【呪術廻戦】孔時雨（こんしう）の死亡説を考察！現在や再登場の可能性は？

作者曰く「過去編一かっこいい」と評され、渋い雰囲気が魅力的な孔時雨（こんしう）。韓国の元刑事から裏社会の仲介業者となった異色の経歴持ち主で、過去編にて欠かせないキャラクターです。また、作中では伏黒甚爾や夏油との関係が判明した他、冥冥との繋がりも示唆されています。以下では、「呪術廻戦」の孔時雨の死亡説や現在、再登場の可能性、夏油や日下部、冥冥との関係などをまとめました。

2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている「呪術廻戦」。呪術を題材にしたダーク・ファンタジー作品で、作者は芥見下々先生です。

人間の負の感情から生まれる呪霊と呪術師と呼ばれる人間との戦いを描いた「呪術廻戦」。2023年10月時点で単行本・計24巻が刊行されています。また、23巻が刊行された同年7月にはコミックス累計発行部数が8000万部を突破しました。

祖父と共に仙台市に住んでいた虎杖悠仁。祖父が亡くなった夜、虎杖の通う高校で異変が起きます。封印を解かれた呪物から呪霊などが出現し、人間に猛威を振るい始めていました。呪術師・伏黒恵と共に校舎に入った虎杖は、取り残された先輩の救助に奔走します。呪霊を倒すための力を手に入れるべく、宿儺の指を食べた虎杖。その後、宿儺の器として呪術師から警戒されながら、都立呪術高専に入学しました。

「呪術廻戦」の過去編（懐玉・玉折編）の登場人物で、呪詛師に仕事を斡旋する韓国人の仲介業者です。過去編では、伏黒甚爾に仕事を斡旋したり、夏油の宗教団体設立に協力していました。一方、現在パートでは未登場であり、孔時雨の現在の動向は不明となっています。

日本に来る前は韓国で刑事として活動していら孔時雨（こんしう）。どのような経緯で刑事を辞めたのか、日本へ来た理由などは一切、明かされていません。一方、前職が刑事だったことから裏社会にも精通し、呪詛師を相手とする仲介業者に転身したと推測されます。仕事の斡旋だけでなく、必要に応じて情報提供も行っていた孔時雨。伏黒甚爾や夏油とも、仕事の斡旋などで知り合ったと推測されます。

特に、伏黒甚爾とは彼が禪院姓を名乗っていた頃からの付き合いで、彼に星漿体暗殺の依頼を持ち掛けたのも孔時雨でした。また、息子・恵の話題を持ち掛けたことから、伏黒家に出入りしていたと推測されます。このように、伏黒甚爾とは親密な関係とも見られた孔時雨。しかし、伏黒と関わるのは「仕事か地獄だけ」と決めており、伏黒が五条に殺害されたことで2人の関係に終止符が打たれました。

呪詛師を相手にした仲介業者という身分や伏黒甚爾・夏油との関係から、孔時雨（こんしう）の呪力はかなり大きいと予想されました。しかし「呪術廻戦 公式ファンブック」では、孔時雨には術式はなく見えるだけ、呪力は弱いと明かされています。一方、どのくらいの範囲まで見ることができるのか、詳細な情報は不明です。

また、韓国出身の元刑事という経歴からどうやって日本の呪術界と関わりが持てたのか、疑問が次々と生じています。もしかしたら、刑事時代に遭遇した呪術関連の事件が、孔時雨を日本に向かわせたでしょう。または、日本から要請を受けて来日し、そのまま日本を拠点に活動を始めたとも考えられます。

呪術廻戦の孔時雨（こんしう）のモデルは2人いると推測されています。モデルの1人目は、松本大洋先生の卓球漫画「ピンポン」の孔文革です。上海ジュニアコースで活躍した中国人エリート選手であり、雇われ選手として来日しました。作中では「チャイナ」と呼ばれており、卓球大国の出身というエリート意識を秘めています。孔時雨とはネーミングが似ており、名前のモデルと言えるでしょう。

一方、2人目のモデルは韓国系アメリカ人俳優のマ・ドンソクです。作者・芥見先生が公言しており、マ・ドンソクを細身にしたキャラが孔時雨となっています。

高専の教師・日下部と雰囲気が似ており、渋いキャラデザでファンを魅了する孔時雨（こんしう）。現在パートでは未登場であり、ここから死亡説も浮上しました。一方、作者・芥見先生の発言から孔時雨の再登場も可能性が示唆されています。果たして、孔時雨の現在パートへの登場はあるのでしょうか。以下では、「呪術廻戦」の孔時雨の死亡説や現在、再登場の可能性について考察しました。

