森田芳光監督作品『失楽園』で不倫の恋を大胆に演じて大きな話題になっています。

彩香役/杉咲花

ジブリ映画『思い出のマーニー』にて彩香の声を務めた声優は、芸能事務所「研音」に所属し、女優として活動している杉咲花さんです。杉咲花さんは2016年10月29日公開の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』にて銭湯を営む一家の娘役を演じ、日本アカデミー賞や各映画賞の助演女優賞を受賞しています。2018年には『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で映画初主演を務めました。

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思い出のマーニーのキャラクターに関する感想や評価

思い出のマーニーに登場するマーニーの魅力に関する声があがっています。こちらではマーニーの魅力として、儚げで強引でかわいいという点が挙げられています。

思い出のマーニーに登場する杏奈とマーニーに関する声があがっています。どうやら主人公の杏奈よりもマーニーの方が魅力的だと感じているようです。

思い出のマーニーの主人公・杏奈に関する声があがっています。こちらでは杏奈の魅力として、礼儀正しくてたまに愚痴るという点が挙げられています。

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思い出のマーニーのキャラクターの相関図まとめ

本記事では思い出のマーニーの登場キャラクターと相関図、アニメ声優についてまとめてきました。思い出のマーニーを見る際は、本記事の登場人物一覧や人物相関図を参考にしつつ、登場人物の活躍に注目していただければ幸いです。

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