【このすば】紅魔族の正体は改造人間？中二病特有の名乗りや強さなど特徴を解説

紅魔族とは、人気作品この素晴らしい世界に祝福を!に登場する部族の事です。この素晴らしい世界に祝福を!の紅魔族は、部族の者皆が上級魔法を使用できる、非常に優秀な魔術師として登場します。中でもこの素晴らしい世界に祝福を!のメインキャラであるめぐみんが人気です。紅魔族について詳しく紹介する前に、この素晴らしい世界に祝福を!の作品情報を紹介します。

この素晴らしい世界に祝福を!とは、通称「このすば」として愛されているライトノベルを原作とする作品群です。この素晴らしい世界に祝福を!の原作ライトノベルは、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた作品です。元はWeb小説だったこのすばですが、2013年に角川スニーカー文庫より書籍化される事となりました。この際、作者の名義も「自宅警備員」から「暁なつめ」に変更されています。

ライトノベルこのすばは2013年～2020年まで刊行されており、2019年には累計発行部数は900万部を突破しています。このすばでは、主人公カズマをはじめとする癖のあるキャラクターたちが、数々な騒動巻き起こしていくストーリーが描かれ、ファンタジーでもありコメディでもある作風として人気を呼んでいます。登場するキャラクターの人気も高く、ここで紹介する紅魔族であるめぐみんも屈指の人気を誇るキャラクターです。

このすばは原作小説だけではなく、コミカライズ版やアニメ版でも高い人気を誇っており、劇場版アニメも公開されるなど、メディアミックスも非常に盛んな作品です。このすばのアニメは2016年から放送されており、第2期も制作されました。また、紅魔族のめぐみんを主人公とするこの素晴らしい世界に爆焔を!などのスピンオフ作品も刊行されています。

この素晴らしい世界に祝福を!通称このすばの主人公カズマは、事故が原因で死亡してしまった高校生です。死後カズマは、女神であるアクアから、異世界へ転生しないかと誘われます。アクアは異世界に一つだけ何かを持っていけると説明し、カズマは自分を馬鹿にしたアクアに腹を立て、アクアを異世界へ持っていくものに指定しました。こうして異世界の街へ降り立ったカズマは、個性的な仲間と共に騒動に巻き込まれていきます。

このすばに登場する紅魔族とは、紅魔の里に住んでいる部族です。紅魔族は非常に高い魔力を秘めている部族であり、紅魔族の者はみんな上級魔法を使用できるなど、戦闘能力も高い部族です。戦闘に関しては非常に好戦的で容赦がなく、紅魔の森の魔物たちに恐れられている存在です。外見的な特徴としては、赤い色の目が挙げられますが、それよりも中二病丸出しの言動の方に注目されている部族です。

このすばのストーリーにアークウィザードめぐみんが登場した時は、彼女の中二病全開の独特のキャラクターは個性なのだと考えられていましたが、実は紅魔族という部族の特徴だったと後に判明します。紅魔族のルーツは、機動要塞デストロイヤーを生み出したマッドサイエンティストが作り出した改造人間だったのです。

ある科学者に生み出された、魔力を増強された改造人間がめぐみんたち紅魔族の始祖だったのです。紅魔族と言う名前も科学者がつけたものでした。また、赤い眼は改造を施された被験者が思いつきでリクエストしたもので、特に意味がない事も判明しています。

改造人間として生み出された紅魔族の祖先。マッドサイエンティストにより高い魔力を付加されています。魔力特性を高める改造手術を受けた紅魔族の祖先でしたが、この改造のおかげで何故か独特の感性も獲得する事になりました。このおかげで、紅魔族は皆高い魔力を秘めるようになり、魔術師として高い才能を開花させるのです。

前述したとおり、改造手術で高い魔力を宿すようになった紅魔族。紅魔族であるめぐみんはアークウィザードとして登場しましたが、上級魔法であるエクスプロージョンをバンバン連発しています。また、同じく紅魔族のゆんゆんは、ただの雑魚敵を倒すために、ド派手な魔法ライト・オブ・セイバーを繰り出しました。

