【薬屋のひとりごと】陸孫の正体と過去は?猫猫に求婚した理由や二人の関係は?

薬屋のひとりごとの陸孫が、どのようなキャラクターなのかを紹介しています。こちらの記事では、原作小説の第5巻から登場する、陸孫の正体や過去についてまとめました。陸孫がどのような活躍をしているのか知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。また、薬屋のひとりごとの主人公・猫猫(マオマオ)との関係や、猫猫に求婚した本当の理由についても紹介しています。そちらの真相が気になった人も、チェックしてみてください。

【薬屋のひとりごと】陸孫の正体と過去は?猫猫に求婚した理由や二人の関係は?のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの陸孫とは?
  2. 薬屋のひとりごとの陸孫の正体と過去
  3. 薬屋のひとりごとの陸孫が猫猫に求婚した理由や関係
  4. 薬屋のひとりごとの陸孫が花街に満身創痍で現れた理由
  5. 薬屋のひとりごとの陸孫に関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの陸孫まとめ

薬屋のひとりごとの陸孫とは?

こちらの記事では、『薬屋のひとりごと』に登場するキャラクター、陸孫の情報を紹介していきます。陸孫の正体や過去を知りたい人は『薬屋のひとりごとの陸孫の正体と過去』の項目、陸孫が猫猫(マオマオ)に求婚したという真相について知りたい人は『薬屋のひとりごとの陸孫が猫猫に求婚した理由や関係』の項目をチェックしてみてください。

他にも、陸孫のプロフィールや、薬屋のひとりごとを読んだ人の陸孫についての感想・評価も紹介しています。まずは、下記の項目で陸孫が登場する作品、薬屋のひとりごとの作品概要と物語のあらすじを紹介します。陸孫の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとの概要

陸孫が登場する作品・薬屋のひとりごとは、小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載が開始されたライトノベル作品です。薬屋のひとりごとの原作であるWEB小説は2011年10月27日から掲載されており、2023年12月時点でも連載中となっています。薬屋のひとりごとの原作は日向夏先生が手掛けており、2012年には、松田恵美先生がイラストを担当する単行本も発売されました。

そちらの単行本は全1巻となっており、2014年からは、しのとうこ先生がイラストを担当しているヒーロー文庫版の書籍も刊行されています。ヒーロー文庫版の薬屋のひとりごとは、現在第14まで発売されており、書籍版を原作としたコミカライズ版も登場しています。薬屋のひとりごとの漫画は、原作と同名の『薬屋のひとりごと』と、サブタイトルがついている『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』の2種類あります。

原作と同名の漫画・薬屋のひとりごとは、月刊ビッグガンガンに掲載されており、原作の世界観を大切にしています。一方の薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜は月刊サンデーGXにて連載されています。こちらの作品は月刊ビッグガンガン版よりもストーリーの展開が早く、物語の続きが気になっている人に人気となっています。原作小説や漫画が人気となったことから、2023年10月からはアニメも放送開始しています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

花街の薬師として働く猫猫(マオマオ)は、ある日、薬草を摘んでいるときに誘拐されてしまいます。誘拐犯によって後宮に売られた猫猫は、騒ぎを起こさないよう、ひっそりと後宮の下女として生活することにしました。しかし、医学の知識があることを宦官である壬氏に知られてしまい、その後、後宮の上級妃の1人である玉葉后の侍女に抜擢されます。侍女となった猫猫は、後宮に渦巻く妬みや不意な事故による事件を次々と解決します。

陸孫のプロフィール

陸孫は、薬屋のひとりごとの主人公である猫猫(マオマオ)の実の父、漢羅漢の副官として仕えていた人物です。相貌失認で人の顔を覚えられない羅漢とは逆に、一度相手の顔を見れば忘れないという特技を持っており重宝されていました。また、猫猫が侍女として仕えている玉葉后とも面識があり、薬屋のひとりごとのキャラクターのなかでも重要な役割を持っている人物です。

陸孫は、マイペースな猫猫(マオマオ)とは逆に社交的な性格をしており、猫猫と劇場に行くことになったときには、手を引いてエスコートをしたり、猫猫をダンスに誘っています。薬屋のひとりごとの作中では、冗談まじりに猫猫に求婚する姿も見せました。壬氏が猫猫に好意を持っていることに気づいており、冗談まじりに猫猫に求婚したものの、その先に進むのをためらっています。

