【呪術廻戦】さしす組とはどんなトリオ？原作漫画のエピソードや名前の由来は？

さしす組のプロフィールと名前の由来を見る前に、まずは「呪術廻戦」の基本情報を紹介していきます。呪術廻戦は2018年から連載されている漫画が原作で、2023年10月にコミック24巻が刊行されました。2022年からは舞台が公演されており、「はじめの一歩」「桐島、部活やめるってよ」「マイホームヒーロー」などの作品に携わっている喜安浩平が脚本を担当しています。

呪術廻戦では、呪術師と呪霊の戦いが描かれています。虎杖悠仁は普通の高校に通っていましたが、「両面宿儺の指」を飲み込んで器になり、五条悟の計らいで呪術高専に入学しました。また、同級生の伏黒恵、釘崎野薔薇と出会い、物語序盤に少年院の任務を受けています。渋谷事変では、五条悟が封印される騒動が起きており、両面宿儺に肉体を支配された虎杖悠仁が大勢の人間を殺害しました。

ここからは、「呪術廻戦のさしす組とはどんなトリオ？」という疑問をまとめていきます。呪術廻戦はキャラクター人気が高い作品のため、読者から「さしす組の関係が好き」という意見が挙がっています。さしす組のプロフィールと名前の由来をまとめていきます。

呪術廻戦のさしす組とは、五条悟と家入硝子、夏油傑の3人を指す名称です。「悟/さ」「硝子/し」「傑/す」という名前のため、頭文字が名称の由来であることが分かります。また、虎杖悠仁と伏黒恵、釘崎野薔薇の「植物組」は植物の名前が由来のため、呪術廻戦の作者はキャラクターの名前にこだわりを持っていると予想されています。

2019年には、アニメきっかけで「鬼滅の刃」が大ヒットしており、後に続く形で呪術廻戦も大ヒットしました。鬼滅の刃では、「五感組」「かまぼこ隊」などのグループが出来ているため、呪術廻戦も鬼滅の刃の影響でグループの名前ができたと予想されています。五条悟と夏油傑のコンビ名は「最強同期」で、特級呪術師の階級が名前の由来と言われています。

作者の芥見下々は岩手県出身で、2014年から活動を行っている漫画家です。岩手県には、「五条丸という地域」「夏油高原スキー場」「サハラガラスパーク」があるため、地域や施設がさしす組の名前の由来の可能性もあります。

呪術廻戦の五条悟とは、呪術高専東京校1年の担任を務めているキャラクターです。日本に存在する4人の特級呪術師の1人で、他の呪術師とは別格の強さを持つため、「現代最強の呪術師」として知られています。年齢は29歳で、酒を飲めないことで苦手なものにアルコールを挙げています。また、保身に塗れた上層部を嫌っており、強い呪術師を育てて呪術界を変えようとしています。

五条悟の「無下限呪術」とは、収束する無限を現実にする術式のことです。自身に対する攻撃の無効化が可能で、原子レベルの緻密な呪力操作が必要です。また、緻密な呪力操作で脳が焼き切れているため、反転術式を同時に発動していることが分かりました。五条悟は生まれながらに「六眼」という特殊な眼を持っており、初見の術式を見ただけで読み解くことが可能です。

五条悟は「術式順転の蒼」「術式反転の赫」を使用しており、2つを組み合わせて「虚式 茈」を発動しました。茈は五条家の奥義で、仮想の質量を高速で押し出す技です。交流戦では、虎杖悠仁と東堂葵が特級呪霊に苦戦を強いられていましたが、五条悟が茈で特級呪霊の半身を消滅させました。また、五条悟の領域展開は「無量空処」で、無量空処には「無限回の知覚と伝達を強制する」という効果があります。

呪術廻戦のアニメでは、声優の中村悠一が五条悟の声を演じています。中村悠一は2001年から声優活動を行っている人物で、これまでに「機動戦士ガンダム00」「マクロスF」「CLANNAD-クラナド-」などの作品に出演しています。また、呪術廻戦の作者は「五」の数字が好きで、数字が五条悟の名前の由来と言われています。

呪術廻戦の家入硝子とは、呪術高専東京校の医師を務めているキャラクターです。長い髪と右目の泣きボクロが特徴で、10代の頃から喫煙者のため、学生服を着たまま喫煙する姿が描かれています。学生時代は朗らかな性格をしていましたが、目の下にクマができるほどの多忙な日々を送っているため、本編では気だるい雰囲気の女性になっています。

