86のアニメがひどいといわれるのはなぜ?不評の理由や原作との違いは?

86-エイティシックス-のアニメがひどい!?86-エイティシックス-は、原作は名作と言われるほどに人気を集めている作品です。しかし、その原作人気に反してアニメの出来は良くなかったと酷評されることがあります。この記事では86-エイティシックス-のアニメについて、ひどいと言われる理由や、アニメと原作の違い、改変ポイント、意味不明と言われるポイントなどをネタバレありでまとめて紹介していきます。

86のアニメがひどいといわれるのはなぜ?不評の理由や原作との違いは?のイメージ

目次

  1. 86(エイティシックス)のアニメとは?
  2. 86のアニメがひどいといわれるのはなぜ?
  3. 86のアニメと原作の違いや改変
  4. 86のアニメの面白いといわれる理由
  5. 86のアニメ声優一覧
  6. 86のアニメに関する感想や評価
  7. 86のアニメがひどいといわれる理由まとめ

86(エイティシックス)のアニメとは?

86のアニメの概要

86-エイティシックス-のアニメは2017年から安里アサト先生が、電撃文庫から発刊している、SFミリタリー作品を原作にしたアニメです。2020年にアニメの制作発表が行われ、2021年に分割2クールで放送されました。最終版となる第22話と23話では、クオリティ確保のため、敢えて送らせて放送されるなどの異例な方法も行われた作品になっています。

86のアニメのあらすじ

サンマグノリア共和国は、ギアーデ帝国により侵攻を受けていました。共和国では、同型の無人兵器ジャガーノートを開発し、これを撃退していることになっていたのです。しかし、実はこの無人兵器ジャガーノートは、政府が進める人種差別政策により、存在しない86区『エイティシックス』による運用がされている、有人型無人機だったのです。物語は彼らの部隊に見リーゼがハンドラーとして赴任するところから描かれることになります。

TVアニメ「86―エイティシックス―」公式サイト

86のアニメがひどいといわれるのはなぜ?

不評の理由①ロボットデザイン

86-エイティシックス-はミリタリーの要素がかなり強い作品ながらも、SFチックなロボット作品としての側面も持った作品になっています。この独特な雰囲気が原作ではウケていたのですが、アニメ化されるに当たって、遠距離用の兵装が追加されました。ジャガーノートが劣悪な欠陥兵器であることは、原作でも描かれていましたが、この遠距離用の兵装がさらにひどいと言われた欠陥ぶりを助長する結果になったのです。

この欠陥ぶりは、いくらなんでもひどいとしてアニメの評価を下げることになっています。とはいえ、原作の『劣悪な欠陥兵器』というコンセプト自体を変更したわけではないので、それだけならまだ良かったとする声もあります。ただロボットデザインがひどいと言われる理由はその遠距離用の追加兵装によって、見た目のバランスもかなり悪くなったと言われる結果になっているのです。

不評の理由②複雑で意味不明なストーリー

不評の理由の1つになっているのが、複雑で意味不明と言われるストーリー展開にあります。専門用語が多く、文字ベースの原作と違い、言葉で聞くことになるアニメだと理解が追いつかないとして、ひどい、意味不明という声が多くなっているのです。結果的に、見返すことでより面白くなる作品ではあるものの、1度だけでは理解できない部分が多いことで意味不明でひどいと言われる結果になっているのです。

とはいえ、この世界観意味不明問題は、ミリタリー作品やSF作品にはどうしても付きまとう問題です。特にミリタリー作品やSF作品をあまり視聴しない人にとっては、2つの要素が上手く絡み合った故に複雑な世界観は意味不明と言われる結果になっているのです。

不評の理由③パクリ要素が多い

ここまでの要素だけであれば、86-エイティシックス-のアニメがひどいという声はそこまで増えることはありませんでした。しかし、これに重なって言われるようになったのが、パクり要素です。具体的には『コードギアス亡国のアキト』や『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のパクりではないかと言われる要素が多くなっているとされています。

