【86-エイティシックス-】レーナとシンはいつ再会する？その後の二人の関係は？

『86-エイティシックス-』の視聴者の間では、「早くシンとレーナが再会してほしい」「いつ結婚するのか」などと囁かれており、レーナとシンの関係性に注目している方が多いようです。そこで、ここからはレーナとシンがいつ再会するのかを解説し、その後の二人の関係を紹介していきます。それではまず、86の作品情報から見ていきましょう。

『86-エイティシックス-』は、安里アサト先生によるライトノベル作品です。『電撃文庫』にて2017年2月10日より連載され、2022年2月時点で単行本11巻が刊行されています。その後『ヤングガンガン』と『マンガUP』にて本編のコミカライズの連載が開始されました。また、2021年4月からはTOKYO MXほかにてテレビアニメの放送がスタートしています。

ここでは『86-エイティシックス-』のあらすじを簡単にまとめていきます。白系種以外の人間が、「エイティシックス(人型の家畜)」と蔑まれながら戦場を戦い続けている中、ヴラディレーナ・ミリーゼは白系種でありながら軍内で差別政策撤廃の活動をおこなっていました。ある日、レーナは「死神」と呼ばれるシンエイ・ノウゼンという青年がいる部隊の管制を任されることとなり…

ヴラディレーナ・ミリーゼは本作の主人公の一人でもあるヒロインです。愛称はレーナ。共和国第1区出身者であり、元貴族階級の名家ミリーゼ家の令嬢でもあります。限られた情報からでもレギオンの進軍経路を寸分の狂いもなく予測することから、情報の分析や洞察力にとても長けていることが分かります。86たちと共同して大攻勢への準備を続けていた時期の苛烈な指揮ぶりから「鮮血女王」の異名をとることとなりました。

シンエイ・ノウゼンは本作の主人公の一人です。愛称はシン。出身は共和国首都リベルテ・エト・エガリテです。黒髪に赤い瞳を持つ寡黙な少年で、物事に動じないマイペースさを持っています。所属する部隊が次々に全滅する中を生き残ったため、「死神」という異名で呼ばれるようになりました。また、常に空色のスカーフを首元に巻いており、「本当は首を失っているのでは」と噂されるようになっています。

レーナとシンは、作戦指揮官(ハンドラー)と戦場で戦い続ける兵士(86-エイティシックス-)として出会っています。レーナは父親の影響で86の人たちを人型の家畜として見ていませんでした。

しかし、レーナたちのような白系種の人間から差別され続けてきた86のメンバーは、作戦指揮官としてやってきたレーナに対して冷たい態度を取ります。それでもレーナは86のメンバーの名前を覚えることはもちろん、彼らと毎日連絡を取り合い、コミュニケーンをとるように心がけていました。

その結果、86のメンバーたちはレーナが他の指揮官とは違うと思い始めます。ある日、レーナはシンに向かって「戦争が終わったら何をしたい？」と問いかけます。その時のシンの答えは「わからない」でした。その答えを聞いたレーナは、86のメンバーが絶死の戦場に向かう役目を担っているため、生きてやりたいことなどないのだと悟ります。

それでは早速、レーナとシンがいつ再会するのかを解説していきます。86区の外に出た86のメンバーは、隣の国のギアーデ連邦に辿り着き、そこの暫定大統領であるエルンストに保護されました。しかし、その後戦場に向かうことを決意します。シンはレーナを思いながら戦場を駆け巡り、レーナもまたシンたちを思いながら奮闘していました。

レーナとシンが別れた日から2年の月日が経った頃、共和国がレギオンの侵入により滅亡したため、レーナが連邦へと派遣されることとなりました。その時にレーナとシンは再会を果たしています。レーナとシンは作戦指揮官と兵士という立場で、通信機を用いて連絡を取り合っていたため、この再会シーンが二人の初の顔合わせとなりました。

再会を果たしたレーナとシンは、その後司令部を案内したり、食事を一緒に取ったりすることで徐々に距離を縮めていきました。では、その後二人はどのような関係になっていくのか？ここからはレーナとシンのその後の関係を考察していきます。

シンはさまざまな経験を通して、戦争が終わった後のことを真剣に考えるようになりました。そして、レーナのために生きる決意をしたシンは、「レーナにきれいな海を見せたい」と考えるようになります。

『86-エイティシックス-』単行本7巻の終盤・第四章「スターライト・ブルー」では、シンのレーナへの告白シーンが描かれています。レーナと86のメンバーたちは長期休暇を与えられたため、観光や温泉を楽しんで束の間の休日を過ごしていました。その時、シンはレーナに何度も告白しようとしています。しかし、なかなか告白できずに休暇の最後の日になってしまいました。

