【メジャーセカンド】江頭哲文はクズな風林中の校長!吾郎との因縁の過去とは?

『メジャーセカンド』に再登場を果たした江頭を特集します!『メジャーセカンド』は、1994年から2010年にかけて展開された野球漫画『メジャー』の続編で、前作の主人公・茂野吾郎の息子・大吾の成長が描かれています。この記事では、江頭哲文の物議を醸したクズなキャラクター性にスポットを当て、吾郎との過去の因縁や風林中の校長としての江頭のその後について詳しく解説します。

【メジャーセカンド】江頭哲文はクズな風林中の校長!吾郎との因縁の過去とは?のイメージ

目次

  1. メジャーセカンドの江頭哲文はクズな風林中の校長
  2. メジャーセカンドの江頭哲文はクズ?吾郎との因縁の過去を解説
  3. メジャーセカンドで江頭哲文が再登場?その後を解説
  4. メジャーセカンドの江頭哲文の声優
  5. メジャーセカンドの江頭哲文に関する感想や評価
  6. メジャーセカンドの江頭哲文まとめ

メジャーセカンドの江頭哲文はクズな風林中の校長

メジャーセカンドの江頭哲文はクズな風林中の校長

この記事では、漫画『メジャーセカンド』の単行本20巻に突然再登場したキャラクター、江頭哲文を特集します。これから、風林中の校長・江頭のクズさ加減や主人公・吾郎との因縁の過去などについて解説していきますが、まずはその前に『メジャーセカンド』の作品情報をお届けしましょう。最初に『メジャーセカンド』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

メジャーセカンドの概要

概要のイメージ

『メジャーセカンド』(MAJOR 2nd)は、満田拓也による日本の漫画作品です。この作品は、小学館の「週刊少年サンデー」で2015年15号から連載が始まりました。単行本の発行部数は、2019年10月現在、650万部に達しています。

『メジャーセカンド』は、1994年から2010年にかけて同じ雑誌で連載されていた野球漫画『メジャー』(MAJOR)の続編であり、前作の主人公である茂野吾郎の息子である茂野大吾の成長を描いています。

メジャーセカンドのあらすじ

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プロ野球選手の父・吾郎に憧れ野球を始めた茂野大吾は、才能不足と二世の重圧に負け野球を辞めてしまいます。その後は、サッカーに取り組みましたが長続きせず、ゲームに興じる毎日を送っていました。そんな彼を変えたのは、小学校6年生の時に転校してきた佐藤光でした。二人は将来の夢を語り、バッテリーを組む約束を交わしました。そして、大吾は再度野球に挑戦する決意を固め、三船ドルフィンズの門を叩いたのです。

江頭哲文のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『メジャーセカンド』のクズ校長こと江頭哲文の話題に移ります。前作の『メジャー』で、茂野吾郎が超名門校・海堂高校に難関を勝ち抜いて進学しますが、その時、海堂高校野球部のチーフマネージャーだったのが江頭哲文でした。

海堂野球部のトップは、海堂二軍の監督・早乙女静香の父親で、野球部一軍総監督の早乙女義治です。江頭は、海堂野球部の事実上のナンバーツーとして大きな権限を持っていました。また、経営コンサルタントとして成功を収めており、海堂高校理事長の人事によって海堂に招かれたという経緯があります。

江頭はビジネス面では有能なようですが、裏金を使ってシニアの有望な選手を引き抜いたり、選手の意思を無視して裏取引したプロ球団に入れたりと、汚い手段で金儲けをするクズでした。

アニメ「メジャーセカンド」WEBサイト

メジャーセカンドの江頭哲文はクズ?吾郎との因縁の過去を解説

江頭哲文は吾郎を利用しようとしていた?

海堂でピッチャーとしてのレギュラーになるためには、海堂のルールに従わなければなりません。ところが、ルールに従うことを拒んだ吾郎は、ニ軍監督の早乙女静香から退部を勧告されます。吾郎は総監督の早乙女義治に直談判に向かいますが、その時、総監督代行として現れたのが江頭哲文でした。

江頭は、吾郎が敬語を使わないことに激怒し、突然彼を殴るなど異常な振る舞いを見せます。一方で江頭は、プロ野球選手の父を事故で亡くした上に、右肩を故障しサウスポーに転向したことなど、吾郎の壮絶な過去を利用しようと考えました。そして、海堂野球部のイメージ戦略に吾郎の過去を利用するために吾郎への退部勧告を取り消したのです。

江頭は吾郎をスター選手として成長させ、海堂のイメージ向上や自身のキャリアアップに役立てようとしていました。最初はそこまで悪意を感じさせる人物ではなかったのですが、その後、クズな人格を顕わにしていきました。

海堂に入学した当初から、吾郎は一軍打倒に全力を注いでいました。そしてついに、壮行試合で海堂の一軍を打ち負かしたのです。その後、吾郎は海堂を離れて別の高校に移り、再び海堂に立ち向かうことになりました。江頭は吾郎を宣伝の手段として利用しようと考えていましたが、彼が海堂を去ったことに恨みを抱き、他校への編入を妨害するなどクズならではの嫌がらせを始めました。

江頭哲文は吾郎に怪我をさせた?

