このすばが面白い理由とは？異世界モノ人気アニメのあらすじ・魅力を徹底紹介

今回のまとめでは、大人気アニメ「このすば」こと「この素晴らしい世界に祝福を！」の人気の理由やアニメのあらすじ、登場人物などについてまとめていきます。それでは、早速「このすば」の原作情報について見ていきましょう。

「この素晴らしい世界に祝福を！」は、2013年から刊行されている暁なつめさんによるライトノベルを原作としています。小説は、2020年4月現在17巻まで刊行されている長編シリーズとなっています。内容はコメディ要素の多い異世界ファンタジーです。外伝は4作品刊行されていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

アニメ「このすば」は、2016年に1期が、2017年に2期が放送されました。どちらも10話構成となっており、アニメでは原作4巻までの内容が描かれました。アニメーション制作はスタジオディーンが担当しています。監督は金崎貴臣さん、シリーズ構成は上江洲誠さんが担当しています。2019年には劇場版「映画 この素晴らしい世界に祝福を！紅伝説」も公開され話題を集めました。

それでは、「このすば」が面白い理由や人気の理由について見ていきましょう。まず1つ目の理由は、「このすば」のストーリーがほぼギャグで完結しているところです。予備知識や難しい知識などなく気軽に視聴できるのが魅力の1つで、真面目なシーンや緊迫するシーンなども無いと言っていいでしょう。頭を使いたくない時や、ぼーっと何も考えずに見たい時、笑いたい時などに「このすば」は適していますので必見です。

面白い＆人気な理由その2は、稚拙すぎる掛け合いが散りばめられているところです。基本的に「このすば」は終始ギャグを連発するギャグアニメなのですが、そのギャグの掛け合いも”稚拙”で面白いと言われています。シーンの間で真面目なシーンに突入するかのような演出が入りますが、それはフェイントです。ギャグや稚拙な掛け合いをするための前段階なのです。その掛け合いが見たい方はぜひアニメを視聴してみてください。

面白い＆人気な理由その3は、「このすば」はハーレムアニメではないところです。「このすば」は、主人公のカズマ以外の主要登場人物3人が女子です。そのことから、ストーリーを知らない方は「ハーレムもの」だと勘違いしている方も多いことでしょう。ですが、一見ハーレムものなのですが、登場人物間の恋愛やお色気がありません。ですので、ハーレムものが苦手な方などにも身構えないで視聴することができるのです。

面白い＆人気な理由その4は、戦闘シーンが逸材な点です。「このすば」は、異世界でパーティーを組み冒険をしていくというファンタジー要素満載のアニメな一方、終始ギャグが満載のギャグストーリーだと紹介してきました。ですが、そんなギャグの合間には真剣にバトルを繰り広げるシーンも描かれているのです。ギャグとの温度差を味わえます。今までくだらないギャグを繰り広げていたとは思えないほどの真面目なバトルは必見です。

「このすば」が面白い＆人気な理由その5は、登場人物それぞれが個性のあるキャラクターである点です。主人公のカズマ以外女子の登場人物ですが、1人1人が独特な性格や属性を持っており、初めて見る方でもすぐに名前や特徴などを見分けることができるでしょう。3人の女子それぞれが個性があるため、他のアニメと比べると覚えるものが少なくすんなりキャラクターを知ることができるのも「このすば」の特徴なのです。

面白い＆人気な理由その6は、OPとEDの主題歌が素晴らしい点です。1期のオープニングはMachicoさんによる「fantastic dreamer」、エンディングはアクア・めぐみん・ダクネスの登場人物3人の女子が歌う「ちいさな冒険者」です。そして、2期のオープニングは1期と同じくMachicoさんによる「TOMORROW」、エンディングはアクア・めぐみん・ダクネスが歌う「おうちに帰りたい」です。こちらもぜひ聞いてみてください。

続いては、「このすば」のあらすじについて見ていきましょう。主人公のカズマこと佐藤和真は、ある日交通事故に遭い亡くなってしまいます。ですが、目覚めるとそこは天界らしき場所で、目の前には水を司るという女神・アクアと名乗る少女がいました。アクアは、カズマに異世界への転移話を持ち掛けてくるのです。

