【うる星やつら】ラムの髪色は何色？緑でもピンクでもなく構造色だった？

本記事では、うる星やつらで描かれたラムの緑とピンクの髪色を紹介していきます。ラムは艶のある綺麗な髪を持つキャラクターで、髪色は面白い設定になっていることが分かりました。新旧アニメでラムの声を演じている声優や、諸星あたるとの関係もネタバレしながら紹介していきます。

「ラムの髪色は構造色？」「漫画とアニメの違いは？」という疑問を見る前に、まずは「うる星やつら」の基本情報を紹介していきます。うる星やつらは、1978年から1987年まで連載されていた漫画が原作で、漫画の累計発行部数は3500万部を突破しました。作者の高橋留美子は新潟県出身で、同人作家の活動を行っていましたが、大学卒業後から本格的な漫画家活動を開始しています。

うる星やつらの主人公は諸星あたるです。諸星あたるは女好きでいい加減な性格をしている高校生で、ラムと地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」を行っています。三宅しのぶの声援でやる気を出した諸星あたるは勝利しましたが、求婚を勘違いしたラムは諸星家に住み着いてしまいます。また、諸星あたるは生まれながらに「不運を引き寄せる体質」を持つため、様々なトラブルに巻き込まれるドタバタ劇が描かれています。

ラムは本作のヒロインで、鬼型宇宙人の娘です。地球を賭けた鬼ごっこで諸星あたると戦っており、諸星あたるが自身に求婚したと勘違いして「ダーリン」と呼ぶようになりました。容姿は地球人と酷似していますが、頭に小さな角を持っており、角は成長に伴って生え替わることが分かっています。また、飛行能力と放電能力を持っており、放電するとストレスが解消される体質です。

ここからは、「うる星やつらのラムの髪色は何色？」という疑問をまとめていきます。作中では、ラムの緑とピンクの髪色が描かれていますが、漫画とアニメでは髪色に違いがあることが分かりました。「ラムの髪色は構造色？」という疑問もまとめていきます。

ラムの髪は緑色がベースで、時折ピンク色で描かれています。そのため、緑色とピンク色のイメージが強くなっていますが、「ラムの髪色は構造色」という設定があることが分かりました。物質には「固有の色」がありますが、透明なシャボン玉には固有の色がありません。また、膜に光が干渉することでカラフルな色を見せており、このような色が構造色と呼ばれています。

前述したように、ラムの髪色は構造色のため、緑色やピンク色などの様々な色が描かれています。また、原作漫画で瞳の色は統一されておらず、青色や黄色、緑色で描かれています。そのため、ラムは地球人よりもカラフルなキャラクターです。

うる星やつらの原作漫画では、ラムの髪色が緑色やピンク色、赤色で描かれています。前述したように、ラムの髪色は構造色のため、角度で色が変わるという面白い設定になっています。また、コミックの表紙はカラーですが、漫画は白黒で描かれているため、髪色を読者の想像に委ねた可能性があります。

うる星やつらは1981年から1986年に旧アニメが放送されていました。6作の劇場版と12作のOVAが制作されており、売り上げは100億円を超える大ヒットを記録しています。現在はパソコンで色を付けることができますが、当時は手作業で色塗りが行われていたため、ラムの髪色が緑色で統一されたと言われています。そのため、「ラムの髪色は緑色」というイメージが強くなりました。

うる星やつらは2022年から新アニメが放送されています。40年ぶりのアニメ放送のため、メインキャラクターの声優が変更されていますが、声優の演技が高い評価を受けています。ラムの髪色は緑色がベースですが、原作漫画と同様の構造色の設定になっているため、グラデーションが取り入れられています。また、瞳の色は黄色系で統一されました。

「ラムの髪色は構造色？」「漫画とアニメの違いは？」という疑問を見た後は、うる星やつらのアニメでラムの声を演じている声優を紹介していきます。うる星やつらは2022年からリメイクアニメが放送されており、「三者三葉」「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの作品に携わっている木村泰大が監督を務めています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

1981年版のうる星やつらでラムを演じているのは、声優の平野文です。平野文は東京都出身で、1981年から声優活動を行っています。生年月日は1955年4月23日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。幼少期はバレエを習っており、講師のアドバイスを受けて児童劇団に入団したと話しています。また、17歳でラジオDJの仕事を始め、うる星やつらのラム役で声優デビューしました。

声優の平野文は、「名探偵コナン」「キラッとプリ☆チャン」「機動戦士ガンダムSEED」「プロゴルファー猿」などのアニメでキャラクターの声を演じています。うる星やつらが出世作で、以降は高橋留美子の作品に出演することが増えました。また、うる星やつらの好きな話数には、「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ」「ときめきの聖夜」を挙げています。

2022年版のうる星やつらでラムを演じているのは、声優の上坂すみれです。上坂すみれは神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っています。生年月日は1991年12月19日で、所属事務所は「ボイスキット」です。小学生時代の帰宅途中でスカウトを受け、当時は子役の活動を行っていました。高校卒業後は上智大学に進学しており、2012年に学業優秀賞を受賞しています。

声優の上坂すみれは、「オーバーロード」「イジらないで、長瀞さん」「スター☆トゥインクルプリキュア」「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビュー1年目は端役を演じており、「中二病でも恋がしたい！」の出演で知名度を上げました。また、大学でロシア語を専攻していたため、「ガールズ&パンツァー」で流暢なロシア語を披露しています。

「ラムの髪色は構造色？」「漫画とアニメの違いは？」という疑問を見た後は、うる星やつらに関する感想をまとめていきます。うる星やつらは、累計発行部数3500万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっています。本記事で紹介したラムに関する感想をまとめていきます。

本記事で紹介したように、ラムの髪色は構造色の設定になっています。旧アニメでは緑色で統一されていましたが、新アニメではカラフルな髪色が描かれているため、「ラムの髪色の設定が面白い」という感想が挙がっています。また、「ラムは緑色の髪が似合う」という感想も挙がっています。

諸星あたるは可愛い女性を見つける度に口説いているため、怒ったラムが電撃をくらわせることがパターン化しています。ですが、諸星あたるはラムを大切な存在と考えているため、「ラムと諸星あたるの関係が好き」「ダメ男を許してしまうラムが優しい」という感想が挙がっています。

旧アニメでは平野文がラムの声を演じていましたが、新アニメではラムの声が上坂すみれに変更されています。また、平野文はラムの母親の声を演じているため、「声優の使い方が面白い」「月日を感じさせるキャスティングが面白い」という感想が挙がっています。

本記事では、「ラムの髪色は構造色？」「漫画とアニメの違いは？」という疑問をまとめていきました。旧アニメでは髪色の再現が難しい状況でしたが、新アニメではグラデーションが取り入れられているため、ラムの髪色が綺麗という意見が挙がっています。ラムが登場する「うる星やつら」を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。