【葬送のフリーレン】戦士ゴリラはザインの親友!名前の由来や過去・現在は?

『葬送のフリーレン』の戦士ゴリラは、フリーレンの旅の仲間であるザインの回想に登場するキャラです。一度聞いたら忘れられないようなインパクトの強い名前には、しっかりとした理由があります。本記事では、戦士ゴリラの人物像や、名前の由来について詳しく解説します。戦士ゴリラとザインの関係や、過去と現在についてもまとめています。戦士ゴリラがどのようなキャラか気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

【葬送のフリーレン】戦士ゴリラはザインの親友!名前の由来や過去・現在は?のイメージ

目次

  1. 葬送のフリーレンとは?
  2. 葬送のフリーレンの戦士ゴリラはザインの親友
  3. 葬送のフリーレンの戦士ゴリラの名前の由来や性格
  4. 葬送のフリーレンの戦士ゴリラの過去や現在
  5. 葬送のフリーレンの戦士ゴリラに関する感想や評価
  6. 葬送のフリーレンの戦士ゴリラまとめ

葬送のフリーレンとは?

葬送のフリーレンの概要

『葬送のフリーレン』は、魔王や勇者などが登場するファンタジー漫画です。シリアスとコメディのバランスが取れた人気の作品で、小学館の週刊少年サンデーで連載が続いています。葬送のフリーレンの原作を担当しているのは、『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』の作者でもある山田鐘人さんです。作画は、『カノン』や『MEET UP』などを描いてきたアベツカサさんが担当しています。

アベツカサさんは、葬送のフリーレンが初の連載作品となります。葬送のフリーレンは2021年に、第14回マンガ大賞と第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しています。2023年には、楽天kobo電子書籍Award2023コミック部門の「世界に届けたい!一押しコミック」で、1位に選ばれました。葬送のフリーレンは2023年9月からテレビアニメが始まり、全28話での放送が予定されています。

葬送のフリーレンのあらすじ

ヒンメルやアイゼン、ハイターたちと魔王を討ち果たしたエルフのフリーレンは、魔王討伐後1人で気ままな旅に出ます。それから50年後、フリーレンはかつての仲間と再会し、しばらくしてヒンメルは静かに息を引き取ります。ヒンメルの死に涙を流したフリーレンは、もっと人間を知るために再び旅に出ます。そして、アイゼンから天国でヒンメルと会うように言われたフリーレンは、魂が眠る地・オレオールを目指すことを決めたのでした。

葬送のフリーレン|小学館集英社プロダクション ライセンスビジネスサイト

葬送のフリーレンの戦士ゴリラはザインの親友

戦士ゴリラのプロフィール

葬送のフリーレンの戦士ゴリラは、僧侶ザインの回想シーンに登場するキャラです。現在の居場所などは不明で、生死も定かではありません。戦士ゴリラは短髪の男性で、キリッとした意志の強そうな目をしています。自ら「戦士ゴリラ」と名乗っており、本名は不明です。幼なじみのザインも「ゴリラ」と呼んでいて、本名は忘れてしまったようです。

戦士ゴリラとザインの関係

葬送のフリーレンのザインは、戦士ゴリラと同じ村で生まれ育った僧侶です。戦士ゴリラとは同じくらいの年頃で、小さいときから2人で野山を駆け回って遊んでいました。ザインは戦士ゴリラと10年も会っていませんが、今でも大事な親友だと思っています。

戦士ゴリラにとってもザインは大事な親友で、いずれは一緒に冒険に出ようと思っていました。戦士ゴリラは旅先で、ザインのことを一緒に名を残す英雄仲間だと語っています。1人で旅立った戦士ゴリラですが、その心の中には常にザインがいると推察されます。

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葬送のフリーレンの戦士ゴリラの名前の由来や性格

戦士ゴリラの名前の由来

まずは、葬送のフリーレンの戦士ゴリラの名前の由来から説明します。戦士ゴリラは、一度聞いたら忘れられないようなインパクトのある名前です。もちろんこれは本名ではなく、戦士ゴリラが自身につけたニックネームのようなものです。では、戦士ゴリラは、なぜこのような変わったニックネームをつけたのでしょうか?戦士ゴリラは、もともとどこの村にでもいるような元気な少年でした。

少年の村には大昔の英雄の銅像が建てられていましたが、その英雄が誰であるか、どのような偉業を成したかは誰も覚えていませんでした。少年は誰からも忘れられない英雄を目指そうと決意し、その日から「戦士ゴリラ」と名乗ることにしました。このような変わった名前であれば、きっと誰からも忘れられないと思ったのです。

