【ワンパンマン】ボフォイ博士はメタルナイトの正体?強さや怪しい行動の目的は?

『ワンパンマン』のボフォイ博士にまつわる謎を解明します!偏屈で滅多に人前に姿を現さない天才科学者、ボフォイ博士は、さまざまな噂が飛び交う謎に満ちた人物です。S級ヒーローの駆動騎士が主張する邪悪な黒幕説やロボットヒーロー、メタルナイトとの関係などがその一例です。この記事では、彼の正体に関する話題を中心に、強さや怪しい行動の裏に隠された目的などについて考察していきます。

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目次

  1. ボフォイ博士とは?
  2. ボフォイ博士はメタルナイトの正体?強さは?
  3. ボフォイ博士の怪しい行動の目的
  4. ボフォイ博士ことメタルナイトの声優
  5. ボフォイ博士に関する感想や評価
  6. ボフォイ博士まとめ

ボフォイ博士とは?

ワンパンマンの作品情報

この記事では、滅多に人前に姿を現さない謎に満ちた天才科学者、『ワンパンマン』のボフォイ博士を特集します。これから、ボフォイ博士とメタルナイトの関係を探るとともに、彼の強さや怪しい行動の目的について考察していきますが、まずはその前に『ワンパンマン』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ワンパンマン』の作品概要、そして簡単なあらすじ紹介へと続きます。

ワンパンマンの概要

概要のイメージ

「ワンパンマン」は、ONEによる日本の漫画作品で、2009年7月3日からウェブサイトで連載がスタートしました。その後、2012年6月には集英社の「となりのヤングジャンプ」にて、村田雄介が作画を担当したリメイク版が連載され、大きな反響を巻き起こしました。単行本の累計発行部数は2022年11月時点で2800万部を超え、世界中のファンから絶大な支持を寄せられる人気作品となりました。

ワンパンマンのあらすじ

あらすじのイメージ

就活が思うように進まないサイタマは、街で少年を怪人から救ったことで幼いころの夢を思い出し、ヒーローに転身することを誓います。激しいトレーニングで一撃必殺の力を手に入れたものの、あまりにも簡単に勝ってしまうため、戦う喜びを失ってしまいます。就活を放り投げ、3年間の厳しい鍛錬で最強のヒーローとなったのに、彼の内面には深い孤独と無気力が漂っていました。

ボフォイ博士のプロフィール

ボフォイ博士は、禿げ頭と出っ歯が特徴の初老の天才科学者です。熟考したり物思いにふける際に、人差し指をこめかみに押し当てる癖があります。「ヒーロー大全」によれば、趣味は「ヒーロー映画」を観ることで、正義に対する厳格な考えを持っています。

怪人協会の出現に対し「人質救出作戦を放棄して早々に爆撃すべき」と主張し、元助手の童帝には他者を安易に信用しないよう忠告しています。また、自身の技術力を過信せず、戦力の拡充に努める一方で、ヒーロー協会に技術面で協力したり、腐敗した幹部が更迭されるように根回しも行っています。

ワンパンマン テレビ東京アニメ公式

ボフォイ博士はメタルナイトの正体?強さは?

ボフォイ博士はメタルナイトの正体?

一般市民に広く知られるロボットヒーロー、メタルナイトの正体は、ヒーロー協会のラボにこもっているボフォイ博士であり、博士が遠隔操作でメタルナイトに指令を出していたのです。隕石騒動の際、ジェノスは「お前はボフォイだな?」とメタルナイトを問い詰めていました。メタルナイトの正体がボフォイ博士という事実は、ごく限られた者にしか共有されていません。

童帝や駆動騎士は彼の秘密を知っていましたが、ジェノスが彼の正体を知っていたのには疑問が残ります。もしかすると彼の恩人クセーノ博士から情報を得たのかもしれないし、ジェノスが仇敵の狂サイボーグを追う中でロボットの専門家の情報を調べ、軍事技術の権威であるボフォイ博士の名前が浮上したのかもしれません。

