【天空の城ラピュタ】ムスカは目の病気?失明したのは色素が薄くて光に弱いから?

天空の城ラピュタのムスカ大佐は、実は目の病気だったのではないかと言われています。天空の城ラピュタに登場した魅力的な悪役・ムスカ大佐は、作中で主人公のパズー・シータと敵対し、ラピュタを使って世界を支配することを目論んでいました。ここでは、天空の城ラピュタのムスカ大佐の目が病気だったのか?目の色素が薄く見える理由、また、作中で失明してしまった原因などについて考察していきます。

【天空の城ラピュタ】ムスカは目の病気?失明したのは色素が薄くて光に弱いから?のイメージ

目次

  1. ムスカとは?
  2. ムスカは目の病気?サングラスの理由は?
  3. ムスカの目が失明した理由や原因は?
  4. ムスカのその後はどうなった?死亡した?
  5. ムスカの目に関する感想や評価
  6. ムスカの目まとめ

ムスカとは?

ムスカとは、人気のスタジオジブリ作品・天空の城ラピュタに登場するキャラクターです。天空の城ラピュタのムスカ大佐は、ラピュタを探し出すという任務を帯びた特務機関の大佐で、同じくラピュタへの到達を夢見る主人公・パズーと敵対する悪役でした。ここでは、天空の城ラピュタのムスカ大佐の目が失明したのか?また、目の色や色素が薄い理由などについても考察していきます。

天空の城ラピュタの作品情報

天空の城ラピュタの概要

天空の城ラピュタのムスカ大佐の目が病気だったのか?また、失明したと考えられる原因について詳しくまとめていく前に、ムスカ大佐が登場して悪役として活躍する天空の城ラピュタの作品情報・概要を簡単に紹介します。天空の城ラピュタとは、スタジオジブリによる長編アニメーション作品で、1986年に劇場公開されました。製作は徳間書店で、天空の城ラピュタの企画がきっかけで、スタジオジブリが立ち上げられています。

天空の城ラピュタのあらすじ

ムスカ大佐が登場する天空の城ラピュタのあらすじを紹介します。天空の城ラピュタの主人公・パズーは、炭鉱夫の手伝いをして暮らしている少年です。ある日、パズーは空から落ちてきた少女・シータと出会います。パズーはかつて父親が目指した天空の城・ラピュタを見つけるという夢を持っており、ラピュタ発見の鍵を握る少女・シータとの出会いがきっかけで、ラピュタを目指す冒険へ出ることになります。

ムスカ大佐のプロフィール

天空の城ラピュタに登場する、ムスカ大佐のプロフィールを紹介します。ムスカ大佐は軍の特務機関に所属している所謂エリートといった人物で、年齢は28歳、明るい茶色のスーツとサングラスが特徴のキャラクターです。ラピュタを見つけ出すという任務を帯びており、ラピュタへ到達するための鍵となる少女・シータを狙っていました。シータを守ろうとするパズーと敵対し、作中では悪役として活躍する人物です。

ムスカ大佐は落ち着いた物腰と知的な喋り方をする人物ですが、実際には自分の目的のためならば、仲間の命も顧みない冷徹な性格をしています。豊富な知識を持つムスカ大佐は、旧約聖書やラーマヤーナなどの内容にも詳しく、暗号も解読できる等、非常に有能なキャラクターです。また、頭脳派なだけではなく射撃の腕も正確であり、多方面の知識と技術に長けた手強い悪役として描かれていました。

天空の城ラピュタにおいて、ムスカ大佐はラピュタに深く関わる重要な登場人物でした。ムスカ大佐は、本名をロムスカ・パロ・ウル・ラピュタと言い、ウルはラピュタの言葉で王を意味します。ムスカ大佐はかつて地上へと降り立ったラピュタ王族の末裔であり、ラピュタへ帰還しその強大な力を使って地上を支配するという野望を秘めていました。同じくラピュタ王族の末裔であるシータを攫い、自身に協力させようと目論んでいました。

天空の城ラピュタ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

ムスカは目の病気?サングラスの理由は?

ムスカがサングラスをしている理由は色素が薄いから?

