【スパイファミリー】アーニャの本当の母親は誰？ママというセリフや泣いた理由は？

アニメ化もされた人気漫画・『スパイファミリー』の人気キャラクターといえば、アーニャです。そんなアーニャというキャラクターは一体どのようなキャラクターなのでしょうか？まずは、アーニャが登場する『スパイファミリー』の作品情報とアーニャのプロフィールについてチェックしてみましょう。

『スパイファミリー』とは、2014年9月から集英社が配信している『週刊少年ジャンプ』のアプリケーションおよびウェブサイトの『少年ジャンプ+』にて2019年3月から現在も隔週月曜日に連載中の漫画です。作者は遠藤達哉で、遠藤達哉にとって『スパイファミリー』は3作目の連載作品です。

そんな『スパイファミリー』は少年ジャンプ+史上初めて1話でコメント数が2000を超え、5話公開までに総閲覧数が300万を突破した作品で、少年ジャンプ+の看板作品とされています。このような『スパイファミリー』ですから、1巻は発売から即重版がかかり、22日目で発行部数30万部を突破しました。2022年4月〜6月にかけてアニメが放送され、同年10月からはアニメ2期が放送されました。

また、2023年にはミュージカルが上演予定となっており、『スパイファミリー』は様々なメディア展開を繰り広げています。そんな『スパイファミリー』の時代背景についてですが、『スパイファミリー』の舞台は、東国（正式名称・東人民共和国、通称・オスタニア）と西国（正式名称・未発表、通称・ウェスタリス）東西に分かれた架空の国です。

この二つの国は対立と協調のどちらとも言えない状態となっており、そんな『スパイファミリー（SPY×FAMILY）』の設定から東西に分裂していた近代ドイツを連想する方も少なくないようです。また、東国の首都である「バーリント」は「ベルリン」を彷彿させる響きであったり、作中に登場する背景もドイツの町並みに近いといった点が挙げられます。

東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う東国（正式名称・東人民共和国）（オスタニア）と西国（ウェスタリス）の間には仮初の平和が成り立っていました。そんな中、西国から東国に送られた凄腕スパイ・黄昏は、東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務オペレーション〈梟〉（ストリクス）を命じられます。

これを機に、スパイの男『黄昏（たそがれ）』と殺し屋の女『いばら姫』、超能力者の少女『被験体007』の赤の他人だった3人が『仮初の家族』を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘して行きます。

『スパイファミリー』で「アーニャ」との愛称で親しまれているキャラクターの正式ななまはアーニャ・フォージャーです。そんなアーニャ・フォージャーは、ある組織の実験体「被検体007」として生み出された少女です。他人の心が読める超能力やテレパシー能力を持っており、他人の思考の映像や心の声を見聞きできます。推定4、5歳ですが、イーデン校の入学条件を満たすため6歳を自称しています。

『スパイファミリー』に登場するアーニャは、ある組織の実験体「被検体007」として生み出されたという謎多きキャラクターです。そんなアーニャの実の母親とは一体どんな人物で、名前はなんというのでしょうか？お次は、『スパイファミリー』・アーニャの実の母親候補の名前や人物像と共に、実の母親である可能性についてチェックしていきましょう。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補1人目は、『研究施設の女性職員』です。研究施設の女性職員という候補は、名前も存在も明確なものではありませんが、アーニャの実の母親説としては高い可能性が考えられています。アーニャのプロフィールでご紹介したように、アーニャはある組織の実験体「被検体007」として生み出された少女です。

そのため、研究施設で人工的に生まれた可能性があります。また、もう一つの可能性として、アーニャは研究施設の女性職員の子供として生まれ、研究施設に預けられたという可能性も考えられています。この理由としては、アーニャの幼い頃を知る女性として唯一挙げられるのが研究施設の女性職員であることから、研究施設の女性職員がアーニャの実の母親説もあり得ると考えられています。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補2人目は、『オルカ・グレッチャー』です。オルカ・グレッチャーという名前の女性は、東人民共和国の裏社会に長年君臨してきたグレッチャーファミリーの娘です。内部抗争によって大きな被害を受け、組織を導いてきたグレッチャー一族の大半が死亡してしまいました。

