【このすば】魔王の正体と魔王軍幹部メンバーを解説!各キャラクターの強さは?

このすばに登場した魔王と魔王軍の幹部を一覧で紹介していきます。不慮の事故で命を落として異世界に転生した佐藤和真が、個性的な仲間たちと出会う物語が描かれている「この素晴らしい世界に祝福を!/このすば」。本記事では、このすばの作品概要とあらすじや、八坂恭一の強さと正体をネタバレしながら解説していきます。また、八坂恭一の娘の情報や、魔王軍幹部のプロフィールを一覧で紹介していきます。

【このすば】魔王の正体と魔王軍幹部メンバーを解説!各キャラクターの強さは?のイメージ

目次

  1. このすばとは?
  2. このすばの魔王の正体を考察
  3. このすばの魔王軍の幹部メンバー一覧!強さも解説
  4. このすばの魔王とカズマの戦い
  5. このすばの魔王軍に関する感想や評価
  6. このすばの魔王軍まとめ

このすばとは?

このすばの概要

「八坂恭一の正体は?」「魔王の娘は?」という疑問を見る前に、まずは「このすば」の基本情報を紹介していきます。このすばは「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2013年から2020年に書籍版が刊行されていました。作者の暁なつめは福井県出身で、2017年から「戦闘員、派遣します!」を刊行しています。

このすばのあらすじ

このすばの主人公は佐藤和真です。佐藤和真は引きこもりのニートでしたが、トラックに轢かれそうになった女子高生を助けた時に命を落としました。また、死後の世界で女神のアクアと出会い、アクアを道連れにして異世界に転生しています。異世界では、強運を持つ冒険者になり、めぐみんやダクネスなどの個性的な仲間と出会っていきます。

アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト

このすばの魔王の正体を考察

ここからは、「このすば」に登場した魔王の正体をネタバレしながら解説していきます。異世界では、魔王軍が猛威を振るっており、終盤に魔王の意外な正体が明らかになりました。魔王の強さと過去もネタバレしながらまとめていきます。

このすばのベルゼルグ王国は、魔王軍に懸賞金を掛けています。また、優れた能力と強さを持つ冒険者を王家の血筋に取り入れており、魔王に止めを刺した者には「王族と結婚する権利」が与えられます。佐藤和真のような転生者には、「魔王を倒した時に1つだけ願いが叶えられる」という特典があるため、爆裂魔法で死亡した佐藤和真は特典で復活しました。

魔王の名前は八坂恭一

暗い部屋の中に立っている男性の画像

このすばは異世界を舞台にした作品のため、「平和のために魔王を倒す」という目的があります。ですが、佐藤和真たちはダラダラとした日常を過ごしているため、魔王の正体は終盤まで不明でした。魔王は魔族の頂点に立つ存在で、8名の強者が幹部を務めています。また、「八坂恭一」という日本人のような名前であることが判明しました。

このすばの八坂恭一は、二本の角が生えた大柄な白髪の老人です。日本人のような名前を持つため、当初は「佐藤和真と同じ転生者」と思われていましたが、「二ホンのことは知らない」と発言しています。また、八坂恭一よりも強い娘がいますが、娘はベルゼルグ王国に侵攻していたことで姿が描かれていません。佐藤和真がスティールを使用した時には、「娘の手作りのハンカチ」を盗んでいました。

魔王の過去

本棚に大量の本が置かれている画像

このすばの八坂恭一の先祖は、チートスキルを持つ元ソロプレイヤーであることが分かりました。生まれながらにチートスキルを持つ先祖は、少年時代から天才と評されており、勇者として単独で魔王城に攻め込みました。この時に「ぼっちであること」を幹部に煽られ、「魔王軍に加われば美形の魔族に歓待される」という誘いを受けています。

八坂恭一の先祖は魔王軍の勧誘を受け、魔王を討伐する前に一時帰宅しました。その後、一週間悩み続け、「自分はぼっちではなく、足手まといの仲間を作らなかった」という結論に至ります。また、「一週間悩んだこと」を煽られたため、腹いせで当時の魔王を討伐し、自身が新しい魔王に就任しました。その後、誕生した子供には「1人では意味がない能力」を与えています。

黒色のクエスチョンマークの画像

八坂恭一は「二ホンは知らない。聞いたことはある」と言っているため、先祖が佐藤和真と同様の「日本からの転生者」と予想されています。先祖のおとぎ話は広く知られていますが、正体や過去が言及される前に八坂恭一は倒されました。また、「ぼっちだと魔王になってしまう」という都市伝説があるため、ぼっちのゆんゆんが「友達を増やすことも大切」と言われています。