どうしても同じタイプの作品であり、ある程度は仕方ない部分はあります。原作者としてもこのジャンルを手掛ける上で、意識するなという方が無理があります。しかし、キャラクターの名前や愛称などまで似ていることもあり、よりパクり感が強くなってしまったと言われる結果になっているのです。これらのパクり要素から特に、パクり元と言われる作品が好きな人からひどいと言われています。

不評の理由④最終回の終わり方

86-エイティシックス-は分割2クールの2クール目の最終回直前において、異例の発表をしました。残り2話の22話と23話を延期することを発表したのです。その理由はクオリティ確保のためだとされました。結果的にリアルタイムで視聴していたファンからは、『生殺し』だとしてひどい、意味不明と言われる結果になったのです。

肝心の最終回の展開も、どうしてもアニメを終わらせる必要があることから、やや強引な展開だったともされています。どうしてもクオリティ維持という理由だっただけに、期待感が上がってしまった結果もあり、終わらせ方がひどいと言われる結果になっています。

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86のアニメと原作の違いや改変

86のアニメと原作に違いはある?

アニメ86-エイティシックス-は色々とひどいと言われるポイントはありますが、その中に改変に関するものはありません。それは改変がなかったというわけではなく、必要に応じた改変が行われています。もちろん基本的には、原作のストーリーに準拠した展開が行われていますが、アニメだからこその改変になっているポイントが多くなっているのです。

アニメと原作では、レーナが髪を染めるタイミングが違う?

物語に大きく関わる要素として原作とアニメで1つ大きく違いがあるのが、レーナが髪を染めるタイミングです。原作では、4巻からレーナが髪の一房を赤髪に染めています。しかし、この4巻というのは、アニメにおいては、映像化されていません。アニメは分割2クールで原作3巻分の内容になっているためです。

ただ、アニメでは、より見た目の差が出る方が分かりやすいという判断からなのか、分割2クールの2クール目、原作では2巻で描かれたギアーデ連邦編の時点で、レーナは髪の一房を赤髪にしており大きく違います。同時に行われた軍服のカラーリングの変更なども含めて、キャラクターの見た目が多く登場するアニメに合わせて、行われた変更であり、原作とアニメの違いといえます。

86のアニメの原作改変シーン

86-エイティシックス-のアニメでは、原作からの改変シーンはそれぞれの話数に取り入れられています。ここからはそれぞれの話数の主な改変ポイントをネタバレありでまとめて紹介していきます。

アニメ1話の原作改変シーン 

アニメ1話において原作から大きく改変されたといえるのが、クジョー・ニコの扱いです。原作では、ストーリーの開始時点で既に亡くなっているため、セリフもなく、3人目の犠牲者であることが描かれていた形になっていました。しかし、アニメでは、86-エイティシックス-の残酷な世界観を最初に視聴者に伝える役割としての演出が付け加えられています。

どうしてもライトノベル小説である原作と比べると情報量が減ってしまうアニメにおいて、残酷でひどい世界観を視聴者にしっかり伝えるための改変として、ボリュームを増す方向の違いであるため、視聴者からも受け入れられています。

アニメ2話の原作改変シーン 

同じく世界観をより説明するべく、取り入れられたのが、アニメ2話のシーンです。アニメ2話では原作には完全になかったレーナの演説シーンが追加されているのです。もちろん、この演説だけで全てを理解できるというほどではありませんでした。特にアニメから86-エイティシックス-を視聴した人には分かりやすかったとして改変されたとも感じなかったと言われるほどになっています。

アニメ4話の原作改変シーン 

アニメ4話において世界観説明のシーンとして付け加えられたのが、墓地のシーンです。このシーンは、『エイティシックスに墓はない』とされたシンのセリフとの対比になるシーンとなっています。説明しているだけのシーンではありますが、このシーンが追加されたことで、シン達にとってとてもつらく酷い世界観をしていることが伝わる重要なシーンとなっています。

アニメ5話の原作改変シーン

アニメ5話では、映像があるアニメならではの改変が行われています。この話では、シン達が、『レギオンはエイティシックスの死体から脳回路をコピーしている』という話をします。その描写の中で加えられたのがネズミがくるみを齧るというシーンです。この描写はネズミがレギオン、くるみが人間の脳と置き換えることができる演出になっています。この演出はアニメならではの違いとなっています。