カズマは異世界へいくことを決意しますが、異世界には1つだけ持っていきたいものを持っていけるというシステムがあることを聞かされました。何を持っていくが迷っていましたが、カズマをイジるアクアにイラっとしていたカズマは女神であるアクアを異世界に連れて行くと言い、アクアと共に転移してしまったのです。

カズマは、アクアと共に「アクセルの街」という場所に降り立ち、冒険者として活動することになります。そして、行く先々で出会った魔法使いのめぐみんと騎士のダクネスを仲間に加え、冒険していくことになりました。

続いては、「このすば」の面白いと評判のシーンをピックアップして紹介していきます。「このすば」の面白くて人気のシーンは一体どんなシーンなのでしょうか？

まず1つ目は、1期の1話です。町に降り立ったカズマとアクアですが、冒険者として冒険するには、冒険者ギルドとして職業登録をしなければなりません。2人は、戸惑いながらも登録をすることができました。そして、いざ冒険というシーンになりますが、2人は一向に冒険らしき素振りを見せないのです。

音楽だけは冒険者の音楽なのですが、2人はというと、土木作業に明け暮れ1日が終わり、翌朝には再び土木作業をするという冒険者らしくない働きをします。因みに、このシーンは淡々と流れていきます。終いには、土木作業で出会った仲間たちと飲み騒ぐシーンもあり、最終的には2人の寝床である”馬小屋で就寝”という、ただの労働者として1日を過ごす2人が描かれているのです。最後にはカズマのツッコミが入り1話は終わります。

続いての面白いシーンは、女子3人が話し始める前に必ずと言っていいほどカズマの名前を呼ぶシーンです。この呼びかけに対し、カズマは「はい、カズマです」や「カズマだよ」と返事をするのですが、視聴者からはこの返事や、やり取りが「最高に面白い」と評価が高いのです。

続いては、「このすば」の登場人物と声優についてまとめていきます。主人公のカズマは、16歳の少年と若くして現実世界では亡くなりました。身長は165㎝と小柄で碧系の目に茶髪という見た目をしています。亡くなる前は引きこもりのニートでしたが、転移してからは弓や剣、初級魔法などを使う異世界人として活動しています。仲間を見捨てない優しい一面を持ちますが、基本的な性格は腹黒く卑怯な一面も持ち合わせています。

そんなカズマの声優を務めたのは、声優として活動している福島潤さんです。福島潤さんは、1976年9月4日生まれの愛媛県出身、アーツビジョンに所属しています。日本ナレーション演技研究所を経て1998年より声優として活動を始めました。現在は日本ナレーション演技研究所にて講師としても活動しています。カズマは自身初となる主人公の声優でした。

そんな福島潤さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「琴浦さん」真鍋義久、「弱虫ペダル」鳴子章吉、「デュエル・マスターズ シリーズ」赤城山バサラ、「HUGっと!プリキュア」ハリハム・ハリー、「メジャーセカンド」眉村渉、「爆丸バトルプラネット」ウィントン・スタイルズ、「異世界かるてっと」カズマ、「理系が恋に落ちたので証明してみた。」犬飼虎輔などがあります。

続いての「このすば」の登場人物は、アクアです。アクアは、アクシズ教の水を司る女神であり、亡くなった日本人を異世界への転移の案内人をしていました。水色の長い髪の毛に碧い目をしています。「駄女神」という異名が付くほど素行が悪い一方で、アークプリーストという回復魔法を使える上級者としての能力を持っています。また、宴会芸に長けており、酒場で飲んでいることの方が多いキャラクターでもあります。

そんなアクアの声優を務めたのは、声優のほか歌手としても活動している雨宮天さんです。雨宮天さんは1993年8月28日生まれの東京都出身、ミュージックレインに所属しています。「第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション」で合格し声優デビューしました。「第9回声優アワード」では新人女優賞を受賞しています。また、歌手としては個人名義でのソロ活動のほか声優ユニット「TrySail」としても活動しています。

