【ヒロアカ】死柄木弔は死亡した？チート過ぎる個性の覚醒や正体をネタバレ解説

ヒロアカの死柄木弔はデクを何度も苦しめてきた強敵でしたが、個性が覚醒し強すぎる力を得たことで、もはやビジュアル的にも人間とはかけ離れた存在となりました。そこで、ここからは死柄木弔のチート過ぎる個性の覚醒シーンや正体、過去、デクたちと戦ったその後を紹介していきます。それではまず、ヒロアカの作品情報から見ていきましょう。

『僕のヒーロアカデミア』は漫画家の堀越耕平（ほりこしこうへい）先生による少年漫画です。略称は「ヒロアカ」。2014年7月7日より『週刊少年ジャンプ（集英社）』にて連載されている漫画作品であり、2023年2月時点で全世界累計発行部数が8500万部以上の売り上げを誇るなど多くの人気を集めています。また、ボンズ制作によるテレビアニメも放送されており、2023年12月現在は第6期まで放送されています。

本記事で紹介する死柄木弔はヒロアカのUSJ襲撃事件編（第2巻～第3巻）にて初登場しました。高倍率の入学試験を突破し雄英高校への合格を果たした出久は、ヒーローを目指し1-Aクラスのクラスメイトとともに研鑽を積んでいました。そんな頃、平和の象徴であるオールマイトの抹殺を目論む敵（ヴィラン）連合が、「ウソの災害や事故ルーム（USJ）」で災害救助訓練授業中の1-Aの前に現れ…

• 名前：死柄木弔（しがらきとむら）
• 誕生日：4月4日
• 年齢：20歳
• 身長：175㎝
• 血液型：AB型
• 好きなもの：なし

ヒロアカの死柄木弔は敵（ヴィラン）連合のリーダーです。本名は志村転弧（しむらてんこ）。顔や体に複数の手を付けた不気味な見た目が特徴的です。平和の象徴であるオールマイトを「社会のゴミ」と呼び、ヒーロー社会を壊そうとしています。ヒーローに対して強い嫌悪感と憎しみを抱いているようです。

死柄木弔の個性は「崩壊」です。この個性は5本の指で触れた人やモノを粉々に壊すことができるというもの。

壊すと言っても対象に触れてすぐに壊れるというわけではなく、触れた部分からひび割れ、徐々にそれが広がって最終的に全体を粉々にするといった段階があります。また、通常個性は親から子へ遺伝するものですが、死柄木の個性は突然変異種であり、遺伝によって引き継がれたわけではありません。死柄木は5歳まで無個性でしたが、精神的に追い詰められて突発的に崩壊の個性が発現しています。

ヒロアカのヒーロー側とヴィラン側の頂上決戦にて、死柄木弔は肉体改造手術の影響により一瞬の隙を見せたことでデクたちに追い詰められています。では、死柄木弔は死亡したのか？ここからは死柄木弔は死亡したのか？という疑問に迫りつつ、彼の現在を考察していきます。

ヒロアカの漫画258話ではヒーローVSヴィランの全面戦争が勃発しています。ヴィラン側にスパイとして潜入していたホークスによって明らかとなったヴィランの居場所に向かったデクは、イレイザーヘッドや爆豪、エンディヴァー、焦凍とともに死柄木との戦いに身を投じました。一方、新たな複数の個性を手に入れてもなお満ち足りておらず、デクの持つワンフォーオールの個性を狙います。

しかし、最終的にヒーローたちに敗北。そして、死柄木が敗北した瞬間、死柄木の中からオールフォーワンの意志が現れて死柄木が飲み込まれそうになります。そこで死柄木は撤退し休養を取ることにしました。死柄木は肉体改造手術を施されたことで、超回復する能力も使うことができるため、デクたちからたたみかけられるように攻撃を浴びせられても死亡しませんでした。

実はヒーローVSヴィランの全面戦争の時点では死柄木への肉体改造手術が未完成だったため、オールフォーワンの個性は完全には定着していませんでした。そして、撤退し休養を取った死柄木は死柄木はオールフォーワンの意志と融合し、完全に別人格としてオールフォーワンが体の中にいるようになりました。