一方、ボフォイ博士は、ジェノスがメタルナイトの正体を知っていたことに何ら疑問を抱きませんでした。そうした点でも、ボフォイ博士の底知れぬ不気味さを垣間見ることができるでしょう。

ボフォイ博士(メタルナイト)の強さ

次に、ボフォイ博士(メタルナイト)の強さを考察します。彼は、敵を建物ごと破壊する高火力の科学兵器を操るヒーローとして知られています。戦闘スタイルは大規模なミサイル攻撃が主体で、その破壊力はジェノスですら恐れる強さでした。しかし、そんな彼の攻撃も災害レベル「竜」の隕石やムカデ長老には通用しなかったのです。したがってロボ単体の戦闘力は、災害レベル「鬼」の怪人と同等レベルと考えられます。

また、メタルナイトが所有する兵器は一体のロボットだけではなく、その総合的な戦力は実は誰にもわかっていません。怪人協会のギョロギョロことサイコスは、タツマキやブラスト、キングに加えてこのメタルナイトを特別に警戒していました。

ボフォイ博士の科学者としての貢献

科学者のイメージ

ボフォイ博士は、ヒーローとしてだけでなく、科学者としてもヒーロー協会に大きく貢献しています。A市が暗黒盗賊団ダークマターによって壊滅した後、市の復興とヒーロー協会の要塞化工事が必要となりました。政府のお役所仕事では数十年、ヒーロー協会でも10年かかると見積もっていましたが、ボフォイ博士はそれを10日で終わらせると宣言し、たった7日で完了させました。

それに加えて、A級ヒーローの総戦力を上回るとされる「怪人災害総合防衛システム」まで導入したのです。この技術力を目の当たりにしたヒーロー協会は、博士の存在を重要視せざるを得ませんでした。

ボフォイ博士の正体は黒幕だと駆動騎士が敵視?

黒幕のイメージ

駆動騎士が主張する「メタルナイト黒幕説」は、真実なのでしょうか?駆動騎士の言説には一定の根拠があり、その主張には説得力があります。駆動騎士は、「メタルナイトの功績ばかりに目が行き黙殺しすぎでは?」と考えていました。特に覚醒ガロウとの戦闘後、その場の被害者全員に放射線除染処理を行ったことで、ボフォイ博士は本物のヒーローとなりました。

その場には上位ヒーローたちが集まっており、覚醒ガロウの攻撃による放射線被曝は微量ながら、ボフォイ博士の処置がなければ人類の戦力が大きく低下していたことは間違いないでしょう。そうしたボフォイ博士が、陰謀の黒幕である可能性は低いのではないでしょうか?

ボフォイ博士はクセーノ博士を抹殺した?

確かに、クセーノ博士が狂サイボーグによって命を落としたのは事実です。ただ、そのサイボーグの製作者がボフォイ博士であると断定するに足る証拠は上がっていません。率直に言って、クセーノ博士による自作自演説も全くないとも言い切れません。

ジェノスはクセーノ博士の仇を討とうとして、独りで行動していますが、ボフォイ博士の手による防衛機構システムが、ヒーロー協会とその周辺の住民を守っていることを忘れてはいけません。もし本当に、ボフォイ博士がロボットを使って事件を起こしたのなら一大事の問題です。

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ボフォイ博士の怪しい行動の目的

目的①保身のため

ここからは、ボフォイ博士の不可解な行動の目的について考察していきます。ボフォイ博士がメタルナイトとしてヒーロー協会で活動した理由は何でしょうか?元も子もない話ですが、「ヒーローになることが利益につながるから」ということだと考えられます。ヒーロー協会は、S級ヒーローには特別な計らいをしてくれます。

ヒーロー活動に命をかけるつもりはないけれど、実績に見合う報酬を協会から得て研究に没頭するというのは、科学者らしい合理的な考え方と言えるでしょう。「怪人協会編」の後、サイタマはヒーロー協会本部内のマンションに引っ越します。その時に、ボフォイ博士が隠し持っていた「生け捕りの怪人たち」と彼が作った「総合防衛システム」を破壊しました。