最後の夜、パーティーが開かれることとなったため、それぞれがパーティー衣装を身に纏って参加します。その後、ダンスの音楽が流れ始めたため、シンがレーナをエスコートして踊ったのちテラスへ連れていきました。そこで、シンはレーナに向かって「あなたが好きです」と告白するのです。

シンの告白に対するレーナの返事はキスでした。しかし、レーナのキスはとっさの行動だったため、レーナはその行動に動揺してその場から逃げ出してしまいます。その後はレーナがシンへの想いをはっきり言葉では伝えられないままでいたため、二人はギクシャクした関係となります。

しかし、シンがレーナを引き寄せて長めのキスをしたり、レーナが体のラインが見えるボディスーツを着た際、シンが他の男に見せたくないという理由で自分のシャツをレーナに着せたりしているため、二人の恋愛は順調であることがうかがえます。

恋愛関係に発展したレーナとシンですが、果たしてその後結婚するのでしょうか？まず、『86-エイティシックス-』単行本9巻の序盤にてレーナがシンに自分の気持ちを伝えたことにより、二人は晴れて恋人関係になりました。その後、互いに甘い言葉を言い合うなどラブラブな2人の姿が描かれています。ただ、結婚を約束するようなシーンが描かれていないため、結婚するかどうかは現時点では分かりません。

それでは最後にアニメ版『86-エイティシックス-』に登場するレーナとシンの声を務めた声優についてまとめていきます。ここではレーナとシンの声を務めた声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。

『86-エイティシックス-』に登場するレーナの声を務めたのは、声優事務所「ラクーンドッグ」所属の声優・長谷川育美(はせがわいくみ)さんです。声優として活動中の長谷川育美さんは、初めてのメインヒロイン役でレーナを演じ、ヒロインの一人として『弱キャラ友崎くん』の七海みなみを演じています。

• 2021年～：ウマ娘 プリティーダービー Season 2(ミホノブルボン 役)
• 2021年～：現実主義勇者の王国再建記(アイーシャ・ウドガルド 役)
• 2022年～：恋は世界征服のあとで(禍原デス美〈死神王女〉 役)
• 2022年～：継母の連れ子が元カノだった(南暁月 役)
• 2022年～：ぼっち・ざ・ろっく!(喜多郁代 役)
• 2022年～：うちの師匠はしっぽがない(小糸 役)
• 2023年～：ワールドダイスター(静香 役)

『86-エイティシックス-』に登場するシンの声を務めたのは、声優事務所「シグマ・セブン」所属の声優・千葉翔也(ちばしょうや)さんです。声優、俳優として活動中の千葉翔也さんは、2004年からアニメやゲーム、吹き替えなどのジャンルを中心に声優としての活動をスタートさせています。

• 2004年～：カレーの国のコバ〜ル(コバ〜ル 役)
• 2011年～：テレビまんが 昭和物語(山崎公平 役)
• 2016年～：ALL OUT!!(祇園健次 役)
• 2017年～：月がきれい(安曇小太郎 役)
• 2017年～：ようこそ実力至上主義の教室へ(綾小路清隆 役)
• 2017年～：アイドルマスター SideM(秋山隼人 役)
• 2018年～：はたらく細胞(B細胞 役)
• 2018年～：BANANA FISH(シン・スウ・リン 役)
• 2018年～：色づく世界の明日から(葵唯翔 役)
• 2018年～：アイドルマスター SideM 理由あってMini!(秋山隼人 役)

『86-エイティシックス-』のレーナとシンの再会シーンに関する声があがっています。どうやらこの方は、再会を果たしたレーナとシンの動向に注目しているようです。主人公とヒロインがともに恋愛感情に疎いという設定が「新鮮」だと高く評価されています。レーナとシンのその後の恋愛は要注目です。

『86-エイティシックス-』のシンのレーナに対する想いに関する声があがっています。どうやらこの方は、シンがレーナに抱くのは恋愛感情などではなく、尊敬や親愛の方に強いと考えていたようです。しかし、その考えを改めるきっかけを生んだのが、ep.8にて描かれたシンとレーナのキスシーンとなっているようなので、興味のある方はep.8をチェックしてみてください。

『86-エイティシックス-』のレーナとシンの関係に関する声があがっています。どうやらこの方は、レーナとシンが早く結婚して欲しいと思っているようです。他でも同様の感想が寄せられているため、レーナとシンの結婚を望む声が多いことがうかがえます。

本記事では『86-エイティシックス-』のレーナとシンがいつ再会するのかを解説し、その後の二人の関係を考察してきました。『86-エイティシックス-』を読むまたは視聴される際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。