魔王の強さ

世界地図と金色の剣の画像

八坂恭一は娘に力を引き継がせているため、単純な戦闘能力は娘よりも下です。また、「傍にいる魔族を強化する能力」を持つため、配下を強化させて戦っていました。前述したように、八坂恭一の先祖はぼっちで、子供に「1人では意味がない能力」を与えているため、八坂恭一は仲間を強化する能力を使用しています。

このすばの八坂恭一は、「部下に加護を与える能力」を持っています。部下のステータスや弱点を強化することが可能で、加護を受けたベルディアが神聖魔法の抵抗力を向上させていました。八坂恭一は全盛期の強さを失っているため、佐藤和真のパーティーに討伐されました。ですが、力を受け継いだ娘が実質的な魔王のため、戦いは終わっていないことが分かります。

魔王の現在

青色の背景とクエスチョンマークの画像

前述したように、現在の八坂恭一は全盛期の強さを失っています。そのため、前線に出ることはなく、指示を受けた部下たちが世界に猛威を振るっていました。また、魔王軍の幹部はポンコツが多く、ウィズのように幹部の自覚が無いキャラクターも存在するため、人々は魔王軍をあまり気にしていません。

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このすばの魔王軍の幹部メンバー一覧!強さも解説

「魔王の正体は?」「八坂恭一の強さは?」という疑問を見た後は、「このすば」に登場した魔王軍の幹部を一覧で紹介していきます。幹部は戦闘向きの特殊能力を持っていますが、作中ではコミカルな言動を見せています。魔王軍幹部のプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

魔王軍の幹部①べルディア

べルディアは魔王軍幹部の1人で、元騎士のデュラハンです。アクセルの街付近の古城を拠点にしており、めぐみんが1日1回の爆裂魔法を古城に放っていたため、激怒して街に襲来しました。無数のアンデッドナイトを召喚する能力を持っており、アークプリーストの浄化魔法が弱点です。真面目な性格をしている武人ですが、佐藤和真たちのノリに巻き込まれ、コミカルなキャラクターとして描かれました。

べルディアとの戦いでは、ダクネスが仲間を庇う姿が描かれています。そのため、べルディアは「騎士の鏡のような者」と敬意を示しましたが、佐藤和真たちがダクネスを見捨てて逃げたことで激怒しています。アクアの浄化魔法を受けて倒され、死後に三途の川で手招きしている様子が描かれました。また、スピンオフ作品では、同じ幹部のウィズにセクハラを行っていたことが判明しています。

魔王軍の幹部②ウィズ

ウィズは魔王軍幹部の1人で、茶髪のロングヘアーが特徴的なキャラクターです。アンデッドの王である「リッチー」ですが、魔王に頼まれて魔王城の結界の維持を行っているため、幹部らしい働きは見せていません。また、気弱な平和主義者で、天敵であるアクアは姑のようにウィズをいびり倒しています。正体を隠して魔道具屋を営んでおり、街の住人からは美人の常識人として慕われています。

ウィズは気弱な性格をしていますが、リッチーになる前は高名なアークウィザードだったため、幹部の中で最強クラスの強さを誇っています。また、人間時代は血の気が多い武闘派で、「氷の魔女」という異名を付けられていました。普通の人間は爆裂魔法で魔力が枯渇しますが、ウィズは爆裂魔法を使っても魔力に余裕がある様子が描かれています。

魔王軍の幹部③バニル

バニルは魔王軍幹部の1人で、白黒の仮面が特徴的なキャラクターです。七大悪魔の第一席という大悪魔で、「魔王よりも強いかもしれないバニルさん」を自称しています。また、悪感情を糧にして生きているため、悪感情の根源である人間は大切な存在と考えています。「至高の悪感情を食しながら消滅したい」と考えており、夢を実現させるためにウィズの店で働くようになりました。

バニルは「相手の思考や未来を見通す能力」を持つため、「見通す悪魔」の異名を付けられています。佐藤和真のパーティーと戦っており、戦いの果てに消滅したと思われていましたが、何事もなかったように再登場しました。バニルの能力はウィズの絶望的な商才には通用しないため、ウィズが売れない商品を次々と仕入れて赤字になっています。

魔王軍の幹部④ハンス

ハンスは魔王軍幹部の1人で、短髪と顎髭が特徴的なキャラクターです。水の街「アルカンレティア」に潜伏しており、源泉に猛毒を混ぜる破壊工作を行っていました。正体は「デッドリーポイズンスライム」というモンスターで、温泉の管理人を捕食したことでウィズの怒りを買っています。また、囮になった佐藤和真を殺害していますが、アクアの魔法を受けて討伐されました。

魔王軍の幹部⑤ウォルバク

ウォルバクは魔王軍幹部の1人で、赤髪と額の模様が特徴的なキャラクターです。ダクネス以上の抜群のスタイルを誇っており、「どういう事なの」という口癖があります。紅魔の里の墓に封印されていましたが、天賦の才を持つ幼いめぐみんが封印を解いたことが分かりました。その後、再び封印されましたが、こめっこが封印を解いたことで「ちょむすけ」という魔獣の姿になっています。

