【呪術廻戦】嘱託式の帳とはどんな能力?効果・仕組みや夏油が使用した理由は?

以下では、嘱託式(しょくたくしき)の帳とは何かを紹介します。「呪術廻戦」にて、結界として用いられる帳。術者によっては帳に効力を付与することが可能です。また、自身の帳を代わりの者におろさせることも可能で、嘱託式の帳と呼ばれています。ここでは、「呪術廻戦」から、嘱託式(しょくたくしき)の帳とはどんな能力なのか、高価や仕組み、夏油が使用した理由などをネタバレ紹介します。

【呪術廻戦】嘱託式の帳とはどんな能力?効果・仕組みや夏油が使用した理由は?のイメージ

目次

  1. 呪術廻戦の帳とは?
  2. 嘱託式の帳とはどんな能力?
  3. 嘱託式の帳を夏油が使用した理由を考察
  4. 帳の事例一覧
  5. 嘱託式の帳に関する感想や評価
  6. 嘱託式の帳まとめ

呪術廻戦の帳とは?

「呪術廻戦」の嘱託式の帳のイメージ画像

夏油が使用した嘱託式(しょくたくしき)の帳とは、自身の帳を代役におろさせることであり、それらに使用される道具は「基」と呼ばれます。帳は術者の能力に応じて強度や性能が増す一方、術者が倒されると帳も解除されます。嘱託式の帳は、従来の帳のリスクを回避するだけでなく、杭を打つ場所によって結界の強度を増すことも可能です。以下では、「呪術廻戦」から嘱託式の帳の能力や、夏油が使用した理由などをまとめました。

呪術廻戦の作品情報

呪いをテーマにした独創的な世界観が人気を集める「呪術廻戦」。芥見下々先生によるダークファンタジー作品で、2023年11月現在まで「週刊少年ジャンプ」で連載されています。

呪術廻戦の概要

2023年10月までに単行本・計24巻が刊行され、同年7月には国内累計発行部数が8000万部を突破した「呪術廻戦」の漫画。2020年10月からアニメシリーズが開始され、2021年12月には劇場版も公開されました。

呪術廻戦のあらすじ

仙台市にて、祖父と暮らしていた高校生・虎杖悠仁。祖父が亡くなった夜、学校の呪術から呪霊や化け物が出現します。騒動を受けて呪術師が駆けつける中、虎杖は校内に取り残された先輩の救助に奔走します。窮地に追い込まれ、自ら「宿儺の指」を食べた虎杖。しかし、圧倒的な力を得た代償として宿儺の器となりました。呪術師から死刑を宣告される中、虎杖は呪術師を育成する都立呪術高専へ入学します。

帳とは?

「呪術廻戦」の帳とは、呪術師の任務の様子をカモフラージュするために発動される結界です。基本的な帳であれば、呪術の素質のない者でもおろすことができます。帳をおろす理由は、他者の外部からの侵入を防ぐ他、新たな呪霊を生み出さないためです。万が一、一般人に任務をみられた場合、恐怖によって新たな呪いが生み出されます。帳は、そのような悪循環を防ぐ目的もあります。

帳の発動は、言霊を唱えて黒い液体を出現させることで結界を張ることができます。結界の強度は、呪術師が結界の外に出ることで生じるリスクが高いほど強化される仕組みです。しかし、他者の侵入を防ぐために帳をおろすことが多く、実際は呪術師も中にいることが多いです。また、呪術師が倒されると帳も解除されてしまうため、任務中は補助監督に帳をおろさせています。

このように、外部からの侵入も目的に結界を張るパターンが多い帳。高い能力を持つ呪術師ならば、帳に効力を付与することも可能です。例えば、帳に出入りできる人物・呪霊などに条件をつけたり、特定の個人にして帳をおろす等があげられます。しかし、これらは相当の腕前がなければできません。

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嘱託式の帳とはどんな能力?

嘱託式の帳の能力を紹介・イメージ画像

「呪術廻戦」での結界のような存在といえる帳。呪術師の能力に応じて帳の強度も増す一方、術者本人が倒されると結界が解除される欠点がありました。どんなに優れた帳を編み出しても、おろした本人がやられてしまっては意味がありません。そこで考案されたのが、第三者に自身の帳をおろさせる嘱託式の帳でした。以下では、「呪術廻戦」から嘱託式(しょくたくしき)の帳の能力や、効果・使い方をネタバレ紹介します。

嘱託式(しょくたくしき)の帳とは?

