薬屋のひとりごとが面白いと話題!絵柄など2つの漫画版の違いや見所を比較解説

「小説家になろう」で始まった薬屋のひとりごとは2017年に「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」で漫画化され、話題となりました。2つの漫画がある薬屋のひとりごとは中国をモデルにした帝国を舞台に、主人公が薬学の知識で事件を解決していくといったあらすじの作品であり、面白いといった感想が多数寄せられるなど非常に高い人気を博しています。そんな薬屋のひとりごとは2つの漫画を比較すると違いがあります。本記事では薬屋のひとりごとの漫画についてあらすじや比較と違い、面白い魅力及び感想などをご紹介します。

薬屋のひとりごとが面白いと話題!絵柄など2つの漫画版の違いや見所を比較解説のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとが面白いと話題!あらすじを紹介
  2. 薬屋のひとりごとの漫画版はどちらが面白い?違いを比較
  3. 薬屋のひとりごとの面白い魅力や見所
  4. 薬屋のひとりごとの小説は面白い?
  5. 薬屋のひとりごとに関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの面白い魅力まとめ

薬屋のひとりごとが面白いと話題!あらすじを紹介

2021年7月現在、「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」に連載されている大人気漫画薬屋のひとりごと。漫画薬屋のひとりごとは「小説家になろう」原作の作品であり、シリーズ合計1300万部を超える累計発行部数を記録しています。ただ薬屋のひとりごとの2つの漫画はあらすじが同じであるものの、比較すると何点か違いがあります。本記事では漫画薬屋のひとりごとのあらすじや比較と違い、面白い魅力及び感想などをご紹介します。

薬屋のひとりごとの原作の概要

では2つの漫画作品の比較と違いやあらすじ、面白い魅力及び感想などをご紹介する前に、薬屋のひとりごとの原作情報と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。本記事でご紹介する薬屋のひとりごととは日向夏によるメディアシリーズ作品です。薬屋のひとりごとは中国に似た架空の帝国を舞台に、主人公が薬学の知識で王宮内の事件を解決するといったあらすじの作品であり、元々2011年に「小説家なろう」で始まりました。

2011年に「小説家になろう」で掲載が始まった薬屋のひとりごとは瞬く間に人気を獲得し、わずか1年であらすじの1つ「後宮編」が書籍化されることになりました。その後薬屋のひとりごとは2017年に「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」で漫画化され、2つの漫画作品で累計発行部数が1100万部を超える大ヒットを記録しました。2021年7月現在本作は未だ完結しておらず、漫画や小説などのメディアの賞を受賞し続けています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

では次に薬屋のひとりごとのあらすじについて見ていきましょう。とある中国風の架空の世界に住む主人公・猫猫(マオマオ)は薬師であり、医者の養父を手伝いながら生きていました。そんなある日、猫猫は人さらいの手で下女として後宮に売られ、帝国の王宮内で働くことになります。そこで猫猫は皇子衰弱事件を薬学の知識で解決し、宦官の壬氏(ジンシ)の目に留まります。そして猫猫は王宮の事件解決を担うことになるのでした。

薬屋のひとりごと | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

薬屋のひとりごとの漫画版はどちらが面白い?違いを比較

上述でご紹介した通り薬屋のひとりごとは「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」で漫画化されています。この2つの漫画は原作とあらすじがほとんど一緒であり、面白いといった感想を多く集めて非常に高い人気を博しています。しかし2作品は比較すると違いがあり、どちらが面白いのか気になるといった声がネット上に浮上しています。ではここからは漫画薬屋のひとりごとの比較と違いやどちらが面白いのかについてご紹介します。

薬師のひとりごと(ビックガンガン版)

「月刊ビッグガンガン」版の漫画薬屋のひとりごとはねこクラゲという漫画家が作画を務めている作品であり、2017年の9月から2021年7月現在にかけて連載されています。ねこクラゲが作画を務める「月刊ビッグガンガン」版の漫画薬屋のひとりごとは世界観やキャラクター達の状況に重きを置いた作品となっており、薬の調合が非常に詳しく描かれています。ただストーリーのあらすじ自体は「小説家になろう」の原作通りとなっています。

そんな「月刊ビッグガンガン」版の漫画薬屋のひとりごとは2021年7月現在までに合計8巻の単行本が刊行されています。また単行本の他に、「マンガUP!」というアプリで一部無料サービスを行っています。その人気は非常に高く、合計8巻の単行本の累計発行部数は600万部以上を記録しています。この600万部という数字は薬屋のひとりごとシリーズで一番高く、いかに「月刊ビッグガンガン」版が高い人気を博しているのかよく分かります。

薬屋のひとりごと(サンデーGX板)