江頭の執拗な妨害により、吾郎は当初編入を目指していた野球部のある高校への進学はできず、野球部のない聖秀高校に入学します。しかし、吾郎は逆境をバネに、聖秀高校で野球部を立ち上げることにしました。

その後、吾郎の情熱や人柄に触発された聖秀高校の生徒たちが次々と入部し、やがて練習試合で海堂高校二軍と対戦するまでになりました。ところが、江頭は未だに過去の出来事から吾郎を憎んでおり、こともあろうに海堂の選手に吾郎に怪我を負わせるよう指示したのです。

江頭の命令に従った選手により、吾郎は大怪我を負ってしまいます。海堂を去り聖秀で新たな野球人生を歩みだした吾郎でしたが、医者には「公式戦出場不可」との厳しい診断を下されました。しかし、吾郎は痛み止めの注射を打って試合に出場し、勝利をつかみます。そして、その後、県大会の準々決勝で眉村や寿也らのいる海堂高校一軍との対戦が実現したのです。

江頭哲文は懲戒解雇された

聖秀と海堂の壮絶な戦いは、大方の予想を超える熱戦となり、無名の聖秀が強豪・海堂を追い詰めていきました。吾郎は海堂の攻撃を巧みな速球でしのぎますが、痛み止めの効果が切れると、足が十分に動かなくなります。江頭は、思っていたよりも回復が遅れている吾郎の状態を見て、バントの連続攻撃で吾郎の足を再起不能にするよう選手に指示します。

江頭の工作で吾郎が大けがを負ったことを知った寿也は、「故意に吾郎の足を傷つけた事が事実なら、そのような手段(バント)で勝ちたくなどない」として、江頭の指示に反旗を翻します。江頭は寿也の抗議を無視し、彼を除名処分にしました。しかし、薬師寺や眉村など、江頭の命令に逆らった寿也に同調するメンバーが次々と現れ、江頭への造反が広がっていきました。

海堂高校理事長の指示で、江頭の不適切な言動を内部調査していた早乙女泰造・静香により、彼の悪行が暴露され、懲戒解雇処分が決定されます。一方、聖秀と海堂の試合は、吾郎が体力消耗で倒れた際にボークと判定され、海堂高校が勝利を収めました。しかし負けたとは言え、甲子園の常連・海堂高校を過去にここまで追い詰めたのは、吾郎率いる聖秀高校ただ一校でした。

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メジャーセカンドで江頭哲文が再登場?その後を解説

江頭哲文が風林中校長として再登場

過去に海堂高校のチーフマネージャーを懲戒解雇された江頭は、その後、『メジャーセカンド』で再登場し、新たな道を歩んでいきました。『メジャーセカンド』では、江頭が名門進学校・風林中学校の校長にまで上り詰める姿が描かれています。

江頭哲文の妨害で風林中野球部が危機に直面?

野球に人生を滅茶苦茶にされたと思い込む江頭は、大吾が風林中にいることを知ると、彼の活動を邪魔するような嫌がらせを繰り返します。外部コーチの委嘱を却下したり、野球部の練習所に講堂建設の計画を立てたり、ありとあらゆる妨害工作を企てました。外部コーチ委嘱がダメになったことで、大吾が選手兼監督代行を務めることになり、過労で倒れる事態となりました。

吾郎は、息子のピンチを救うため、風林中の外部コーチの件で江頭との直談判に向かいます。そこで、江頭が風林中を進学校へシフトさせる方針のもと、新監督に就任予定だった国友監督をキャンセルしたことが明らかになりました。

過去の因縁から吾郎を逆恨みするクズの江頭は、吾郎にアマチュア野球の指導ライセンスがないことや現役プロ選手であることを理由に、吾郎のコーチ就任を却下します。しかし、吾郎の依頼でアマチュア野球指導ライセンスを持つ佐藤寿也が風林中の監督になりました。寿也は元メジャーリーガーとしてチームに活気をもたらしますが、ある日、江頭から野球部のグラウンドに講堂を建設する計画が告げられます。