つまりパワーアップして復活したということです。デクはオールフォーワンの意志に飲み込まれそうになった死柄木に対して「助けを求めているように見えた」と話していることから、死柄木はデクによっての保護対象となっていることがうかがえます。そのためこれまで許されないおこないをしてきたために討伐対象となっていた死柄木でしたが、保護対象となったことで最終的にデクに救済されるという可能性があります。

一時的にヒーロー側に追い詰められ、死亡したかに思われた死柄木弔でしたが、死柄木の中にオールフォーワンの意志が目覚めたことでチート級の存在となりました。

ネット上では死柄木弔の個性の覚醒が強すぎるとの声があがっているのですが、果たして覚醒した個性はどの程度の強さを持つのでしょうか？ここからは死柄木弔の強すぎると言われる覚醒した個性について詳しく紹介しつつ、正体や家族、悲惨な過去、オールフォーワンとの関係を解説していきます。

死柄木弔の個性「崩壊」は五本の指全てが触れていなければ発動しません。しかし、異能解放戦線とヴィラン連合との戦いの中で壮絶な過去を思い出し、溢れ出る破壊衝動が抑えきらなくなったことによりついに個性が覚醒、5本の指全てが触れていなければ発動しないという制限が取り除かれました。つまり1本の指で触れるだけで崩壊が起こるようになったということです。

さらに、崩壊する者に連なるものも崩壊していくという「伝播する崩壊」の力に目覚めます。この強すぎる力は死柄木が触れたものに少しでも接触していると、崩壊が伝播してしまうため、「崩壊するものに触れない」「対象を浮かせておく」などの方法で防がなければなりません。ただ、死柄木は伝播する崩壊という強すぎる力に体が耐えきれませんでした。死柄木自身も負傷してしまうのです。

そこで、死柄木はオールフォーワンの側近であるドクターに肉体改造手術を施してもらうことにします。ドクターに肉体改造手術を施された死柄木は強すぎる力に耐えることができる肉体とオールフォーワンの力すべてを手に入れることとなりました。ちなみにオールフォーワンが奪った複数の個性は「サーチ」「超再生」「空気の放出」「電波の操作」です。

個性が覚醒しチート級の存在となった死柄木ですが、彼はオールフォーワンの口から志村奈菜の孫であることが明かされました。

しかし、死柄木は志村の名前を聞いても「誰だよ」と答えており、自分の正体を知らなかったようです。志村奈々はワン・フォー・オールの先代継承者の1人であり、オールマイトの師匠でした。志村には弧太郎という1人息子がいましたが、自分の夫が何者かに殺害されたため、危険なヒーローの世界から弧太郎（死柄木の父）を遠ざけるため里子へ出しました。

そして、生前の志村は弟子のオールマイトや友人のグラントリノに弧太郎には関わらないように話しているため、オールマイトたちは死柄木が志村の孫であると知らずに戦っています。そんな中でワンフォーオールから死柄木の正体を知らされたオールマイトは絶望し、ワンフォーオールに追い込まれてしまうこととなりました。

ヒロアカの漫画24巻・25巻に収録された『志村転弧：オリジン』では死柄木弔こと志村転弧について描かれています。前述したように志村奈々は危険なヒーローの世界から遠ざけるべく弧太郎を里子に出しましたが、大人になった弧太郎は奈菜の考えを理解できるようになっていたものの「母はヒーローとして人助けをしているのに自分は捨てられた」という考えを消すことはできませんでした。

この考えはいつしか「ヒーローは家族を不幸にする」という考えに変わります。その結果、家庭を持った弧太郎は家族間に「ヒーローの話しをしてはいけない」というルールを設けたのです。そのような家庭で育った志村転弧はヒーローに憧れていました。ある日、転弧は父・弧太郎の書斎で女性のヒーローと幼き日の父親の姿が写った写真を見つけます。

自分の祖母がヒーローであったことを知り、喜んでいた転弧でしたが、父に写真を見たことがバレてしまいます。転弧は激怒した父に殴られますが、家族はその様子を見ているだけで誰も助けてくれませんでした。そんな状況に絶望した転弧の中にある一つのある感情が芽生え、今の個性が発現します。その後、転弧は愛犬・モンちゃんをはじめ、姉・華や母親、祖父母、父親に触れて殺害してしまいました。

