【チェンソーマン】亜国セイギの正体は何者？モデルはファイアパンチのアグニ？

「セイギ」というネーミングから、正義の悪魔や偽チェンソーマンの正体と考察される亜国セイギ。デビルハンター部らしい屈強な人物であり、ユウコ戦以降は右目に眼帯をしています。果たして、亜国セイギの正体は悪魔なのか、飢餓の悪魔の駒の1体なのでしょうか。以下では、「チェンソーマン」の亜国セイギの正体を考察しました。その他、亜国セイギのモデルがファイアパンチのアグニと言われる理由をまとめました。

2022年から第2部「学園編」が連載されている藤本タツキ先生の漫画「チェンソーマン」。単行本は2023年12月時点で計16巻が刊行、同年8月には国内累計発行部数が2600万部を突破しました。

ゾンビの悪魔に襲われたことを機に、チェンソーの悪魔の力を手に入れた少年・デンジ。公安のデビルハンターとして数々の悪魔と対峙し、支配の悪魔・マキマとの壮絶な戦いを制しました。その頃、女子高生・三鷹アサは、チェンソーマンに復讐を目論む戦争の悪魔（ヨル）に身体を乗っ取られます。アサは自分の身体を返してもらうべくヨルと協力関係を結び、高校のデビルハンター部に入部します。

伊勢海ハルカが部長を務めるデビルハンター部の部員である亜国セイギ。ユウコが暴走した際にも危険を顧みずに戦うなど、勇ましさを見せました。作中では出番こそ少ないものの、デビルハンター部としての活動に熱心な亜国セイギ。どのような経緯でデビルハンター部に入部したのか、その動機も気になるでしょう。以下では、「チェンソーマン」の亜国セイギのプロフィールやデビルハンター部の概要を紹介します。

三鷹アサが通う第四東高等学校のデビルハンター部部員で、初登場は13巻107話です。屈強な体格をしており、両手にはめたメリケンサックを武器に戦います。作中では、正義の悪魔と契約して暴走するユウコと対峙しました。戦いにて右目を負傷し、以降は眼帯を着用しています。また、水族館にて永遠の悪魔に閉じ込められ、吉田ヒロフミと共に食料を探しています。

第四東高等学校の部活として認められており、校内で一番の人気を誇るデビルハンター部。生徒会長の伊勢海ハルカが部長を務め、部員には飢餓の悪魔（キガちゃん）、アサ（ヨル）、吉田ヒロフミ等が入部しています。その名の通りデビルハンター活動を行える一方、入部試験をクリアした者しか入部を認めていません。試験内容は、3人1組となって1週間以内に悪魔の死体を持ってくるという難易度の高いものです。

公安や民間のように、社会的に必要とされている職業を高校生のうちから実践できる点も人気の1つであるデビルハンター部。また、活動中の死傷リスクの高さから部員には奨学金が付与され、制度適用を目的に入部希望する者も少なくありません。

名前の通り、正義感が強そうな屈強なキャラデザが目を引く亜国セイギ。ユウコとの戦いで負傷してからは眼帯を着用しており、トレードマークとなっています。一方、名前が似てること等から、その正体は正義の悪魔や偽チェンソーマンとも考察されています。もし、亜国セイギの正体が悪魔だった場合、何が目的で高校に侵入したのでしょうか。以下では、「チェンソーマン」の悪国セイギの正体や目的について考察しました。

すでに正体が判明した飢餓の悪魔（キガちゃん）のように、悪魔は自身の恐怖を名前に用いています。このパターンから、正義の悪魔の正体は同じ名前である亜国セイギと考えられるでしょう。デビルハンター部の部員であり、ユウコが暴走した際にも戦いに繰り出した亜国セイギ。一方、悪魔としてはまだ未登場であり、キガちゃんのように生徒に成りすましている可能性もあります。

作中では、委員長やユウコと契約を交わし、2人を死に追いやった正義の悪魔。ユウコに関しては、力を与えられたことで異形の姿となり、偽チェンソーマンに殺害されました。チェンソーマンは民衆にとって正義のヒーローともてはやされ、世間から絶大な人気を誇っています。もし、正義の悪魔と偽チェンソーマンが同一人物だった場合、悪魔の能力は正義の象徴に変身できるものと考察できます。