アニメ6話の原作改変シーン 

アニメ6話は、本来原作本編では描かれなかった物語になっています。とは言ってもアニメオリジナルというわけではなく、外伝『トリアージ・ブラックタグのありふれた日常』を本編に組み込む形で描いた形になっています。ただ、この外伝はクジョー・ニコが視点で描かれていたため、これをアニメの軸と合わせるように調整されました。

アニメ11話の原作改変シーン

アニメ11話において、シン達が元学校だったであろう場所で寝泊まりをするシーンがあります。ここで、シン達は、出席確認を取ったりといったあったかもしれない日常を現すような表現が行われました。これは原作にはないアニメオリジナルのシーンになっています。この学校の描写も敢えて日本語で『平和』とかかれた習字の字が飾られていたりと、まるで戦後日本を彷彿とさせるような学校になっていました。

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86のアニメの面白いといわれる理由

面白いといわれる理由①キャラの成長

大枠のストーリーなどは意味不明でひどいと言われることもあるアニメ86-エイティシックス-。反面、アニメでパワーアップしたと言われるのが、キャラクター描写です。主人公のシン、ヒロインのレーナ以外のキャラクターにもスポットが当たるシーンがあり、それぞれの過去の描写や背景などが分かりやすくなったと好評を得ています。

原作と違い、よりキャラクターの深掘りがされたことで、物語の展開をウケて成長を感じられるのが良いという声が見られる結果になっています。86-エイティシックス-は作風の関係上、どうしても序盤からどんどんキャラクターが死亡してしまう作品ではあります。ただアニメの方がよりそれぞれのキャラクターに感情移入できたとして評価されているのです。

面白いといわれる理由②綺麗な作画

またアニメ86-エイティシックス-は、映像であるということを最大限活かしていたとする声も見られます。どうしても文字ベースの原作ライトノベルでは分かりにくいシーンなどが、映像化されたことで、分かりやすくなったとされているのです。特にそういった声が多いのが、レギオンvsジャガーノートの戦闘シーンです。メカらしい複雑な動きとスピーディーさを両立した良い作画だったとする声が多くなっています。

どうしてもアニメである以上、心理描写では、原作ライトノベルの情報量には勝てません。そこをアニメの長所を活かして綺麗な作画で見せるところに注力してくれたのが良かったと言われています。結果的にアニメと原作での違いを楽しめる作品になったという評価もあります。

面白いといわれる理由③レーナが可愛い

キャラクター描写がより詳細になったというのは、既に説明した通りですが、その恩恵は当然主人公のシン、ヒロインのレーナも受けています。特にヒロインであるレーナは、その恩恵を1番受けていると言っても過言ではないくらい、様々な表情を見せてくれます。このレーナがかわいいとしてアニメ86-エイティシックス-は人気を集めるほどです。

原作においてレーナについての描写で『白雪の美貌はガラス細工の繊細さ』『繻子の髪と長い睫毛にけぶる同じ色の大きな瞳』というものがあります。原作ファンからもこの描写に相応しい表現だったと好評を受けているのです。特にレーナの場合、かわいいだけのキャラクターと違い、かっこいいシーンも多いのでギャップが良いという声も見られます。

面白いといわれる理由④感動シーンが多い

これまでの理由も複合してになりますが、アニメ86-エイティシックス-は原作ライトノベルと違い、感動シーンが多くなっていると言われています。原作86-エイティシックス-では、あっさり死亡してしまったキャラクターなどもしっかり描写することで、より感情が揺さぶられたとされているのです。特にアニメ1期は原作を1巻分にすることで、濃密な内容になっていたとする声もあります。

ひどいと言われる理由として、意味不明なストーリーと紹介しましたが、それはあくまでも、全てを理解しながらみようとした場合です。分かりやすい部分だけを追っていっても、レーナの苦悩や試行錯誤、そしてスピアヘッド戦隊の末路など涙なしには見れないシーンに溢れているとも言われています。

Thumb【86-エイティシックス-】レーナが赤髪メッシュになった理由は?軍服の色も変わった? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

