【よう実】綾小路がクラス移動する可能性は？その理由・タイミングと移籍先は？

こちらの記事では、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の主人公・綾小路が、クラス移動をする可能性について考察しています。ようこそ実力至上主義の教室への読者の間では、「今後、綾小路が他のクラスへクラス移動する」という噂が浮上しています。こちらの記事では、なぜ綾小路が「クラス移動する」と言われているのか、その理由や、いつクラス移動するのかをまとめました。

なぜ「綾小路がクラス移動する」と言われているのか気になっている人は、『綾小路がクラス移動する可能性は？理由はなぜ？』の項目に目を通してみてください。また、綾小路がいつクラス移動するのかという予想を知りたい人は『綾小路がクラス移動するタイミングと移籍先は？』、クラス移動をする方法を知りたい人は『綾小路がクラス移動する方法』をチェックしてみてください。

綾小路がなぜクラス移動するのか、またその時期がいつになるのかの考察を紹介する前に、まずは綾小路が活躍している作品・ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）についてまとめました。ようこそ実力至上主義の教室への作品概要や物語のあらすじをおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、衣笠彰梧先生のライトノベル作品です。このシリーズは、2015年にMF文庫J（KADOKAWA）から『ようこそ実力至上主義の教室へ 1年生編』が開始し、2020年からは『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』が展開されています。2023年12月時点での累計部数は840万部を突破し、『このライトノベルがすごい！』での読者投票で4年連続1位を獲得しています。

国内だけではなく、韓国やアメリカなどの海外でも人気となっており、多くの国で翻訳版が愛読されています。ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、学園生活を背景にした緻密な人間関係や心理戦を描いた群像劇となっており、登場人物たちの独特の魅力や個性、各キャラの隠された秘密が、「面白い」と話題になっています。2017年からはアニメも放送開始し、2024年1月からは第3シーズンが放送予定となっています。

進学・就職率100％の名門校・高度育成高等学校は、生徒たちの能力や実績に応じてクラスランクが決定され、高いランクに位置する者のみが将来を約束される実力主義の学校です。綾小路清隆は、学年最下位のDクラスに配属されます。ある隠れた才能を秘めている綾小路は、クラスのランクアップを目指す堀北鈴音との出会いによって、その実力を見せるようになっていきます。

綾小路清隆は、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の主人公で、高度育成高等学校の最下位のDクラスに所属する少年です。一見すると平凡な少年ですが、その正体は天才を育成する為の施設"ホワイトルーム"出身の、非凡な頭脳と身体能力を持つ人物です。ホワイトルームの中で「最高傑作」と呼ばれる人物で、Dクラスの中では、生徒たち自身に気づかせずにクラスのメンバーたちを操る姿を見せています。

隣の席になった堀北鈴音の「Aクラス昇格」という夢を手助けすることを約束したことから、Dクラスの生徒たちの能力を引き出すきっかけを作ったり、Bクラスのリーダー・一之瀬帆波や、Cクラスのリーダー・龍園たちとも関わるようになっていきます。

無気力そうに見える綾小路ですが、本来の性格は非常に合理的で、クラスの仲間たちも道具として見ている節があります。「ホワイトルームの最高傑作」と言われている綾小路ですが、ホワイトルームには良い感情を持っておらず、高度育成高等学校に入学したのもホワイトルームの生活から逃げ、自由を得るためでした。

他のクラスのリーダー・一之瀬に対しての「介錯する」の心の声などによって、綾小路はようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の読者から「いつかクラス移動するのではないか？」と噂されています。この一之瀬への「介錯する」の他にも、綾小路は作中でいくつものクラス移動の伏線を見せています。こちらの項目では、そのような一之瀬への「介錯する」の言葉以外の伏線を紹介していきます。

綾小路がクラス移動するための伏線だと思われる理由を『軽井沢と平田への発言』『坂柳理事長からの提案への反応』『満場一致特別試験終了後の発言』の3つに分けて紹介している他に、綾小路の最終目標についても触れています。なぜ綾小路がクラス移動すると言われているのか知りたい人は、こちらの項目に目を通してみてください。

なぜ綾小路がようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の読者から「クラス移動する可能性がある」と言われているのか、その理由を軽井沢と平田への発言から考察します。綾小路は、作中で軽井沢と平田に「常にオレが動けるとは限らない。不測の事態にも備えておくべきだ」と発言しました。この発言から、綾小路が「今の自分の立場や役割を、いつでも他のクラスメイトが担えるようにしたい」と考えていることが分かります。

