【ワンピース】FILM REDの時系列がおかしい？映画と本編の関係・疑問点を考察

「時系列がおかしい？」「劇場版と本編の関係は？」という疑問を考察する前に、まずは「ワンピース」の基本情報を紹介していきます。ワンピースは1997年から連載されている漫画で、2023年11月時点でコミック107巻が刊行されています。「FILM RED」は2022年に公開された映画で、全世界の興行収入が319億円を突破しました。

ワンピースの「FILM RED」は、劇場版第15作目です。音楽の島「エレジア」では、世界的な人気を誇るウタのライブが開催されようとしており、麦わらの一味が島を訪れました。また、クラゲ海賊団がウタを誘拐しようとする騒動が起き、ルフィとウタは幼馴染の関係であることが判明します。その後、ウタの危険な計画が動き始め、シャンクスが大頭を務める赤髪海賊団が姿を見せました。

ここからは、「フィルムレッドの時系列がおかしい？」という疑問を考察していきます。フィルムレッドは大ヒットした劇場版ですが、鑑賞者からストーリーを疑問視する意見が挙がりました。劇場版と本編の関係や、キャラクターの能力に関する情報をまとめていきます。

ワンピースの劇場版「フィルムレッド」の時系列は明言されていません。ワノ国編の終盤では、ルフィが四皇の1人になっていますが、劇場版ではモブキャラクターが「5番目の皇帝？」と発言しているため、「フィルムレッドはワノ国編の前」という意見が挙がっています。また、キャラクターの言動に整合性が無いため、「フィルムレッドはパラレルワールド」という意見も挙がっています。

ワンピースの「閻魔」は、ゾロがワノ国で入手した刀です。光月おでんの愛刀でしたが、死後に光月日和に託され、ワノ国編でゾロに渡されました。劇場版のフィルムレッドは、ワノ国編の前のストーリーと予想されているため、鑑賞者から「時系列がおかしい」という意見が挙がっています。また、漫画はワノ国編の佳境に入っていたため、ワノ国編の後のストーリーとして描かれた可能性もあります。

ワンピースのゼウスは、ビッグ・マムが魂を分けたホーミーズです。ホールケーキアイランド編では、ビッグ・マムの命令を受けて麦わらの一味を攻撃していましたが、ワノ国編でナミの相棒になりました。劇場版のフィルムレッドは、ワノ国編の前のストーリーと予想されているため、「ゼウスがナミの相棒になっていることがおかしい」という意見が挙がっています。

ワンピースの本編のワノ国編では、ルフィがギア5を覚醒させています。ギア5は「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」で、ルフィが「最高地点」と話していた能力です。映画はワノ国編の前のストーリーと予想されていますが、終盤で一瞬だけギア5が描かれていたため、「映画は時系列がおかしい」という意見が挙がっています。

ギア5が描写されたことで「映画は時系列がおかしい」と言われていますが、ギア5が描かれたのは一瞬だけです。そのため、本編の描写が完全な覚醒で、映画は完全な覚醒を成す前のルフィの姿という意見が挙がっています。また、映画が放映された時点でギア5の存在が明らかになっていたため、映画を盛り上げるために本編を無視した可能性があります。

ワンピースのビッグ・マムは、ビッグ・マム海賊団の船長を務めているキャラクターです。ワノ国編では、キッド、ローと戦っており、敗北した後にマグマに落ちました。ビッグ・マムの登場で「映画はワノ国編の前のストーリーであること」が分かりますが、ゾロの閻魔やナミのゼウスの描写で時系列に矛盾が生じています。

ワンピースの映画では、麦わらの一味と赤髪海賊団が共闘しています。そのため、ルフィとシャンクスが再会していますが、本編で「再会を感じさせるセリフ」は書かれていないため、「映画はパラレルワールド」という意見が挙がっています。

ワンピースのジンベエは、「海侠のジンベエ」の異名を持つキャラクターです。過去に「タイヨウの海賊団」の2代目船長を務めており、初登場時点では王下七武海の1人に数えられていました。本編のジンベエはワノ国編で麦わらの一味の仲間になっており、映画はワノ国編の前のストーリーと予想されているため、「映画は時系列がおかしい」という意見が挙がっています。

映画のフィルムレッドは2022年8月に公開されており、公開時点の原作漫画ではジンベエが仲間になっていました。ジンベエは優れた戦闘能力を持つキャラクターのため、映画を盛り上げるために時系列を無視した可能性があります。「ジンベエの加入」「ビッグ・マムの生存」がパラレルワールドを示すという意見も挙がっています。

ワンピースのヤマトは、四皇のカイドウの娘です。性別は女性ですが、光月おでんに憧れていることで男性を自称しています。初登場はワノ国編で、映画には登場していないキャラクターのため、「映画はワノ国編の前のストーリー」という意見が挙がっています。また、登場必須のキャラクターではないため、ヤマトの存在は関係ないという意見も挙がっています。

ワノ国編の連載中には、「ヤマトは麦わらの一味の仲間になる」という説が浮上していました。前述したように、映画には新しい仲間のジンベエが登場しているため、ヤマトが登場しなかったことには、「ヤマトは仲間にならない」という意味が含まれていた可能性があります。