「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは漫画「アサシンクリードチャイナ」を描いていることで知られる倉田三ノ路が作者を務めている作品であり、「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」というタイトルが付けられています。「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは「月刊ビッグガンガン」版の漫画と同じく2017年の9月に連載がスタートしました。物語は未だ完結しておらず、2021年7月現在も連載が続いています。

2021年7月現在も連載が続く「月刊サンデーGX」版の薬屋のひとりごとは「月刊ビッグガンガン」版と同じで原作のあらすじを基に制作されており、これまで合計11巻の単行本が刊行されています。「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとはストーリー全体が簡略化されているため、あまり説明シーンが多くありません。そのためさくさく漫画を読みたい方からの人気が高く、累計発行部数は2021年6月時点で500万部を記録しています。

薬屋のひとりごとのビックガンガン版とサンデーGX版の違い

上述でご紹介した通り「月刊ビッグガンガン」版と「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは「小説家になろう」の原作を基にした作品です。そのため2つの漫画作品はストーリーのあらすじがほとんど一緒となっています。しかし比較をすると、何点か違いが存在しています。まず比較した際に、一番違いが分かるのは絵柄です。「月刊ビッグガンガン」版は絵柄が非常に綺麗であり、主人公・猫猫のかわいい姿を見ることが出来ます。

一方「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは作画が地味であるものの、描写がかなり細かく、キャラクター達の表情の変化が分かり易い作品となっています。また作画の他に、ストーリーの書き方も比較すると大きく違います。「月刊ビッグガンガン」版は説明シーンが非常に多く、薬の詳細や世界観が理解し易いです。一方「サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは説明を雰囲気で補い、誰でも気軽に読める作品に仕上がっています。

薬屋のひとりごとの漫画版はどちらが面白い?

比較すると、何点か違いがある「月刊ビッグガンガン」版と「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごと。では漫画薬屋のひとりごとの「月刊ビッグガンガン」版と「月刊サンデーGX」版はどちらが面白いのでしょうか。面白いと感じるのは人それぞれ違うため、どちらが面白いか断言することが出来ません。ただこれから初めて読もうとお考えの方には、「月刊ビッグガンガン」版をおすすめする声が数多くネット上に寄せられています。

上述でご紹介した通り「月刊ビッグガンガン」版の漫画薬屋のひとりごとは作画が非常に綺麗であるため、キャラの可愛さを楽しむことが出来ます。また各シーンにしっかりとした説明が描かれているので、初めて読む方には世界観が非常に理解し易いです。そのため人気の高さは「月刊ビッグガンガン」版に軍配が挙がっています。一方「月刊サンデーGX」版は物語が簡略化されているので、さくさく読みたい方におすすめの作品となっています。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~

薬屋のひとりごとの面白い魅力や見所

面白い魅力①主人公のキャラ

ではここからは薬屋のひとりごとシリーズの面白い魅力についていくつかご紹介していきます。まずご紹介する薬屋のひとりごとシリーズの面白い魅力は主人公・猫猫です。薬屋のひとりごとシリーズの主人公である猫猫は普段安全のためにそばかすを化粧や黥で書いているものの、非常にかわいい容姿を持った絶世の美少女です。しかし猫猫は好奇心や研究心が異常なほど高く、毒物を食べて顔を赤らめるなどかなり変わっています。

しかも猫猫は薬や毒に熱中しているため、全く恋愛に興味がありません。これに加えて口数が少なく、猫猫は周囲に友達がいない子と評されています。しかし猫猫は頭脳が誰よりも高く、薬学の知識で王宮内の事件をどんどん解決していきます。この魅力たっぷりな主人公・猫猫の姿から薬屋のひとりごとシリーズは一躍大ヒット作品となりました。なので猫猫はかなり変わっているものの、誰よりも主人公らしいといえるでしょう。

面白い魅力②ラブコメありのミステリー

2つ目にご紹介する薬屋のひとりごとシリーズの面白い魅力はラブコメとミステリーを融合させたストーリーです。上述でご紹介した通り、薬屋のひとりごとシリーズは王宮内の事件を主人公の猫猫が薬学の知識で解決していくといったミステリー作品です。基本帝国の宮廷を舞台にした作品は派閥争いや後継者争い、皇后の座を巡る女性同士の争いなどが描かれています。しかし本作はそういったストーリーがほとんどありません。

また薬屋のひとりごとシリーズに登場する男性キャラの大半は宦官であるため、恋愛関係の揉め事もあまり描かれていません。そのため薬屋のひとりごとシリーズは正統派ミステリー作品となっており、誰でも楽しむことが出来ます。また薬屋のひとりごとシリーズはストーリーの中に、読者の心を射貫くラブコメ要素が見事に織り交ぜています。この少しのラブコメ容姿は良い意味で刺激を与えてくれる本作の魅力といえるでしょう。

面白い魅力③ヒロインは男?

