【メジャーセカンド】魚住・世古・出光は凄腕3人衆！実力や道塁との関係は？

『メジャーセカンド』中学生編には大吾たちのライバルとして、大尾中の魚住・世古・出光たち「凄腕3人衆」が登場します。彼らは横浜リトル出身であり、沢や太鳳の元チームメイトでした。ここからはメジャーセカンドの魚住・世古・出光のプロフィールをはじめ、実力や道塁との関係を紹介していきます。それではまず、メジャーセカンドの作品情報から見ていきましょう。

• 漫画タイトル：MAJOR 2nd（メジャーセカンド）
• ジャンル：少年漫画、野球、学園
• 作者：満田拓也
• 掲載誌：週刊少年サンデー
• 発表号：2015年15号～

『MAJOR 2nd（メジャーセカンド）』は1994年から2010年まで週刊少年サンデーにて連載されていた野球漫画『MAJOR』の続編です。2015年3月11日より同誌にて連載を開始しています。主人公は前作の主人公・茂野吾郎の息子・茂野大吾です。累計発行部数は2019年10月時点で650万部を突破しており、2018年にはテレビアニメ化もおこなわれています。

ここではメジャーセカンドの簡単なあらすじを紹介します。幼少時、「お父さんみたいにプロ野球選手になる」という夢を抱いていた父・茂野吾郎の息子・大吾。

小学4年生から本格的に野球をしようと、三船ドルフィンズに入団した大吾でしたが、メジャーリーガーの息子にも関わらず野球の才能がないとして、周りから期待外れと落胆され、一度野球をやめてしまいます。しかし、佐藤光との出会いを機に心境に変化が現れはじめ…

• 名前：魚住昴太郎（うおずみこうたろう）
• 学年：2年生→3年生
• 背番号：2→9（風林大尾）
• ポジション：捕手、外野手（風林大尾）
• 投打：右投左打

メジャーセカンドのコブラ似の魚住は、大尾中学校野球部の2年生です。ポジションは捕手、投打は右打左打。背番号は不明。小学生時代に名門チーム「東斗ボーイズ」に所属し双子の弟の渉とバッテリーを組んでいた眉村道塁を追って横浜シニアを退団し、大尾中野球部に入部しています。道塁が肩の故障でピッチャーができなくなってしまってからはシニアに戻ったものの退団し、大尾中で風林中学との合同チームに参加しました。

• 名前：世古（せこ）
• 学年：2年生→3年生
• 背番号：6
• ポジション：投手、遊撃手
• 投打：右投右打

メジャーセカンドの世古は、大尾中学校野球部の2年生です。横浜リトル出身。「凄腕3人衆」の異名を持っています。魚住と同じく道塁を追って横浜シニアを退団し、大尾中学野球部に入部しています。道塁が肩の故障でピッチャーができなくなってしまってからはシニアに戻りました。

• 名前：出光（いでみつ）
• 学年：2年生→3年生
• 背番号：4
• ポジション：投手、二塁手
• 投打：左投左打

メジャーセカンドの出光は、大尾中学校野球部の2年生です。横浜リトル出身。「凄腕3人衆」の異名を持っています。魚住と同じく道塁を追って横浜シニアを退団し、大尾中学野球部に入部しています。道塁が肩の故障でピッチャーができなくなってしまってからはシニアに戻りました。

先にメジャーセカンドの魚住・世古・出光のプロフィールを紹介しましたが、果たして横浜リトル出身の彼らの野球の実力はどうなのでしょうか？ここからは魚住・世古・出光の初登場回をはじめ、沢弥生・相楽太鳳・道塁との関係や横浜シニアへ戻った理由などを解説しつつ、魚住・世古・出光の実力を紹介します。では、まずはじめに魚住・世古・出光の初登場回から見ていきましょう。

魚住・世古・出光の3人は『メジャーセカンド』コミック15巻の第135話「思わぬ伏兵？」にて初登場します。仁科や千里、アニータたち新1年生をチームに加えた新しい風鈴野球部の一員として、春の公式戦に出場した主人公・大吾。