「フィルムレッドの時系列がおかしい？」「本編と劇場版の関係は？」という疑問を見た後は、麦わらの一味の航海日数を考察していきます。白ひげとシャンクスの会話や、麦わらの一味の誕生日の情報をまとめていきます。

ワンピースは月日の記載が無いため、麦わらの一味の明確な航海日数は不明です。物語序盤には、スモーカーが「22年前にロジャーが処刑された」と言っており、白ひげと対面していたシャンクスから「22年経った」という言葉が出ています。そのため、ローグタウンからエニエス・ロビー編では、ルフィが航海に出て1年未満であることが分かりました。

ワンピースのシャボンディ諸島編では、サンジが「ロジャーは22年前に処刑された」と言っています。その後、麦わらの一味は各地で離れ離れになり、2年後の世界で再会しました。そのため、2年間の修行が始まる前には、1年も経過していなかったと予想されています。また、海賊たちは過酷な航海を行っていますが、順調に進めば約1年でラフテルに到達できる可能性があります。

麦わらの一味には誕生日が設定されていますが、作中で誕生日を祝う描写はされていません。また、初登場から2歳しか年齢が増えていないため、2年間の修行を除いた場合には1年未満しか月日が経っていないことが分かります。

「フィルムレッドの時系列がおかしい？」「本編と劇場版の関係は？」という疑問を考察した後は、ワンピースに登場した麦わらの一味のメンバーを一覧で紹介していきます。ワンピースはキャラクター人気が高い作品で、麦わらの一味がかっこいいという意見が挙がっています。メンバーのプロフィールと年齢を一覧でまとめていきます。

チョッパーは麦わらの一味の船医で、「わたあめ大好きチョッパー」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は15歳で、2年後の世界で17歳になりました。「ヒトヒトの実」を食べている悪魔の実の能力者で、2023年11月時点ではモデルは不明です。

ウソップは麦わらの一味の狙撃手で、「ゴッド・ウソップ」「狙撃の王様」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は17歳で、2年後の世界で19歳になりました。「緑星」という武器を使用しており、ドレスローザ編で見聞色の覇気を発現しています。

ルフィは麦わらの一味の船長で、「麦わらのルフィ」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は17歳で、2年後の世界で19歳になりました。「ゴムゴムの実」の能力者と思われていましたが、ワノ国編で動物系幻獣種の「ニカ」を覚醒させています。

ナミは麦わらの一味の航海士で、「泥棒猫」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は18歳で、2年後の世界で20歳になりました。「魔法の天候棒」という武器を所持しており、相棒のゼウスの能力を使用しています。

ゾロは麦わらの一味の戦闘員で、「海賊狩り」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は19歳で、2年後の世界で21歳になりました。独自の剣術である三刀流を使用しており、ワノ国編では和道一文字と三代鬼徹、閻魔を所持しています。

サンジは麦わらの一味の料理人で、「黒足」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は19歳で、2年後の世界で21歳になりました。師匠のゼフから足技を継承しており、ワノ国編で外骨格を発現させてパワーアップしています。

ロビンは麦わらの一味の考古学者で、「悪魔の子」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は28歳で、2年後の世界で30歳になりました。「ハナハナの実」の能力者で、革命軍に滞在していた時に魚人空手と竜爪拳を教わっています。

フランキーは麦わらの一味の船大工で、「鉄人」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は34歳で、2年後の世界で36歳になりました。自身の体を改造しているサイボーグで、腹部に取り込んだコーラをエネルギー源にしています。

ジンベエは麦わらの一味の操舵手で、「海峡のジンベエ」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は44歳で、2年後の世界で46歳になりました。魚と会話する能力を持っており、戦闘では魚人空手を使用しています。

ブルックは麦わらの一味の音楽家で、「ソウルキング」の異名を持つキャラクターです。初登場した時の年齢は88歳で、2年後の世界で90歳になりました。過去に一度死亡していますが、「ヨミヨミの実」の能力で復活したことが分かっています。また、死亡から復活で約1年が経過したため、発見された時に体が白骨化していました。

「フィルムレッドの時系列がおかしい？」「本編と劇場版の関係は？」という疑問を考察した後は、ワンピースに関する感想をまとめていきます。ワンピースは漫画とアニメ、劇場版の全てが大ヒットしているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で時系列を考察したフィルムレッドに関する感想をまとめていきます。

本記事で考察したように、本編と映画には整合性が取れない部分があるため、「フィルムレッドの時系列が気になる」「時系列がおかしい」という感想が挙がっています。また、「パラレルワールドとして見たら面白い」という感想も挙がっています。

ジンベエは人気キャラクターのため、「フィルムレッドでジンベエが仲間になっていることが面白い」という感想が挙がっています。また、ワンピースの原作漫画は完結が近いため、「最後の映画でワノ国編のキャラクターを登場させてほしい」という感想も挙がっています。

ワンピースの映画では、麦わらの一味と赤髪海賊団の共闘が描かれているため、「赤髪海賊団との共闘が熱い」という感想が挙がっています。また、ウタは人気キャラクターになっているため、「本編でウタを登場させてほしい」という感想も挙がっています。

本記事では、「フィルムレッドの時系列がおかしい？」「本編と映画の関係は？」という疑問を考察していきました。フィルムレッドは時系列がおかしいと言われていますが、興行収入319億円の大ヒットを記録しているため、鑑賞者からは面白いという意見が多く挙がっています。フィルムレッドを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。