つまり、亜国セイギの正体は、正義の悪魔であり偽チェンソーマンであると言えるでしょう。さらに、亜国はキガちゃんも所属するデビルハンター部員です。ある目的のために、超越者すら自身の駒にしている飢餓の悪魔。亜国＝正義の悪魔だった場合、彼も飢餓の悪魔の駒となっている可能性があります。しかし、ユウコの暴走時、亜国から力を与えられたであろうユウコが、彼に対して無反応だった不可解な点が指摘されます。

正義の悪魔との契約時、ユウコは悪魔の顔を見ていると推測され、亜国セイギとしての姿が正義の悪魔の正体だと認識していたはずです。一方、暴走時のユウコは正気を失っており、亜国と対峙しても気づかなったと考えられるでしょう。また、亜国＝偽チェンソーマンだった場合、ユウコ殺害の犯人にもなります。亜国がユウコを殺害した理由は、ユウコの暴走を目の当たりにし、危険視したためと考察できます。

このように、名前が似ている、飢餓の悪魔に近い人物である点から、亜国セイギの正体は正義の悪魔＝偽チェンソーマンが濃厚と思われました。しかし、正義の悪魔は落下の悪魔によって倒されたこと、偽チェンソーマンとは別人だったことが判明します。同時に、本体の死後、契約者が正義の悪魔の力を使い続けていることも分かりました。さらに契約者だった人物は他の悪魔との契約の可能性も浮上し、謎を深めています。

正義の悪魔や亜国セイギとの同一人物説が考えられた偽チェンソーマン。後に、正義の悪魔と契約を交わし、チェンソーマンの姿を手に入れたことが判明しました。初登場は、異形の姿となったユウコの殺害シーンであり、第2部のラスボス候補にも浮上しました。一方で、デンジとアサを助けるべく落下の悪魔に襲い掛かるなど、本物のチェンソーマンを守るような行動もみせています。

偽チェンソーマンの目的は、悪魔のいない世界を創ることであり、ここでいう悪魔とは世界にとって脅威となる悪魔でしょう。しかし、偽チェンソーマンにとって不必要な悪魔とも解釈でき、人類にとっては望ましくない結果を招く可能性も考えられます。

チェンソーマン教会が立ち上げられ、信者たちの多くがチェンソーマンに変身する不可解な現象に見舞われます。正義の悪魔との契約とされるも、後に火の悪魔と契約していたことが判明しました。契約者に比例して力を増す火の悪魔。契約者が望む姿に変身できる一方、力をコントロールできなくなり、最悪の場合は死に至ることもあります。

信者たちが次々とチェンソーマンに変身した理由は、彼らがその姿を望んだ結果であり、さらにチェンソーマンの能力やスターター機能まで再現されました。一方、正義の悪魔こと火の悪魔は、飢餓の悪魔の駒だったことが判明しています。超越者すらも駒として使い、デンジやアサ（ヨル）を襲撃させてきた飢餓の悪魔。その目的は、デンジとヨルの力で恐怖の大魔王を倒すためでした。

人間の食べ物に異常な執着を持ち、大魔王が降りてきたことで食べることが出来なくなってしまうと危機感を覚えた飢餓の悪魔。そこで、バルエムと協力してチェンソーマン教会を立ち上げ、信者を火の悪魔と契約させました。契約した信者の多くは力をコントロールできず、信者同士の殺し合いに発展します。その光景をデンジとヨルに見せることで力を増強させ、2人に大魔王を倒させようと目論みます。

正義の悪魔＝火の悪魔という関係性から浮上した亜国セイギの火の悪魔説。現時点では目立った活躍こそないものの、飢餓の悪魔との関連が匂わされています。果たして、亜国セイギは火の悪魔（正義の悪魔）なのか、その正体は謎に包まれています。

作中では登場回数が少なく、その正体がいまだハッキリしていない亜国セイギ。もし、彼の正体が悪魔だった場合、正義の悪魔を名乗る火の悪魔の可能性も浮上しています。さらに、飢餓の悪魔の駒とも考えられ、今後の動向が気になるでしょう。一方、ファンの間では亜国セイギはファイアパンチのアグニに似てるとも言われています。以下では、「チェンソーマン」の亜国セイギのモデルや元ネタを考察しました。