そんなオルカ・グレッチャーには、グラム・グレッチャーという、グレッチャー一族の唯一の男子である息子がいます。オルカ・グレッチャーは以前、「夫は親兄弟と共に殺されたわ」「だから私にはもうこの子しかいない」と発言していました。このことから、オルカ・グレッチャーがアーニャの実の母親である可能性は極めて低いと考えられます。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補3人目は、『服屋の女主人』です。服屋の女主人は、名前は明らかになっていませんが、ロイドとヨルが初めて出会った場所で服屋を営んでいる女性です。

そんな服屋の女主人は暗い過去を持っているようで、過去には逮捕歴もあるようです。もしも逮捕された時に幼い子供がいた場合、生き別れになってしまう可能性が高いでしょう。その場合、アーニャが生き別れの子供である可能性も0ではありませんが、まだまだ謎多き人物なので、アーニャと何らかの関わりがあるのかも不明です。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補4人目は、『フィオナ・フロスト』です。フィオナ・フロストという名前の女性は、西国の諜報機関『WISE（ワイズ）』に所属しており、表向きはバーリント総合病院で事務員「フィオナ・フロスト」として働き、東国に潜入中です。そんなフィオナ・フロストのコードネームは「夜帷」と言い、ロイドの同僚です。

フィオナ・フロストといえば、鉄のように硬いポーカーフェイスですが、実はロイドにかなり惚れているようで、アーニャがフィオナ・フロストの心を読んだ時も頭の中は黄昏への恋心で埋め尽くされるほど、ロイド愛で溢れています。そんなフィオナ・フロストにもしも子供がいれば、子供への気持ちもアーニャが読み取ることがあるでしょうが、いつみてもロイドのことで頭が一杯なようですから、可能性は低いと考えられます。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補5人目は、『カミラ・ミリー・シャロン』です。カミラ・ミリー・シャロンという名前の3人の女性たちは、ヨルの職場の同僚達です。そんなカミラ・ミリー・シャロンの3人は特に重要なキャラクターでもないため、主要人物・アーニャの実の母親という可能性はほぼ0と考えられます。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親は誰？名前は？アーニャのママ候補6人目は、『ハンドラー』です。西国の諜報機関『WISE（ワイズ）』に所属し、ロイドにはハンドラーと呼ばれている女性ですが、名前はシルヴィアといいます。

ハンドラーというのは、管理官と言う意味です。そんなハンドラーは独身ですが、ハンドラーがアーニャの実の母親ではないかと言われています。これには理由があります。ハンドラーがアーニャと初めて対面した際、ハンドラーはアーニャを見て「私にもあれくらいの娘がいた」と発言していました。

このことから、ハンドラーはかつて娘と暮らしていたことがあったものの、現在は会えていない状況が予想されます。ハンドラーの娘の状況は詳しく明かされていませんが、亡くなってしまった可能性や、生きてはいるものの会うことができない状況ではないかと予想されます。

ハンドラーの娘が亡くなってしまっている場合は、アーニャの実の母親説としての可能性は低いですが、もしも生きてはいるものの会うことができない状況でであればアーニャがハンドラーの娘である可能性もあり得ます。ハンドラーの娘が新生児の頃に何らかの理由で離れ離れになって顔を覚えていないなどの事情があれば、現段階で実の母親が明らかになっていないアーニャが、その存在である可能性も高いと考えられます。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親説として浮上しているキャラクターは、ハンドラーや研究施設の女性職員です。しかし、アーニャはある時、「ママ」と呟いて泣いてしまいました。このことから、アーニャは実の母親を覚えているのではないかと考えられているようですが、実際のところはどうなのでしょうか？お次は、『スパイファミリー』・アーニャが実の母親を覚えているのかどうかや、泣いた理由を考察してみました

