【薬屋のひとりごと】梨花妃の秘術とは?猫猫が置き土産として耳打ちした内容は?

「薬屋のひとりごと」における秘術について特集します。薬屋のひとりごとは、中華風の架空社会を舞台にして描かれるミステリー作品ですが、後宮内の人間関係やドラマも面白い魅力の一つとしてファンの心を捉えてきました。秘術とは一体どのようなものか、猫猫が梨花妃(リファ妃)に耳打ちした内容は何か、秘術を伝授された妃たちのその後などを紹介しながら、薬屋のひとりごとの面白さを浮き彫りにしていきます。

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目次

  1. 薬屋のひとりごとの梨花妃とは?
  2. 薬屋のひとりごとの秘術や耳打ちした内容を考察
  3. 薬屋のひとりごとの秘術を伝授された妃たちのその後
  4. 薬屋のひとりごとの秘術に対する壬氏の反応や猫猫の対策
  5. 薬屋のひとりごとの梨花妃に関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの梨花妃の秘術まとめ

薬屋のひとりごとの梨花妃とは?

梨花妃(リファ妃)とは、「薬屋のひとりごと」に登場する上級妃の一人です。彼女は、産まれたばかりの東宮を亡くし、自らも瀕死になりますが、猫猫の尽力で肉体的にも精神的にも立ち直りました。この記事では、薬屋のひとりごとの梨花妃が猫猫から耳打ちされて教わった秘術とは何かについて特集しながら、猫猫の後宮教室を受けた他の上級妃たちの様子などもネタバレを交えて紹介するため、同作品を見る時の参考にしてください。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごととは、かつて「なろう系の最終兵器」と呼ばれたライトノベルです。最終兵器とは、テレビアニメ化を待望されている作品を意味しており、同作品は2023年に待望のテレビアニメ版が放映されて話題と注目を集めていました。また、相乗効果で原作漫画とコミカライズ版の売り上げもアップしているとのことで、現在最も反響のある作品なのです。この章では、薬屋のひとりごとの概要とあらすじを取り上げていきます。

薬屋のひとりごとの概要

薬屋のひとりごとの原作者は、女流作家の日向夏です。彼女が「小説家になろう」に連載しているバージョンを基に加筆修正されたものが、しのとうこのイラストを加えて単行本化されました。薬屋のひとりごとの単行本は、2024年1月現在、既刊14巻です。また、コミカライズ版は月刊ビッグガンガンに連載中のねこクラゲ作画版と、倉田三ノ路が月刊サンデーGXに連載する「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」があります。

ねこクラゲ版のコミックスは12巻まで刊行中で、倉田三ノ路版は既刊17巻です。ストーリーは、倉田版の方が進んでいます。なお、薬屋のひとりごとのシリーズ発行部数は、2700万部を突破しました。薬屋のひとりごとは、原作小説とコミカライズ版の大ヒットを受けてテレビアニメ化されており、2024年1月現在放映中です。テレビアニメ版もまた反響を呼んでおり、「2023年秋の覇権アニメ」という評価も多く見受けられました。

薬屋のひとりごとのあらすじ

猫猫は、中華風の架空の国の後宮にて下女をしている少女です。実は、彼女は花街で義父とともに薬師をしていましたが、外出中に人さらいに遭って売り飛ばされて現在の職にありました。おとなしく任期勤めを果たして、家に帰ろうとした猫猫でしたが、ある日後宮の梨花妃と玉葉妃という二人の妃の赤ん坊が衰弱しているという呪い騒ぎを耳にして好奇心が湧きます。彼女は、騒ぎの真相が呪いではないと推理し、独自に動くのでした。

梨花妃(リファ妃)のプロフィール

薬屋のひとりごとに登場する梨花妃(リファ妃)は、現在の帝の妃で、上級妃の一人です。年齢23歳の梨花妃は、賢妃の位にあり、水晶宮に住んでいることが明かされました。梨花妃の容姿は、青い髪や紫を帯びた瞳が印象的な美女に描かれており、衣服も青を基調としたものを多く着ています。彼女は、賢妃の称号に相応しい気品と懐の広さを持ち合わせており、玉葉妃の侍女だった猫猫に対しても、目をかけ続けているのです。

薬屋のひとりごと | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

薬屋のひとりごとの秘術や耳打ちした内容を考察

日向夏原作の大ヒットライトノベル薬屋のひとりごとは、老若男女が親しめる内容でありながら、サスペンス仕立てのストーリーや花街などのセクシャルな描写があることでも知られています。セクシャル描写の代表格とされているのが、猫猫が梨花妃(リファ妃)に耳打ちした秘術でした。秘術とは、一体どのようなものなのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとの秘術について、猫猫が梨花妃に耳打ちした内容などを考察します。

猫猫が梨花妃に耳打ちした内容・秘術とは?

