【薬屋のひとりごと】神美(シェンメイ)の正体は元上級妃?目的や最後をネタバレ

「薬屋のひとりごと」に登場する神美(シェンメイ)は、子昌の妻で楼蘭妃の母親でもある女性キャラクターです。ネタバレしますと非常に癖のある人物として知られており、ファンの間ではあまり人気のないキャラとして知られてきました。この記事では。薬屋のひとりごとの神美にスポットを当てます。神美のプロフィールと正体、彼女の目的や最後、神美と他のキャラクターとの関係などを、ネタバレを含めながら紹介していきます。

【薬屋のひとりごと】神美(シェンメイ)の正体は元上級妃?目的や最後をネタバレのイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの神美(シェンメイ)とは?
  2. 薬屋のひとりごとの神美の正体は元上級妃?
  3. 薬屋のひとりごとの神美の目的や最後
  4. 薬屋のひとりごとの神美と他キャラの関係
  5. 薬屋のひとりごとの神美に関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの神美まとめ

薬屋のひとりごとの神美(シェンメイ)とは?

神美(シェンメイ)は、「薬屋のひとりごと」に登場するキャラクターです。2023年12月現在、まだテレビアニメ版には登場しておらず、同作品屈指のクセの強い人物像が原作ライトノベルやコミカライズ版のファンの印象に残りました。この記事では、薬屋のひとりごとの神美について、彼女のプロフィールと正体、彼女と子昌や楼蘭妃、そして猫猫との関係、神美の目的や最後をネタバレを含めながら紹介するため、参考にしてください。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとについて少しネタバレしますと、主人公の薬師の少女と彼女の頭脳と度胸を見込んだ宦官が、後宮で起きる事件の謎を解いていくというミステリー作品です。同作品は、2023年にテレビアニメ版が放送されたことで、人気と知名度を一気に高めていました。また、アニメ版の影響で原作ライトノベルやコミカライズ版の売り上げも上がっているとのことです。この章では、薬屋のひとりごとの作品情報を取り上げていきます。

薬屋のひとりごとの概要

薬屋のひとりごとは、日向夏が原作者で、「小説家になろう」にて連載中です。なろう版を加筆修正したものが商品化されており、2023年12月現単行本が14巻まで刊行されました(イラストしのとうこ)。また、同作品は、月刊ビッグガンガンに連載中のねこクラゲ作画版(既刊12巻)と、月刊サンデーGXに連載中の倉田三ノ路作画版(既刊17巻)の、二種類のコミカライズ版があることでも有名です。

薬屋のひとりごとは、シリーズの累計発行部数が2700万部を突破するほどの大ヒットを収めている作品です。早い段階でアニメ化を望まれていたことでも知られていますが、2023年2月にアニメ版の制作がアナウンスされると、一気に進展して2023年10月22日より日本テレビ系で放映がスタートしました。アニメ版は、複数の動画配信サービスでも視聴可能で、Amazon Prime Videoではアニメ視聴回数トップ10の常連とのことです。

薬屋のひとりごとのあらすじ

薬屋のひとりごとの主人公格は、猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)の二人です。猫猫は、かどわかしに遭って後宮に売られてきた薬師の少女で、壬氏は後宮内の揉め事や事件を解決する宦官であることが判明しました。ネタバレをしますと、二人には出生の秘密があります。壬氏が猫猫の能力や行動力を気に入ったことで、猫猫は皇帝の妃、玉葉妃(ギョクヨウヒ)の侍女に取り立てられ、後宮内で起こる事件の解決を強いられるのです。

神美(シェンメイ)のプロフィール

PROFILE イメージ画像

薬屋のひとりごとに登場する神美(シェンメイ)は、子氏一族の本家筋出身の女性です。彼女の年齢や誕生日などのパーソナルデータは、明らかにされていません。神美は中年女性ですが、育ちの良さを感じさせる美人に描かれていました。しかしながら、ある理由で宮廷に深い恨みを抱いており、その感情が前面に出て恐ろしい表情をすることもあります。そして、その恨みが頂点に達した時に、神美は恐ろしい行動に出ました。

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

薬屋のひとりごとの神美の正体は元上級妃?