なぜ綾小路がこのようなことを口にしたのでしょうか？綾小路は、天才を育てる機関・ホワイトルームの中でも、特に秀でた才能を持っていた人物です。先手を打てば、綾小路が動けなくなる事態を前もって防ぐことなど簡単でしょう。では、なぜ綾小路はそのような言葉を口にしたのか、その理由は、綾小路自身が他のクラスへ移籍しようと考えているからではないでしょうか？

この予想を裏付ける動機として、満場一致特別試験での綾小路の立ち振る舞いがあげられます。綾小路は、それまで学校内で目立たないように振る舞ってきました。しかし、なぜか2年生になってからはそのような行動の制限を緩め、満場一致特別試験で佐倉愛里の退学を促す行動をとりました。勉強会「綾小路グループ」メンバーの1人である佐倉を退学へ追い込んだことによって、綾小路はグループのメンバーから叱責されます。

自分の立場が不利になる行動をなぜとったのかというと、その理由は、自分にヘイトを集めたかったからではないでしょうか？クラスの人気者となってしまえば、クラスメイトたちが他のクラスに移籍することを止めるでしょう。

しかし、このようにヘイトを集めておけば、クラス移動する時に誰も綾小路を止めるものはいなくなるでしょう。そのように、綾小路は今後クラス移動を計画していることから、「不測の事態にも備えておくべき」という言葉を口にしたのではないでしょうか？

一之瀬への「介錯する」という発言以外の、綾小路がクラス移動する可能性を示唆していると思われる伏線として、坂柳理事長への回答があげられます。坂柳理事長は、綾小路に対して「体育祭を病欠してはどうか？」と提案しました。クラスの中でも飛び抜けた身体能力を持つ綾小路が体育祭を休めば、結果が不利になることは綾小路自身も承知していたことでしょう。

綾小路は、堀北鈴音をリーダーとする現在のクラスを「Aクラスにする」と公言しています。他のクラスには、一之瀬のように秀でた能力を持つ者が大勢おり、彼女たちに勝ちたいと思うのであれば、綾小路の頭脳と身体能力が必要になることでしょう。ところが、綾小路は理事長の提案を受け入れ、体育祭を休むことにしたのです。なぜ綾小路は、クラスに不利となるそのような行動を取ったのでしょうか？

その理由は、自分が体育祭を欠席することで、今の堀北クラスがどれだけの実力を持っているのかを確認するためではないかと予想されます。自分がいなくても、一之瀬クラスや他のクラスに勝つことができれば、「自分が他のクラスに移籍してもAクラスを目指せる実力がある」という証明になります。そのような行動によって、綾小路はようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の読者から「他のクラスに移動になる」と考察されています。

綾小路が、一之瀬クラスや他のクラスに移動するための伏線だと予想される描写3つ目は、満場一致特別試験終了後に綾小路が口にした「むしろその方が好都合だったと思える日が来るかもしれない」というセリフです。綾小路が助言したことで、綾小路グループのメンバーだった佐倉愛里が退学になりました。この綾小路の行動は、クラスメイトや綾小路グループのメンバーたちに大きなショックを与えました。

仲間を切り捨てるという行動によって、綾小路はヘイトをかってしまいますが、そのような周囲の反応に対して綾小路は「むしろその方が好都合」と感じています。このセリフから、綾小路の中では何かしらの計画が進行中であることが分かります。クラスメイトたちからヘイトをかっている綾小路が、一之瀬クラスや他のクラスに移籍すれば、堀北クラスのメンバーは綾小路がいるクラスを打ち倒そうと奮闘することでしょう。

そうなれば、堀北クラスはAクラスに一歩近づきます。そのように考えると、満場一致特別試験終了後に綾小路が口にした「むしろその方が好都合だったと思える日が来るかもしれない」という言葉は、綾小路が一之瀬クラスなど他のクラスに移動することで、「堀北クラスの士気を上げることができる」という意味と受け取れます。