風鈴野球部は全部で9人のメンバーのうち、6人が女子でしたが、横浜リトル出身の沢弥、相楽、千里、アニータ、仁科、大吾、睦子たちの活躍で見事地区大会決勝までコマを進めました。地区大会決勝では強豪・英邦（えいほう）学院を破り、大尾中とあたります。大尾中には小学生編でも登場した眉村道塁が在籍しており、彼女と一緒に大尾中の部員として登場したのが魚住・世古・出光の3人でした。

魚住・世古・出光の3人は、「凄腕3人衆」の異名を持っています。その異名から分かる通り3人の実力は折り紙付きです。3人のポジションについては魚住がピッチャーで、世古と出光がピッチャーとなっています。そして、大尾中のピッチャーに関するスタイルは完全分業制で、世古→出光→道塁の順番で交代で投球していきます。

得点パターンは上位打線に入っている出光、道塁、世古がヒットを打って出塁し、最後に魚住がホームランを狙うといった攻撃スタイルです。毎年地区予選で優勝し県大会に進んでいる強豪・英邦学院相手には、この攻撃パターンで勝利を収めています。特に魚住のバッティングセンスはすさまじく、大尾の得点力の要としてチームを引っ張っています。

前述通り魚住・世古・出光の3人は横浜リトル出身であることから、沢弥生と相楽太鳳の元チームメイトとなります。そして、メジャーセカンドのコミック17巻では沢が横浜リトルでピッチャーをしていたことが明かされました。魚住の横浜リトルでのポジションはキャッチャーであったため、沢と魚住は横浜リトル時代にバッテリーを組んでいた過去があります。

その関係は良好なようで、試合中に沢の打球がセンターフライになってしまった際は、魚住が「さすがだな、沢。太鳳といい、相変わらず女にはもったいない野球センスだ。お前なら決勝戦まで来ると思っていたよ」と沢と太鳳の実力を認めていました。太鳳とは元チームメイトではあるものの、直接会話を交わしている描写はありませんでした。

魚住・世古・出光の3人は、横浜リトル出身で「凄腕3人衆」の異名を持つほどの実力者ですが、それほどの実力者がなぜ横浜シニアではなく大尾中でプレーしているのでしょうか？それには眉村道塁と深い関係がありました。

もともと魚住たちは横浜シニアに入り、道塁、渉とともに1年間一緒にプレーしていました。

しかし、道塁は女子であるという理由で「今後、（道塁）を戦力として見ることはできない」と監督に言われ、失意の中横浜シニアを退団することに決めました。道塁は野球を諦めようかと考えていましたが、その際に彼女の実力を認めていた魚住・世古・出光が横浜シニアを辞め、道塁と一緒に大尾中学校の軟式野球で頂点を目指すことを約束します。これが魚住たちが大尾中で道塁と一緒に野球をしている理由です。

横浜シニアを辞め、道塁と一緒に大尾中で野球をすることにした魚住でしたが、その後横浜シニアへ戻ります。その理由は道塁が左肩を故障し、ピッチャーができなくなってしまったからです。魚住たちは道塁と一緒に野球をするために大尾中に在籍することにしているため、道塁がいない大尾中では在籍する意味がありませんでした。結局、魚住たちは大尾野球部を退部し横浜シニアに戻っていきました。

2023年12月現在、メジャーセカンドのアニメは第2シリーズまで放送されており、それぞれ第1シリーズが2018年4月7日から9月22日まで、第2シリーズが2020年4月4日から11月7日まで放送されました。監督は渡辺歩氏、シリーズ構成は土屋理敬氏、アニメーション制作はオー・エル・エムがそれぞれ務めています。では、ここからメジャーセカンドのアニメにてコブラ似の魚住の声を務めた声優について見ていきましょう。

• 名前：金光宣明（かねみつのぶあき）
• 生年月日：11月22日
• 職業：声優、舞台俳優
• 活動期間：1990年代～
• 所属事務所：81プロデュース
• 趣味：スポーツ（球技全般）、育児、競馬
• 特技：間つなぎ、ツッコミ