正体 イメージ画像

日向夏原作の大ヒットライトノベル薬屋のひとりごとは、謎解きミステリーという作品の性質上、多くの謎や伏線が散りばめられています。その中でも、神美(シェンメイ)の正体と人柄が、多くのファンにインパクトを残しました。神美の正体は、いったいどのような人物なのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとの神美について、その正体と大宝との関係を中心に、二項目に分けてネタバレを含めながら紹介していきます。

神美の正体は元上級妃?

薬屋のひとりごとに登場する神美(シェンメイ)の正体についてネタバレしますと、子氏一族の本家筋出身の女性であることは先述しました。加えて、彼女は元上級妃だったのです。上級妃になる前に、神美は子昌と婚約していました。ところが、先帝の皇太后が子氏一族の行っていた奴隷交易を良しせず、目をつけていたのです。その結果、神美が人質のような形で後宮入りすることとなりました。子昌は、この命令に忠実に従っています。

神美が先帝の妃になったことで、子氏一族は監視下に置かれることになり、奴隷交易は最後には縮小せざるを得なくなります。そして、神美の父親が亡くなると、子昌は大宝の娘と結婚して家督を継ぎました。すると、神美には人質としての価値がなくなり、最後には子昌のもとへと下賜されたのです。神美は、子昌が妻を娶っていたことを知っていて、自分がとことんまで虚仮にされた気分になり、宮廷への憎悪を募らせていきました。

神美と大宝の関係

薬屋のひとりごとの大宝についてネタバレしますと、彼女はもともと神美(シェンメイ)に仕えていた女官でした。また、大宝の正体は、翆苓(子翠)の祖母でもあり、子氏一族と繋がりがあったのです。さらに、神美と大宝は遠戚関係にありました。さらに、大宝は先帝の幼女趣味の犠牲になっており、後宮で娘を出産したものの、不義の子として扱われてしまったのです。大宝の娘は、後に子昌によって保護されました。

そして、この娘が後に先帝の頼みで子昌と結婚することになったのです。こうして生まれたのが翠苓(子翠)でした。この間先帝の妃として人質になっていた神美はこの事実を知らず、継子という理由で翠苓のことを虐待しています。成長した翠苓は、外帝の官女として働きながら、子氏一族のためにスパイ活動をしていました。翠苓の祖母である大宝は、晩年怪談話を楽しんだとのことで、最後は後宮で孤独に死亡し墓碑が建てられています。

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薬屋のひとりごとの神美の目的や最後

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テレビアニメ版も大ヒットを記録している謎解きミステリーライトノベル薬屋のひとりごとには、多くの複雑な事情を抱えたキャラクターが登場します。その中でも、神美(シェンメイ)は舞台となる茘国の宮廷を激しく憎む人物として、読者に強烈な印象を植え付けました。神美の目的とは何だったのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとの神美の目的と、彼女の最後について、ネタバレを交えながら二項目に分けて取り上げます。

ネタバレ①神美の目的

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薬屋のひとりごとの神美(シェンメイ)の目的は、自身の復讐の為に茘国を滅ぼすことにありました。神美が、子氏一族の人質として後宮入りしたことについては触れましたが、その間彼女は一度も先帝の手つきにあっていません。先帝が幼女趣味の持ち主であったことがその理由だとされており、妙齢の女性だった彼女はこのことで大いにプライドを傷つけられました。また、子氏一族の状況の変化が、さらに神美を激怒させたのです。

かつて自分と婚約していた子昌が、別の女性と結婚していたからでした。先帝は、これで子氏一族の弱体化という目的を達成できたため、神美を子昌に下賜したのです。神美のプライドは、二重に傷つけられた形でした。こうして、復讐と憎悪の化身と化した彼女は、まず子一族の中で権力を得ることに注力します。そして、翠苓のことを徹底的に虐待していじめ抜き、自らは楼蘭を出産すると現皇帝の妃にさせることで更なる権力を得ました。

ネタバレ②神美の最後はどうなった?