嘱託式の帳のイメージ画像

呪術師の任務の際、自分で帳を降ろして戦うことは、万が一の場合、帳が解除される恐れがあります。また、帳をおろす者を別に用意していても、完全に帳がきれないとは言い切れません。自分なりに強度のある帳を編み出しても、対戦相手が強ければそれらも無意味となります。そこで、自身の帳を他者に代わりにおろしてもらう能力として、嘱託式(しょくたくしき)の帳が編み出されました。

嘱託式(しょくたくしき)の帳とは、その名の通り代行で自身の結界を張ってもらうものです。それらを発動するためには、「基」と呼ばれる杭を使用します。一方、嘱託式の帳は呪術師や代役を倒しても、結界は解除されません。結界を生み出した「基」を破壊する必要があります。

嘱託式の帳の効果や仕組み

嘱託式(しょくたくしき)の帳を発動させるには、まず自身の結界を発動させるための「基」を用意します。「基」とは、自身の呪力や言霊を込めた杭です。「基」を託された代行者は、杭を打った後に言霊を唱えて、嘱託式の帳をおろします。もちろん、嘱託式の帳で張られた結界は、発動元である「基」の杭を破壊しない限り解除されません。また、呪術師が倒されても、結界が消えるというリスクも回避できます。

このように、結界を破らせたくない任務の際に有効な嘱託式の帳。また、五条奪還編では、ダミーの杭を打ちつけることで本物の「基」の破壊を防いでいます。嘱託式の帳は、使い方次第では非常に有効で、かつ厄介な道具でしょう。

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嘱託式の帳を夏油が使用した理由を考察

嘱託式の帳を夏油が使用した理由を考察・イメージ画像

自身が編み出した強力な帳を第三者におろさせる嘱託式の帳。帳をおろすための労力や時間を省くだけでなく、呪術師本人を倒しても解除されないメリットがあります。嘱託式の帳は、使い方によっては非常に有効な手段です。強敵を追い詰めるための作戦としても、嘱託式の帳は活用できます。以下では、「呪術廻戦」から、嘱託式(しょくたくしき)の帳を夏油が使用した理由について考察しました。

夏油はメカ丸との戦いで嘱託式の帳を使用

結界の役目を果たす帳は、高い術力を持つ者ほど強力なものを生み出せます。しかし、特殊な帳をおろすことは、呪術師本人の技術力も求められます。そのため、任務を遂行するにあたり、帳にだけ力を注ぐことが現実的ではありません。そこで、夏油が思いついたのが嘱託式(しょくたくしき)の帳でした。

嘱託式の帳を夏油が使用した理由はなぜ?

嘱託式の帳を夏油が使用した理由を考察・イメージ画像

渋谷事変に向けて、特殊な帳を編み出した夏油。しかし、その帳をおろすには夏油自身も難しいものであり、帳にあまり労力をかけたくありません。そこで、自身の負担を軽減し、かつ特殊な帳をおろすことが出来る手段として、嘱託式の帳を選択したでしょう。嘱託式の帳は、戦の場で自身でおろすよりもより強力な結界を生み出すことができ、より戦闘に集中できるようになりました。

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帳の事例一覧

帳の事例を一覧で紹介・イメージ画像

「呪術廻戦」の帳は、多くは何かが見える一般人に向けたカモフラージュとして使用されています。一方、呪力に優れた者ならば、基本の帳に特殊な能力を付与したり、時には何重にも帳を展開するなど、高度な帳も見られます。さらに、嘱託式の帳を使えば、難易度の高い帳も代役を通じて発動できるでしょう。以下では、「呪術廻戦」から、特殊な能力が付与された帳の事例・3つを紹介します。

帳の事例①吉野順平の学校

いじめっ子の復讐のため、呪霊である真人と手を組んだ吉野順平。しかし、実際は真人に利用されていただけであり、映画館で起きた不可解な事件の調査に来た虎杖と対峙します。順平の通う里桜高校を舞台に戦いが勃発した真人と虎杖。真人は、外から入れるも、中から出られない特殊な帳をおろします。中に入った者の逃げ場を封じることで、戦いを有利に進めようとします。

一方、真人の駒として戦いを余儀なくされた順平は、操り人形のように扱われていました。その後、呪術を使って改造人間に仕立て上げられるも、順平が変化に耐え切れず死亡しました。順平の最期を目の当たりにした虎杖。彼を救えなかった後悔や怒りを糧に、巻き返しを図ります。そして、真人に強烈な一撃を放ち、真人を撃退しました。敗北した真人は虎杖を恨み、2人の長い戦いが始まりました。

帳の事例②京都姉妹校交流会

京都姉妹校交流会でおろされた組屋鞣造は、術式効果を優先させた特殊な帳となりました。外見は、すべての帳が下がり具合が中途半端であるものの、これで完成とみなされています。この帳は、五条悟の侵入を拒み、かつ全ての人が出入りできる高度なものです。組屋鞣造にこのような帳をおろすことができるのか、実はこの帳も嘱託式だったことが判明しています。

嘱託式の帳の主は羂索であり、呪力と言霊を込めた「基」の杭を組屋に託し、代わりに発動させた能力でした。一方、羂索が嘱託式の帳を繰り出した理由は、後の渋谷事変にて五条悟に通じるかどうかのテストをするためです。