実際、江頭が寿也を監督として受け入れたのも、巧妙に仕組まれた罠だったことに寿也自身が気づきます。最新の『メジャーセカンド』では、寿也と風林中のメンバーは、眉村の娘・眉村道塁を含む大尾中と合同チームを結成し、グラウンド問題を解決していきました。しかし、江頭の野球部への妨害工作はまだ終わっていないようでした。

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メジャーセカンドの江頭哲文の声優

中村大樹のプロフィール

ここで、アニメ『メジャーセカンド』の江頭哲文役の声優を紹介します。アニメで江頭を演じたのは、男性声優の中村大樹(なかむら・だいき)です。中村は1962年12月25日生まれ・東京都出身で、現在は81プロデュースに所属し活動しています。

高校3年生の時、進路を模索していた中村大樹は、宝映テレビプロダクション・タレント養成所の広告を見つけました。"俳優になれば、先生の役ができる"と考え、芝居の道に進むことを決意しました。しかし、その後、容姿の良い人やかわいらしい子が仕事を獲得する現実に疑問を抱き、本格的に芝居の勉強をするために劇団青社に入団しました。

当初は俳優として舞台中心に活動していましたが、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』の兵士C役で声優デビューし、その後『赤い光弾ジリオン』のデイブ役で初レギュラーを務めます。また、1989年には『鎧伝サムライトルーパー』放送時に結成された声優ユニット「NG5」のメンバーとなり、高い人気を獲得しました。

中村大樹の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『メジャーセカンド』で江頭哲文を演じた声優・中村大樹の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • サムライスピリッツ(覇王丸)
  • YAMATO2520(フリック)
  • 絶体絶命☆でんぢゃらすじーさん(でんぢゃらすじーさん)
  • 鎧伝サムライトルーパー(伊達征士/光輪のセイジ)
  • でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪(じーさんほか)
  • 桃太郎伝説(龍神太郎)
  • 勇者特急マイトガイン(ガイン/マイトガイン)
  • コロッケ!(ダイフクー)
  • 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 / 再世篇(ダヤッカ・リットナー)
  • 天元突破グレンラガン(ダヤッカ)

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メジャーセカンドの江頭哲文に関する感想や評価

ここまで『メジャーセカンド』の江頭哲文特集をお届けしてきましたが、最後に江頭哲文に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、『メジャーセカンド』の江頭哲文が好きというツイートです。もちろん純粋に好感を持っているわけではなく、嫌みや当てこすりという意味合いが強く感じられます。『メジャー』での犯罪的行為で懲戒解雇となった江頭は、『メジャーセカンド』では「嫌がらせをする陰湿なおじさん」に成り下がってしまいました。その変わりようが可笑しかったようでした。

続いて紹介するのは、先ほどのツイートは逆に、江頭哲文の顔も見たくないという感想です。『メジャーセカンド』での江頭の失脚を心待ちにしており、このまま登場し続けるなら作品購読をやめようとすら思っているようでした。

『メジャーセカンド』の江頭哲文の感想で最も多かったのが、『メジャー』で失脚した彼が再登場したことに対する驚きや失望でした。こちらのツイートでも、驚きを隠せないようで「悪党を改心させるのか?」と深読みをしてしまったそうです。

キャラクターの再登場は、物語に新たな展開をもたらす可能性もあることでしょう。江頭がどんな変化を遂げていくのか、また物語にどんな影響を与えるのかを想像してみるのも楽しいかもしれません。

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メジャーセカンドの江頭哲文まとめ

この記事では、「メジャーセカンドの江頭哲文はクズな風林中の校長!」と題して、江頭がクズと言われる理由や茂野吾郎との因縁の過去、そして『メジャーセカンド』に再登場した彼のその後などについて解説してきました。

まとめのイメージ

経営コンサルタントとして成功を収めていた江頭哲文は、海堂高校理事長に招かれて海堂高校野球部チーフマネージャーに就任し、海堂野球部のナンバーツーとして大きな権限を奮っていました。吾郎を広告塔として利用し、海堂野球部のイメージを向上させ自らのキャリアアップを図ろうとするのですが、吾郎が応じないと彼に執拗な嫌がらせを繰り返します。最後は選手に命じて吾郎に大けがを負わせました。

事が発覚し江頭は懲戒解雇処分を受けるのですが、『メジャーセカンド』では風林中校長として再登場するのです。そして過去に因縁のある吾郎の息子・大吾が野球部にいることを知ると、様々な嫌がらせをするようになりました。『メジャーセカンド』は現在も連載中の漫画ですが、江頭の野球部への妨害工作はまだまだ続くことでしょう。

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