86のアニメ声優一覧

シンエイ・ノウゼン役/千葉翔也

アニメ86-エイティシックス-において、主人公を務めているのがシンエイ・ノウゼンです。シンの愛称で呼ばれ、アンダーテイカーのパーソナルネームを持っています。冷静沈着な性格でスピアヘッド戦隊の隊長を務めています。類まれなる操縦技術をもっている人物でもあります。

そのようなシンエイ・ノウゼンの声優を担当したのが千葉翔也さんです。2004年に子役としてデビューし、同じ年に声優としてもデビューしました。本格的に声優として活動をしだしたのは2014年からで、以降は様々なキャラクターを演じています。これまで演じてきたキャラクターとしては、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の綾小路清隆役、『パリピ孔明』のKABE太人役、『炎炎ノ消防隊』のユウ役などを担当しています。

ヴラディレーナ・ミリーゼ役/長谷川育美

86-エイティシックス-の主人公であり、ヒロインでもあるのがヴラディレーナ・ミリーゼです。レーナの愛称で呼ばれています。弱冠16歳で少佐にまで上り詰めたエリートです。差別主義に反対の姿勢を持ち、エイティシックスの扱いに心を痛めていました。シン達のハンドラーを担当した後は、彼らのような存在をこれ以上生み出さないため、苛烈な指揮を取るようになり『鮮血女王』(ブラッディレジーナ)と呼ばれるようになっています。

そのようなレーナの声優を担当したのが、長谷川育美さんです。2018年にデビューをすると、しばらく下積みをした後、86-エイティシックス-のレーナ役で初めてメインヒロインに抜擢されることになりました。以降は主要なキャラクターを演じる機会も多くなっています。これまでには、『弱キャラ友崎くん』の七海みなみ役、『現実主義勇者の王国再建記』のアイーシャ・ウドガルド役などを演じています。

ライデン・シュガ役/山下誠一郎

スピアヘッド戦隊の副隊長を務めているのがライデン・シュガです。スピアヘッド戦隊のキャラクターで唯一、誕生日を覚えているキャラクターだったりします。特別偵察任務でも生き残ったキャラクターの1人です。そのようなライデン・シュガ役の声優を担当したのが山下誠一郎さんです。これまでには、『アイドルタイムプリパラ』の夢川ショウゴ役、『歌舞伎町シャーロック』のジェームズ・モリアーティ役などを演じています。

セオト・リッカ役/藤原夏海

セオの愛称で知られ、皮肉屋な性格と絵の上手さを持ち合わせているのがセオト・リッカです。特別偵察任務を生き残った1人になっています。このようなセオト・リッカ役の声優を担当したのが、藤原夏海さんです。ハスキーボイスが特徴的な声優として知られ、少年役を度々演じています。これまでには、『南鎌倉高校女子自転車部』の比嘉夏海役、『メジャー2nd』の茂野大吾役、『SPY×FAMILY』のダミアン・デズモンド役などを担当しています。

アンジュ・エマ役/早見沙織

アンジュ・エマも特別偵察任務で生き残ったキャラクターの1人です。お淑やかな性格で料理を得意としています。アンジュ・エマ役の声優を担当したのは早見沙織さんです。2007年にデビューすると、透明感のある声質が特徴的な声優として活躍しています。これまでには『バクマン。』の亜豆美保役、『四月は君の嘘』の井川絵見役、『終わりのセラフ』の柊シノア役、『赤髪の白雪姫』の白雪役などを担当しています。

クレナ・ククミラ役/鈴代紗弓

赤髪を特徴とした少女で、特別偵察任務の生き残りの1人がクレナ・ククミラです。シンに淡い恋心を抱いていました。クレナ・ククミラ役の声優を担当したのは鈴代紗弓さんです。2017年にデビューすると、幅広い役柄を演じますが、特にアホの子キャラに定評があります。これまでには、『ハイスコアガール』の大野晶役、『ぼっち・ざ・ろっく!』の伊知地虹夏役、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のレネ・コスタ役などを演じています。