虫眼鏡とクエスチョンマーク イメージ画像

神美の最後についてネタバレしますと、彼女は最後に娘の楼蘭が持っていた飛発(自動小銃)の暴発に巻き込まれて死亡しています。彼女の復讐という目的は、志半ばで潰えました。しかし、娘の楼蘭が別の目的で動いており、結果的にはそちら側に飲み込まれた形です。楼蘭は、異母姉の翠苓のことを神美の支配と虐待から解放してあげたいと考えていました。その結果、楼蘭は母親の神美と、父親の子昌を同時に失うことになります。

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薬屋のひとりごとの神美と他キャラの関係

人間関係 イメージ画像

2種類のコミカライズ版のコミックス売り上げが、ミリオンセラーを記録しているライトノベル薬屋のひとりごとは、人間ドラマの面白さも見どころの一つだといわれています。同作品の中でも際立った悪女として知られている神美(シェンメイ)にも、様々な人間関係がありました。彼女と関係の深いキャラクターとは、果たして誰なのでしょうか?この章では、薬屋のひとりごとの神美の人間関係を、ネタバレを含めて紹介していきます。

神美と楼蘭妃の関係

楼蘭妃(ロウランヒ)は、17歳の少女で、阿多妃と入れ替わりで柘榴宮入りした淑妃です。子昌が父親で、神美が母親であることが判明しました。年相応の美少女に描かれており、同い年の猫猫からは「北寄りの出身に見える」と推察されています。彼女は派手な化粧をしていて、服装や飾り物も同様でした。そのため、外見が頻繁に変化しており、手つきをした皇帝も、通う度に別人であるかのような印象を受けていたとのことです。

神美と楼蘭は、実の母娘であることから、二人の関係性はあまり悪くないように思われていました。しかしながら、楼蘭妃は、姉の翠苓のことをことごとく虐待し続けた母親のことを嫌っているふしも窺え、そのことが楼蘭妃を謀反ともいえる大胆な行動に向かわせることになるのです。そして、神美は茘国を亡ぼすという目標を、不可抗力とはいえ実の娘に阻止されるという最後を迎えており、ストーリーの大きな節目となりました。

神美と子昌の関係

子昌(シショウ)は、子氏一族の家督を継いだ人物です。子氏一族は、地方の豪族として知られており、彼は上級官僚の宰相として茘国に仕えていました。先帝の時代には、女帝と称された先の皇太后に気に入られていたことがわかっています。元々は子氏一族としては傍流の出でしたが、先の皇太后の後ろ盾や有能さがあったことで出世していきました。しかしながら、図らずも彼の存在が神美を大きく変えてしまったのです。

神美と子昌が、かつて婚約者同士だったことは先に触れました。そして、二人の仲は宮廷によって引き裂かれたのです。子昌はその結果、子氏一族の家督を継ぎましたが、下賜された神美がそれを良しとするはずもありません、こうして、宮廷では権力をふるっていた子昌も、家の中では神美に頭が上がらず、彼女の横暴を許してしまいました。子昌は、神美のことを「棘が毒となって帰ってきた」と形容しています。

神美と猫猫の関係

猫猫は、薬屋のひとりごとの主人公です。男たちにかどわかされたことで後宮の下女となり、やがて薬師としての才能と推理力、そして好奇心を壬氏に買われて彼の下で働かされます。当初は、壬氏のことを蛞蝓のように嫌っていた彼女ですが、次第に心を寄せ合うようになり、やがて後宮勤めについても愛着を感じるまでになりました。

猫猫は、壬氏とともに後宮内で起きた事件を解決している立場であることから、当然神美とは相反する関係にあります。神美が茘国を滅ぼそうとする企てに対して、彼女は持ち前の推理力と好奇心で立ち向かっていきました。一方で、神美から虐待を受けていた翠苓や、彼女を助けようとしていた楼蘭妃のことは悪く思っていないようで、特に楼蘭妃については最後に行方不明になった際に、彼女の安否を心配していました。

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薬屋のひとりごとの神美に関する感想や評価

この章では、薬屋のひとりごとに登場する神美(シェンメイ)に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。神美は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、薬屋のひとりごとの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の原作ライトノベルの4巻を読んで、神美と子昌が複雑で愛憎入り混じった関係にあったのだと推察していました。

こちらは、薬屋のひとりごとを考察していると思われる方のツイートです。原作ライトノベルの4巻を読んで、子氏一族の謀反が、神美の暴走であるという印象を強く持ったとつぶやいていました。

こちらは、薬屋のひとりごとを熱心に読んでいると思われる方のツイートです。倉田三ノ路版のコミカライズ版17巻を読んで、翠苓のことを操り人形のようにしていた神美のことを改めてひどいと思ったとつぶやいていました。

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薬屋のひとりごとの神美まとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、薬屋のひとりごとに登場する神美(シェンメイ)について特集してきました。同作品の中でも、稀代の悪役キャラクターと評される神美に注目して、薬屋のひとりごとを見てください。

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