梨花妃(リファ妃)は、ある出来事で東宮になるはずだった赤ん坊を亡くしました。猫猫はその原因を解明し、「おしろいが原因なので使用をやめるべき」という匿名の文を水晶宮に置きましたが、侍女たちが無視したのです。一方、同様に娘を亡くしかけた玉葉妃は、翡翠宮に届いた文を読み、おしろいを使うのをやめて母子ともに無事でした。この出来事がきっかけで、壬氏が猫猫を見つけ出し、後宮内の事件解決に利用するのです。

玉葉妃とは対照的に、梨花妃は我が子を失った心労と侍女がおしろい使用をやめなかったことが原因で瀕死の状態になりました。その危機を救ったのが、猫猫です。梨花妃は、猫猫に感謝の意を示すとともに、それとなく「もう子は産めないのか、そして帝の寵愛は得られないのか」と相談しました。猫猫は、「お試しになれば良いと思います」と言い、自信を持てないでいる梨花妃に向けて、そっと耳打ちしたのです。

猫猫が梨花妃(リファ妃)に耳打ちしたのは、女性が男性を虜にするための秘術であることが判明しています。しかしながら、その具体的な内容は明らかにされていません。梨花妃は、「メロン」と形容されるほどの見事な胸の持ち主であり、耳打ちされた後に驚いた表情で顔を真っ赤にしたことから、彼女の胸を使った秘術であることが示唆されているのです。その証拠に、帝は再び梨花妃の所へ行くようになりました。

猫猫は秘術を花街の妓女から伝授された?

それでは、なぜ猫猫がそのような秘術を知っているのでしょうか?その答えは、彼女自身が明かしていました。猫猫は花街の出身で、最高級妓楼の緑青館に頻繁に出入りしています。そこのトップ妓女である、梅梅、白鈴、女華の三人から秘術を教わったのでした。しかし、猫猫自身は、プロポーションに自信がなく、まして恋人よりも毒や薬に関心があったことから、自分は秘術を使うことなく梨花妃に耳打ちの形で伝授したのです。

ちなみに、猫猫がなぜ緑青館に出入りしているのかについては、ネタバレになるのでこの場で明かすことは避けますが、梅梅と白鈴、そして女華の三人のトップ妓女たちは、猫猫のことをまるで妹か娘であるかのように面倒を見ていて、猫猫も彼女たちを慕っているのです。

猫猫が秘術を教える特別講義とは?

薬屋のひとりごとの主人公の猫猫は、里樹妃暗殺を企てた風明事件の後で、彼女を後宮に売った人物が風明の関係者であることが判り、壬氏によって解雇されました。しかし、解雇は猫猫にとっても壬氏にも不本意であり、特に壬氏の落ち込みようはひどいものだったのです。見かねた高順は猫猫を後宮へ戻すべく動き出し、最終的には壬氏が猫猫を身請けするような形で宮廷に戻りました。彼女は、外廷勤務となったのです。

外廷勤務となった猫猫は、壬氏付きという形で再び宮廷内の事件へと関わっていくことになりました。そのような彼女の最初の大仕事となったのが、秘術を教える特別講義だったのです。猫猫は、最初なぜ自分が講師をするのか不思議に思いましたが、推薦人に梨花妃(リファ妃)と玉葉妃が名を連ねているのを見て、以前自分が梨花妃に耳打ちの形で教えた秘術が原因だと悟り、やるからには徹底すると秘術講義に本腰を入れるのでした。

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薬屋のひとりごとの秘術を伝授された妃たちのその後

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薬屋のひとりごとの主人公の猫猫が行った上級妃たちへの講義は、大変セクシャルな内容であることが窺えました。講義を受けた梨花妃(リファ妃)をはじめとする四人の上級妃たちは、どのように講義を受けとめたのでしょうか?また、その後の四人はどのようになったのかについても、ファンの関心事となったのです。この章では、薬屋のひとりごとの猫猫の講義を受けた上級妃たちの反応を、それぞれネタバレを交えて取り上げます。

妃たちのその後①玉葉妃

玉葉妃は、自分の娘の命を救ってくれた猫猫のことを気に入り、壬氏を通じて侍女に取り立てた経緯があります。猫猫が外廷勤務になって以降も、彼女を見守っていました。そして、玉葉妃は好奇心旺盛で、様々なことを面白がる性格の持ち主でもあるのです。そのため、猫猫の秘術講義については、最初から推薦人になるほどの関心を示していて、講義後は笑顔で「マンネリ離脱」と言いながら帝相手に秘術の実践に臨もうとしていました。