『スパイファミリー』・アーニャは実の母親覚えている？考察1つめは、『ママというセリフの意味』です。ママというセリフの意味についてですが、こちらのシーンはイーデン校入学の面接試験でのことでした。イーデン校入学の面接試験にて、面接官の一人だったマードック・スワンはアーニャに、「今のママと前のママ、どっちが高得点だ？」と、とても意地悪な質問をしました。

マードック・スワンのこの意地悪な質問を聞いたアーニャは「ママ…」と呟いて泣いてしまいました。アーニャはヨルのことを「はは」とよんでいますが、「ママ」と呟いていたことから、「ママ」と呼んでいた人が存在したことが明らかになりました。アーニャはこれまでに4回も里親を転々としています。そのため、「ママ」と呼んでいた人物が里親の一人なのか、生みの母親なのかはわかりません。

『スパイファミリー』・アーニャは実の母親覚えている？考察2つめは、『アーニャが泣いた理由は？』です。アーニャが「ママ」と呟いて泣いた理由について考えられるパターンは2つあります。1つ目の理由は、生みの母親との思い出が良い思い出として残っていて、恋しくなってしまった可能性です。

生みの母親が亡くなってしまっていたり、なんらかの理由で離れ離れにされてしまったとすれば、会いたくて涙を流しても不思議ではありません。そしてもう1つの理由は、良くしてくれた里親を思い出して寂しくなってしまった可能性です。こちらも良い思い出として心に刻まれていることから、寂しさや恋しさから涙が溢れてしまったのかもしれません。

『スパイファミリー』・アーニャは実の母親覚えている？考察3つめは、『きめらたいちょうは母親からの贈り物？』です。アーニャがいつも大切そうに持っているきめらたいちょうのぬいぐるみですが、これは母親からの贈り物ではないかと考えられています。誰からのプレゼントなのか現段階では明かされていませんが、母親からの贈り物で、思い出として大切にしている可能性も考えられます。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親説について先ほど考察しましたが現段階では特定されていないため、アーニャの実の母親は生きているのかどうか気になるところです。この点についても、未だに明かされていないため、アーニャの実の母親が生きているのか、すでに死亡しているのかも不明です。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親説については、ハンドラーや研究施設の女性職員だと先ほどご紹介しましたが、アーニャの実の父親は一体誰なのかについても注目されているようです。お次は、『スパイファミリー』・アーニャの実の父親候補について考察してみましょう。

『スパイファミリー』・アーニャの本当の父親候補1人目は、『ユーリ・ブライア』です。ユーリ・ブライアは、ヨル・フォージャー（旧姓：ヨル・ブライア）の弟であり、国家保安局少尉です。普段は真面目な好青年だが極度のシスコンで、絶対視する姉、ヨル・フォージャーのこととなると理性を失い、どんなに御粗末な言い訳も、ヨル・フォージャーの言うことならばと信じてしまう素直な性格です。

そんなユーリ・ブライアがアーニャの本当の父親ではないかと候補に浮上していますが、この可能性は極めて低いと考えられます。というのも、ユーリ・ブライアはかなりのシスコンであり、姉のヨル以外の女性に興味を抱きません。そのため、ユーリ・ブライアがヨル以外の女性と親しくしている可能性も低いため、子供を作ることも困難だと想像されるため、ユーリ・ブライアはアーニャの本当の父親である可能性は低いでしょう。

『スパイファミリー』・アーニャの本当の父親候補2人目は、『フランキー・フランクリン』です。フランキー・フランクリンは、「黄昏」というコードネームを持つロイド・フォージャーの協力者です。表向きはバーリントでタバコ屋をしていますが、実は情報収集や書類偽造で黄昏をサポートしているようです。そんなフランキー・フランクリンがアーニャの本当の父親ではないかと候補に浮上しています。

