【ワンピース】ベポの月の獅子(スーロン)化を解説!チョッパーの秘薬で変身?

ベポはハートの海賊団の航海士をしている、シロクマのミンク族です。ミンク族であるが故に月の獅子(スーロン)化も行うことが出来ますが、その方法は、本来の方法ではありませんでした。この記事では、ワンピースのベポについて、スーロン化した方法や関連するチョッパーとのエピソード、何話でスーロン化したのかなど、ベポのスーロン化について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ワンピース】ベポの月の獅子(スーロン)化を解説!チョッパーの秘薬で変身?のイメージ

目次

  1. ベポとは?
  2. ベポのスーロン(月の獅子)化を解説
  3. ベポの活躍をネタバレ
  4. ベポと関係するキャラ
  5. ベポのスーロンに関する感想や評価
  6. ベポのスーロン化まとめ

ベポとは?

ベポとはワンピースに登場した、シロクマのミンク族です。この記事ではそのようなベポについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

ベポが活躍するワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて、尾田栄一郎先生が連載している海洋冒険ロマン漫画です。海賊を題材として扱い、少年漫画の王道展開と精巧で何話にも渡る伏線などから人気を博した作品となっています。国内外で高い人気を誇り、数々の出版関係の記録を更新・保持している日本を代表する作品です。ギネス世界記録にも『最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ』として認定されている作品です。

全世界で5億部を超える発行部数を記録するワンピースですが、メディアミックス展開にも力を入れている作品になっています。1999年から放送が開始されたアニメは、放送枠を変更しながらも、2023年11月現在も放送を継続しているのです。アニメ以外にも、劇場版映画、小説、絵本、ゲーム、舞台など幅広いメディアで題材として使用されています。

ワンピースのあらすじ

偉大なる航路(グランドライン)を半周した麦わらの一味は、『シャボンディ諸島』にたどり着きます。そこで、新世界に渡るべく、行動を開始することになるルフィ達でしたが、そこにはルフィ達と同様ルーキーと呼ばれう海賊たちが集まっていました。その中の1つとして登場したのが、トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団です。そのハートの海賊団のメンバーとして登場したのが、この記事で紹介するベポです。

ベポのプロフィール

ベポは、ハートの海賊団に所属する、白熊(ホッキョクグマ)のミンク族です。ミンク族ではありますが、幼い頃にゾウを飛び出しているため、ゾウのミンク族特有の方言ではなく、人間と同じように喋ることが出来ます。字は汚いとされていますが、海図を描くことができ、潜水艦であるポーラータング号を母船としているため、聴力も非常に優れています。

またクマである故の怪力も持ち合わせており、独自の武術も用いて戦うスタイルを取っています。ただし、メンタルは非常に弱いという一面も持ち合わせています。ちなみに航海士になった理由は、ゾウに戻るためでした。しかし、ロー達と海賊団を結成することになり、そのまま航海士となりました。また、スーロン化もあるため、仲間からは戦闘力においてはハートの海賊団のNo2であると認められています。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ベポのスーロン(月の獅子)化を解説

スーロン(月の獅子)とは?

そもそもスーロン(月の獅子)とは、ミンク族なら誰もが持つ、特殊な強化能力です。野生の力が開放され、基本的には身体も大きくなって高いパワーを発揮することができます。ミンク族にとってはまさに切り札ともいうべき能力ですが、この能力の代償は非常に大きく、正気を失ってしまい、一晩中暴れた後、衰弱死するという程になっています。

ミンク族の戦士は、多くの場合帽子やサングラスを着用していますが、これはこのスーロン化(月の獅子)の発動条件が満月の月を見ることだからです。また、モコモ公国には、このスーロン化を自在に制御する修行法も確立していたりします。その強さは、カイドウなども認めるほどであり、スーロン状態のミンク族は、作中でも屈指の強さを誇る状態といえます。

ベポのスーロン(月の獅子)化は何話?

モコモ公国から離れて長いベポも、ミンク族ではあるのでスーロン(月の獅子)になることは出来ます。しかし、元々ハートの海賊団はローのみが戦うシーンが描かれるパターンが多くなっていました。初登場から何話にも渡ってベポがスーロン化するようなシーンは全く描かれていなかったのです。ベポが初めてスーロン化したシーンが描かれたのは、ワンピース本編ではなく、2020年に発売した小説『ONE PIECE novel LAW』でのことでした。

その時は残念ながら挿絵などはなく、ベポもスーロン化することと、その様子が文字ベースで描かれただけでした。そんなベポのスーロン化がワンピース本編で初めて描かれたのは何話かというと、1081話でのことでした。ハートの海賊団が黒ひげ海賊団と戦う中で、スーロン化したのです。ただし、何話にも渡って活躍するということはなく、僅かなシーンだけが描かれた形になっています。

ベポはチョッパーの秘薬でスーロン(月の獅子)化?

