【メジャーセカンド】藤井千里は風林中の切り込み隊長！母親・父親や姉の千代は？

本記事では、メジャーセカンドに登場した藤井千里の能力と声優を紹介していきます。普段の藤井千里はおっとりとした性格をしていますが、野球関連ではかっこいい姿を見せています。父親と母親の情報や、チームメイトとの関係もまとめていきます。

藤井千里の父親と母親の情報を見る前に、まずは「メジャーセカンド」の基本情報を紹介していきます。メジャーセカンドは、2015年から連載されている漫画で、2024年1月時点でコミック27巻が刊行されています。作者の満田拓也は広島県出身で、1982年に漫画家活動を開始しました。前作のメジャーで小学館漫画賞を受賞しており、過去に松江名俊や久米田康治のアシスタントをしていました。

茂野吾郎はメジャーの主人公で、メジャーリーガー時代にワールド制覇しました。茂野大吾は茂野吾郎の息子で、才能が無いことで野球から離れていましたが、佐藤光との出会いが情熱を抱くきっかけになりました。小学校を卒業後は風林学園に進学しており、1年生の秋にキャプテンに就任しています。ヒロインの佐倉睦子は、茂野大吾に恋心を抱いていますが、鈍感な茂野大吾は気持ちに気付いていません。

メジャーセカンドの藤井千里は、風林学園の野球部に所属しているキャラクターです。普段は額を出したミディアムヘアで、試合では髪をお下げにまとめています。小学生時代は名門リトルチームの横浜リトルに所属しており、先輩の沢弥生の誘いを受けて風林学園の野球部に入部しました。普段はおっとりとした性格をしており、語尾を伸ばす甘い喋り方をしていますが、野球に対して強い情熱を抱いています。

メジャーセカンドの藤井千里は、コミック11巻の97話で初登場しました。茂野大吾が2年生に進級した際には、生意気な1年生とのトラブルが起きています。1年生との試合に勝利した茂野大吾たちは練習を行っており、藤井千里とアニータが部室前に姿を見せました。2人は横浜リトル時代の沢弥生の後輩で、「男子との体格差がしんどくなるシニアよりも軟式でプレーしよう」と誘いを受けて野球部に入部しています。

ここからは、メジャーセカンドに登場した藤井千里の父親と母親を紹介していきます。藤井千里は中学生編から登場しているキャラクターで、意外な人物が父親と母親であることが判明しました。藤井千里と藤井千代の関係もネタバレしながら解説していきます。

藤井千里の父親は、前作のメジャーから登場している藤井です。藤井は茂野吾郎の同級生で、茂野吾郎が創部した野球部の部員第一号になりました。小学生時代から野球をしていましたが、幼馴染の中村美保に怪我を負わせたことで野球から離れています。その後、怠惰な日々を送っていましたが、中村美保に謝罪して和解し、惹かれ合ったことで結婚したことが分かりました。

藤井千里の母親は、前作のメジャーから登場している中村美保です。中村美保は野球部のマネージャーで、セミロングの茶髪が特徴的なキャラクターです。茂野吾郎に一目惚れしてマネージャーになりましたが、真摯に野球に打ち込む藤井に惹かれていきます。メジャー編で藤井と恋人関係になっており、ホーネッツの優勝決定戦をテレビ観戦していました。

藤井千代は藤井千里の姉で、茂野大吾の同級生です。登場当初は美術部に所属していましたが、藤井千里の誘いを受けて野球部のマネージャーになりました。また、藤井千里の誘いを嫌がっていましたが、仁科明に一目惚れしたことが入部の決め手になっています。180センチの長身を持っており、藤井千里からは「千代姉」と呼ばれています。

藤井千代は自身を「運動音痴」と言っていますが、実際は人並み以上の運動神経を持っています。また、小学生時代に野球をしていましたが、後から野球を始めた藤井千里に追い抜かれ、父親の関心が藤井千里に移ったことがトラウマになりました。そのため、野球部に入部することを嫌がっていましたが、藤井千里は「姉には才能がある」と考えています。

物語途中には、風林学園と辻堂学園の練習試合が行われています。千葉拓巳はレギュラーで出場する予定でしたが、盲腸で緊急入院してしまい、マネージャーの藤井千代が急遽出場することになりました。藤井千代はガチガチに緊張しており、まったく打つ気を見せませんでしたが、藤井千里の声援を受けてボールに食らいついていきます。その後、スライダーを見事に弾き返し、姉の活躍を見た藤井千里が「天才」と言っていました。

藤井千代は「自分には野球の才能が無い」と考えていましたが、辻堂学園との試合ではファインプレーも見せています。マネージャーとして入部した藤井千代は、ほとんど運動をしていない状態だったため、藤井千里に負けず劣らずの才能があることが分かりました。また、監督の佐藤寿也が才能を見抜き、「長い手足を活かしてピッチャーをやってほしい」と頼んでいます。

父親と母親について知った後は、メジャーセカンドで描かれた藤井千里の能力を解説していきます。普段の藤井千里はおっとりとした性格をしていますが、野球関係では様々な活躍を見せています。藤井千里のピッチング能力とバッティング能力を紹介していきます。

メジャーセカンドの藤井千里は、リトル時代に中継ぎでピッチャーをしていました。同級生のアニータが「仁科明と佐倉睦子の2人だけのピッチャーでは勝ち上がることができない」と進言した際には、茂野大吾が拒否していますが、納得がいかないアニータが勝手に藤井千里に投球練習させています。そのため、地区予選でピッチャーのやりくりが難しくなった時に、藤井千里が急遽マウンドに上がることになりました。

