【すずめの戸締まり】 ダイジンの声優は子役の山根あん!演技の評価や出演作は?

「すずめの戸締まり」のダイジンの声優を務めた山根あんさんについて、まとめています。ダイジンのキャストに抜擢された子役の山根あんさんは、声優初挑戦でした。演技の評価やこれまでの出演作なども載せています。すずめの戸締まりの重要キャラであるダイジンの正体や名前の理由、猫の姿で行動していた目的なども解説!山根あんさんのプロフィールや家族構成、出身地なども紹介しているため、ダイジンの声優に興味を持った人は必見です。

【すずめの戸締まり】 ダイジンの声優は子役の山根あん!演技の評価や出演作は?のイメージ

目次

  1. すずめの戸締まりのダイジンとは?
  2. すずめの戸締まりのダイジンの声優キャストは子役の山根あん
  3. すずめの戸締まりのダイジンの声優・山根あんの演技は上手い?
  4. すずめの戸締まりのダイジンの正体や名前の意味
  5. すずめの戸締まりのダイジンに関する感想や評価
  6. すずめの戸締まりのダイジンの声優まとめ

すずめの戸締まりのダイジンとは?

人気映画「すずめの戸締まり」に登場するダイジンは、大きな目をした可愛らしい白猫です。猫ですが人間の言葉が話せるため、声優キャストは誰なのか話題になりました。本記事では、ダイジンの声優を務めた人物について、くわしく紹介していきます。併せて、気になるダイジンの正体や名前の理由なども考察します。

すずめの戸締まりの作品情報

すずめの戸締まりの概要

ダイジンが登場するすずめの戸締まりは、2022年に劇場公開された日本のアニメーション映画です。原作と脚本、監督は、全て新海誠さんが務めました。日本各地の廃墟に出現し災いをもたらす「後ろ戸」を巡り、ある少女の成長を描いたロードムービーとなっています。

公開してから7日間で興行収入が27億円となる記録を残し、世界中のファンが注目しました。また、同監督の「君の名は。」や「天気の子」に続き、観客動員数が1000万人を突破した人気作品です。

すずめの戸締まりのあらすじ

女子高生の岩戸鈴芽は、幼い頃に母親を亡くしており、宮崎の静かな港町で叔母と暮らしていました。ある日、自転車で登校中に、閉じ師の草太という青年とすれ違います。彼は鈴芽に「この辺りに廃墟はないか?」と尋ねました。二人はそのまま別れたものの、鈴芽は草太のことがどうしても気になり、引き返して後を追いかけます。しかし、鈴芽は彼を見失い、気が付くと廃墟に辿り着いており、白い扉がポツンと取り残されていました。

ダイジンのプロフィール

ダイジンはすずめの戸締まりに登場する重要キャラクターで、人間の言葉を話せる猫です。元々は、災いを引き起こすミミズを封じるための要石でした。猫に変身してからは鈴芽のことを慕い、彼女の家族になることを望みます。いつも近くにいる草太のことが邪魔だと感じて、彼を椅子に変えてしまい、要石の役割を押し付けました。

性格は子供っぽく無邪気で、自分の名前がダイジンであることを理解できる賢い猫です。また、感情が豊かで、鈴芽に「うちの子になる?」と声をかけてもらうと、嬉しくなったダイジンは急にふっくらとした体つきになります。逆に、草太が要石になったときは「大っ嫌い!」と鈴芽に突き放されて、体がみるみる痩せていき老猫のようになりました。

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

すずめの戸締まりのダイジンの声優キャストは子役の山根あん

山根あんのプロフィール

すずめの戸締まりのダイジンを演じている声優キャストは、山根あんさんです。生年月日は2014年7月29日で、本作が劇場公開された当時は8歳でした。テアトルアカデミー仙台校に所属している子役で、小学1年生の頃に入所しています。ちなみに、テアトルアカデミー出身の先輩には、鈴木福さん、小林星蘭さんなどがいます。

山根あんさんも、先輩たちのように今後の活躍を期待できるでしょう。山根あんさんのInstagramによると、洋服やヘアメイク、アクセサリーなどのお洒落が大好きだそうです。

山根あんの経歴や出演作品

子役の山根あんさんは小学校2年生にして、すずめの戸締まりのダイジンの声優キャストとして挑みました。子役としては、どのような経歴や出演作品があるのでしょうか?山根あんさんは子役ではありますが、本格的にドラマや映画などに出演した経験はまだありません。現在は女優を目指しながら、以下のような活躍をしています。

  • 「パニパニパイナ!2」(スカパー!)ポリア役
  • 「再生可能エネルギーの取り組み つなぐんだ。篇」(東北電力CM)
  • 「みんなから、この星から2022篇」(ボーキ佐藤燃料株式会社CM)
  • 仙台ゴスペル・フェスティバル 20周年アニバーサリーコンサート
  • 東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム試合でMCとダンスを披露