魔王軍の幹部⑥シルビア

シルビアは魔王軍幹部の1人で、強化モンスター開発局の局長を務めているキャラクターです。抜群のスタイルを誇る女性の姿をしていますが、元々の性別は男性であることが判明しました。「魔術師殺し」を取り込んで紅魔の里を襲撃していますが、めぐみんとこめっこの活躍で討伐されています。死後に三途の川で目を覚まし、「恋がしたい」と涙を流して佐藤和真と合体しました。

魔王軍の幹部⑦セレナ

暗い部屋に立っている女性の画像

セレナは魔王軍幹部の1人で、肩まで伸びた黒髪が特徴的なキャラクターです。登場当初は善良な聖職者を演じていましたが、本性はガラの悪いチンピラで、邪神レジーナを崇拝していることが分かりました。また、レジーナの加護を受けているため、「自身に借りを作った者を傀儡にする能力」を持っています。悪名高い佐藤和真をスカウトしており、物語途中に不可侵条約を結びました。

魔王軍の幹部⑧魔王の娘

海を見ている女性の画像

魔王の八坂恭一には娘がいますが、最終話まで姿は描かれていません。また、八坂恭一は「娘から貰った手作りハンカチ」を大切にしているため、娘を溺愛していると予想されています。小説では魔王が倒されていますが、魔王の力のほとんどは娘が受け継いでいるため、世界に平和は訪れていません。

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このすばの魔王とカズマの戦い

「魔王の娘は?」「八坂恭一の強さと正体は?」という疑問を見た後は、佐藤和真と魔王の戦いをネタバレしながら解説していきます。このすばはギャグ要素が強い作品ですが、終盤に魔王との戦いが描かれました。

ネタバレ①魔王を弱体化させるアクア

このすばの小説の終盤では、佐藤和真のパーティーと魔王の戦いが描かれています。魔王は配下を強化する能力を持つため、佐藤和真たちは苦戦を強いられていました。そのため、アクアが魔王を弱体化させるための封印を行い、佐藤和真が魔王と共に別の場所にテレポートしています。

ネタバレ②魔王とカズマの決闘

佐藤和真は魔王と共にダンジョンの奥深くにテレポートし、一対一の戦いが始まりました。佐藤和真は「弱体化した魔王なら倒せる」と考えていましたが、弱体化した状態でも魔王は格上の存在だったため、啖呵を切って逃げることになります。その後、姑息な手段でダメージを与え続けましたが、マナタイトが1つになったことで追い詰められてしまいます。

ネタバレ③めぐみんの爆裂魔法が炸裂する

佐藤和真はめぐみんの爆裂魔法に付き合わされていたため、土壇場で爆裂魔法を習得しました。そのため、マナタイトを使って爆裂魔法を放ち、佐藤和真と魔王の両名が死亡しています。その後、佐藤和真は「魔王を倒した者は何でも1つ願いを叶えてもらえる」という特典で復活しました。

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このすばの魔王軍に関する感想や評価

黒板に感想の文字が書かれている画像

「魔王の娘は?」「八坂恭一の強さと正体は?」という疑問を見た後は、このすばに関する感想をまとめていきます。このすばはシリーズ累計発行部数1000万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっています。本記事で紹介した魔王軍に関する感想をまとめていきます。

感想:ウィズが可愛い!

このすばのウィズは、抜群のスタイルを誇る美人キャラクターのため、「ウィズが可愛い」という感想が挙がっています。また、アクアにとってウィズは天敵で、嫌味を言う姑のような言動を見せているため、「アクアとウィズの関係が面白い」という感想も挙がっています。

感想:バニルが面白い!

バニルは魔王軍の幹部ですが、魔王の命令よりも自分の夢を実現させるために行動しています。また、面白い言動を見せるキャラクターのため、「バニルが面白い」「言動が滅茶苦茶なバニルが笑える」という感想が挙がっています。

感想:魔王の娘が気になる!

このすばの魔王の娘は、魔王よりも強いと言われている存在です。名前や強さが明かされる前に小説は完結しているため、「魔王の娘が気になる」「続編を書いてほしい」という感想が挙がっています。

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このすばの魔王軍まとめ

木のブロックにまとめの文字が書かれている画像

本記事では、「魔王の娘は?」「八坂恭一の強さと正体は?」という疑問をまとめていきました。八坂恭一は日本人の血筋を持つ可能性がありますが、正体が深堀りされる前に小説は完結しています。また、八坂恭一よりも強い娘が生存しているため、続きを書いてほしいという意見が挙がっています。このすばを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。

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