しかし、この可能性も低いと考えられています。なぜかというと、フランキー・フランクリンは独身で彼女を欲しがっているものの出会いに恵まれないというエピソードがあったためです。また、偽装とはいえ家族がいる黄昏を羨んでいるようですから、自身に娘がいない可能性の方が高いと考えられるため、フランキー・フランクリンがアーニャの本当の父親である可能性は低いでしょう。

『スパイファミリー』・アーニャの本当の父親候補3人目は、『ドノバン・デズモンド』です。ドノバン・デズモンドは、東西両国の平和を脅かす危険人物として西国諜報機関からマークされている人物であると同時に、アーニャが所属する1年3組の男子生徒であるダミアン・デズモンドを次男とする父親です。

そんなドノバン・デズモンドがアーニャの本当の父親ではないかと候補に浮上しています。ドノバン・デズモンドは家族に対してもかなりの秘密主義であることから、アーニャが隠し子であった可能性は否定できないと考えられています。

『スパイファミリー』・アーニャの本当の父親候補4人目は、『研究施設の男性職員』です。研究施設の男性職員という候補は、名前も存在も明確なものではありませんが、アーニャの父親説としては極めて高い可能性が考えられています。

前述したように、アーニャはある組織の実験体「被検体007」として生み出された少女です。そのため、研究施設で人工的に生まれた可能性があります。また、アーニャは研究施設の男性職員の子供として生まれ、研究施設に預けられたという可能性も考えられています。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親や父親の候補についてこれまで考察してきましたが、アーニャの今の母親と父親は一体どんな人物なのでしょうか？お次は、『スパイファミリー』・アーニャの今の母親と父親についてチェックしてみましょう。

『スパイファミリー』・アーニャの今の母親はヨル・フォージャーです。ヨルは、「いばら姫」というコードネームを持つバーリント市役所の女性事務員ですが、裏の顔は凄腕の殺し屋です。ロイド・フォージャーと偽装結婚し、アーニャ・フォージャーの義母となりました。

『スパイファミリー』・アーニャの今の父親はロイド・フォージャーです。ロイド・フォージャーは、「黄昏」というコードネームを持つ西国組織WISE（ワイズ）の敏腕スパイです。変装が得意ということに加え、並外れた戦闘力・記憶力・情報処理能力を持ち、任務ごとに様々な顔・名前を使い分けています。任務に必要な条件が『家族』ということで、自身の子供として学校に送り込む人員として孤児のアーニャを娘として迎えました。

『スパイファミリー』の中でも特に人気高いキャラクターであるアーニャですが、そんなアーニャに対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『スパイファミリー』・アーニャに対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

『スパイファミリー』・アーニャはイーデン校入学試験の際「ママ…」と呟いて涙を流しました。そんなアーニャがママを想って涙を流すシーンはアニメ視聴者たちからも辛いシーンだったと注目されており、アーニャの過去への関心がますます高まったようです。

『スパイファミリー』・アーニャはイーデン校に通うため6歳を自称していますが、実際には4・5歳と考えられています。そんな幼い女の子が、ロイドやヨルのために飛び級で学校へ通い、一生懸命任務をこなそうとする姿は健気すぎて思わず涙が出てしまうほど、アーニャの頑張りを評価している方はたくさんいるようでした。

『スパイファミリー』・アーニャは、現在の母であるヨルを「はは」と呼んでいますが、実の母親のことを「ママ」と呼んでいました。このことから、ヨルを「はは」ロイドを「ちち」と呼ぶのはアーニャなりの線引きがあってのことだったのかと、心が思わず締め付けられてしまった読者も多いようでした。

『スパイファミリー』・アーニャの実の母親についてのまとめを今回はご紹介しました。『スパイファミリー』・アーニャの実の母親として可能性が浮上しているのは、研究施設の女性職員や服屋の女主人、ハンドラーなどです。

しかし現段階ではアーニャの実の母親が誰なのか、そもそも生きているのかどうかすら不明となっています。まだまだ謎多きアーニャの母親は一体どんな人物なのか、今後の『スパイファミリー』にも引き続き注目していきましょう。