家族と家を崩壊させ、行く当てもなくフラフラと街を歩いていた転弧に手を差し伸べたのがオールフォーワンでした。オールフォーワンに手を差し伸べられ付いていってしまった転弧は、自身の死柄木という名字と弔という名前を与えられます。さらに、オールフォーワンは転弧に、「怒りや悲しみといった負の感情を風化させないために、肌身離さず持ち歩きなさい」と、彼が壊してしまった「家族の手」をプレゼントしました。

• 名前：内山昂輝（うちやまこうき）
• 出身地：埼玉県
• 生年月日：1990年8月16日
• 年齢：33歳
• 職業：声優、俳優

ヒロアカのアニメにて死柄木弔の声を務めたのは、芸能事務所「劇団ひまわり」所属の内山昂輝さんです。内山昂輝は2001年より活動を開始している声優で、主にアニメ、ゲーム、吹き替えなどを中心に活動しています。デビュー作は『A.I.』です。1993年より俳優としても活動していたため、声優デビュー後は役者と声の仕事を平行して活動するようになりました。そして、2005年に『キングダムハーツⅢ』のロクサス役で注目を集めています。

• 2008年～：ソウルイーター（ソウル＝イーター役）
• 2010年～：屍鬼（結城夏野役）
• 2011年～：遊☆戯☆王ZEXAL（天城カイト役）
• 2012年～：メタルファイト ベイブレード ZEROG（火竜院忍役）
• 2013年～：神さまのいない日曜日（アリス・カラー役）
• 2014年～：ハイキュー!!（月島蛍役）
• 2014年～：ばらかもん（木戸浩志役）
• 2015年～：六花の勇者（ゴルドフ役）
• 2016年～：バッテリー（原田巧役）

• 2016年～：ユーリ!!! on ICE（ユーリ・プリセツキー役）
• 2017年～：Fate/Apocrypha（シロウ・コトミネ / 天草四郎時貞役）
• 2018年～：ヴァイオレット・エヴァーガーデン（べネディクト・ブルー役）
• 2019年～：鬼滅の刃（累役）
• 2020年～：呪術廻戦（狗巻棘役）
• 2021年～：月とライカと吸血姫（レフ・レプス役）
• 2022年～：ブルーロック（糸師凛役）
• 2022年～：黒の召喚士（ケルヴィン役）
• 2023年～：山田くんとLv999の恋をする（山田秋斗役）
• 2024年～：即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。（高遠夜霧役）

ここまで死柄木弔の強すぎる個性の覚醒や正体、デクたちとの戦いのその後、アニメ声優を紹介してきました。では、最後に死柄木弔に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では死柄木の死亡説や死亡フラグ、覚醒した個性、強さに関する声があがっていました。

ヒロアカに登場する死柄木弔の強さに関する声があがっています。こちらでは死柄木の強さを「チート過ぎる」と高評価されているようです。ほかにも死柄木に対して「チート」との声があがっていることから、多くの読者に死柄木の実力が高評価されていることがうかがえます。

ヒロアカに登場する死柄木弔の死亡説に関する声があがっています。どうやら読者の間では死柄木の死亡説が浮上しているようです。果たして何がきっかけで死柄木の死亡説が囁かれるようになったのでしょうか？

ヒロアカに登場する死柄木弔の強さに関する声があがっています。こちらでは死柄木の覚醒した個性に対して強すぎるという印象を持たれているようです。

また、死柄木に死亡フラグが立っていると言われています。死柄木は個性が覚醒しチート級の存在となったのですが、そのような死柄木になぜ死亡フラグが立っているのでしょうか？死柄木の死亡フラグに興味のある方は、死柄木の正体や過去、活躍シーンに注目してみると良いかもしれません。

本記事では死柄木弔のチート過ぎる個性の覚醒や正体、死亡説、デクたちとの戦いなどををネタバレを含めて解説してきました。ヒーロー側とヴィラン側の頂上決戦における死柄木は、最終的にデクたちに追い詰められるものの死亡はしません。むしろ個性が覚醒したことによりチート級の存在となっています。今後は強すぎる個性を駆使してデクたちを苦戦させることでしょう。今後も死柄木弔の動向には目が離せません。