ファンの間でも何話にも渡って待望論があったベポのスーロン化ですが、実はこの時は、満月は出ていませんでした。ベポがスーロン化するには、満月を見ることが必須ですが、そこを解決したのが、なんとチョッパーでした。チョッパーはベポから頼まれて、スーロン化を誘発し、制御する『劇薬』を作り出してベポに渡していたのです。この時、すごいのがベポはスーロン化しながらも正気を保っていました。

スーロン化は本来、四皇にも及ぶ力を得る代わりに、暴走状態になってしまいます。修行法が確立しちえるモコモ公国の戦士達も完全には制御出来ていない者も多いのです。ベポは幼い頃にゾウを飛び出しているので、当然この修行を受けているとは考えられません。つまり、チョッパーの劇薬はスーロン化を誘発するだけでなく、正気を保たせる効果も持っていたことになるのです。

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ベポの活躍をネタバレ

ベポの活躍①シャボンディ諸島編

ベポが初登場したのはハートの海賊団が初登場したシャボンディ諸島編でのことです。ヒューマンオークションを見学したいたローの傍らに、ローの愛刀である鬼哭を預けられていました。この時はローのサポートが主な動きでしたが、レイリーの覇気を受けても気絶しないなど、一定の強さを持っているのは確かな状態です。

ベポの活躍②マリンフォード頂上戦争編

マリンフォード頂上戦争編では、ルフィを助けるハートの海賊団の一員として登場します。この時のハートの海賊団はローを含めて戦闘行為はしていないため、戦闘をすることはありませんでしたが、ルフィの傷を見て「ひどい傷だよ!生きてるかな!!急ご」などと発言するなど優しさを見せました。

その後訪れることになったアマゾン・リリーでは、ハンコックや仲間からツッコまれ落ち込むシーンが度々描かれ、見た目とは裏腹に打たれ弱い性格であることが描かれています。

ベポの活躍③ドレスローザ編

その後、ワンピース本編が2年間の修行期間を経て新世界編に入ると、何話にも渡ってベポ本人は登場しませんでした。ローは早い段階で登場していましたが、単独行動をしており、ローとルフィは海賊同盟を組むことになります。そこでドレスローザに向かうことになりますが、ここでローの過去編が描かれる中で、ベポの過去も描かれることになったのです。

ベポの活躍④ゾウ編

長く再登場しなかったベポが新世界編以降に再登場したのがゾウ編でのことです。ここでベポの故郷がゾウであることが明らかになります。本来、ゾウは動き続ける幻の島ですが、ルフィ達はローが持っていたベポのビブルカードを頼りに、ゾウにたどり着いたのです。幼い頃に飛び出して以来帰っていなかった場所ではありますが、それでもベポにとっては大切な故郷であると描かれています。

ゾウ編の後、ルフィ達はサンジを奪還するべく、ホールケーキアイランドに向かうことになりますが、ベポは先にワノ国に潜入する組に入りました。

ベポの活躍⑤ワノ国編

ルフィ達がワノ国に到着した時には、既に潜入して仲間を集める役割を担っていましたが、汚染された川の魚を食べたことでお腹を壊して足手まといになってしまいます。その上、オロチ側に仲間集めのこともバレてしまい、シャチとペンギンと共にオロチ側に捕まってしまうのでした。

しかし、彼らはローは自分達が口を割らないと信じてくれると考え、最後の最後まで口を割ることはしませんでした。その後、ローによって救出されると、鬼ヶ島への討ち入りにも参加しています。

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ベポと関係するキャラ

関係するキャラ①トラファルガー・ロー

ベポはゾウを飛び出したはいいものの、間違ってノースブルー行きの船に乗ってしまいます。そしてたどり着いたのがスワロー島でした。そこでその見た目からいじめられていたベポを結果的に助けることになったのがトラファルガー・ローです。ローとは10年来の付き合いがあり、お互いに強い信頼関係を感じています。ワノ国編においてはローが自らの身柄と引き換えに、仲間の開放を求めるシーンがあるほどです。