3つ目にご紹介する薬屋のひとりごとシリーズの面白い魅力はヒロインキャラが男性であることです。薬屋のひとりごとシリーズはミステリーと同時に主人公・猫猫と宦官の壬氏の恋愛が描かれています。薬屋のひとりごとシリーズに登場する壬氏とは後宮の女性を管理している美しい容姿を持った宦官であり、その美しさから「天女の微笑み」や「花の顔」と呼ばれています。壬氏は優れた頭脳を持つ猫猫に惹かれ、少しずつ接近していきます。

そして段々と壬氏は猫猫のことを好きになります。しかし猫猫は恋愛に一切興味が無く、美しい笑顔を向ける壬氏へ軽蔑するような表情を度々浮べています。この男女の立場や容姿の美しさのレベルが逆になっていることから男性の壬氏は薬屋のひとりごとシリーズのヒロインだといわれています。男性のヒロイン・壬氏と主人公・猫猫のラブコメは非常に面白く、数多くの薬屋のひとりごとシリーズファンから好評な感想が寄せられています。

薬屋のひとりごとの小説は面白い?

薬屋のひとりごとの小説とは?

ではここからは薬屋のひとりごとシリーズの小説についてご紹介していきます。2011年に「小説家なろう」で連載が始まった小説薬屋のひとりごとは2012年に後宮編の書籍が刊行されました。その後小説薬屋のひとりごとは一気に人気が高まり、2014年に「ヒーロー文庫」で本格的に書籍化されることになりました。小説薬屋のひとりごとの書籍は2021年7月現在も刊行が続いており、2021年7月現在までに合計11巻の書籍が刊行されてます。

薬屋のひとりごとの小説と漫画の違いを比較

2021年7月現在、合計11巻の書籍が刊行されている小説薬屋のひとりごと。では小説版の薬屋のひとりごとは漫画版と比較して違いがあるのでしょうか。小説版の薬屋のひとりごとは「小説家になろう」の原作を書籍化した作品であるため、本来のストーリーが描かれています。「月刊ビッグガンガン」版と「月刊サンデーGX」版の漫画は原作を基に制作された作品であるため、小説版の薬屋のひとりごととストーリーに違いがあまりありません。

しかし小説版の薬屋のひとりごとは絵が無いため、その場の情景やキャラクターの表情が読み取りづらいという欠点があります。また小説版の薬屋のひとりごとはミステリーに力を入れているため、猫猫と壬氏のラブコメが漫画より深く描かれていません。そのため分かりやすさだけを見ると、漫画版の方が良いといえます。実際書籍の累計発行部数を比較すると、小説版より漫画版の方が圧倒的に高い数字を記録しています。

薬屋のひとりごと | ヒーロー文庫

薬屋のひとりごとに関する感想や評価

薬屋のひとりごとに関する感想では薬屋のひとりごとが面白いといった感想が多く寄せられていました。薬屋のひとりごとはミステリーとラブコメを融合させた面白い作品であり、小説や漫画といったメディア作品の全てが非常に高い人気を博しています。おそらく今後も薬屋のひとりごとシリーズは人気を伸ばし続けることでしょう。

薬屋のひとりごとに関する感想では「月刊ビッグガンガン」版のキャラクターがかわいいといった感想も多く寄せられていました。「月刊ビッグガンガン」版の漫画薬屋のひとりごとは非常に作画が綺麗であり、かわいい猫猫の姿を楽しむことが出来ます。また世界観や薬の説明が多く、「月刊ビッグガンガン」版はシリーズの中で一番多くの累計発行部数を記録しています。

薬屋のひとりごとに関する感想では「月刊サンデーGX」版が分かり易いといった感想も多く見受けられました。確かに「月刊サンデーGX」版の漫画薬屋のひとりごとは絵柄が少し地味で原作を簡略化した作品です。しかし説明文の代わりに絵で情景やキャラクターの感情を表現しており、非常に読みやすい作品に仕上がっています。そのため「月刊サンデーGX」版は「月刊ビッグガンガン」版同様に、非常に高い人気を博しています。

薬屋のひとりごとの面白い魅力まとめ

本記事では薬屋のひとりごとについて2つの漫画の比較と違いや面白い魅力、感想などをご紹介しました。薬屋のひとりごとは数え切れないほどの面白い魅力が詰め込まれた作品であり、違いがあるものの小説・漫画問わず非常に高い人気を博しています。もしまだ見たことが方は是非本記事をご参考にして頂き、好みの薬屋のひとりごとシリーズの作品をチェックしてみて下さい。

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