【すずめの戸締まり】2頭の蝶々は鈴芽の両親?登場シーンや意味を考察

すずめの戸締まりの蝶々が描写されているシーンには、特別な意味が込められているのではないか?と言われています。すずめの戸締まりには2頭の蝶々が登場する意味深なシーンがいくつか描写されており、その意味については、鈴芽の両親ではないか?などの説が囁かれています。ここでは、すずめの戸締まりの2頭のちょうちょが登場するシーンについて、その意味が何なのかを詳しく考察していきます。

【すずめの戸締まり】2頭の蝶々は鈴芽の両親?登場シーンや意味を考察のイメージ

目次

  1. すずめの戸締まりとは?
  2. すずめの戸締まりの蝶々は鈴芽の両親?意味を考察
  3. すずめの戸締まりの蝶々の登場シーン
  4. すずめの戸締まりの蝶々に関する感想や評価
  5. すずめの戸締まりの蝶々まとめ

すずめの戸締まりとは?

すずめの戸締まりとは、新海誠監督による長編アニメーション作品で、2022年に劇場公開され話題となったヒット作品です。そのようなすずめの戸締まりには、2頭の蝶々(ちょうちょ)が描写される意味深なシーンがあります。この蝶々(ちょうちょ)が登場するシーンについて、作品を鑑賞した人に間では、鈴芽の両親を表しているのではないか?など、色々な説が提唱されています。

すずめの戸締まりの概要

2頭の蝶々のシーンについて、様々な考察がされているすずめの戸締まりの、作品情報を紹介します。すずめの戸締まりは2022年11月に劇場公開された長編アニメーション作品です。「君の名は」「天気の子」などのヒット作品を手掛ける新海誠による映画作品です。

すずめの戸締まりのあらすじ

すずめの戸締まりの主人公・岩戸鈴芽は、叔母と暮らしている高校生です。ある日、道で謎の青年・草太とすれ違った鈴芽は、好奇心から彼の後を追いかけます。廃墟の中まで草太を追っていった鈴芽は、そこにポツンと存在している不思議な扉を発見します。扉を開けてみると、そこには奇妙な風景が広がっていました。鈴芽はこのことがきっかけで、閉じ師の草太と共に扉を閉じるための旅に出ることになります。

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すずめの戸締まりの蝶々は鈴芽の両親?意味を考察

2頭の蝶々(ちょうちょ)の意味は鈴芽の両親?

すずめの戸締まりの蝶々(ちょうちょ)が登場するシーンに込められた意味を考察します。まず、2頭の蝶々(ちょうちょ)は、鈴芽の両親ではないか?との説があります。すずめの戸締まりの主人公・鈴芽の母親は、看護師として働いていましたが、2011年に起きた大規模な震災によって命を落としてしまいました。鈴芽の母親が亡くなったのは、鈴芽が4歳の時のことでした。

また、すずめの戸締まり作中で、鈴芽の父親についての情報は登場していません。物心がついた時から、母子家庭だったと語られており、父親がいない理由も明らかにはなっていませんでした。すずめの戸締まりの2頭の蝶々(ちょうちょ)は、鈴芽を見守っている両親の姿を表していると考察されています。蝶々(ちょうちょ)には、蘇った死者の姿だという意味もあり、このことからも鈴芽の両親説が有力視されていました。

2頭の蝶々(ちょうちょ)の意味は生と死?

すずめの戸締まりの2頭の蝶々は、生と死を表しているとも考察されています。すずめの戸締まりでは、命がけの閉じ師の仕事や、鈴芽が母親を失った大震災など、生と死にまつわる描写が数多く登場します。また、死者の世界である常世も登場しており、2頭の蝶々は生と死を暗示していると考えられていました。すずめの戸締まりでは、蝶々が逆さまに枝にとまっているシーンもあり、生と死という意味を込めていると考察されています。

2頭の蝶々(ちょうちょ)の意味はバタフライエフェクト?

2頭の蝶々が登場するシーンの意味は、バタフライエフェクトではないかとの説もあります。バタフライエフェクトとは、「非常に小さな出来事が、思いもよらない大きな出来事につながる」という意味の言葉で、映画の題材にもなっています。バタフライエフェクトは様々な場面で用いられる例え話で、すずめの戸締まり作中での蝶々も、バタフライエフェクトを表しているのでは?と考えられていました。

すずめの戸締まりには、人知れず命がけで戦っている閉じ師が登場します。閉じ師の仕事は人に知られることはありませんが、閉じ師1人の仕事が結果的に大勢の人の命を救っているのです。すずめの戸締まりの蝶々は、閉じ師の仕事をバタフライエフェクトに見立てているとも考察されていました。