関係するキャラ②シャチ

ハートの海賊団の主要メンバーの1人がシャチです。元々はスワロー島でベポをいじめていたところをローにボコボコにされ、それ以降付き従うようになっています。主要メンバーの中では1番実力が下なのか、シャボンディ諸島編においてレイリーが覇気を放った際、ハートの海賊団主要メンバーで唯一、意識が飛びかけていました。普段は、ベポともその行動にツッコミを入れるなど、友好的な関係を構築しています。

関係するキャラ③ペンギン

同じくハートの海賊団の主要メンバーの1人として登場するのがペンギンです。シャチと同様の経緯でローに付き従うようになります。シャボンディ諸島編でのレイリーの覇気にも平然と耐えるなど、かなりの実力者であることが伺えます。

関係するキャラ④ゼポ

ベポが幼い頃にゾウを飛び出したのは、この記事でも紹介してきた通りですが、その理由となった人物がゼポです。元々はペドロの過去編において、かつて共にノックス海賊団をしていた仲間として登場したゼポですが、実は彼はベポの兄だったのです。ゼポはホールケーキアイランドにおいて、ビッグ・マムに寿命を抜かれて死亡しており、故人になっています。

2023年11月現在、ゼポの安否についてベポが知っているかについては描写がありません。しかし、ゾウに戻った際にペドロと接点がある可能性もあることから、或いは既に聞かされているか、海で既に知っていて乗り越えている可能性もあります。ゼポの命を奪ったビッグ・マムはローが倒しているため、結果的に兄の敵討ちも果たしたといえる形になっているのです。

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ベポのスーロンに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを読んでいる人の、ベポのスーロン化についての感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。ワンピースにおいて、ミンク族が本格的に登場し、スーロン化が描かれたのは原作で888話のことでした。物語的にはホールケーキアイランド編でキャロットがスーロンになったのが最初の登場だったのです。

それまでも何話にも渡って、伏線が描かれていただけに、スーロン化には驚き共に納得感があるとする声も多くありました。同時に、キャロットの他のミンク族がスーロン化したらどうなるのかが気になるという声も聞かれるようになったのです。その声は、モコモ公国で育ったわけではない、ベポにも及ぶことになりました。そもそもベポはスーロン化できるのかなども含めて気になるとされていたのです。

結果的にベポがスーロン化したのがワンピース本編で描かれたのは何話かといえば、1081話でのことでした。スーロン化が初登場してから200話もの間が空いたのです。そのため、ベポがスーロン化することはないのではないか、とも考察されていただけに、ついにスローン化した姿が描かれた時には歓喜の声が上がることになりました。

ハートの海賊団はワンピースの世界では珍しく潜水艦を旗艦としています。これは後に、エピソードが加えられましたが、エピソードが描かれるまでは、ローがベポのスーロン化対応のために潜水艦にしたのではないかなどとも考察されていました。元々ローとベポの絆は初登場からしっかり描かれていたことから、可能性としては十分に考えられるとされていたのです。

ベポがスーロン(月の獅子)化したことは嬉しいという声もある一方で、その方法がチョッパーの劇薬を用いた方法だったことに驚いたとする声も見られます。敢えてこのような方法が取られたことにもなにか伏線があるのではないかと考察されると共に、ベポとしても、チョッパーにいつから相談していたのか、チョッパーもどういう経緯で作れたのかなど余計に気になることが増えたとも言われています。

ただ、チョッパーはずっとランブルボールを使って戦ってきただけに、そんなチョッパーの協力でベポがスーロン(月の獅子)化したのは激アツだったとする声が多いです。時に、チョッパーからも注意されていたのか、ここぞという時まで使わなかったのではないかとも考えられています。それを使用してでもローを守ろうとしたのが良かったとする声も見られるのです。

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ベポのスーロン化まとめ

ベポのスーロン(月の獅子)化は、読者からも何話にも渡って待望論がありました。ミンク族にとって特別であるスーロン化ですが、それもローを守るために使った形だったのが良かったという声も非常に多いです。ただし、かなり追い詰められた状態で行っており、スーロン化が見れたのは良かったものの、安否が気になるとする声などが増えることになりました。

ワンピースでは何話にも渡る伏線が度々描かれています。それだけにベポがスーロン化したのも、今後の伏線になるのではないか、とする考察も行われるほどになっています。今後もベポがスーロン化しないといけない場面が描かれる可能性はあるので、ベポの活躍にも注目しながらワンピースを視聴しましょう。

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