【薬屋のひとりごと】玉葉妃は猫猫の主人!人物像や皇后になる可能性を考察

漫画『薬屋のひとりごと』に登場する玉葉妃のことをご存じでしょうか?玉葉妃は猫猫の主人であり、壬氏と猫猫の恋の行方を見守っている物語の中心人物の1人です。慎重さと思慮深さを持ち合わせた何事にも動じない玉葉妃ですが、そんな彼女が唯一不安を露わにしたのは、信頼を置いている猫猫がいなくなった時だけでした。そこで当記事では、『薬屋のひとりごと』で描かれた玉葉妃の人物像を考察します。また、皇帝の子供を妊娠したということから、皇后になる可能性まで考察していくので是非参考にしてください。

【薬屋のひとりごと】玉葉妃は猫猫の主人!人物像や皇后になる可能性を考察のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの玉葉妃は猫猫の主人
  2. 薬屋のひとりごとの玉葉妃の人物像と皇后になる可能性を考察
  3. 薬屋のひとりごとの玉葉妃のドラマCDの声優
  4. 薬屋のひとりごとの玉葉妃に関する感想や評価
  5. 薬屋のひとりごとの玉葉妃まとめ

薬屋のひとりごとの玉葉妃は猫猫の主人

漫画『薬屋のひとりごと』に登場する玉葉妃は物語の中心人物の1人です。猫猫の主人として活躍し、壬氏の恋をからかっているようなシーンもありました。ここからは、そんな玉葉妃のプロフィールや人物像、皇后になる可能性について紹介していきます。それではまず、『薬屋のひとりごと』の作品情報からご覧ください。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとの漫画の概要

『薬屋のひとりごと』とは、2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始された小説および漫画です。サイト内にて人気を得たことで、2017年から「月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス)」より『薬屋のひとりごと』が、「月刊サンデーGX(小学館)」より『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』がそれぞれ連載されることになっています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

ここでは『薬屋のひとりごと』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は架空の帝国。後宮に勤める官女・猫猫の薬師としての能力が、美形の宦官である壬氏の目に留まったことをきっかけに、王宮内で巻き起こる事件の謎を薬学知識で解いていく展開が物語の本筋となっています。さらに王宮内の事件はやがて、謎を解いてきた猫猫を巻き込んで国家規模の計画に広がっていくのでした。

玉葉妃のプロフィール

『薬屋のひとりごと』に登場する玉葉(ギョクヨウ)妃は、赤い髪と翡翠の目が特徴的な皇帝の寵妃です。玉葉妃が住む後宮内には最も格式が高い宝石の名を冠した翡翠宮、水晶宮、金剛宮、柘榴宮と4カ所の宮が存在しているのですが、その4つの内どれかに住まう妃のことを上級妃、または正一品の位階を持つ4夫人とも言います。

玉葉妃は4カ所の内の1つである翡翠宮に住んでいました。位は貴妃です。そして玉葉妃は『薬屋のひとりごと』の主人公・猫猫の主人であり、皇帝との間にもうけた1人娘(公主)の鈴麗を、猫猫に救われた恩を感じて彼女を侍女に迎え入れた重要人物でもあります。

薬屋のひとりごと | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

薬屋のひとりごとの玉葉妃の人物像と皇后になる可能性を考察

『薬屋のひとりごと』の玉葉妃は西都・西戌州を実質的にまとめている楊玉袁の妾の娘で、地位の低い踊り子が母親です。有力な家柄と美し容姿、穏やかでありながらもしたたかな性格などが壬氏の目に留まり、推薦されたことで上級妃となった経緯を持っていました。ここからは、そんな玉葉妃の人物像と皇后になる可能性を考察していきます。

人物像①頭がキレる人物

『薬屋のひとりごと』で描かれた玉葉妃の人物像の1つに「頭がキレる」という点が挙げられます。玉葉妃の出自は有力な家柄といっても母親が地位の低い踊り子であり楊玉袁の妾でもあるため、腹違いの歳の離れた兄との関係が良好ではありません。そんな難しい立場で育った玉葉妃は、相手の気持ちを読む力に長けています。