山根あんの家族

山根あんさんの家族構成は、両親と2人の妹がいます。親が管理しているTwitterのアカウントも既存しており、妹と思われる写真付きの投稿もありました。お兄さんやお姉さんがいる情報はないため、三姉妹の長女のようです。したがって、家族構成は父、母、山根あんさん(長女)、次女、三女だと考察できます。

山根あんの出身

出身地は公表されていませんが、テアトルアカデミー仙台校に所属していることから、東北出身である可能性が高いです。また、東北電力のCM出演や、仙台ゴスペル・フェスティバル にも参加しており、宮城県仙台市を中心に活動していることがわかります。ちなみに、すずめの戸締まりは、東日本大震災をテーマの一つとして描かれている映画です。本作と山根あんさんは、東北あるいは宮城県という共通点があるかもしれません。

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すずめの戸締まりのダイジンの声優・山根あんの演技は上手い?

山根あんがアニメ声優を担当するのはダイジンが初めて

すずめの戸締まりでダイジンのキャストとして抜擢された山根あんさんは、さまざまな活動をしていますが、声優は初めての挑戦でした。子役としての演技も認められており、テアトルアカデミーの「演技技能検定ランク2」に合格をしています。検定に合格した際は、「表現者としての課題がたくさん見つかって、もっともっと頑張りたいなと思えた貴重な試験でした」とTwitterでコメントしました。

子役の頃から努力を続ける姿勢から、しっかりした性格であることが伺えます。また、声優初挑戦で緊張していたところ、現場では新海監督をはじめ周りの方が優しく関わってくれて、楽しく参加できたそうです。

山根あんの演技は上手だった?

すずめの戸締まりの声優キャストは、ヒロインの原菜乃華さんや深津絵里さん、伊藤沙莉さんなどの人気女優が演じていることでも話題となりました。豪華キャストが揃う中、声優初挑戦で子役の山根あんさんも、堂々とした演技を披露します。ダイジンのキャストに抜擢された彼女は、どのように評価されたのでしょうか?

「ダイジンがずっと可愛くて、あとで子役が演じていると知って驚いた」「ダイジンの声優が素晴らしくて引き込まれた」などの評価や感想がありました。他にも、「ダイジンは子供の声を上手に表現していると思ったら、まさか子役がやってるとは!」「ダイジンが良かった。役者の演技あってこそだ」など、賞賛の声が上がっていました。

全体的に「子役なのに表現力がすごい」と高く評価する声が多く、山根あんさんの演技がダイジンの人気に繋がったともいえるでしょう。

山根あんが演じたダイジンは難しい役柄だった?

すずめの戸締まりのダイジンは可愛い白猫ですが、難しい役どころでもありました。要石だったダイジンは、草太を椅子にしてしまう冷酷さや、鈴芽に嫌われてしまう切なさ、悲しさなどの感情も持っています。さまざまな感情を表現するシーンが多いキャラのため、演じるのは難しかったでしょう。

例えば、ダイジンが草太に「おまえじゃま」と言い放ったシーンは不気味でした。その一方で、「鈴芽大好き」と嬉しそうに発した声は、非常に可愛いいです。鈴芽の子になれず要石に戻るラストシーンでは、ダイジンの切ない声に多くのファンが涙しました。このような複雑な感情を演じた声優キャストが、8歳の子役だったことを知って、驚いた人が多かったようです。

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すずめの戸締まりのダイジンの正体や名前の意味

ダイジンの正体

すずめの戸締まりのダイジンの正体は、主人公の鈴芽が宮崎で引っこ抜いてしまった要石です。本作では、後ろ戸をくぐり抜けて常世からやって来たミミズが暴れ出すと、災いが起きるという設定でした。そこで、災いの元となるミミズに要石を刺して、現世に現れないように封じていたのです。

鈴芽が要石を引き抜いてくれたおかげで、ダイジンは役割から解放されて、自由の身となります。そして、クリクリとした大きな目の可愛い白猫に変身しました。鈴芽が自宅で草太のケガの手当てをしていると、ダイジンは部屋の窓辺に姿を現します。すると、草太に向かって「おまえはじゃま」と言い、椅子に変身させてしまったのです。

そのまま、部屋を飛び出した白猫ダイジンは、四国行きのフェリーへ乗り込みました。椅子になった草太はダイジンを追いかけ、それをまた鈴芽が追いかけます。そして、鈴芽と草太とダイジンの戸締まりの旅が始まるのでした。