妃たちのその後②梨花妃

梨花妃(リファ妃)は、猫猫に耳打ちされて秘術を伝授された人物です。彼女の豊かな胸を使うと思われる秘術は、かなりの効果を上げたようでした。梨花妃が、この秘術を自分だけが使うのはもったいないと思ったのかどうかは定かではありません。しかし、彼女は玉葉妃とともに猫猫の講義の推薦人になったことから、秘術の有効性を感じていたと考えられます。講義後の梨花妃は、さらなる秘術の練成に励んだ様子が窺えました。

妃たちのその後③里樹妃

金剛宮に住む徳妃の里樹妃は、猫猫の秘術講義を受けた時14歳で、猫猫よりも年下でした。上級妃の中では唯一帝の手付きがない人物であり、性についての知識は疎いと推察されています。そのため、猫猫の講義内容は刺激が強過ぎたようです。講義を受ける前も不安な気持ちを隠せなかった里樹妃ですが、講義後は案の定「無理、ぜぇったい無理」と言いながら柱に額を打ちつけて涙を浮かべるなど、一人だけ様子が違っていました。

妃たちのその後④楼蘭妃

楼蘭妃は、阿多妃が柘榴宮を出た後に、新たに淑妃として入った女性です。年齢は17歳で、猫猫と同い年ですが、秘術講義の場で初めて楼蘭妃と会った彼女は、「濃い化粧と南国調の衣服で周りから浮いている」と評していました。「後宮の調和を崩せる人材に見えない」とも言われており、秘術講義の場でも最初から最後まで心ここにあらずといった態度を見せています。そして、この後楼蘭妃はストーリーのキーパーソンになるのです。

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薬屋のひとりごとの秘術に対する壬氏の反応や猫猫の対策

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日向夏原作のメガヒットライトノベル薬屋のひとりごとの中で、猫猫が行った秘術講義は、梨花妃(リファ妃)と玉葉妃の推薦があったことで実現しました。そして、この講義にGoサインを出したのは、誰あろう壬氏だったのです。壬氏は、秘術に対してどのようなスタンスを取っていたのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとの猫猫の秘術に対して、壬氏がどう思っていたのかについて、二項目に分けて紹介していきます。

秘術に対する壬氏の反応

猫猫が行った秘術の講義に対する壬氏のスタンスは、「興味津々」の一言で言い表せました。元々壬氏は、宦官でありながら(実は宦官ではない)セクシャルな事象に関心のある人物であり、以前にも猫猫に「媚薬を作れ」と命じたことがあります。この時の猫猫は、チョコレートを作って壬氏もそれを食べました。それ故に、猫猫の秘術についてもいち早く知りたかったようで、教材集めの段階から内容を探っていたのです。

秘術を知ろうとする壬氏に対する猫猫の対策

一方の猫猫は、「講師を仰せつかったからには徹底的にやる」という気持ちで、壬氏や高順といった男性陣はおろか、上級妃の侍女たちや後宮の下女たちも一切寄せつけませんでした。講義の際は、上級妃の四人だけを中に入れ、壬氏のことを完全にシャットアウトしたのです。それでも、壬氏は聞き耳を立てたり、講義後に猫猫から詳細を訊こうとしました。壬氏の問いに対して猫猫は、「帝に感想を伺ってください」と回答しています。

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薬屋のひとりごとの梨花妃に関する感想や評価

この章では、薬屋のひとりごとに登場する梨花妃(リファ妃)に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。梨花妃は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、薬屋のひとりごとのテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。アニメ版の第2クールのOPを観て、梨花妃がとてもかわいいという感想をつぶやいていました。

こちらは、薬屋のひとりごとの大ファンだと思われる方のツイートです。2種類のコミカライズ版を両方読んでいるようで、猫猫が耳打ちした秘術に関する情熱は、サンデーGXの梨花妃の方が強いと感じるとつぶやいています。

こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。薬屋のひとりごとのテレビアニメ版を観て、心身ともに弱った梨花妃を、声優キャストの石川由依が上手に演じていたとつぶやいています。

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薬屋のひとりごとの梨花妃の秘術まとめ

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この記事では、薬屋のひとりごとに登場する秘術について、伝授された梨花妃(リファ妃)を中心に特集してきました。後に猫猫が情熱を込めて講義した秘術に注目しながら、薬屋のひとりごとを見てください。

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