藤井千里は優れた野球センスを持つため、速球と変化球を使って打者を抑えています。ですが、1回と途中で握力が無くなっているため、スタミナ不足という弱点が判明しました。風林学園が勝ち進むためには藤井千里の力が必要になるため、今後はスタミナ向上が課題になっていきます。

メジャーセカンドの藤井千里は、風林学園野球部の1番バッターを任されています。チームメイトの相楽太鳳は優れたセンスを持っており、「1番が良かった」と言っているため、藤井千里は相楽太鳳よりも1番に相応しい出塁能力があることが分かります。また、簡単に盗塁を決めているため、足の速さも藤井千里の武器です。

藤井千里のファインプレーは描かれていませんが、安定した守備でチームを支えています。茂野吾郎が試合を観戦していた時には、藤井千里の守備を褒めていたため、野手としても優秀なキャラクターであることが分かります。また、茂野吾郎は「スーパーザルセカンドの父親と違って上手い」と皮肉を言っていました。

父親と母親について知った後は、メジャーセカンドに登場した藤井千里の人間関係を紹介していきます。メジャーセカンドでは、男女混合のチームが描かれているため、複雑な人間関係が面白いと言われています。藤井千里のアニータに対する思いもネタバレしながら解説していきます。

前述したように、中村美保は藤井千里の母親です。中村美保は怪我で陸上を辞めていましたが、大学時代に再開しています。そのため、藤井千里の脚力は母親譲りであることが分かります。また、中村美保は茂野吾郎に惚れて野球部のマネージャーになっているため、仁科明に惚れた藤井千代が母親と同じ道を進んでいます。

椛島アニータは藤井千里の同級生で、風林学園野球部に所属しているキャラクターです。日本人の父親とブラジル人の母親を持つハーフで、二つ結びの金髪と関西弁が特徴的です。優れたパワーを持つことで4番を任されており、清和中学との試合でホームランを打っています。藤井千里とは横浜リトル時代からのチームメイトで、野球部に入部前は野球から離れることを考えていました。

アニータは横浜リトル時代からキャッチャーでしたが、最後の大会で男子に正捕手の座を奪われてしまいます。そのため、「中学では野球はしない。あれは男子のスポーツ」と考えていましたが、藤井千里の「アニータと野球をやりたい」という言葉に心を動かされました。その後、2人は野球部に入部し、1番と4番の大事な打順を任されています。

野球の能力や藤井千代との関係を見た後は、メジャーセカンドのアニメで藤井千里の声を演じた声優を紹介していきます。メジャーセカンドは、2018年と2020年にアニメが放送されており、「ドラえもん」「サマータイムレンダ」「古見さんは、コミュ症です。」などの作品に携わっている渡辺歩が監督を務めました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

メジャーセカンドで藤井千里の声を演じたのは、声優の上坂すみれです。上坂すみれは神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っています。小学生時代にスカウトを受けて芸能デビューしており、幼少期は子役の活動を行っていました。2013年に「上坂すみれプロジェクト」と題した音楽活動を開始し、「ポプテピピック」「アホガール」「鬼灯の冷徹」などの作品で主題歌を担当しています。

声優の上坂すみれは、アニメ「イジらないで、長瀞さん」で「長瀞早瀬」というキャラクターを演じています。長瀞早瀬は本作のヒロインで、主人公の八王子直人の後輩です。抜群の運動神経を持っており、八王子直人と距離感が近い美術部の部長を敵視しています。登場当初は水泳部の助っ人をしていましたが、物語途中に本気で柔道に打ち込むことを決めました。

声優の上坂すみれは、「オーバーロード」「スパイ教室」「アイドルマスター シンデレラガールズ」「六道の悪女たち」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビュー2年目に出演した「中二病でも恋がしたい！」で知名度を上げ、2016年の声優アワードで新人女優賞を受賞しました。「ガールズ&パンツァー」のノンナ役では、特技のロシア語を披露しています。

藤井千代との関係や声優のプロフィールを見た後は、メジャーセカンドに登場した藤井千里に関する感想をまとめていきます。メジャーセカンドは、女性キャラクターの人気が高い作品のため、藤井千里に対して様々な感想が挙がっています。藤井千里の魅力と人間関係に関する感想をまとめていきます。

メジャーセカンドの藤井千里は、小柄な体格と甘い声が特徴的な少女のため、「藤井千里が可愛い」という感想が挙がっています。また、姉の藤井千代も優れた野球センスを持つため、「藤井姉妹は天才」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、藤井千里の父親と母親は、メジャーから登場している藤井と中村美保であることが判明しました。藤井千里と中村美保はまったく性格が似ていないため、「母親が中村美保であることに驚いた」という感想が挙がっています。また、父親の藤井はダメ人間な一面があるため、「父親と違って娘がしっかり者で面白い」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、藤井千里の声は声優の上坂すみれが演じています。上坂すみれは声域が広い声優で、藤井千里は甘い声が特徴的なキャラクターのため、「上坂すみれが演じる藤井千里が可愛い」という感想が挙がっています。また、2020年でアニメ放送が止まっているため、「アニメの続編を見たい」という感想も挙がっています。

本記事では、メジャーセカンドに登場した藤井千里の能力と声優を紹介していきました。藤井姉妹は険悪な関係でしたが、物語途中にチームメイトになっているため、今後の活躍が楽しみという意見が挙がっています。また、藤井千里は人気キャラクターのため、登場シーンを増やしてほしいという意見も挙がっています。メジャーセカンドを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。