フレデリカ・ローゼンフォルト役/久野美咲

ギアーデ連邦編から登場したキャラクターがフレデリカ・ローゼンフォルトです。暫定大統領に保護されていますが、その正体はギアーデ帝国最期の女帝であったりします。そのようなフレデリカ・ローゼンフォルト役の声優を担当したのが、久野美咲さんです。ハイトーンで甘い声質から女児役に定評があります。これまでには、『ログ・ホライズン』のセララ役、『3月のライオン』の川本モモ役などを演じてきました。

エルンスト・ツィマーマン役/内田夕夜

ギアーデ連邦において暫定大統領の座についているのがエルンスト・ツィマーマンです。表向きは温厚な性格をしていますが、理想主義で革命家としての側面も持ち合わせています。エルンスト・ツィマーマン役の声優を担当したのは内田夕夜さんです。吹き替え声優として長く活躍、その傍らでアニメでは『アイシールド21』のキッド役、『ソウルイーター』のフランケン・シュタイン役なども担当しています。

テレザ役/芳野由奈

エルンストに仕えるメイドとして登場したのが、テレザです。フレデリカのお世話役なども担当しています。そのようなテレザ役の声優を担当したのが、芳野由奈さんです。2014年にデビューすると、これまでにいくつか主要なキャラクターを演じています。これまでには『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』の柊晶役、『Just Because!』の森川葉月役などを担当しています。

Thumb【86-エイティシックス-】アニメ声優一覧!主要キャラとキャストをまとめて紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

86のアニメに関する感想や評価

ここからは既に86-エイティシックス-を視聴した人の、感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。アニメ86-エイティシックス-がひどいと言われる理由の1つに、ストーリーや世界観が意味不明だとする声が見られます。これらのひどいという声は、SF作品でありミリタリー作品であるという作風である以上仕方ないという声も見られる結果になっています。

昨今のアニメは設定もシンプルなものが多く、また異世界転生モノの流行で、説明がやりやすくなったというのもあります。86-エイティシックス-はそういうタイプの作品とは違います。それらの作品と比べると意味不明と言われるほどに分かりにくいのも仕方ないという声が多いです。とはその違いが86-エイティシックス-の良さにも繋がっているともされており、賛否両論ある状態です。

加えて、86-エイティシックス-の感想でひどいという表現が多いのは、作中でのシン達エイティシックスの扱いがひどいところから来ているという声もあります。特にアニメ86-エイティシックス-は、原作をパワーアップさせて、感情を揺さぶる表現が多かっただけに、結果「ひどい」という表現が使われることが多くなったともされているのです。

ひどいという声もありながらも人気を集めていた86-エイティシックス-ですが、流石に2クール目のラスト2話の延期は正真正銘ひどいという声が多いです。86-エイティシックス-はロボットアニメという側面ももつ関係上、どうしても作画コストが高くなっています。それでも高いクオリティで放送していたからこそ、意味不明と言われることさえある複雑なストーリーでも人気を集めていたのです。

当たり前ですが、分割2クールの2クール目のラストということは、アニメとしては一旦区切りとなり物語が盛り上がっているところでもありました。このような続きが気になる展開での延期はどうしてもひどい、意味不明という声が出ても仕方ない状態にあったのです。内容は良かっただけに後から見ている人にはそこまで不評なわけではないですが、リアルタイム勢のひどい、意味不明という感想がどうしても残る結果になっています。

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86のアニメがひどいといわれる理由まとめ

アニメ86-エイティシックス-は、元々難解な世界観を上手く演出などで見せている名作ですが、中にはひどいという声もあります。これは、やはり昨今の流行とは異なる世界観であり、SF、ミリタリーとどうしても世界観の理解が大変な作品をかけ合わせた結果です。特に原作のライトノベルと比べれば情報量はどうしても減ってしまうので、その結果世界観がストーリーが意味不明だと言われる結果になりました。

加えて、作中での、エイティシックス達の扱いのひどさが、感想として『ひどい』というワードが使われやすく成る要因にもなっていたりするのです。最終回の延期というリアルタイム勢にはひどい判断もありましたが、しっかり最終回まで放送され完結したアニメになっています。結果的にクオリティの非常に高いアニメになっているので、まだ86-エイティシックス-を視聴していない人は視聴してみましょう。

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