メジャーセカンドのアニメにて魚住の声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」所属の金光宣明さんです。金光宣明さんは11月22日生まれ、兵庫県神戸市垂水区出身の声優・舞台俳優で、声優としては1990年代より活動を開始しています。声優を志すきっかけは、983年4月3日から1986年10月1日にかけて放送されたアニメ『キン肉マン』を観たことだそうです。

• 1997年～：ハニ太郎です。（吉田よしお役）
• 1999年～：おジャ魔女どれみ（アレクサンドル・T・オヤジーデ〈2代目〉役）
• 2007年～：まめうしくん（お父さん、つよいの役）
• 2008年～：MAJOR（ダンストン、青田、ケサダ、ホリスター、マーヴィン役）
• 2008年～：のだめカンタービレ シリーズ（長田克弘役）
• 2009年～：東のエデン（ジョニークリーチャー役）
• 2009年～：神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS（ドミティエム・オド・ニイェン役）
• 2011年～：バクマン。 シリーズ（響恭太郎、山下役）

• 2011年～：SKET DANCE（城ヶ崎充、島田父、ストーリーテーラー役）
• 2013年～：ドキドキ!プリキュア（相田健太郎役）
• 2014年～：暁のヨナ（ロウエン役）
• 2017年～：異世界はスマートフォンとともに。（ドラン役）
• 2018年～：キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま（パントニオ役）
• 2021年～：古見さんは、コミュ症です。（まぁく役）
• 2022年～：BLEACH 千年血戦篇（ドリスコール・ベルチ役）
• 2023年～：め組の大吾 救国のオレンジ（望月役）

ここまでコブラ似の魚住や世古、そして出光などの「凄腕3人衆」について、実力や道塁との関係などを紹介してきました。では、最後にコブラ似の魚住や世古、出光に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では魚住が「コブラ」と呼ばれている点に注目する方や魚住に対してエリア88に出てきそうだという印象を持たれた方、魚住の声が意外と低いと思われた方などがいました。

メジャーセカンドの魚住に関する声があがっています。こちらではメジャーセカンドの魚住がネット上で「コブラ」と呼ばれている点に注目されているようです。魚住が「コブラ」と呼ばれているのは、寺沢武一先生によるSF漫画『コブラ』の主人公と魚住の容姿が似ているからでしょう。髪色は異なるものの、コブラの主人公と魚住の顔がかなり似ています。興味のある方はコブラの主人公と魚住の容姿を見比べてみてください。

メジャーセカンドの魚住に関する声があがっています。こちらではメジャーセカンドの魚住が『エリア88』に出てきそうなキャラクターとのことですが、果たして魚住に対してどのような印象を持たれているのでしょうか？

エリア88とは、新谷かおる先生による傭兵戦記漫画のことです。空軍基地エリア88の一癖ある傭兵たちが交わす憂愁の漂うセリフなどが特徴的な漫画で少年ビッグコミックにて1979年から1986年にかけて連載されました。興味のある方は魚住が出てきそうだといわれるエリア88をチェックしてみるのもよいかもしれません。

メジャーセカンドのコブラ似の魚住に関する声があがっています。こちらでは魚住の声に対して、「意外と低い」という印象を持たれているようです。ただ、「これはこれで良い」とのこと。メジャーセカンドのアニメにて魚住の声を務めたのは、声優の金光宣明さんです。これを機に魚住のアニメ声優・金光宣明さんにも注目してみるのもよいかもしれません。

本記事ではメジャーセカンドの魚住・世古・出光について、プロフィールをはじめ、実力や道塁との関係などを交えて紹介してきました。

コブラ似の魚住、眼鏡をかけた世古、小柄なロン毛の出光は、名門横浜リトルで「凄腕3人衆」と呼ばれていただけあって実力は折り紙付きです。魚住・世古・出光の活躍はメジャーセカンドの漫画15巻の第135話「思わぬ伏兵？」から見ることができるため、興味のある方はぜひ、本記事のまとめを参考にしつつ魚住・世古・出光の活躍をチェックしてみてください。