ただ、少年が「ゴリラ」という名前にしたのは、インパクトがあるという理由だけではないと推察されます。少年は英雄の銅像を見て、たくましい体つきに憧れる様子を見せています。「ゴリラ」という名前は、伝説の英雄のような強い戦士になるという、少年の決意の表れでもあったでしょう。

戦士ゴリラの性格

戦士ゴリラの名前の由来がわかったところで、続いて戦士ゴリラの性格について見ていきましょう。ザインは戦士ゴリラのことをフリーレンに説明するとき、「友達思いでいいゴリラだった」と振り返っています。また、「無鉄砲」や「体力馬鹿」とも言っていることから、元気で明るい性格だったと推察されます。

また、子供の頃からの「冒険者になる」という夢を叶えていることから、純粋で真っ直ぐな気質を持っていることが伺えます。一途に夢を追い続ける姿勢からは、自分の意志を貫き通す強さも感じられます。戦士ゴリラは村を旅立った後、各地で魔物などを倒して人助けをしているようです。こういった描写から、戦士ゴリラは強い正義感の持ち主であることもわかります。

戦士ゴリラは勇者ヒンメルに憧れていた?

戦士ゴリラの口からヒンメルの名前が出たのは、原作の第34話でのことです。フリーレンたちと旅をしながら戦士ゴリラの足取りを追っていたザインは、通りがかりの人たちに戦士ゴリラのことを尋ねていました。そして、オイサースト手前にある集落で、大きな手がかりをつかみます。その村は以前戦士ゴリラに魔物を退治してもらったことがあり、村人は戦士ゴリラのことをよく覚えていたのです。

戦士ゴリラが向かった先を知りたがるザインに、村人は高台に住んでいる頑固婆さんを紹介します。お婆さんは戦士ゴリラと仲良くしていたため、戦士ゴリラの行き先も知っていました。お婆さんから情報を聞き出すため、ザインたちはいくつもの依頼をこなします。お婆さんが最後にザインたちに依頼したのは、村にある英雄の像の掃除でした。その英雄の像は、ザインや戦士ゴリラたちがいた村にあったものと同じでした。

ザインはその像を見て、昔のことを思い出します。戦士ゴリラとザインは、聖都からやって来たハイターを英雄の像へと案内します。そして、戦士と僧侶2人の英雄の像が、自分たちにそっくりであると言いました。戦士ゴリラは彼らのような英雄になることを夢見ていましたが、名前すら忘れられてしまうのは嫌だと思っていました。そこで、誰からも忘れられない、勇者ヒンメルのような英雄になると決意表明したのです。

ザインと戦士ゴリラが生まれた頃はすでにヒンメルは亡くなっていましたが、その名前と功績は語り継がれてしました。そのため、幼少期の戦士ゴリラは、死してなお讃えられているヒンメルに憧れを抱いたのでしょう。しかし、勇者ヒンメルですら、長い時が過ぎればいつかは忘れられます。

そのことをハイターが指摘すると、一緒にいたザインもあっさりと肯定します。しかし、戦士ゴリラはくじけることなく、自分の存在をアピールするため「戦士ゴリラ」と名乗ることにしたのでした。「誰にも忘れられないように」という由来を聞いたハイターは笑い、一緒にいたザインには「僧侶アゴヒゲ」というニックネームをつけました。

この名前の由来は、英雄の像の僧侶の見た目にあります。英雄の像の僧侶がアゴヒゲを生やしていたため、ハイターはザインにこのニックネームをつけたのでした。このニックネームを意識してかどうかはわかりませんが、現在のザインは本当にアゴヒゲを生やした僧侶になりました。

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葬送のフリーレンの戦士ゴリラの過去や現在

ここまでは、葬送のフリーレンの戦士ゴリラの名前の由来や性格などを解説しました。続いて、戦士ゴリラの過去や現在の様子についてまとめていきます。過去の戦士ゴリラとザインに何があったか詳しくまとめているため、ぜひ参考にしてください。

戦士ゴリラは小さな村で育った

戦士ゴリラは、一時期フリーレンたちのパーティーに加わっていたザインの幼なじみです。ザインと戦士ゴリラはアルト森林の近くにある、小さな村で生まれ育ちました。2人は小さい頃から仲が良く、一緒に冒険ごっこなどをして遊んでいたようです。

戦士ゴリラもザインも、大きくなったら冒険者になるという夢を抱いていました。しかし、ザインは大人になる過程で、その夢を諦めます。しかし、戦士ゴリラはその夢をいつまでも変わらず持ち続け、ついには本当の冒険者となりました。