「呪術廻戦」の過去編で登場し、主要キャラとの関係性の深さから本編への登場が予想されている孔時雨（こんしう）。しかし、本編では孔時雨の現在について言及されていないため、彼の動向は不明とされています。また、一部で死亡説がささやかれるも、明確なシーンがないため死亡した可能性は低いでしょう。

もし、孔時雨が現在まで存命だった場合、彼はどこにいるのでしょうか。日本の裏社会で活動してきた人物なので、何かしらの事件をきっかけに海外に向かった展開も考えられます。そこで、孔時雨の出国先としてアメリカが浮上しました。その根拠は、渋谷事変を機にマレーシアへ向かった冥冥の電話相手です。アメリカにいる誰かと連絡を取り合う冥冥、その人物こそ孔時雨ではと考察されています。

現時点では、本編への登場の兆しが見えない孔時雨ですが、作者・芥見先生から孔時雨の再登場の可能性が示唆されています。そのシーンは誰かの過去編なのか、それとも現代パートなのか、詳細は明かされていません。また、孔時雨は「過去編一かっこいいキャラ」と評されており、何かしらのタイミングで再登場する可能性が高いでしょう。

過去編で伏黒甚爾や夏油との知られざるつながりが明かされた孔時雨。夏油との現在の関係が注目される中、雰囲気が似ていることから、日下部との関係も浮上しました。日下部は高専の教師であり、一見すると孔時雨とは接点がないでしょう。しかし、2人のキャラデザが似ている点は、何かの伏線とも考えられます。以下では、「呪術廻戦」から孔時雨（こんしう）と日下部、冥冥等とも関係を考察しました。

渋いキャラデザと顔が似ていることから、孔時雨と何かしらの関係があると推測された日下部。呪術高専の教師であり、2年生クラスを担当しています。ちなみに日下部のモデルは俳優・渡部篤郎さんと言われ、雰囲気が孔時雨と似ているでしょう。しかし、孔時雨と日下部には接点がなく、2人は無関係です。

過去編で伏黒甚爾に殺害された天内理子。伏黒に仕事を斡旋した人物が孔時雨でした。禪院姓の頃からの付き合いがあり、息子・恵とも面識があったと推測される孔時雨。盤星教から天元様の星漿体となる天内理子の暗殺を受けました。その後、伏黒甚爾に天内理子の殺害を依頼するも、肝心の伏黒はギャンブルにうつつを抜かします。

伏黒に仕事を遂行してもらうべく、孔時雨も自ら動きを見せます。闇サイトに天内理子の情報を掲載し、世話係の黒井美里の誘拐に関わるなど、陰ながら尽力します。後に、理子は伏黒の手で暗殺され、遺体は盤星教代表の園田茂へ引き渡しました。仕事を終え、伏黒から食事に誘われた孔時雨。しかし、仕事と地獄以外では関わりたくないと伏黒と別れました。

その後、伏黒甚爾は五条悟の手で殺害されるも、孔時雨の動向は分かっていません。一方、夏油との関係から、伏黒の死後も裏社会で仲介業者を続けていたでしょう。

星漿体事件では、敵同士だった孔時雨と夏油傑でしたが、1年後には協力関係に発展しました。一体、どのようないきさつで夏油と手を組んだのか、その経緯も気になるでしょう。夏油とは、彼の隠れ蓑となる宗教団体を紹介した人物として描かれています。その後、呪詛師として暗躍を始めた夏油でしたが、孔時雨の動向は不明とされています。

孔時雨と冥冥の関係は、渋谷事変後に冥冥がアメリカにいる人物に電話をかけるシーンにて浮上しました。「呪術廻戦」では、2人の関係が明確に描写されたシーンはありません。しかし、お金のためなら人を選ばない孔時雨の性格から、冥冥とも何かしらの繋がりがあってもおかしくないでしょう。また、冥冥の電話の相手が孔時雨と推測される理由は、アメリカにいる人物に絞られるからです。