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すずめの戸締まりの蝶々の登場シーン

登場シーン①4歳の鈴芽の前に17歳の鈴芽が現れる

すずめの戸締まりで蝶々が描写されているシーンを詳しく紹介します。まず、作品の冒頭のシーンでも2頭の蝶々が登場します。母親を捜し歩いているうちに、知らない間に常世へと入ってしまった4歳の鈴芽は、17歳の鈴芽と出会います。そこで鈴芽の側に2頭の蝶々が飛んでいました。

登場シーン②鈴芽の部屋

すずめの戸締まりの冒頭の4歳の鈴芽が常世に迷い込むシーンで、2頭の黄色い蝶々が舞っていました。その後、鈴芽が目を覚ますと、部屋の中でも蝶々が舞っています。夢の余韻なのか、室内なのに蝶々が飛んでいる不思議なシーンとなっています。その後、鈴芽は声をかけられすっかり覚醒し、夢で見た蝶々の余韻も消えていきます。

登場シーン③芹澤の車がに落ちる

すずめの戸締まり作中で、草太の友人の芹澤の車に乗って移動していたシーンでも、2頭の蝶々が描写されていました。芹澤の車で目的地を目指していた鈴芽達ですが、サダイジンが喋ったことに驚いた芹澤は車の運転をミスしてしまいます。芹澤の車は転落してしまい、外れてしまったドアの側で2頭の蝶々が飛んでいました。

登場シーン④17歳の鈴芽が4歳の自分を見つける

すずめの戸締まりの冒頭のシーンで、幼い頃の鈴芽が見ていた夢の中で、鈴芽は成長した自分自身と出会っています。このシーンでも蝶々が描かれていましたが、ストーリーの終盤、17歳の鈴芽が常世でミミズに要石を刺したシーンでは、今度は4歳の頃の鈴芽と出会います。映画冒頭のシーンが逆転したようなシーンで、この場面でも黄色い蝶々が2頭描かれていました。

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すずめの戸締まりの蝶々に関する感想や評価

すずめの戸締まりに登場する蝶々に関する感想や評価を紹介します。すずめの戸締まりに度々登場している蝶々は、意味深に描写されていることから、何か意味があると考えられていました。すずめの戸締まりを見た人からは、蝶々の意味が分からなかったとの声も挙がっていました。

すずめの戸締まりでは、黄色い蝶々が2頭出てくるシーンは複数回描写されていますが、直接的に正体が分かるシーンなどはなく、あくまでも見た人に考察させるような存在となっています。

すずめの戸締まりに登場する2頭の蝶々については、「蘇った死者の姿」ではないかという感想も挙がっていました。すずめの戸締まりでは、生と死に関する描写がたくさんありました。鈴芽に両親がいないという設定もその内の1つで、蝶々に「蘇った死者の姿」という意味があることから、その正体は亡くなった鈴芽の母親ではないかという声もありました。

すずめの戸締まりに関しては、2回目で意味深に飛んでいる蝶々に気づいたといった感想も見られています。すずめの戸締まりは、主人公・鈴芽に成長と冒険を描いたロードムービーとして高い評価を獲得しました。純粋に冒険ファンタジーとして作品を楽しみ、複数回鑑賞したことで、意味深な蝶々の存在に気づいたといった人もいました。

すずめの戸締まりに登場する蝶々のシーンは、胡蝶の夢を表しているのではといった声もありました。バタフライエフェクトに関連しているのでは?との声と同様に、胡蝶の夢と関連があると考える人も多いです。胡蝶の夢とは、「夢と現実の境目がはっきりしない」という意味の言葉で、すずめの戸締まりでの現世と常世との関係を表しているのではないかと考察されていました。

すずめの戸締まりのストーリーの冒頭から終盤まで登場する蝶々は、守り神のようなものだったのではないかという感想もありました。映画のストーリーで、鈴芽は幼い頃の自分を見つけています。蝶々は4歳の鈴芽を見守っている母親の愛情や、成長した鈴芽自身の想いの化身とも考えられています。

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すずめの戸締まりの蝶々まとめ

ここでは、新海誠監督作・すずめの戸締まりに登場する蝶々のシーンについて、その意味を考察しました。2頭の黄色い蝶々は、すずめの戸締まり作中で度々意味深に描写されました。蝶々に込められた意味は何なのかと話題を集めています。

すずめの戸締まりの蝶々に込められた意味は、「鈴芽の両親」「生と死」「バタフライエフェクト」などであるとの説がありました。是非、すずめの戸締まりをチェックして、映画の冒頭のシーンから終盤まで登場している、黄色い2頭の蝶々に注目してみて下さい。

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