呪術廻戦の家入硝子は、反転術式を使用できるキャラクターです。反転術式は「負のエネルギーの呪力を掛け合わせて正のエネルギーを作る技術」で、人間の治癒が可能です。1級呪術師でも難しい技術ですが、家入硝子は学生時代から反転術式を使用できることが分かっています。また、五条悟ができない「他者の治癒」も可能のため、医療面では天才的な能力を持っています。

家入硝子の階級は不明で、領域展開を使用する姿は描かれていません。プライベートでは酒を趣味にしており、公式ノベライズでは五条悟、伊地知潔高と飲みに行く姿が描かれています。また、先輩の庵歌姫と仲が良いため、渋谷事変が始まるまでは庵歌姫の勧めで禁煙していました。

呪術廻戦のアニメでは、声優の遠藤綾が家入硝子の声を演じています。遠藤綾は2002年から声優活動を行っている人物で、これまでに「マクロスF」「らき☆すた」「デート・ア・ライブ」などの作品に出演しています。家入硝子の名前の由来は不明で、高専卒業後に医師免許を取得したことが分かりました。

呪術廻戦の夏油傑とは、日本に4人しかいない特級呪術師の1人です。長い黒髪が特徴的で、大きな耳にはピアスを着けています。また、常に朗らかな笑顔を浮かべていますが、五条悟と同様に歪んだ部分があるため、家入硝子から「クズ共」と呼ばれています。呪術高専東京校に所属する呪術師として活躍していましたが、村人を殺して呪術高専から離反したことで呪詛師になりました。

呪術廻戦の夏油傑は、「呪霊操術」という術式を使用しているキャラクターです。呪霊操術は「降伏した呪霊を取り込み操る術式」で、2級以上の差がある呪霊は無条件で取り込める特徴があります。原作漫画で乙骨憂太のエピソードが描かれた際には、6000体以上の呪霊を取り込んでいたため、呪霊を使った「極ノ番 うずまき」という奥義を使用していました。

夏油傑は過去エピソードで死亡していますが、本編では肉体を支配された状態で再登場しています。また、領域展開は使用していませんが、特級呪霊を取り込むほどの強さを持つため、領域展開を使用できた可能性があります。学生時代は「呪術は弱者を守るためにある」と考えていましたが、天内理子の一件から考えを変えました。

呪術廻戦の作者は、「夏油傑にはいまいち感情移入できなかった」とコメントしています。九十九由基が呪術高専を訪れた際には、五条悟と会話をする予定でしたが、感情移入できないことで夏油傑との会話になったことが分かっています。また、夏油傑は非術師を「猿」と呼んでいるため、バレンタインデーに「猿からの贈り物」と書かれたチョコレートが届いたようです。

呪術廻戦のアニメでは、声優の櫻井孝宏が夏油傑の声を演じています。櫻井孝宏は1996年から声優活動を行っている人物で、これまで「物語シリーズ」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「おそ松さん」などの作品に出演しています。夏油傑の名前の由来は「夏油高原スキー場」で、五条悟との関連性を持たせるために五条袈裟を着せたことが分かっています。

プロフィールと名前の由来を見た後は、呪術廻戦の原作漫画で描かれたさしす組のエピソードを紹介していきます。呪術廻戦の主人公は虎杖悠仁ですが、物語途中にさしす組の視点のエピソードが描かれました。天内理子が殺害された理由や、夏油傑が闇落ちした理由を解説していきます。

日本には4人しか特級呪術師がいないため、2人の特級呪術師が存在する五条悟の世代は異例です。また、五条悟と夏油傑はコンビで行動しているため、2人のコンビは名実共に最強です。家入硝子も2人と仲が良いですが、前線で戦える術式は持っていないため、基本的に任務には参加していないことが分かっています。

天元は呪術界の要で、不死の術式を持っていますが、定期的に人間と融合する必要があります。天元と融合する人間は「星漿体」と呼ばれており、五条悟の過去エピソードでは天内理子が星漿体に選ばれました。また、天元の融合を良く思わない組織が存在していたため、五条悟と夏油傑が天内理子護衛の任務に就いています。天元は日本全国の結界を常時発動しており、九十九由基の言葉で性別は女性であることが分かりました。