天空の城ラピュタに登場するムスカ大佐は、目の病気なのではないかと言われています。ムスカ大佐の目が病気なのか?また、サングラスをかけている理由などを考察していきます。まず、ムスカ大佐がサングラスをしているのは、目の色・色素が薄いからと言われています。人間の目の色には様々なものがあり、目の色を虹彩と言います。この虹彩の色が濃ければ光に強く、薄いと光に弱くなります。

目の色素が濃いと言うと、茶色や黒の目で、日差しが厳しいエリアで暮らしている人々は、目の色素が濃くなっています。逆に灰色や青色の目は色素が薄いと言われ、光をよりまぶしく感じてしまうのです。天空の城ラピュタに登場するムスカ大佐も、目の色素が金色で描かれており、強い光に弱かったのではないか?と考えられています。

また、天空の城ラピュタのムスカ大佐は、ただ単に目の色素が薄いだけではなく、目の病気だったのではないかとも考察されています。実際に眼皮膚白皮症という病気では、目の色素が薄くなってしまいます。光が過剰に眩しく感じるという病気もあるため、ムスカ大佐もこのような病気の一種を患っており、サングラスが手放せない状態だった可能性があると考えられていました。

ムスカの目の色素が薄い理由

天空の城ラピュタ作中で、ムスカ大佐の顔がアップになるシーンでは、ムスカ大佐の目の色素が薄い金色をしているのが分かります。ムスカ大佐の目の色素は病気が原因で薄いのではと考察されていました。ムスカ大佐の目が病気になった原因は、ムスカ大佐一族が近親交配を続けてきたからと言われています。天空の城ラピュタ作中では、ムスカ大佐は自身のルーツを「ラピュタ王族の末裔」と語っています。

同じくラピュタ王族の末裔であるシータは、真の名前に「トゥエル」という名前が入っており、ムスカ大佐によるとこれは「真の」という意味です。シータはラピュタ王族の末裔として、第一位の王位継承権を持つ王女ということが明かされています。ムスカ大佐は平和に暮らしてきたシータの一族とは違い、高度な文明を誇っていたラピュタに帰還し、ラピュタに残されている古代の力を使って世界を支配しようとしていた悪役でした。

ムスカ大佐の一族は、かつてシータの一族と対立して離れた分家のような存在とも言われており、いつかラピュタへ帰って一族を復興するため、血を絶やさないようにと近親交配を繰り返したのだと考察されていました。近親交配を繰り返すと、似た遺伝子が掛け合わされるため、病気の子供が生まれる確率が高くなってしまいます。ムスカ大佐も近親交配が原因で、目が病気になったのではないかと考えられます。

ムスカは目は元々弱視だった?

天空の城ラピュタのムスカ大佐は、元々弱視だったのではないかと言われています。ムスカ大佐は目が病気だったと言われていますが、弱視のためにサングラスをかけていたという説もあります。しかし、弱視はほとんど目が見えない状態のことを指しているため、作中でも文字を読めているムスカ大佐は、弱視程は視力が弱くないとも言われています。

ムスカのサングラスは実際に売っている?

天空の城ラピュタのムスカ大佐のトレードマークと言えるサングラスは、キャラクターグッズとして発売もされています。ムスカ大佐のサングラスは、スタジオジブリと東京戯画とのコラボ商品としてグッズ化されています。東京戯画は人気アニメグッズを多数取り扱っているショップで、ムスカ大佐のサングラスの他にも、主人公・パズーのゴーグルを模した眼鏡フレームも販売されています。

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ムスカの目が失明した理由や原因は?

理由①サングラスの破片が刺さった

天空の城ラピュタ作中で、屈指の有名なシーンにムスカ大佐が失明して「目が…」とのセリフと共に苦しんでいるシーンがあります。このシーンで、ムスカ大佐が失明してしまった原因を詳しく考察します。ムスカ大佐が失明した原因は、かけていたサングラスが壊れてしまい、破片が目に刺さったからではないと言われています。ムスカ大佐が失明したシーンでは、パズーとシータが飛行石を使い、「バルス」の呪文を唱えています。

バルスは禁断の滅びの呪文と言われており、パズーとシータは覚悟を決めて呪文を使います。その結果、飛行石は強い力を放ち、ラピュタは崩壊を始めます。パズーとシータが唱えた滅びの呪文により、衝撃が原因でムスカ大佐のサングラスが破損してしまったと言われています。

理由②強烈な光で目にダメージを負った

ムスカ大佐が失明した原因として有力視されているのが、強い光で目にダメージを負ったというものがあります。天空の城ラピュタ作中で、パズーとシータがバルスと唱えた瞬間、飛行石から眩い光が発せられます。2人はバルスと唱えた瞬間に目を閉じて俯いていましたが、ムスカ大佐は不意打ちで激しい光を目にしてしまい、この強い光が原因で失明したと考えられていました。