壬氏が高く評価したように、玉葉妃は一見おおらかでしたたかな性格の持ち主ですが、他の妃とのお茶会で和やかな会話をしつつも多くの情報を収集している切れ者です。実際に後宮という女の園で、上級妃として現皇帝の寵愛を受け続けていることからも分かります。

ただ、それゆえに嫉妬されることが多く、鈴麗を妊娠している時に2度も毒殺されそうになっていました。しかし、持ち前の慎重さと思慮深さでどちらも回避しています。また、下女である猫猫を地位が低いからといって遠ざけるのではなく、猫猫の能力と性格を考慮した上で侍女にしていることから、物事をフラットに見ることができる聡明さを持ち合わせていると言えるでしょう。

人物像②早い段階で壬氏の恋に気づく

『薬屋のひとりごと』で描かれた玉葉妃の人物像の1つに「壬氏の恋をからかう」という点が挙げられます。玉葉は妃として推薦した壬氏とは、割と仲の良い関係性を築いています。玉葉妃は公称24歳と年上の壬氏のことを「あの子」と呼んでいるのですが、この呼び方から壬氏が秘密にしている実年齢が18~19歳であることを見抜いている可能性が考えられます。

また、人の気持ちを読む力に長けた玉葉妃は壬氏の猫猫に対する恋心を早々に見抜いており、奥手な壬氏と恋愛に興味のない猫猫の関係性を面白半分で見守っていました。壬氏は猫猫の態度や反応に一喜一憂するのですが、それを見た玉葉妃はいつも口元を緩ませています。玉葉妃は壬氏の姉のような気持ちで壬氏と猫猫の恋を見守っているのかもしれません。

人物像③猫猫が給料を下げてくれと頼んだ時の判断

猫猫が給料を下げてくれと頼んだシーンと、玉葉妃の人物像との関係性についてはあくまでも憶測になりますが、給金を上げたいと思っていない猫猫が、給料を下げてくれと玉葉妃の侍女頭・紅娘に頼み込んだことがありました。猫猫が給料を下げるように頼んだのには、薬草集めをしていた猫猫が人攫いに遭い、後宮に売られたという経緯が関係しています。そして人攫いには猫猫の給金の一部が送られることになるのです。

勝手に攫われて売られた上に、給金の一部を憎むべき人攫いに送られるというのは猫猫にとって全く腹が立つ話でした。だからこそ猫猫は、給料を下げて人攫いに美味しい思いをさせたくないのです。ここで猫猫が給料について侍女頭・紅娘に頼み込んでいるシーンについて考察していきます。相談を受けた紅娘は猫猫の事情と不満を察知したことで、近くにあった水差しをわざと落としました。

なぜ紅娘はわざと水差しを落としたのか?その行為には高価な水差しを割った弁償費は高くつくという意思表示がありました。つまり給金から水差しの弁償費が差し引かれることになり、人攫いに送られる給金が減るということです。

さらに紅娘が毒見役として手当を付けると提案し、手当によってグッと収入が増えるのに対して、給金の差し引き事情によって人攫いに送る金額をグッと減らすことができました。しかし、侍女頭の立場にある紅娘が高価な水差しを割ったり、毒見役を担当させたりするなどの判断ができるものでしょうか?地位の高い玉葉妃の判断が猫猫の給金事情にあったと考えるのが普通だと考察できます。

人物像④猫猫がいなくなった時の反応

最後に『薬屋のひとりごと』で描かれた玉葉妃の人物像を猫猫がいなくなった時の反応から考察していきます。玉葉妃は何か事が起きても「あらあら~」と受け流す冷静さを持っていました。しかし、そんな玉葉妃が不安気にしていた時があります。

それが猫猫がいなくなった時です。猫猫は翠苓にそそのかされて拉致されてしまっており、後宮は猫猫の失踪によって大騒ぎになります。ではなぜ慎重で思慮深い玉葉妃が、この時だけ不安気な姿を露わにしたのでしょうか?これについては玉葉妃が第二子を妊娠していたことが関係しています。鈴麗の妊娠中に命を狙われた経験のある玉葉妃が、今回の事件でナイーブになるのは仕方のないことでしょう。

玉葉妃は皇帝の子供を授かり皇后になった?

