怪獣8号がエヴァのパクリ疑惑で炎上?漫画80話のシーンなど似てる点を比較

「怪獣8号」は、「新世紀エヴァンゲリオン」絡みで炎上したことがあります。同作品は、テレビアニメ化されるほどの大ヒットを記録中ですが、「エヴァのパクリではないか?」という意見も多いといわれており、賛否両論を呼んできました。この記事では、怪獣8号がエヴァのパクリなのかについて考察します。怪獣8号の炎上について、原作漫画80話の四ノ宮キコルのシーンがエヴァの惣流(式破)・アスカ・ラングレーに似てる点などを比較していきます。

怪獣8号がエヴァのパクリ疑惑で炎上?漫画80話のシーンなど似てる点を比較のイメージ

目次

  1. 怪獣8号とは?
  2. 怪獣8号がエヴァのパクリで炎上?似てる点を比較考察
  3. 怪獣8号のエヴァのパクリでコメント欄が荒れた?
  4. 怪獣8号がつまらないといわれる理由
  5. 怪獣8号に関する感想や評価
  6. 怪獣8号のエヴァのパクリ説や炎上まとめ

怪獣8号とは?

「怪獣8号」とは、少年ジャンプ+を代表する漫画の一つといわれています。同作品は、テレビアニメ版の放映が予定されるほどの人気を獲得している一方で、度々「新世紀エヴァンゲリオン」のパクリだと炎上騒ぎが起きていました。この記事では、怪獣8号の炎上にスポットを当てます。原作漫画第80話の四ノ宮キコルのシーンがエヴァの惣流(式破)・アスカ・ラングレーに似てる点などを、怪獣8号とエヴァを比較して紹介します。

怪獣8号の漫画の概要

怪獣8号は、タイトルの通り怪獣が登場するバトルアクション漫画です。同作品は、少年ジャンプ+にて2020年7月3日より連載スタートしました。2023年12月現在連載中で、毎週金曜日更新と謳われていますが、描き溜めがなくなったとのことで更新ペースは落ちています。怪獣8号のコミックスは既刊10巻で、累計発行部数が全世界で1100万部を突破しました。

怪獣8号の原作者は、「ねこわっぱ!」や「ポチクロ」を描いた松本直也です。また、怪獣8号は原作漫画のミリオンセラーを受けて、2022年8月にテレビアニメ化がアナウンスされました。2024年4月より放映開始とのことで、2023年8月には最新ヴィジュアルが公開されています。

怪獣8号のあらすじ

怪獣8号の舞台は、怪獣が跋扈して人々の生活を脅かしている「怪獣大国」と呼ばれる日本です。主人公の日比野カフカは、幼少期に住んでいた町を怪獣に破壊されており、幼馴染の亜白ミナと怪獣を全滅させる約束をしていました。ところが、日本防衛隊の隊員になれたのはミナだけで、カフカは夢破れてしまいます。32歳になった彼は、モンスタースイーパーという怪獣死体の解体業者に就職していて、鬱屈した日々を過ごしていました。

怪獣8号 1/松本 直也 | 集英社 ― SHUEISHA ―

怪獣8号がエヴァのパクリで炎上?似てる点を比較考察

炎上 イメージ画像

松本直也原作の怪獣バトル漫画の怪獣8号は、原作漫画が大ヒットしてテレビアニメ化されるほどの作品でありながら、「新世紀エヴァンゲリオンのパクリ」と言われて炎上することが多いとのことです。特に、四ノ宮キコルと惣流・アスカ・ラングレーに似てる所が多いとされ、パクリか否かの検証をするファンも多数見受けられました。この章では、怪獣8号の炎上について、エヴァと似てる点などを比較しながら考察紹介していきます。

パクリ説①作者はエヴァが好き

新世紀エヴァンゲリオンは、1995年から1996年にかけて放映されたテレビアニメです。原作と総監督を庵野秀明が務め、彼の代表作として認知されてきました。エヴァは放映開始直後から、謎と伏線を孕んだストーリー展開と貞本義行デザインの美少女キャラクターで話題となり、真の結末が映画化されるほどのブームを巻き起こしたのです。エヴァの人気は衰えることを知らず、2000年代から2020年代にかけて新劇場版が公開されました。