各組織は天内理子暗殺のための暗殺者を送り込んでおり、五条悟と夏油傑が暗殺者と戦っています。伏黒甚爾は暗殺者の1人ですが、すぐには暗殺を実行に移さず、五条悟が疲弊する時を待っていました。五条悟は無下限呪術を常時発動して警戒しており、天元の結界に入った時に術式を解きましたが、侵入者である伏黒甚爾に腹部を刺されてしまいます。

天元の結界は「呪力を持つ者」に有効なため、呪力を持たない伏黒甚爾には結界の意味がありませんでした。また、夏油傑は天内理子を連れてその場から逃げ、重傷を負った五条悟は伏黒甚爾と戦っています。過去エピソードの五条悟は術式反転を使えなかったため、伏黒甚爾との戦いに敗れました。

夏油傑は天内理子と共に天元のもとに向かっていましたが、途中で天内理子が伏黒甚爾に殺されてしまいます。また、夏油傑も伏黒甚爾に敗れ、天内理子の護衛任務は失敗に終わりました。その後、術式反転を覚えた五条悟が最強の呪術師に成り、再戦で伏黒甚爾を殺害しています。

夏油傑は「呪術は非術師を守るためにある」と考えていましたが、天内理子を暗殺した宗教団体は非術師で構成されていました。また、天内理子の死亡に対して信者が拍手をしていたため、「非術師を守ること」に疑問を抱きます。その後、夏油傑は呪術高専から離反し、非術師を「猿」と呼ぶようになりました。

祈本里香は乙骨憂太の幼馴染で、死後に特級過呪怨霊になりました。夏油傑は祈本里香を手に入れるために暗躍していましたが、乙骨憂太との戦いに敗れて重傷を負っています。その後、五条悟が姿を見せ、親友の夏油傑を殺害しました。

夏油傑は五条悟に殺害されていますが、遺体は何者かに盗まれました。本編に登場した夏油傑には「額に縫い目」があり、偽夏油傑の正体は「羂索」であることが判明しています。羂索は虎杖悠仁の母親とも関係しており、渋谷事変で五条悟を封印しました。また、呪胎九相図を作った人物のため、脹相が「虎杖悠仁の兄」を名乗っています。

名前の由来と原作漫画のエピソードを見た後は、呪術廻戦に登場したさしす組の関係を考察していきます。学生時代のさしす組は仲が良かったですが、天内理子の出来事から関係が変化しています。家入硝子と五条悟、夏油傑の恋愛関係も考察していきます。

夏油傑は村人を殺して呪術高専を離反しており、祈本里香を求めて生徒たちに危害を加えました。そのため、五条悟は夏油傑を殺していますが、乙骨憂太の生徒手帳を拾った時に「拾ったのは僕の親友」と話しているため、夏油傑を親友と思っていたことが分かります。また、夏油傑が死に際に「最後くらい呪いの言葉を吐けよ」と言っているため、五条悟は親友に対する別れの言葉を告げたと予想されています。

呪術廻戦の五条悟は、偽夏油傑の「獄門疆」で封印されています。獄門疆は「脳内時間で1分間の足止め」が必要で、夏油傑の肉体と再会した五条悟は酷く動揺し、脳内で学生時代を思い出して封印されました。普段の五条悟は飄々とした性格をしているため、夏油傑に対して特別な感情を抱いていたことが分かります。

夏油傑は五条悟に対して、「私達は最強なんだ」と言っているため、自分たちは特別な関係と考えていたことが分かります。また、離反後の仲間に「親友だったんだ。喧嘩しちゃって、それっきり」と話していたため、五条悟とは親友の関係には戻れないと考えていました。夏油傑は五条悟に心情を打ち明けずに離反しているため、「五条悟に見限られた」と考えていた可能性があります。

前述したように、五条悟は死に際の夏油傑に何らかの言葉をかけています。夏油傑は驚いた表情を見せていたため、「五条悟が自分を親友と思っていたこと」に驚いた可能性があります。また、五条悟の言葉で偽夏油傑の肉体の支配が弱まっているため、肉体の支配は夏油傑の本意ではなかったことが分かります。