冥冥が電話をかけた際、相手の時差を気にするセリフを放っている点から、日本にいる人物が除外されます。ここで乙骨憂太が浮上するも、彼はアフリカにいることが判明しています。果たして、冥冥の電話の相手は誰なのでしょうか。冥冥とは、彼に仕事を斡旋する立場にあり、孔時雨が該当します。

現在の時系列では、未登場となっている孔時雨。しかし、作者・芥見先生が再登場を示唆したことから、冥冥の電話のシーンは、孔時雨の登場の伏線とも考えられるでしょう。

かっこいいキャラデザとアニメ声優の低い声が魅力的な孔時雨。アニメ声優は、低い声に定評のある安元洋貴さんです。原作での雰囲気を損なわない低ボイスが注目され、孔時雨にピッタリの声優とも評されています。以下では、「呪術廻戦」から孔時雨のアニメ声優・安元洋貴さんのプロフィールを紹介します。

孔時雨のアニメ声優・安元洋貴さんは、1977年生まれ、山口県出身の声優・ナレーターです。2003年に声優活動を開始し、ナレーション業を経て「ロックマンエグゼStream」のカーネル役でアニメデビューを果たしました。アニメや海外作品の吹き替えをはじめ様々な作品に出演し、2021年には第15回声優アワード・パーソナリティ賞に選ばれました。

声優・安元洋貴さんの主な出演作品は、アニメ「BLEACH」茶渡泰虎役、「鬼灯の冷徹」鬼灯役、「弱虫ペダル」金城真護役等です。近年では、「MFゴースト」石神風神役、「葬送のフリーレン」クヴァール役、「王様ランキング」アピス役、「うる星やつら（2022年）」ナレーション等を担当しています。

過去編の登場人物であり、渋い雰囲気で読者を魅了した孔時雨。一部では死亡説もささやかれるも、現在パートで再登場する可能性が高いでしょう。かつては伏黒甚爾と夏油と協力関係にあった孔時雨。現在パートでは冥冥との関係が示唆され、孔時雨の再登場が濃厚でしょう。以下では、「呪術廻戦」の孔時雨（こんしう）に関する感想や評価を紹介します。

「呪術廻戦」屈指の渋いキャラであり、作者・芥見先生からも「過去編一かっこいい」とも評される孔時雨。過去編のみの登場でしたが、韓国の元刑事という異色の経歴や伏黒・夏油との関係もあいまって、多くの注目を集めました。また、キャラデザのかっこよさもファンの人気に火をつけ、SNSでも孔時雨（こんしう）がかっこいいとの感想が寄せられています。

「呪術廻戦」の現在のパートは未登場であり、一部で死亡説も浮上した孔時雨。冥冥との電話のシーンから生存の可能性が示唆されるも、孔時雨の現在はいまだ不明となっています。「呪術廻戦」の人気キャラゆえに、現在の動向が気になる孔時雨。読者からは孔時雨をもう一度見たい、せめて生死だけでも教えてほしい等のリクエストも寄せられ、再登場が期待されています。

渋谷事変直後、マレーシアに逃亡した冥冥といえば、アメリカにいる電話相手の正体が気になるでしょう。読者の中には孔時雨との電話シーンとも考察され、孔時雨で確定ではないかという意見も寄せられています。果たして、冥冥の電話相手は孔時雨だったのでしょうか。SNSでは、別のキャラを予想する意見が見られるも、やはり作者から再登場が示唆された孔時雨の可能性が高いとの見方も有力視されています。

過去編にて、伏黒甚爾仕事を斡旋していた孔時雨。2人関係は仕事だけでなく、プライベートでも交流があったことが示唆されました。また、息子・恵のことを気遣うセリフから、伏黒との関係はかなり深いとも読み取れるでしょう。SNSでは、パパ黒こと伏黒甚爾との仕事終わりの会話が好きとの感想も寄せられ、孔時雨と伏黒のような関係に憧れるとの声も見られます。

「呪術廻戦」の孔時雨（こんしう）の死亡説や現在、再登場の可能性、夏油や冥冥との関係などを考察しました。日下部と雰囲気が似ていることから、高専の教師との関係も浮上した孔時雨。現在、どこで何をしているのか、作中では不明とされています。一方、冥冥の電話のシーンから、アメリカにいると推測されています。果たして、孔時雨が現在パートで再登場する日は来るのでしょうか。読者の期待も高まっています。