ダイジンの名前の意味

草太に追いかけられたダイジンは、四国行きのフェリーに乗り込んだあと、さらに違う場所へと逃亡します。取り残された鈴芽が何気に見たSNS上では、白猫のことが話題になっていました。投稿された画像には、「白いひげが昔のダイジンみたいでキュート」「上向きのカールひげがマジ大臣」などのコメントが上がっています。このことがきっかけで、白猫はダイジンと呼ばれるようになりました。

では、物語の設定上、ダイジンという名前に意味があるのでしょうか?ダイジンという名前には、2つの意味が込められているそうです。1つ目は「大臣」で、力が強く重要な役割を担っていることを意味しています。本作では、名前の通り少し偉そうにしている一面もあり、まるで大臣のようでした。

2つ目は「大神」で、人間の力では成し得ない能力があり、偉大な存在の神であることを意味しています。物語ではダイジンが立ち寄った民宿やスナックは、みるみるうちに賑わっており招き猫のようでした。また、草太の祖父である宗像羊朗は、要石とは一つの役割と語っています。本来は神でない存在の者が、長い年月をかけて神となったのだと考察します。そうすると、ダイジンも要石になる前は、人間だった可能性が高いです。

ダイジンが猫の姿になり行動していた目的

鈴芽が引っこ抜いた要石は、なぜ猫に変身したのでしょうか?猫は神聖な動物であり、古くから神または神の使いともいわれていました。そして、猫はナマズの天敵だからという説もあるようです。宮崎の廃墟にあった後ろ戸の付近で、要石は抜かれました。すずめの戸締まりの小説版では、「稲荷像みたいに大きな耳の付いた逆三角形の顔」と、要石について書かれています。

稲荷像に例えていることから、要石の時点から動物のような形状だったのでしょう。役割から解放された際に、元々の要石と近い形状に変身して、行動したのかもしれません。四国へ向かうフェリーの中で、要石の顔は狐ではなく猫だと、鈴芽も回想していました。猫の顔の要石だったならば、ダイジンが猫に変身して行動するのも自然なことでしょう。

また、ダイジンは猫の姿になって、草太と鈴芽を奔走しているようにも見えました。しかし、実際は後ろ戸のある場所へ誘導していたのです。自由になり鈴芽と一緒に暮らしたかったダイジンですが、夢は叶いませんでした。自分が一緒にいたい気持ちよりも、鈴芽が草太を想う気持を大切にしたのです。ダイジンは猫の姿から元の要石に戻り、現世に災いをもたらさないようにミミズを封じました。

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すずめの戸締まりのダイジンに関する感想や評価

すずめの戸締まりを何回観ても、同じところで泣いてしまうという感想が上がっています。特にダイジンのシーンが好きで、キャストの山根あんさんの声が素晴らしいという評価もありました。「小学生のあんさんにしかできない声で、ダイジンのキャストに抜擢してくれてありがとう」と高評価する人もいます。

すずめの戸締まりの映画を観に行って、「ダイジンがかわいそう」が一番の感想だという声もあります。元サヤに戻ってハッピーエンドだけれど、ダイジンのことを想うと涙が出てくるという人もいました。映画の序盤で「うちの子になる?」と鈴芽に言われて、ダイジンは大喜びをします。しかし、鈴芽はそのことを覚えていないようで、草太が要石になったときには「大嫌い」と、ダイジンに言ってしまいます。

家族になれると思っていたダイジンは、ひどく落ち込んでしまいました。言われたほうは覚えていても、言ったほうが覚えていない発言に胸が痛む、鈴芽は自分勝手という声も上がっています。最終的にダイジンは寂しいままだと思うと、すごく切ないという感想や評価もありました。

すずめの戸締まりは、戸締まりの旅を通して主人公である鈴芽の成長を描いた物語でした。しかし、それだけでなく、長い時間をかけて要石となっていたダイジンが、少しずつ人間だった頃の心を取り戻していく物語でもあると考察する声もあります。

草太が要石になったということは、人間でもなれるということです。つまり、ダイジンも元々は人間だった、しかも鈴芽と同じくらいの子供だったのではないかという声も上がっていました。そうであれば、また要石に戻ったダイジンは、余りにもかわいそうだという感想や評価もあります。

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すずめの戸締まりのダイジンの声優まとめ

すずめの戸締まりに登場するダイジンの声優キャストは、山根あんさんです。本作の中でも可愛いキャラクターで人気でしたが、冷酷さや切なさ、悲しさなどの感情も演じなければならない難しい役どころでした。当時小学2年生だった山根あんさんは、堂々とダイジンを演じることができ、映画を観た人々から高評価を得ています。すずめの戸締まりのダイジンの心の動きと声にも注目すると、さらに物語を楽しめるでしょう。

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