藤本タツキ先生のデビュー作であり、故郷と妹を奪われた青年・アグニの復讐劇を描いた作品です。2016年～2018年にかけて「少年ジャンプ＋」で連載され、グロテスク表現の多さや様々なジャンルを取り入れた作風が特徴です。

亜国セイギの苗字は「あこく」ですが、「あぐに」とも読めます。ここから、亜国セイギのモデルは、「ファイアパンチ」の主人公・アグニと言われています。2人の共通点は名前だけでなく、共に右目を負傷している点もあげられるでしょう。一方、過去作の主人公をモデルにしたキャラの登場は、物語において重要な役目を果たすと推測されます。

亜国セイギのモデル・元ネタが「ファイアパンチ」のアグニだった場合、亜国も何かしらの悪魔である可能性が高まります。その正体が火の悪魔（正義の悪魔）なのか、それとも別の悪魔とも考えられるでしょう。

初登場時は、伊勢海ハルカとは対照的にデビルハンターらしい大柄な体格が目を引いた亜国セイギ。ユウコの暴走時にも果敢に立ち向かうなど、正義感の強さも感じさせるでしょう。果たして、彼はただのデビルハンター部員なのでしょうか。もしかしたら、正義の悪魔とみせかけた火の悪魔の正体とも考察されています。以下では、「チェンソーマン」の亜国セイギに関する感想や評価を紹介します。

亜国セイギの正体について、SNSでも正義の悪魔や偽チェンソーマン説が有力視されています。その多くは、名前に「セイギ（正義）」という理由から浮上したものの、中には藤本タツキ先生の前作を根拠を上げる意見も見られます。亜国セイギのモデルは、「ファイアパンチ」の主人公・アグニと推測され、前作の主人公をモデルにしたという憶測から、亜国セイギは今後の重要キャラクターになるとも言われています。

亜国セイギは、一見すると普通の名前に思えるでしょう。しかし、正義の悪魔がアサたちの通う学校に潜んでいること、飢餓の悪魔（キガちゃん）の存在から、亜国セイギの正体は正義の悪魔とも考察されています。また、悪魔は名前を付けることが下手という点も、亜国＝正義の悪魔説を強めています。もし、亜国の正体が悪魔だった場合、「亜国セイギ」と名乗っても正体が悪魔だと気付かれにくいでしょう。

正義の悪魔から力を与えられ、学校で暴走したユウコ。現場にはデビルハンター部として亜国も出動しており、右目を負傷しました。亜国は正義の悪魔の正体と推測され、契約時にユウコと顔を合わせた可能性があります。しかし、ユウコは亜国に無反応であり、彼に攻撃を繰り出しています。SNSでも、ユウコが亜国セイギに気づかなかった点に疑問を覚える意見が寄せられ、亜国の正体の謎を深めています。

チェンソーマン・第ニ部の元凶とされてきた正義の悪魔でしたが、すでに死亡していることが判明しました。さらに、正義の悪魔を名乗る火の悪魔が新たに出現し、火の悪魔こそ亜国セイギの正体という新たな説が浮上しました。亜国の通う学校に潜んでいた正義の悪魔。その正体は火の悪魔の可能性も考えられ、正義の悪魔といわれる亜国セイギが怪しいとの声が寄せられています。

「チェンソーマン」の謎キャラであり、その正体は正義の悪魔（火の悪魔）と考察される亜国セイギ。一方、SNSでは名前が似てる点や、右目の負傷から「ファイアパンチ」のアグニのオマージュとも推測されています。「ファイアパンチ」は藤本タツキ先生の初の連載作であり、アグニは主人公です。過去作の主人公のオマージュならば、亜国セイギはチェンソーマンの重要キャラになると予想されています。

「チェンソーマン」の亜国セイギの正体や目的、ファイアパンチのアグニのモデル説などを考察しました。名前が似てることから正義の悪魔の正体と考えられた亜国セイギ。一方で、偽チェンソーマンの可能性や火の悪魔説も浮上しました。チェンソーマン教会が設立された中、亜国セイギはどこで何をしているのでしょうか。その正体が悪魔ならば、飢餓の悪魔の駒として暗躍しているでしょう。