上記では、「綾小路がいつかクラス移動するのではないか？」という噂の根拠を、一之瀬への「介錯する」のセリフ以外の3つの伏線から紹介しました。では、綾小路がクラス移動を計画しているとして、なぜそのような計画を立てているのでしょうか？その理由として考えられるのは、綾小路の中にある"最終目標"を達成させるためだと予想されます。

その最終目的とは、「自分を超える人物を育成すること」だと予想されます。綾小路は、天才を育成するホワイトルームの中でも「最高傑作」と賞賛される人物でした。しかし、ホワイトルームで育った者の多くは、能力は開発されるものの、人権を無視した過酷すぎる環境によって精神崩壊を起こしています。

そのような非人道的な施設であるホワイトルームの存在を否定するため、堀北クラスの生徒たちを育成し「ホワイトルームの最高傑作」である綾小路自身を超える人材に育てようとしているのではないでしょうか？その目標の通過点として、堀北クラスのメンバーの士気を上げようと、クラス移動を計画している可能性が考えられます。

一之瀬への「介錯する」のセリフなどの伏線によって、綾小路がクラス移動をする可能性が見えてきました。では、もし綾小路がクラス移動をする場合、その時期はいつになるのでしょうか？ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編の10巻までの時点では、いつ綾小路がクラス移動するのかの目処は立っていません。

しかし、一之瀬に対して「その時は介錯する」と心の中で思っていたことから、一之瀬クラスが自力で立て直し不可能になった頃になると予想されます。いつ綾小路がクラス移動するのかについては、次の項目『綾小路の移籍先は一之瀬クラス？介錯の意味とは？』で詳細を紹介しているので、一之瀬への「介錯する」の意味や、なぜ一之瀬クラスに移動すると予想されているのか気になっている人はチェックしてみてください。

上記の『綾小路がクラス移動するタイミングはいつ？』の項目では、綾小路がいつ堀北クラスから移動するのか、考察を紹介しました。次に、こちらの『綾小路の移籍先は一之瀬クラス？介錯の意味とは？』の項目では、なぜ一之瀬クラスが綾小路の移籍先として有力視されているのかを紹介します。綾小路が一之瀬クラスに移籍すると予想されている理由の1つは、一之瀬クラスの現状が関係しています。

一之瀬クラスは、1年時には上位から2番目のBクラスでした。しかし、他のクラスの生徒たちが各々の能力を発揮し、2年時にはクラスのランク順位が大きく入れ替わることになりました。綾小路が所属する最下位の堀北クラスがBクラスとなり、反対に一之瀬クラスが最下位のDクラスへと堕ちてしまいました。そのような結果によって、クラスのリーダーである一之瀬は、責任感を感じることとなりました。

巻き返しを考えてはいるものの、一之瀬クラスは他のクラスに比べ、目を見張る能力を持つ者が少ない状態です。そのような一之瀬クラスに綾小路が「入りたい」と申し出れば、拒否することはないでしょう。また、綾小路と他のクラスの関係性を考えても、すんなりと綾小路を受け入れるのは一之瀬クラスくらいのものでしょう。そのため、綾小路がクラス移動をする場合には、一之瀬クラスへの移籍となると予想されます。

また、綾小路が一之瀬へ抱いた「介錯する」という気持ちは、そのような理由から「一之瀬クラスの巻き返しを手伝う」という意味だと予想されます。"介錯"という言葉には、「切腹の際に首を斬り落とし、苦痛を取り除く」という意味と「付き添って世話をする」という2つの意味があります。現在は、どちらの意味の"介錯"なのかは不明となっていますが、物語の流れを汲むと後者の意味での介錯の可能性が高いでしょう。

上記では、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の綾小路が、いつクラス移動になるのかを考察しました。クラス移動がいつになるのかという予想の次は、どのような方法で綾小路がクラス移動をするのか、考えられる方法を3つ紹介します。まず1つ目は、「クラス移動チケットを使う」という方法です。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の1年生編で、体育祭の学年1位になった生徒は、その功績を称えてクラス移動が可能となるチケットを賞品として受け取りました。そのシーンから、学校行事で良い成績を修めた者には、クラス移動の権利が与えられることが判明しました。今後、綾小路がクラス移動をすると決意した場合には、そのチケットを入手し、使用する可能性が考えられます。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の主人公・綾小路がクラス移動をする方法2つ目は、「一之瀬クラスのポイントを使う」という方法です。一之瀬クラスのリーダーである一之瀬は、綾小路に対して信頼を寄せています。