玉葉妃の人物像の考察で玉葉妃が妊娠中だったことに触れていますが、皇帝の子供が男児だった場合、玉葉妃が皇后になる可能性が浮上します。そこで、皇帝の子供を授かった玉葉妃は皇后になったのか?ということになりますが、結論を言うと後に東宮となる男児を出産したことで皇后位に就いています。

Thumb【薬屋のひとりごと】壬猫は壬氏と猫猫のカップリング!プロフィールや二人の関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

薬屋のひとりごとの玉葉妃のドラマCDの声優

日笠陽子のプロフィール

『薬屋のひとりごと』のドラマCDに登場する玉葉妃の声を担当した声優は、声優事務所「アイムエンタープライズ」で声優、歌手として活動する日笠陽子(ひかさようこ)です。

日笠陽子は、『スケッチブック 〜full color's〜』の根岸みなも役で声優デビューを果たしており、2021年8月現在は主にアニメやゲーム、ラジオ、吹き替えなどのジャンルを中心に活動しています。声優の三石琴乃が『新世紀エヴァンゲリオン』と『美少女戦士セーラームーン』で全く異なるキャラを演じていたことに憧れ、声優を目指すようになったようです。

日笠陽子の主な出演作品

  • 2009年~:けいおん!(秋山澪 役)
  • 2010年~:スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜(レイカ 役)
  • 2011年~:IS 〈インフィニット・ストラトス〉(篠ノ之箒 役)
  • 2012年~:ハイスクールD×D(リアス・グレモリー 役)
  • 2012年~:カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜(エリカ・ブランデッリ 役)
  • 2012年~:キングダム(羌瘣 役)
  • 2013年~:はたらく魔王さま!(遊佐恵美〈勇者エミリア〉 役)
  • 2013年~:ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation(霧切響子 役)
  • 2014年~:ノーゲーム・ノーライフ(ステファニー・ドーラ 役)
  • 2015年~:GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(ヤオ・ハー・デュッシ 役)

Thumb日笠陽子が演じたアニメキャラや代表作まとめ!裏名や性格・人気一位は?【声優】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

薬屋のひとりごとの玉葉妃に関する感想や評価

こちらでは漫画『薬屋のひとりごと』に登場する主人・玉葉妃の人物像に関する感想があがっています。この方は玉葉妃のことを聡明で優しい上司という人物像を思い描いていたようです。しかし、玉葉妃の過去話が衝撃的だったようなので、そのシーンに注目してみると良いでしょう。

こちらでは漫画『薬屋のひとりごと』に登場する主人・玉葉妃に対する評価が投稿されています。「猫猫が大好きで大切にしている所と、壬氏を弄る所が好き」だと言われているので、ぜひ猫猫と壬氏と絡んでいるシーンに注目してみてください。

こちらでは漫画『薬屋のひとりごと』に登場する主人・玉葉妃が皇后になった理由について考察されています。玉葉妃が皇后になった理由に、賢い女性であることと恋に溺れない所が挙げられています。やはり玉葉妃の人物像が高く評価されたのかもしれません。

Thumb薬屋のひとりごとが面白いと話題!絵柄など2つの漫画版の違いや見所を比較解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

薬屋のひとりごとの玉葉妃まとめ

漫画『薬屋のひとりごと』に登場する猫猫の主人・玉葉妃について、人物像や皇后になる可能性を考察してきましたがいかがでしたか?猫猫の主人であることから物語の重要人物となっている玉葉妃は、無事に皇帝との間にできた東宮が生まれたことで皇后位に就くことになりました。今後も物語の重要人物の1人として活躍しているあろう玉葉妃。漫画『薬屋のひとりごと』をご覧になる際はぜひ玉葉妃に注目してください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