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

薬屋のひとりごとの陸孫の正体と過去

陸孫の正体は羅漢の副官

陸孫は、ある日花街に現れます。陸孫の姿を見た人々は、彼を見て驚きました。なぜなら、陸孫は軍師である羅漢の副官を務める、国の重要人物だったからです。そのうえ、陸孫は花街に現れたとき、非常に疲れ果てた様子でした。正体が軍師の副官である人物が、突如そのような姿で花街という似つかわしくない場所に現れたことで、目をひいたのでしょう。

また、陸孫にはもう1つの正体があります。その正体とは、薬屋のひとりごとの主人公である猫猫(マオマオ)の侍女仲間たちの従兄ということです。また、陸孫の上官である羅漢の正体は、猫猫(マオマオ)の実の父親です。

そのような関係性から、猫猫(マオマオ)本人は知らないものの、陸孫と猫猫は近しい関係にあったといえるでしょう。陸孫と猫猫の侍女仲間たちの関係については、『陸孫と玉葉后の侍女の三姉妹の関係』の項目で詳しく紹介しています。陸孫の正体をさらに知りたい人は、そちらの項目にも目を通してみてください。

陸孫の能力

陸孫には、他の人には真似できない特殊な能力があります。その能力とは「一度見たことのある相手の顔を忘れない」というものです。陸孫は商家の生まれという過去を持っています。そのため、母親から「お客様の顔を忘れないように」と言い聞かされて育ちました。

その甲斐もあり、陸孫は人の顔を忘れることがないという特異な特技を持つことになりました。陸孫の上官である羅漢は、陸孫とは逆で人の顔を覚えられない体質です。そのため、陸孫の能力は重宝されていました。また、優しげな容姿や、人当たりの良い性格も、陸孫の強みといえるでしょう。

興味のないことには関わらない猫猫(マオマオ)ですが、陸孫のそのような人柄もあり、陸孫は猫猫と外出をしてエスコートしたり、求婚をしたりと距離を縮めていきます。陸孫が猫猫に求婚した理由などについて知りたい人は、『薬屋のひとりごとの陸孫が猫猫に求婚した理由や関係』の項目にも目を通してみてください。

陸孫と玉葉后の過去や関係

陸孫の正体が、猫猫(マオマオ)の侍女仲間たちの従兄ということは上記の項目で紹介しました。さらに、翡翠宮にもう1人、陸孫と関係の深い人物がいます。その人物とは、翡翠宮の妃であり、猫猫や陸孫の従妹である侍女たちが仕える玉葉后です。陸孫は、商家の息子として生まれましたが、その後、玉葉后の兄に仕えるように言い渡され、玉葉后の兄に仕官するようになった過去があります。

また、玉葉后自身とも過去に面識があり、幼い頃から玉葉后のことは知っていました。過去に陸孫と玉葉后がどのような関係だったのかは、現在は不明となっています。そのように、陸孫は猫猫(マオマオ)と出会う以前から、猫猫と関係性の深い人物と面識があった過去を持っています。そのような伏線から、今後、猫猫の活躍に関わる重要人物になる可能性が予想されます。

陸孫と玉葉后の侍女の三姉妹の関係

玉葉后には、猫猫(マオマオ)以外にも何人かの侍女がいます。陸孫の従妹である白羽、黒羽、赤羽もそのメンバーで、この3人は年子の三姉妹です。白羽、黒羽、赤羽の顔はよく似ており、出会ったばかりの頃は猫猫が3人を区別出来なかったため、それぞれ違う色の髪紐を付けて見分けていたというエピソードがある人物たちです。この3人は、のちに陸孫の従妹であることが判明し、読者を驚かせました。

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薬屋のひとりごとの陸孫が猫猫に求婚した理由や関係

陸孫と猫猫(マオマオ)の関係

陸孫が猫猫(マオマオ)と初めて出会ったのは、原作小説の5巻のストーリーです。猫猫には義理の兄がいます。名を羅半といい、従兄であり、猫猫の父・羅漢の養子になったことで、猫猫の兄になった人物です。猫猫はある日、羅半に誘われて旅芸人の白娘女の公演に誘われました。そこには、羅半の他にもう1人おり、その人物が陸孫でした。

陸孫は、白娘女の劇場で何か起ると予想した羅漢によって、羅半と共に劇場の視察に来ていたのです。その出会いがきっかけで、陸孫と猫猫(マオマオ)は一緒に行動するようになります。劇場で起きた事件をあっさりと解決した猫猫の活躍を見て、陸孫は彼女に一目置くようになります。その後、酒の席やパーティーに一緒に出席したことで、2人はさらにお互いの有能さを認め合う仲になっていきました。