種族全体で高い魔力を持ち、アークウィザードなどの上級職に就く事も当たり前と言える紅魔族。その理由には、義務教育制度の存在もあります。魔力を高められた改造人間を祖先に持つ紅魔族ですが、このすばの世界では珍しく学校に通うという制度があるのです。紅魔族の学校では、スキルポイントをたくさん溜める事ができるようになっており、そのおかげで紅魔族の者はレベル1にも関わらず上級魔法が使えるのです。

紅魔族の特徴として、独特の名乗りがあります。中二病丸出しのはたから見れば恥ずかしい名乗りなのですが、紅魔族は独特の感性を持っているため、本気でカッコいいと思って追及しているのです。その名乗りとは、「我が名は…」という大仰なものであり、「○○となる者」といった決め台詞で占めるのがお約束となっています。

このすばに登場する紅魔族の特徴として、ネーミングセンスが独特であるという点も挙げられます。これは、改造手術によって独特の感性を獲得した事によるもので、科学者が適当につけたあだ名を非常に気に入ってそのまま名前として使ってしまったのでした。その為、紅魔族の名前には、めぐみんやゆんゆん等と言った、独特の名前ばかりが使われているのです。

紅魔族のキャラクターを一覧で紹介していきます。まずは、この素晴らしい世界に祝福を!のヒロインとして登場するめぐみんです。めぐみんはこのすばでも屈指の人気を誇るキャラクターであり、キャラクター人気投票で1位を獲得していました。めぐみんを主人公とするスピンオフ、この素晴らしい世界に爆焔を!でもその活躍は描かれています。

めぐみんと同じく紅魔族のキャラクターにゆんゆんがいます。ゆんゆんはこの素晴らしい世界に祝福を!ではアニメ2期で登場したキャラクターでした。また、めぐみんを主人公とするこの素晴らしい世界に爆焔を!にも登場しています。ゆんゆんは紅魔族としては珍しく中二病全開の名乗りを恥ずかしがるなど、一般的な感性を持っています。しかし、そんなゆんゆんは紅魔族としては変わり者扱いされているのでした。

紅魔族は独特の名前のキャラクターばかりですが、そんな紅魔族のキャラクターにはこめっこもいます。こめっこはめぐみんの妹であり、食欲旺盛な5歳の少女です。風貌はめぐみんをそのまま幼くしたような姿をしています。肝が据わった性格をしており、魔法の素質も高いこめっこは、将来有望な大物として扱われています。

このすばに登場するひょいざぶろーは、めぐみんの父親です。魔道具を製造している職人なのですが、一風変わった道具ばかり制作するため、商品はあまり売れず家計を支えられていないのが現状です。娘を溺愛する親バカな一面がある父親です。

このすばに登場するゆいゆいは、めぐみんの母親でひょいざぶろーの妻です。ゆいゆいは娘めぐみんとカズマをくっつけようと策を巡らせているのですが、これはカズマの持つ財産に目が眩んだためでした。アンクルスネアやロックなど、足止めに有効な魔法を多用します。

紅魔族に関しての感想を紹介していきます。紅魔族に関しては、めぐみんを筆頭にかわいいといった感想が上がっていました。独特の感性を持つ紅魔族ですが、そんな所もかわいいと称賛されています。

紅魔族に関しては、エンブレムがかっこいいという感想も見られました。何よりも中二病的なかっこよさを重視している紅魔族。身につける衣装や眼帯など、随所に中二病を感じさせるかっこいい要素が詰め込まれています。

このすばに紅魔族が登場するエピソードでは、中二病の要素が面白いと言った感想がたくさん見られています。このすばの紅魔族といえば中二病が代名詞であり、キャラクターの魅力をさらに高めているのです。

ここでは、このすばに登場した紅魔族に関しての情報を詳しく紹介しています。紅魔族は高い魔力を持っている部族ですが、それはある科学者によって改造手術をされていたからでした。是非、このすばをチェックして、めぐみんたち紅魔族の活躍に注目して見てください。