帳の事例③渋谷事変

渋谷事変でおろされた帳は、「呪術廻戦」でもかなり大型の結界となりました。その規模は、半径約400mの4重構造で、帳ごとに異なる条件が付与された複雑な帳です。このように複雑かつ高度な帳にした理由は、五条悟を封印させるためでした。まず、1つ目の帳は、一般人の侵入に限定した帳であり、呪術師や補助監督の出入りには問題がありません。しかし、一般人は閉じ込められるというデメリットがあります。

四重構造の嘱託式の帳を発動する・イメージ画像

2つ目の帳は、1つ目の帳の内側にあり、呪術師を侵入させない、さらに打撃攻撃では壊すことが出来ない、強力な結界となっています。さらに、この「基」は渋谷Cタワーの屋上に打たれ、あえてリスクを上げることで強度を増強しました。3つ目の帳は、五条悟を封じ込めるための結界であり、2の帳の内側にあたります。ちなみに、ここの帳は五条以外の呪術師の侵入が出来ません。

そして、4つ目の帳は、1つ目と同じく一般人のみが侵入できる帳であり、五条悟の領域展開を封じ込めるための対策として張られました。万が一、領域展開した場合、非術師である一般人が領域に吸い込まれると廃人になる恐れがあります。また、呪霊だけを引き入れ、非術師を押し出して結界を破ろうしても、多くの犠牲が伴います。まさに、五条悟のためにおろされた特殊かつ強力な帳でしょう。

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嘱託式の帳に関する感想や評価

嘱託式の帳に関する感想や評価・イメージ画像

本来、帳は自身の能力に応じたものしかおろせないものの、他人の帳をおろすことを可能した手段が、嘱託式(しょくたくしき)の帳です。強い呪術師ほど、強力な帳をおろせると思いきや、能力を付与した帳をおろすことはある程度の手間がかかります。それらを解消する手段として嘱託式の帳が編み出されたでしょう。以下では、「呪術廻戦」の嘱託式(しょくたくしき)の帳に関する感想や評価を紹介します。

感想1:領域展開はできる?

結界のような役目ともいえる帳は、「呪術廻戦」において数名の呪術師しか習得していない領域展開とも似ているでしょう。今回取り上げたように、帳は術者本人の能力に応じて性能が大きく異なるも、嘱託式(しょくたくしき)の帳を託されれば、自身の能力を超える結界を代役として繰り出すことが叶です。一方、SNSでは、嘱託式の帳の実現から、領域展開も嘱託式による発動はできるのかという疑問が寄せられています。

感想2:帳を任せるには格上が良い

嘱託式(しょくたくしき)の帳は、代役に杭を打ってもらうことで自身の強力な帳をおろすことが可能である一方、杭を破壊されることで帳が解除されてしまいます。作中では、ダミーの杭が用意された戦いもあったものの、嘱託式の帳にも解除されるリスクは伴います。通常の帳よりは解除のリスクは低いものの、油断は禁物です。嘱託式の帳の杭を守る側にも、それなりの強さを持った呪術師を当てるべきとの意見も見られます。

感想3:高度な結界を張ることができる装置

力が弱い呪術師でも、杭と言霊によって強力な帳を生み出すことが可能な嘱託式(しょくたくしき)の帳。SNSでは、人を選ばず高度な結界を張れる装置とも称されており、発展性も感じさせる手段とも言われています。強力な帳をおろすための手間を省くため、夏油によって編み出された嘱託式の帳。結界の解除を防ぐだけでなく、代役に自身の帳をおろさせる有能性の高さが目を引くでしょう。

感想4:嘱託式の帳は未知の技術

帳に限らず、自分の術を代役を使って発動することはほぼ不可能なことです。しかし、夏油によってうみだされた、自身の帳を代役におろさせる技術は、まさに画期的なものだったでしょう。SNSでも、嘱託式(しょくたくしき)の帳は未知の技術だったとも言われています。嘱託式の帳のやり方はいたってシンプルであるものの、代役に自分の術を発動させるという新たな発想は、読者も驚かせたでしょう。

感想5:異質すぎるとの意見も

渋谷事変に向けて、夏油が編み出した嘱託式(しょくたくしき)の帳。仕組みだけをみれば、誰でもできそうな技術ですが、実際は高度な能力が必要ともみられるでしょう。ありそうでなかった設定や、使い方次第では非常に強力な武器にもなる嘱託式の帳は、異質とも評されています。果たして、その後の展開において、嘱託式(しょくたくしき)の帳を使う者は現れるのか、注目が集まっています。

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嘱託式の帳まとめ

「呪術廻戦」の嘱託式の帳まとめ・イメージ画像

「呪術廻戦」の嘱託式(しょくたくしき)の帳の能力、効果や仕組み、夏油が嘱託式の帳を使用した理由、帳の使用事例などをネタバレ紹介しました。呪術師の基本といえる技であり、任務を遂行するにあたり欠かせない能力である帳。呪術師ごとに帳の強度や付与される能力は異なります。また、嘱託式(しょくたくしき)の帳を使えば、代役に自身の帳を降ろさせることも可能であり、使い方次第では非常に有効・強力な手段です。

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