【うる星やつら】ランちゃんのかわいい魅力と性格は？声優やコスプレ情報も

個性的なキャラクターが数多く登場するうる星やつら。そんな中でも群を抜いて個性的なキャラクターはラムちゃんの幼馴染のランちゃんになります。見た目はフワフワカールの赤毛にピンク色と白色の服を着ているランちゃんは、フワフワしているブリッコキャラクターになります。そんなかわいいイメージのランちゃんですが、実は怒ると別人のように性格が変わってしまいます。

そんな魅力的でかわいいキャラクターランちゃんの性格の秘密や、ランちゃんを演じた声優についてを考察していきます。また、特徴のあるランちゃんのコスプレもとても人気となっていますので併せてご紹介させて頂きます。

1980年代の大人気漫画うる星やつら。今では知らない人も多々いるはず。そんな方のためにもうる星やつらの作品情報をご紹介します。うる星やつらとはどういった話なのか？主要キャラクターのランちゃんって一体何者？と疑問をお持ちの方は一度ご覧いただければ、うる星やつらワールドに魅了されること間違いありません。

「うる星やつら」は、高橋留美子原作の大人気漫画になり、高橋留美子の代表作品ともいえる漫画になります。うる星やつらは、1978年に短期集中連載作品として「少年サンデー」に初掲載されました。しかし、高橋留美子は当時大学生だったために数か月おきに連載していましたが、大学卒業を機に週刊連載に移行されました。

アニメ化、映画化も実現したうる星やつらは、1680年には第26回小学館漫画賞少年少女部を受賞しています。更に第18回星雲賞コミック部門を受賞しています。浮気ぐせのある主人公の諸星あたると、そんなあたるを一途に想う美少女宇宙人ラムちゃんを中心にして描かれる笑いあり、たまにほろりと感動を誘うラブコメディとなっています。

主人公の諸星あたるは、女の子が大好きな高校生になります。ある日、あたるの前に鬼族の宇宙人が現れ、鬼族が勝てば地球を征服する、もしも鬼族が負ければ地球制征服を断念することを条件にあたると鬼ごっこをすることになります。鬼になったあたるは、鬼族の美少女ラムを必死に追いかけますが、すばしっこいラムを捕まえることは至難の業。

鬼ごっこ開始から9日目の夜、幼馴染のしのぶから「ラムに勝ったら結婚する」という言葉で立ち直ったあたるは鬼ごっこ最終日に見事にラムを捕まえることに成功します。が、鬼ごっこの途中で「結婚」を口にするあたるに、ラムは自分が求婚されたと勘違いしあたるのことを好きになってしまいます。一途にあたるを想うラムと、ラムの気持ちを知っていながら浮気するあたるのドタバタラブコメディになります。

うる星やつらのランちゃんは、ラムの幼馴染になります。唇にキスすることで若さを吸い取ったり、逆に能力を吹き込んだりする能力をもつ宇宙人になります。普段は制服姿での登場が多いランちゃんですが、普段はカールした赤毛にヒラヒラフリフリの服装が多くブリッコキャラクターになります。

見た目はかわいい容姿のうる星やつらのランちゃんは普段は可愛いブリッコキャラクターですが、実は二重人格になります。怒ると狂暴になるランちゃんは、普段の様子からは想像できないほどつりめになり、言葉遣いも「ワレ」「オンドレ」「ワシ」などドスの効いたしゃべり方をします。

幼馴染のラムちゃんとランちゃんですが、実はいたずら好きのラムちゃんに付き合わされて何度もひどい目にあっていたランちゃん。ラムちゃんのいたずらを代わりにしかられたり、またランちゃんの母親がとても厳しかったこともありランちゃんはゆがんだ性格になってしまったと言われています。自分をひどい目にあわせたラムちゃんに仕返しするためランちゃんは様々な復讐をもくろみますがすべて失敗に終わってしまいます。

かわいく女の子の理想の形を思い描いたようなキャラクターランちゃん。そんな見た目は可愛いランちゃんですが、実は中身はとんでもないことになっています。そんな気になるうる星やつらのランちゃんのかわいい魅力や、気になるランちゃんの性格をご紹介します。

見た目はかわいくブリッコキャラクターのランちゃんですが、実は相当腹黒い性格になります。幼い頃に幾度もラムちゃんのいたずらに付き合わされ、ラムちゃんの代わりに怒られたことを、いまだに根に持っていてあらゆる手段を使ってラムちゃんへの復讐の機会を狙っています。

また、ラムちゃんの好きなあたるを誘惑したり、実際に女好きのあたるを夢中にさせるシーンもあります。が、いつも失敗に終わるため性格が腹黒くてもつい許してしまう愛されキャラクターなのかもしれません。ラムちゃんに対する嫌がらせなのか、あたるのことはラムちゃんと同様「ダーリン」と呼んでいます。ラムちゃんもしぶしぶ許しているようです。

うる星やつらのランちゃんがもつ能力は、唇同士を合わせることで相手の若さを吸い取ったりまた逆に自分の能力を分け与えたりするものになります。若さを吸い取るといっても、見た目が変わるわけではなく体力面であったり身体の中で変化が現れます。

また、吸い取った力や若さや能力を返すことも出来ます。またうる星やつらのランちゃんは、科学技術と黒魔術を得意としていて奇妙な人形や道具をつくりだしたりしています。あの手この手と様々な努力をしているランちゃんですが、ラムちゃんへの復讐を成功させることは一度もありませんでした。

自身の能力であったり、黒魔術を駆使してラムちゃんに復讐しようとするうる星やつらのランちゃん。が、一度も復讐が成功したことはありません。特にラムちゃんが反撃しようとして失敗したわけではなく、運が悪かったりランちゃん自身が墓穴を掘ってしまって失敗してしまうことが多いです。