家入硝子は「実はオマエらどっちかのことを愛してた。なんてことは天地がひっくり返ってもない」と言っているため、五条悟と夏油傑に恋愛感情は抱いていないことが分かりました。また、夏油傑を失った五条悟は孤独を抱えており、家入硝子が「私がいたろ。何が独りだ馬鹿野郎」と考えています。そのため、自分を頼ってくれないことに寂しさを感じていたと予想されています。

名前の由来と原作漫画のエピソードを見た後は、呪術廻戦で誕生したさしす組の名言を一覧で紹介していきます。呪術廻戦は名言が多い作品で、さしす組の名言はかっこいいと言われています。名言が誕生した経緯をネタバレしながら解説していきます。

呪術廻戦の原作漫画65話で誕生した家入硝子の名言です。五条悟と夏油傑は庵歌姫を見下しているため、庵歌姫が家入硝子に「あの2人みたいになっちゃ駄目よ！」と言いました。家入硝子は笑いながら2人をクズ呼ばわりしていますが、普段は仲が良い様子が描かれています。家入硝子は孤独になった五条悟に「まだ自分がいる」と言っていたため、2人を特別な存在と考えていることが分かりました。

呪術廻戦の原作漫画72話で誕生した夏油傑の名言です。五条悟は「夏油傑とのコンビは最強」と考えており、夏油傑も同じことを思っていました。そのため、2人で天内理子を守ると決めましたが、天内理子は伏黒甚爾に殺されてしまいます。普段は喧嘩をすることもありますが、2人がお互いを信頼していることが分かる名言です。

呪術廻戦の原作漫画76話で誕生した五条悟の名言です。天内理子は盤星教が雇った伏黒甚爾に殺されており、天内理子の死を知った盤星教は拍手をして喜びました。そのため、五条悟は激怒しましたが、夏油傑が「意味が無い」と返答しています。五条悟は善悪の判断を夏油傑に委ねており、後に夏油傑は「非術師は守る必要がない」と考えるようになります。

呪術廻戦の原作漫画78話で誕生した家入硝子の名言です。夏油傑は「非術師は守る必要がない」と考え、村人を殺した後に姿を消しました。その後、家入硝子が喫煙所に立っている時に姿を見せ、家入硝子は飄々とした態度で言葉を掛けています。この時に「一応聞くけど冤罪だったりする？」と言っているため、家入硝子は夏油傑を信じたいと考えていた可能性があります。

呪術廻戦の原作漫画90話で誕生した五条悟の名言です。渋谷事変では、五条悟と特級呪霊が戦っており、途中で偽夏油傑が姿を見せました。五条悟は死んだはずの夏油傑が現れたことで動揺し、獄門疆に封印されてしまいます。五条悟は夏油傑を殺していますが、「偽夏油傑の存在」を魂が否定していたため、今現在も夏油傑を親友と考えていたと予想されています。

名前の由来と原作漫画のエピソードを見た後は、呪術廻戦に登場したさしす組に関する感想をまとめていきます。さしす組は人気キャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。さしす組の関係と設定に関する感想をまとめていきます。

呪術廻戦の原作漫画では、さしす組の仲が良い様子が描かれているため、「さしす組の関係が好き」「青春を謳歌していることが好き」という感想が挙がっています。また、家入硝子は性格の悪い2人をクズ共と呼んでいるため、「家入硝子の辛辣な物言いが面白い」という感想も挙がっています。

五条悟と夏油傑は親友の関係でしたが、過去エピソードで五条悟は夏油傑を殺しています。作中では、喧嘩をする様子が描かれていますが、2人はお互いを信頼していたため、「2人の関係が泣ける」「五条悟が孤独を抱えたことが切ない」という感想が挙がっています。

呪術廻戦の原作漫画はダークな雰囲気があるため、「アニメの家入硝子が原作漫画よりも可愛い」という感想が挙がっています。また、家入硝子も五条悟と夏油傑を親友と思っていたため、「残された家入硝子が可哀想」という感想も挙がっています。

本記事では、「呪術廻戦のさしす組とは？」「さしす組の名前の由来は？」という疑問をまとめていきました。学生時代のさしす組は仲が良かったため、離れ離れになったことが悲しいという意見が挙がっています。また、五条悟は両面宿儺との戦いで死亡しているため、家入硝子の心境が気になるという意見も挙がっています。さしす組の登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。