陸孫が猫猫に求婚した理由

さまざまな経験を通して、陸孫と猫猫(マオマオ)はお互いを信頼する関係になりました。そのような矢先、陸孫は猫猫に「猫猫と私は相性がいいと思います。求婚してもいいですか?」と冗談まじりに言います。しかし、その求婚を社交辞令と受け取った猫猫は「ご冗談を」と、そっけなく返答します。その後、2人の関係は恋愛に発展するどころか、以前よりも距離を置くようになりました。

猫猫(マオマオ)に好意を抱いている壬氏は、その求婚の話を知り、猫猫にと陸孫の関係に目を光らせます。そのような壬氏の態度を面倒くさいと思った猫猫は、陸孫の話題を出さないようになったのでした。また、求婚した陸孫もその後、猫猫に接近する様子はありませんでした。なぜなら、求婚は猫猫を自分に近づけさせないようにするための作戦だったからです。

陸孫は、后妃となった玉葉后の兄・玉鶯を殺害する計画を立てていました。陸孫は、過去に自分の一族を消滅させた玉鶯に恨みを持っていたのです。しかし、玉葉后の血族を殺害したとあれば、陸孫や彼と親しい人物はただでは済まないでしょう。それを見越し、陸孫は猫猫(マオマオ)に求婚し、自分から離れるように仕向けたのでした。

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薬屋のひとりごとの陸孫が花街に満身創痍で現れた理由

陸孫が花街に満身創痍で現れる

ある日、猫猫(マオマオ)は、着物を泥や血で汚した陸孫を花街で見かけます。普段とはかけ離れた陸孫の様子に異常事態を察知した猫猫は、彼が手にしていた手紙を受け取ります。猫猫に手紙が渡せた陸孫は、そのまま気絶してしまいました。陸孫の怪我を看たあと、猫猫は彼が持ってきた手紙を読み始めます。すると、そこには猫猫の実の父親である羅漢と、義兄・羅半が捕まったと書かれていました。

陸孫の緊急の手紙の中身

陸孫が疲れ切った様子で猫猫の元に持ってきた手紙には「猫猫の実父・羅漢と、義兄・羅半がとある屋敷に幽閉された」という内容が書かれていました。その屋敷の主というのは、羅漢の父親で羅半にとっての祖父、そして羅漢の弟で羅半の実の父親の2人です。この手紙の内容を読んだ猫猫は、これが羅の一族の問題であることに気づきます。

羅の一族の実子ではあるものの、一族とは距離を置いて育ってきた猫猫は、一族の厄介事に首を突っ込むことを嫌がりました。猫猫は、目覚めた陸孫に「私は何もできません」と言いつも、何が起きたのかを問います。すると、陸孫は「屋敷の主たちが、猫猫を養女にしたいと言っている」と答えるのでした。

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薬屋のひとりごとの陸孫に関する感想や評価

陸孫は、優しい人柄や、秘密を持っているミステリアスな一面が「かっこいい」と読者から人気となっています。薬屋のひとりごとを読んだこちらのかたは、そのような人物像を見て「アニメでは石田彰さんが声を担当しそう」と考察しています。石田彰さんは、正体不明のキャラクターを演じることが多いため、そのように感じる人もいるようです。

こちらのかたは、「陸孫のイメージと、実際のキャラクターデザインにギャップがあった」とコメントされています。また、良い人でありながら玉鶯を殺害しようと計画していたり、自分から遠ざけるために猫猫に求婚するなど、ミステリアスなところもあります。そのような陸孫の意外性にハマる読者は少なくありません。

陸孫は、薬屋のひとりごとの作中で猫猫(マオマオ)に求婚しました。しかし、それは猫猫との間に距離を作るためだったと、後々明かされています。原作小説では、陸孫の求婚について、そのように説明されていましたが、2人のやりとりを見ていた読者からは「陸孫は、本当に猫猫を好きだった気持ちもあるのでは?」と考察されています。

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薬屋のひとりごとの陸孫まとめ

以上、薬屋のひとりごとの登場キャラクター、陸孫の正体や過去について紹介していきました。陸孫は、猫猫(マオマオ)の実の父親である軍師・羅漢に仕える副官で、優しく社交的な性格や、一度相手の顔を見たら覚えるという能力によって、重宝されている人物です。薬屋のひとりごとの原作小説では第5巻から登場しています。

猫猫(マオマオ)が仕える玉葉后とは昔からの知り合いで、玉葉后の侍女である白羽、黒羽、赤羽の三姉妹とは従妹の関係にあります。普段は優しい陸孫ですが、玉葉后の兄・玉鶯に一族を滅ぼされた過去を持っており、玉鶯を殺害し仇討ちをはたしました。本来であれば、后妃の血族を殺害したことで処罰の対象となりますが、国の軍師である羅漢の助言によって、死罪を免れました。

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