戦士ゴリラは旅に出る時ザインを誘う

戦士ゴリラが旅立ったのは、ザインがフリーレンと出会う10年も前の出来事です。大人になった戦士ゴリラは冒険者になる夢を叶えるため、村を旅立ちます。そのとき、子供の頃からの親友であるザインも誘いました。しかし、ザインは差し出された手を取ることはなく、戦士ゴリラは1人で旅立ちました。しかし、戦士ゴリラはザインを仲間にすることを諦めたわけではありません。

戦士ゴリラは3年後に一度戻ってくると約束し、そのときに一緒に冒険に出ようと言いました。覚悟が定まらない様子のザインを見て、考える猶予をくれたのです。しかし、そのまま戦士ゴリラは村へは戻らず、10年もの月日が立ちました。ザインは戦士ゴリラはもう死んだものと思い、10年前に一緒に旅立たなかったことをずっと後悔していました。ザインが戦士ゴリラと村を出なかったのは、兄のことを思ったからです。

ザインの兄はザインが小さい頃、ハイターから聖都の司祭にならないかと打診されていました。しかし、弟のザインから故郷まで奪いたくないと言い、兄は村に残ることにします。その会話を聞いていたザインは、自分のために聖都行きを取りやめた兄を残して、1人で村を去ることはできないと考えていたのです。ザインの気持ちを知った兄は珍しく怒りを顕にし、ザインの頬を平手で叩きました。

兄はこの村に残ったことを、一度も後悔したことがありませんでした。それにも関わらず、ザインが自分のことを思い、後悔し続けていることが我慢ならなかったのです。ザインは兄に叩かれてようやく目を覚まし、戦士ゴリラを追いかけることを決めます。そして、戦士ゴリラは現在でも生きていると信じ、その足跡をたどり始めるのでした。

戦士ゴリラはテューアに向かった?

1人で旅立った戦士ゴリラは、現在どこにいるのでしょうか?ザインは戦士ゴリラの目撃情報を頼りに、戦士ゴリラがたどった道を追いかけていました。そして、ある村の頑固婆さんから、戦士ゴリラはテューアに向かったという情報を聞き出します。テューアは北側諸国中部にある交易都市で、フリーレンたちが目指すオイサーストとは逆方向にありました。

ザインはフリーレンたちとの旅が終わることを惜しみつつも、これ以上後悔しないように1人で戦士ゴリラを追うことを決めました。そして、ザインとフリーレンたちは、オイサーストの手前で別れることになります。戦士ゴリラがテューアに向かったことは確かですが、この情報は10年も前のものです。

そのため、現在も戦士ゴリラがテューアにいる可能性は低いです。ザインはテューアでまた新たな情報を得て、この先も戦士ゴリラを追い続けるでしょう。ザインはこの別れ以降作中に登場していないため、現在どこで何をしているかはわかっていません。

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葬送のフリーレンの戦士ゴリラに関する感想や評価

葬送のフリーレンの戦士ゴリラは、人々にインパクトを与えるために変わったニックネームをつけました。戦士ゴリラの名前は作中でも話題でしたが、現実世界でも大きな反響を呼びました。エンディングのクレジットにある「戦士ゴリラ」という表記に、笑いを抑えられなかった人もいるようです。

葬送のフリーレンの戦士ゴリラは、原作では髪の毛に色が塗られていませんでした。そのため、金髪や茶髪など、明るめの髪色を想像していた人もいたようです。しかし、アニメに出てきた戦士ゴリラは、ほとんど黒髪でした。アニメの戦士ゴリラを見た人からは、「髪色がイメージと違った」という感想が寄せられています。

葬送のフリーレンの戦士ゴリラには、「かわいい」という感想が上がっていました。戦士ゴリラは回想シーンでしか登場しませんが、現在のストーリーにも登場してほしいと望むコメントが見られました。

葬送のフリーレンのアニメでは、まだザインの幼なじみが戦士ゴリラを名乗っていることや、その由来などは出てきていません。そのため、エンディングのクレジットで幼なじみの名前が「戦士ゴリラ」になっていることに、疑問を抱く人もいました。戦士ゴリラの名前の由来がわかるエピソードまで進めば、クレジットの「戦士ゴリラ」の表記にも納得の声が上がるでしょう。

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葬送のフリーレンの戦士ゴリラまとめ

葬送のフリーレンの戦士ゴリラの名前の由来やザインとの関係、過去と現在などをまとめました。戦士ゴリラはザインの親友で、現在は行方がわかっていません。ザインは戦士ゴリラと冒険に出なかったことを後悔しながら生きてきましたが、フリーレンに背中を押されたことで、親友を追いかけることを決めます。戦士ゴリラが現在どうしているかは不明ですが、ザインとともに作中に登場する可能性もあるでしょう。

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