【うる星やつら】温泉マーク先生の名前は？あだ名の由来やアニメ声優を紹介

『うる星やつら』の漫画やアニメに登場する温泉マーク先生は、主人公のラムや諸星あたるが通う友引高校の先生です。漫画の第4話から登場し、その後レギュラーキャラとして活躍しています。本記事では、うる星やつらの温泉マーク先生の詳しいプロフィールや、本当の名前、アニメの声優などについて解説します。

うる星やつらは、1978年から1987年にかけて週刊少年サンデーで連載されていた漫画です。魅力的なキャラと斬新な設定が漫画界に大きな衝撃を与え、現在でも多くのファンから支持されています。うる星やつらは1981年にアニメ化され、1986年まで放送されました。2022年にはリメイク版のアニメが制作され、全4クールでの放送が決定しています。

宇宙人のラムは、地球征服をかけて諸星あたると鬼ごっこをすることになります。幼なじみのしのぶから「勝ったら結婚してあげる」と言われたあたるは、空を飛ぶラムを捕まえる作戦を立て、見事勝負に勝ちました。しかし、勝負の最中に「結婚」と連呼していたことから、ラムに「プロポーズされた」と勘違いされてしまいます。ラムはあたると夫婦になることを決め、それからあたるを追いかけ回すようになります。

うる星やつらの温泉マーク先生は、角刈りで小太りの男性教師です。年齢は35歳で、教師生活は13年目になります。漫画に登場した当初は、担当教科は特に決まっていませんでした。長期連載が決まった後に担当教科が英語になり、生徒指導の主任という設定も追加されました。

温泉マーク先生が受け持っているクラスは、諸星あたるを含め問題児ばかりで、温泉マーク先生は厳しすぎるほど熱心に生徒指導を行っています。ただ、その厳しさゆえに嫌われることが多く、あたるたちと頻繁に言い争いをしています。何かあるとあたるを疑う癖がついており、あたるが何もしていなくても反射的に「諸星！」と怒鳴ることがあります。

うる星やつらの温泉マーク先生は、漫画では妻子や年老いた母親がいることがわかっています。しかし、アニメでは妻子や母親に関する描写はなくなり、独身という設定に変更されました。アニメでは温泉マーク先生が独身という設定になったことで、サクラに迫るシーンが多く登場します。しかし、他の生徒たち同様、まったく相手にされませんでした。

うる星やつらの「温泉マーク」という名前は、生徒たちがつけたあだ名で、本名ではありません。では、温泉マーク先生の本当の名前は何でしょうか？ここでは、温泉マーク先生の本名や、あだ名の由来について解説します。

まず、温泉マーク先生の本当の名前について見ていきましょう。実は、うる星やつらの作中では、温泉マーク先生の本当の名前は一度も出てきたことがありません。生徒たちには初めから「温泉マーク」と呼ばれており、他の先生たちからも「温泉マーク先生」といわれています。温泉マーク先生の本名はいまだに公表されておらず、あだ名しかわかっていない状態です。

うる星やつらの温泉マーク先生は、なぜこのようなあだ名をつけられたのでしょうか？温泉マーク先生のあだ名の由来は、先生がいつも着用している服にあります。温泉マーク先生は学校ではいつもスーツを着用しており、このスーツには温泉マーク描かれています。

いつも温泉マークがついたスーツを着ていることから、温泉マークというあだ名がついたようです。漫画ではスーツ一面に温泉マークが入っていましたが、1981年版のアニメでは背中に大きな温泉マークがひとつだけつくようになりました。2022年版のアニメではさらに温泉マークの場所が変わり、スーツではなくネクタイに温泉マークが描かれています。

うる星やつらの温泉マーク先生は、漫画だけでなくアニメでも活躍しています。うる星やつらは令和に入ってからリメイク版のアニメが放送され、キャラたちの声優が一新されました。温泉マーク先生も、旧アニメと新アニメで声優が交代しています。ここでは、新旧アニメで温泉マーク先生を担当した、2人の声優についてまとめていきます。

うる星やつらの1981年版アニメで温泉マーク先生を担当したのは、声優の池水通洋さんです。池水通洋さんの生年月日は1943年4月11日で、血液型はO型です。現在の中華人民共和国吉林省長春市である満州国新京で生まれ、神奈川県で育ちます。池水通洋さんは児童劇団に入って活動していましたが、早稲田大学を中退後、テアトル・エコーに入団します。テアトル・エコーで声の仕事をすることが増え、声優活動をメインに行うようになりました。

テアトル・エコーを退団した後は、青二プロダクションの所属となります。池水通洋さんはこれまでに、『元祖天才バカボン』のウナギイヌや、『新巨人の星』の長嶋茂雄、『ドカベン』の影丸隼人などを演じてきました。その他、『スパイラルゾーン』のダーク・カレッジ、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』のキン肉マンスーパー・フェニックスとロビンマスク、『Witch Hunter ROBIN』の財前琢磨なども担当しています。

うる星やつらの2022年版アニメで温泉マーク先生を担当したのは、声優の三宅健太さんです。三宅健太さんは、1977年8月23日生まれのA型で、沖縄県出身です。ファンであった女優と共演したいと思ったことをきっかけに、声優を目指すようになります。三宅健太さんはアミューズメントメディア総合学院声優科を経て、81プロデュースに入所しました。魅力あるバリトンボイスで、さまざまな役柄のキャラを演じてきました。

2019年には、第13回声優アワード助演男優賞を受賞しています。趣味と特技には柔道を上げており、柔道は初段の腕前です。これまでに出演したアニメと担当キャラは、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のモハメド・アヴドゥル、『オーバーロード』のコキュートス、『僕のヒーローアカデミア』のオールマイトなどです。

その他、『異世界迷宮でハーレムを』のアラン、『バキ』のジャック・ハンマー、『ポケットモンスター（2023）』のマードックなども演じています。2024年には、『SHAMAN KING FLOWERS』の一原竜次、『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』のオグト、『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』のブロンストン・アッシュオークなどを担当する予定です。

うる星やつらの温泉マークに関しては、映画の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』での感想を上げる人が大勢いました。ビューティフル・ドリーマーで温泉マークは、世界の異変に最初に気づくという重要なポジションにいます。冒頭に出てくる温泉マークとサクラの会話のシーンは印象深く、今でも名シーンとして語り継がれています。

うる星やつらの温泉マークは、諸星あたるを始めとした生徒たちと敵対することが多いです。そのため、漫画やアニメを見ているうちに、温泉マークを嫌いになってしまう人もいます。しかし、こちらのコメントにもあるように、成長してから改めて温泉マークを見ると、以前の印象と変わることもあるようです。

うる星やつらの温泉マークは、漫画や旧アニメではかなり太ったキャラとして描かれています。しかし、新アニメではだいぶスッキリとした体型になり、「スリムになった」という声が多く上がっていました。スリムな温泉マークには、「太っているほうがいい」という否定的な意見が目立ちました。

うる星やつらに登場する温泉マーク先生についてまとめました。温泉マーク先生は生徒たちから煙たがれることが多いですが、生徒指導の主任として規律を正そうと頑張る熱心な先生です。ただ、その情熱が空回りすることも多く、作中では不運なキャラとして描かれています。諸星あたるたちと温泉マーク先生のバトルも、うる星やつらの面白い見どころのひとつです。ぜひうる星やつらの漫画やアニメで、温泉マーク先生の活躍を確認してください。