天空の城ラピュタ作中でバルスが唱えられた時、飛行石から放たれた強烈な光は、青く力強く描写されています。また、ムスカ大佐は目の色素が薄く、目が病気だったとも考えられており、強すぎる光に耐えられず失明してしまったと言われています。

理由③ムスカもラピュタの一部になっていた

天空の城ラピュタ作中でムスカ大佐が失明した原因は、ムスカ大佐がラピュタの一部になっていたからだとも言われています。ムスカ大佐はラピュタに到達した際、遺跡に残されていた宝物には目もくれず、ラピュタの中枢を目指します。ムスカ大佐はそこで古代文字を解読し、ラピュタを制御できるようになっていました。このことから、ムスカ大佐はラピュタの一部のような存在と化していたと考えられています。

パズーとシータがバルスを唱えた時、激しい光と衝撃が放たれ、ラピュタが崩壊していきます。ムスカ大佐はラピュタの一部になっていたため、自身も体の機能を失ってしまい、失明したのではないかと考察されています。

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ムスカのその後はどうなった?死亡した?

ムスカはその後死亡した?

天空の城ラピュタ作中で、ラピュタの強大な力で世界を支配しようとしていたムスカ大佐は、パズーとシータが使った滅びの呪文により失明してしまいます。その後、ムスカ大佐は死亡したと考えられています。パズーとシータがバルスと唱えた後、ラピュタは崩壊します。パズーとシータは何とか安全に脱出できましたが、目が見えなくなってしまったムスカ大佐は、そのまま瓦礫と一緒に落下してしまいます。

ラピュタの崩壊と共に落ちていくムスカ大佐の姿は、非常に小さくはありますが描写されています。ラピュタは海の上空に浮かんでいるため、ムスカ大佐はそのまま海面に叩きつけられ、死亡したと考えられていました。

ムスカの子孫が登場している?

天空の城ラピュタ作中で、悲惨な最期を迎えたムスカ大佐は、実は別の作品に子孫が登場しています。宮崎駿監督の作品・未来少年コナンにて、敵キャラクターとして登場するレプカ大佐は、天空の城ラピュタのムスカ大佐の子孫だと言われています。

元々は天空の城ラピュタは未来少年コナンの続編として企画された作品で、ムスカ大佐に関して「レプカに似ている」と指摘された宮崎駿は、「子孫のようだ」と語ったと言われています。このことからも、裏設定ではムスカ大佐の子孫としてレプカ大佐が登場したと分かります。

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ムスカの目に関する感想や評価

天空の城ラピュタのムスカ大佐の目に関して、感想や評価をいくつか紹介していきます。ムスカ大佐の目に関しては、金色の目をしているところや、最後に目を失明してしまうところなど、設定が細かくてすごいとの感想が見られています。同じラピュタ王族の末裔であるシータは、目の色素が黒く、ムスカ大佐のように金色ではありません。ムスカ大佐の金色の目は、一族が血筋を守ってきた証だと考えられていました。

天空の城ラピュタのムスカ大佐の目に関して、失明していた事実に驚いたといった声も挙がっていました。パズーとシータがバルスと唱え、飛行石から光が放たれるシーンでは、ムスカ大佐は「目が…」と言って顔を抑えています。眩しくて一時的に目が見えなくなったと考えている人が多く、失明しているとは思わなかったという意見も見られていました。

ムスカ大佐の目に関して、失明した原因が分かりにくいといった感想も見られています。最も有力だと考えられているのは、強い光に目が堪えられず失明してしまったという説です。その他にも、サングラスの破片が刺さったからと考えている人も多く、はっきりとした失明原因が分からなかったという声も挙がっています。

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ムスカの目まとめ

ここでは、天空の城ラピュタのムスカ大佐の目が病気だったのか?サングラスをかけている理由などについてまとめました。天空の城ラピュタの作中でも非常に有名な、ムスカ大佐の「目が…」のシーンでは、ムスカ大佐が失明した原因として「強い光に耐えられなかったから」や「サングラスの破片が刺さったから」などの説がありました。

ムスカ大佐は目の色素が薄く描写されているキャラクターで、一族が近親交配を繰り返した結果、目が病気になったのではないかとも考察されています。是非、天空の城ラピュタをチェックして、ムスカ大佐が失明してしまうシーンにも注目してみて下さい。

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