うる星やつらのランちゃんと言えば、その豹変する性格が印象的です。特にキレたランちゃんについては手の施しようがありません。いつもはかわいくまともな言葉遣いのランちゃんですが、キレると「貴様」「ワレ」「おんどれ」など女の子とは思えないほどの暴言を吐きます。この言葉の原点は大阪府東部の河内地方の方言、河内弁だと言われています。

キレるとヤバいうる星やつらのランちゃんですが、うる星やつらの作中ではランちゃんはキレるのが当たり前のキャラクターになっています。むしろランちゃんがきれることで更にうる星やつらの話の展開を面白くしているので、ランちゃんはとても重要なキャラクターだと言われています。

かわいいかと思いきや、実は超二重人格だったうる星やつらのランちゃん。キレると何をするか予想出来ないランちゃんですが、ランちゃんがキレることによって更にうる星やつらのストーリー展開が面白くなっています。そんなうる星やつらに欠かせない重要なキャラクターランちゃんを演じた声優井上瑤のプロフィールや主な出演作品をご紹介します。

うる星やつらのランちゃん役を演じたのは、声優の井上瑤になります。井上瑤は、1964年12月4日生まれの東京都出身になります。2003年に病気のため亡くなられています。声優業の他に放送作家や占い師、ダンサーもされていました。身長も低く小柄だったため、20代後半の時には既に結婚した後でも子どもと間違えられることが多々あったそうです。

うる星やつらのランちゃん役を演じた声優、井上瑤の主な出演作品は「おそ松くん」の主人公おそ松くん「機動戦士ガンダム」のセイラ・マス「ゴールド・ライタン」のヒロなどが挙げられ数多くの役をこなされていました。亡くなられた後はたくさんの声優陣が井上瑤の役の後任を引き継ぎました。

うる星やつらのコスプレ衣装といえば、やはり虎模様のビキニと言ったラムちゃんのコスプレが人気ですが、実はランちゃんのコスプレも人気となっています。そんな気になるうる星やつらのランちゃんのコスプレ衣装やランちゃんフィギュアについてをご紹介します。

うる星やつらのランちゃんの衣装といえば、ピンク色のシャツにフリフリの白いワンピースと言ったかわいい女の子の典型と言った格好になります。80年代に流行った髪型と、昔定番だったかわいい女の子が着ている洋服になります。

「ラムちゃんの衣装ではちょっと過激すぎる」「露出が多くて恥ずかしい」という人がランちゃんのコスプレをしたりもするそうです。このランちゃんのかわいいコスプレ姿に武器を持つと言ったアンバランスな組み合わせがファンの間でも人気だと言われています。

コスプレも人気のうる星やつらのランちゃんですが、ランちゃんフィギュアも人気となっています。ランちゃんがキレたときの怒りモードではなく、普通のときのランちゃんをフィギュアにしているのでかわいいと密かに人気のあるフィギュアになります。

うる星やつらといえば、ラムちゃんが人気のキャラクターになりますが「ランちゃんが一番好き」と言ったうる星やつらファンは、実は数多くいます。王道のヒロインラムちゃんに対して、いつも残念な結果に終わってしまうランちゃんには逆に思い入れが入ってしまうのかもしれません。

キレるとヤバいうる星やつらのランちゃんですが、うる星やつらの中でも群を抜いた個性的なキャラクターになります。ランちゃんの登場によってうる星やつらが面白くなっている回もあると言われているほど…。実はうる星やつらにとってランちゃんはとても重量なキャラクターになるようです。

ビューティフルドリーマーとは、うる星やつら劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作目になります。漫画やアニメも人気のうる星やつらですが、劇場版も根強い人気を誇っています。ランちゃんが想いを寄せるレイは男性キャラクターの中でも人気のキャラクターです。

うる星やつら生誕40周年を記念して「うる星やつらカフェ」がコラボカフェとして期間限定で開催されました。うる星やつらのキャラクターをイメージしたメニューや「めぞん一刻」のメニューもあり、うる星やつらファンには大人気となっていました。限定デザインのオリジナルグッズはうる星やつらだけでなく、「めぞん一刻」のものも販売されていてファンを悶絶させました。

「どこもかしこもうる星やつらばかりで幸せ」というような、ファンの声が多々あり大盛況のうる星やつらカフェになります。1980年代のマンガになるので当時視聴していたファンにとってはとても懐かしく、またもう一度うる星やつらの世界に入り込むことが出来たと思えるようです。

うる星やつらに登場するかわいいキャラクターランちゃんについての魅力はいかがでしたか？女の子らしくてかわいいキャラクターかと思いきやキレると誰にも手がつけられないありさま…。人格も180度変わるししゃべり方まで…。そんなランちゃんですが、最後はいつも復習を失敗してしまうと言った残念な結果に終わりますが、そんなランちゃんのキャラクターが逆にかわいいと人気となっています。

ランちゃんのかわいいコスプレや、ランちゃん役を演じた声優についても紹介させて頂きました。残念ながらランちゃんを演じた声優の井上瑤さんは亡くなってしまいましたが、うる星やつらが終了した現在でも語り継がれているベテラン声優になります。様々な人たちが愛したキャラクターランちゃん、性格が悪くても憎めない所が魅力の1つになるかと思われます。

1980年代以降の漫画界とアニメ界に衝撃を与えた作品「うる星やつら」。うる星やつらの作品に影響を受けた漫画は数多くあると言われています。そんな何十年も昔のマンガ「うる星やつら」ですが今でも懐かしいと言って視聴しているファンの方がたくさんいます。もしまだ「うる星やつら」を見たことが無い方がいれば、是非1980年代の大人気漫画をご覧ください。