また、綾小路の実力も十分理解しているため、クラスランク最下位となってしまった今、綾小路の力を借りられるとなれば喜ぶことでしょう。一之瀬クラスの参謀である神崎も、「俺にクラスを変える力はない」と話していることから、現状を打破する出来事が欲しいと思っていることでしょう。トの方が勝ります。

そこへ綾小路がやってくれば、一之瀬クラスのまとめ役である一之瀬と神崎が力を貸してくれる可能性が高いと予想されます。クラスポイントが減ったとしても、Aクラスに上がることができれば、デメリットよりもメリッこのような現状を考えると、綾小路が一之瀬に掛け合って、一之瀬クラスの生徒たちのポイントを使い、一之瀬クラスに移籍する可能性が考えられます。

綾小路がクラス移動をする方法3つ目は、「南雲との勝負で2000万ポイントを入手する」です。ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の2年生編で生徒会長を務める南雲雅は、手に入れたいものがあれば、どのような手段を使っても手に入れる人物です。しかし、その計画を綾小路に度々潰されていることから、綾小路を邪魔に思っていました。

そこで、南雲は1年生を対象に「綾小路を退学させた者に2000万プライベートポイントを与える」という特別試験を実施します。2000万プライベートポイントは、クラス移動に必要なポイントと同じポイント数です。そのため、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の読者からは「このポイントが綾小路のクラス移動に関係あるのでは？」と予想されています。

綾小路は、同じクラスのギャル系女子・軽井沢と付き合うことになります。その時期がいつだったのかというと、1年生の冬休みのことでした。軽井沢は、中学生の時にイジメられていたことを隠し、同じことを繰り返さないため、クラスの中で人望のあった平田に偽りのカップルを演じてもらいます。しかし、他のクラスのイジメっ子に本性を見抜かれてしまい、1年生の時に再びイジメの対象となってしまいました。

その現場を綾小路に助けてもらったことで、軽井沢は綾小路に好意を寄せるようになります。しかし、綾小路はたまたま助けたわけではなく、今後の布石として軽井沢から好意を持たれるように行動したのでした。その後、軽井沢は平田と偽りの関係を終わらせ、綾小路が軽井沢に告白したことをきっかけに2人は付き合うことになります。

軽井沢に告白し、付き合い始めた綾小路ですが、その後、別れる可能性があります。なぜなら、綾小路は軽井沢に恋愛感情を持っているわけではないからです。綾小路は、軽井沢と付き合い始めた時に「恵を通じて恋愛を学ぶ」と考えていたからです。このセリフからは、綾小路が純粋な好意から、「軽井沢と付き合いたい」と告白したのではないことがうかがえます。そのため、目的が達成された時には、軽井沢と別れる可能性があります。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、バトルロイヤルの要素を持った学園もの作品です。今後の展開がどのようになるのか気になっている読者も多く、考察する人の姿も見られています。こちらのかたは、現在の各クラスのリーダーが堀北クラスに移籍し、綾小路と戦うことになると予想されています。

綾小路は現在、軽井沢と付き合っています。しかし、綾小路が一之瀬クラスに移動することになった場合、別れる可能性があると予想されます。一之瀬は、軽井沢と同じように綾小路に好意を寄せています。もし綾小路がクラス移動することになれば、綾小路を巡る恋愛関係に変化が訪れるかもしれません。

こちらの記事では、綾小路のクラス移動先は一之瀬クラスの可能性が高いと紹介しました。しかし、読者のなかには「他のクラスに移籍する」と予想する人の姿も見られています。こちらのかたは、「龍園クラスへの移籍になるのでは？」とコメントされています。

以上、「綾小路が、今後クラス移動する」という噂について紹介してきました。綾小路は、作中で一之瀬に対して「介錯する」と考えていたり、クラスメイトたちに対して「不測の事態にも備えておくべきだ」と発言しており、今後、一之瀬クラスに移籍する伏線だという見方がされています。

現在の物語の流れからは、いつクラス移動するのかは見通しがたっていないものの、一之瀬の現状や心理状態に変化があることから、一之瀬がピンチになった時にクラス移動になると予想されます。また、綾小路がクラス移動する目的についても、現在は明かされていませんが、「自分を超える人物を育成する」という目標を叶えるための布石ではないかと予想されます。