そんな雨宮天さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「アカメが斬る!」アカメ、「一週間フレンズ。」藤宮香織、「七つの大罪」エリザベス、「東京喰種トーキョーグール」霧嶋董香、「魔法科高校の劣等生」光井ほのか、「WWW.WORKING!!」鎌倉志保、「バキ」松本梢江、「ダンベル何キロ持てる?」奏流院朱美、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」七海やちよ、「天晴爛漫!」ジン・シャーレンがあります。

続いての「このすば」の登場人物は、魔法使いのめぐみんです。めぐみんは、紅色の瞳が特徴的な”紅魔族”の血を受け継ぐ魔法使いで、「爆裂魔法（エクスプロージョン）」という魔法を得意としています。横の髪だけ長い特徴的な黒髪パッツンヘアーに、黒のマントに帽子を被っています。中二病な一面を持っており、ロリコン気味でもあります。優秀な頭脳を持っていますが、発言や態度が子どもっぽく元気な性格をしています。

そんなめぐみんの声優を務めたのは高橋李依さんです。高橋李依さんは1994年2月27日生まれの埼玉県出身、81プロデュースに所属しています。「第5回81オーディション」で特別賞を受賞し、高校を卒業後に現事務所に所属しました。声優として活動を始めたのは2014年からで、「第10回声優アワード」では新人女優賞を受賞するなど、デビュー間もなく華々しい活躍をしている今注目の声優さんとして知られています。

高橋李依さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」コバヤシ、「それが声優!」一ノ瀬双葉、「がっこうぐらし!」直樹美紀、「魔法つかいプリキュア!」朝日奈みらい、「Re:ゼロから始める異世界生活」エミリア、「Fate/Grand Order」マシュ・キリエライト、「ゆるキャン△」斉藤恵那、「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」ゼナ・マリエンテール、「女子高生の無駄づかい」一奏があります。

続いての「このすば」の登場人物は、大貴族ダスティネス家の娘であるダクネスことダスティネス・フォード・ララティーナです。ダクネスは、ブロンドのポニーテールに碧い目、スタイル抜群のセクシーな見た目をしています。基本的にはクールな性格をしていますが、それは上辺だけであり、実はマゾヒスト的な性格をしている独特なキャラクターです。一方、時々過激な言葉も吐く痴女な一面も持ち合わせています。

そんなダクネスの声優を務めたのは、茅野愛衣さんです。茅野愛衣さんは1987年9月13日生まれの東京都出身、大沢事務所に所属しています。2010年に声優としてデビューしてからは様々な作品に参加する売れっ子声優となりました。「第6回声優アワード」では新人女優賞を受賞、「第1回アニラジアワード」では最優秀ラジオ大賞や復活希望ラジオ賞を受賞するなど、ラジオパーソナリティーとしても活躍しています。

茅野愛衣さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」本間芽衣子、「神様のメモ帳」篠崎彩夏、「ギルティクラウン」楪いのり、「ちはやふる」大江奏、「ガールズ&パンツァー」武部沙織、「氷菓」伊原摩耶花、「ゴールデンタイム」林田奈々、「凪のあすから」比良平ちさき、「彼女がフラグをおられたら」魔法ヶ沢茜、「ノーゲーム・ノーライフ」白などがあります。

「このすば」はギャグが多めで面白かったという評価の高い感想が沢山ありました。まだご覧になっていない方はぜひご視聴ください。

「このすば」はギャグももちろん魅力の1つですが、ギャグ要素の他にも面白い要素が沢山あってとても作品だという感想を呟いている方もいらっしゃいました。

「このすば」に登場するキャラクターみんながキャラが立っていてとてもよかったという感想もありました。

以上、「このすば」こと「この素晴らしい世界に祝福を!」の面白い理由や魅力、登場人物や声優についてのまとめでした。サイト内には、「このすば」の他のまとめもありますので、そちらもぜひチェックしてみてください。