怪獣8号の原作者松本直也は、年齢非公表ですが、経歴からエヴァの旧作をリアルタイムで観ていたと推察されています。実際に彼は、ダ・ヴィンチ2021年10月号のインタビューにて、エヴァの大ファンであることを公言しており、怪獣8号にもエヴァの影響があると語っていました。このことから、「怪獣8号はエヴァのオマージュでパクリではない」と力説するファンも多く、彼らにとって怪獣8号の炎上騒ぎは不本意だとされています。

パクリ説②アニメの怪獣デザインはスタジオカラーが担当

炎上することが多いといわれる怪獣8号がテレビアニメ化されることは、先述しました。アニメ版の制作は、Production I.Gが行うことが決定します。同プロは、タツノコプロの流れを汲む会社であり、タツノコプロはエヴァの制作に関わっていることから、「怪獣8号の作画がエヴァと比較されるのではないか」という意見もあり、アニメ版が放映されるとまたぞろ炎上する可能性もあると危惧しているファンも見受けられました。

また、怪獣8号の怪獣デザインとワークスを、スタジオカラーが担当することも発表されました。スタジオカラーとは、エヴァの生みの親である庵野秀明が代表取締役社長を務める会社で、こちらはエヴァの旧作を制作したガイナックスの流れを汲んでいます。スタジオカラーは、エヴァの新劇場版を大ヒットに導いた一方で、「竜の歯医者」や「オチビサン」などのテレビアニメ作品も手がけていました。

スタジオカラーが怪獣8号のテレビアニメ版に携わっていることから、怪獣8号の多くのファンが安堵しているといわれています。スタジオカラーがエヴァのパクリとされる漫画のアニメ化に関わる可能性が、限りなく低いからです。しかし、逆に怪獣8号とエヴァが比較されるようになることは必至であり、原作漫画を知らない人たちの間で再度炎上騒ぎが起きる可能性も示唆されました。怪獣8号のテレビアニメ版の放映が、待たれます。

パクリ説③10巻80話のシーンのキコルとアスカの背景

一部のエヴァのファンが、怪獣8号とエヴァを比較して似てる点が多いと声を上げ、その結果炎上になったことがあるとのことです。最も比較対象になっているのが、怪獣8号の四ノ宮キコルとエヴァの惣流(式破)・アスカ・ラングレーでした。エヴァのアスカは、メインキャラクターの一人であり、セカンドチルドレンとしてエヴァンゲリオン2号機に搭乗します。アスカは日本人とドイツ人のハーフで、帰国子女の14歳少女です。

怪獣8号の四ノ宮キコルは、日本防衛隊に所属する16歳の少女で、カフカや市川レノの同期でもあります。彼女は、16歳にしてカリフォルニア討伐大学を飛び級首席で卒業していて、防衛隊期待の新人として描かれていました。キコルは、父親に影響されて常に完璧であることに異常なこだわりを持っています。そのように逸材である彼女ですが、怪獣8号の第80話では、怪獣15号の精神攻撃を受けて母親の影を追い求めていました。

エヴァのアスカは、第15使徒アラエルの精神攻撃を受けて、その結果一時的に廃人状態になったことがあります。キコルとアスカを比較すると、その境遇から第80話に至るまで似てる点が多く、炎上騒ぎの要因になりました。さらに、敵を比較しても、「怪獣15号」と「第15使徒」と似てる部分が多いのです。こうして、怪獣8号はヱヴァによく似てると炎上を巻き起こしたのですが、エヴァのオマージュと擁護する意見も見られました。

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怪獣8号のエヴァのパクリでコメント欄が荒れた?

パクり イメージ画像

少年ジャンプ+の看板作品の一つだと評される怪獣バトルアクション漫画の怪獣8号は、エヴァのオマージュやパクリなど、賛否両論を巻き起こして炎上した作品として知られています。実際に、怪獣8号のキコルとエヴァのアスカなど、似てる点が多く見られました。前章では、怪獣8号の炎上騒ぎの要因について、エヴァと比較考察しましたが、この章では怪獣8号の炎上を同作品のコメント欄を見ることでさらに深堀していきます。

考察①エヴァに言及しているコメントが優先的に削除された?

怪獣8号の炎上騒ぎを象徴するものの一つに、同作品のコメント欄がありました。怪獣8号の第80話が少年ジャンプ+に掲載されると、「エヴァのパクリだ」や「キコルとアスカの似てる点が多過ぎる」など批判のコメントが多く寄せられたとのことで、炎上の一つの要素となったのです。こうした批判の意見は収まることがなく、少年ジャンプ+の編集部がある対策を講じました。

それは、炎上につながる「怪獣8号はエヴァのパクリ」というコメント、そしてそれに類似したコメントの削除です。そして、これだけでは不十分だと感じたようで、「エヴァ」と「アスカ」という言葉をNGワードに設定する措置も行いました。こうしたNGワード設定は、第80話以外にも行われているようで、2023年になって以降もSNSでそれらの言葉を書き込んで検証する人が見られます。

このような書き込み削除やNGワード設定を、「炎上騒ぎを未然に防げる」と高評価するファンもいれば、「他の場所での書き込みが活発化するだけで根本的な解決にならない」と否定する人もいて、怪獣8号のコメント欄の行方も注目されているのです。

考察②65話のコメント欄でもコメントが削除された?

怪獣8号では、第80話以前にも炎上らしい騒ぎが起きたことがありました。それは、第65話です。この回のコメント欄も荒れて炎上状態になったとのことで、実に652個のコメントのうち647個のコメントが削除されました(2022年6月当時)。第65話は、カフカがレノが6号兵器の適合者に選ばれたことに対して、「駄目だそんなの」とおよそ32歳の男性とは思えない子供じみた言動や態度を見せたことで、ファンの顰蹙を買っています。

さらに怪獣8号の漫画について遡ると、第54話のコメント欄も荒れたことが判明しています。この回では、キコルが「強くなりたい」と泣きながら絶叫したシーンや、ストーリー展開の不味さなどが指摘されて炎上状態となり、400件以上あったコメントが削除されました(2022年1月当時)。このような、コメント欄の削除を、逆効果だと感じているファンが多いとのことです。

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怪獣8号がつまらないといわれる理由

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テレビアニメ版の放映が2024年4月に予定されている怪獣8号の原作漫画は、大ヒットを記録している一方で、「つまらない」という感想も多く見られるといわれています。また、「第1話はとても面白かったのに、ストーリーが進展するごとにつまらなくなっている」との意見も寄せられました。なぜ、このような評価がなされているのでしょうか?この章では、怪獣8号がつまらないといわれる理由を、三項目に分けて取り上げます。

理由①怪獣9号の存在が謎すぎる

怪獣8号に登場するキャラクターの中で、最も謎だとされているのが怪獣9号です。しかも、単純な謎ではなく、「謎過ぎる」という意見も多く見られました。怪獣9号は、同作品の敵キャラでありながら、存在理由や目的が全く明かされておらず、ファンの間で「何のためにいるのかわからない」とまで酷評されています。多くの読者が、「早く怪獣9号の正体を明かしてほしい」と願っているとのことです。

理由②主人公がキモい

怪獣8号の主人公の日比野カフカは、32歳の中年男性です。彼は、主人公とは思えないほど鬱屈した気持ちを抱えた人物であり、彼の成長が作品の見どころとなってきました。ところが、先述したように子供っぽい言動や態度を見せることも多く、「キモイ」と低評価するファンも増えているとのことです。さらに、年齢が一回り以上違う四ノ宮キコルが、彼に想いを寄せる展開をキモイと感じる人も多いといわれています。

理由③カフカの正体がバレるのが早い

日比野カフカは、第1話で謎の生物に浸食されたことで、怪獣化されました。そして、怪獣8号と呼ばれることになります。彼が正体を市川レノに知られてしまうのは第1話であり、「お約束の展開を打破した」と高評価されましたが、「あまりにも正体がバレるのが早過ぎてつまらない」という意見も見受けられました。

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怪獣8号に関する感想や評価

この章では、怪獣8号に関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。炎上騒ぎが起きたことでも知られる同作品は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、怪獣8号の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の初期を読み返したとのことで、今は今で面白いけれども、力のないおっさんが知識を用いて奮闘している初期はとても良いという感想を持っています。

こちらは、怪獣8号を考察していると思われる方のツイートです。同作品について、初期は地味な生活を強いられてきたおっさんが夢に向かって再挑戦する様子が面白かったのに、現在も面白いけれども路線がブレたという感想をつぶやいていました。

こちらは、エヴァの大ファンだと思われる方のツイートです。怪獣8号について、エヴァとの類似点が見られる場合、事前に担当編集者が指摘するべきだとつぶやいていました。

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怪獣8号のエヴァのパクリ説や炎上まとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、怪獣8号についてエヴァと似てる点や炎上を中心に特集してきました。同作品は、テレビアニメ版の放映が控えていることで、注目されているとのことです。是非一度、怪獣8号の漫画を読んでください。

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