その結果、ボフォイ博士の評判はガタ落ちとなり、その原因を作ったサイタマに怒り狂います。これ自体は普通の反応でしょうが、一歩引いて考えると、ボフォイ博士が地位や名誉に固執していることの表れでもあります。ボフォイ博士は他人とは協調できないようですし、人とのつながりはほとんどないようにも見えます。

優れた実績を築いても評価されなければ無意味だとして、自分の研究が正当に評価される場を求めて行動した、という一種の保身はヒーローを志す動機として十分に考えられることでしょう。

目的②ネオヒーローズを引きずりおろす

ボフォイ博士は次のようなセリフを呟いています。「せいぜい好きに泳げ」、「誰も俺を止められない」。この言葉は、博士に疑いを持っている童帝と話した後に、ボフォイ博士が本音を吐露したものです。通常は「童帝が疑っても、私の計画は阻止できない」という文脈で捉えられるでしょう。それには「改造怪人やロボット兵による人類支配計画の黒幕は、やはりボフォイ博士だ」という含意があります。

また、ボフォイ博士が作ったヒーロー協会本部の防衛システムのロボットと、町を襲うロボット兵の類似性も気になります。ただ、童帝とのやり取り自体が非常に攻撃的で、S級ヒーローである童帝を敢えて刺激するような行動が不可解です。童帝の味方のように振る舞い、童帝を仲間にする方が安全な手法だと考えられるからです。

「止められない」ということは、何か特定の目的があるようにも解釈できます。止められてしまうかもしれないというリスクを冒してでもやらねばならない使命、それは一体何でしょうか?S級ヒーロー並みのボフォイ博士が、慎重に戦わなければならない敵対者を指しているのかもしれません。例えば、多くのS級ヒーローと同等の力を持つ人物が所属する大規模な組織です。

「回復室」と呼ばれるラボに引きずり込まれ、本人の意思に関わらず改造される人々や、そのことを非難されても、何事もなかったように片付けるネオヒーローズの指導者ファジーが考えられます。また、正義感を利用され、ただ持ち上げられているようにしか見えない能力者のブルーもその一人です。

もし改造怪人やロボット兵の指揮をボフォイ博士ではなく、ネオヒーロー側が行っているとしたら、童帝が145撃目で見せた表情も理解できるでしょう。ボフォイ博士の目的は、ネオヒーローの上層部の是正にあり、そのために自分のやり方で暗躍しているのかもしれません。

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ボフォイ博士ことメタルナイトの声優

玄田哲章のプロフィール

ここで、アニメ『ワンパンマン』のボフォイ博士役の声優、玄田哲章(げんだ・てっしょう)を紹介します。玄田哲章は、1948年5月20日生まれ・岡山県出身の声優で、81プロデュースに所属し舞台俳優やナレーターとしても活動しています。

玄田哲章は、1970年に声優の野沢那智が主宰する劇団薔薇座に参加し、声優業界での活動を開始します。1972年にはテレビアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」で声優デビューを果たしました。その後はテレビアニメを中心に、海外ドラマや洋画の吹き替えでも活躍します。特にアーノルド・シュワルツェネッガーの声を担当したことで、日本の視聴者にとってとても馴染み深い声優の一人となりました。

また、玄田哲章はTBSの番組「マツコの知らない世界」や、日本テレビの「報道特捜プロジェクト」など、様々な番組や作品でナレーションを担当しています。声優界における長年の功績に対し、2010年、第4回声優アワードで功労賞が授与されました。

玄田哲章の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ワンパンマン』でボフォイ博士を演じた声優・玄田哲章の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 笑ゥせぇるすまん(喪黒福造)
  • 幽☆遊☆白書(戸愚呂・弟)
  • クレヨンしんちゃん(アクション仮面)
  • ダンベル何キロ持てる?(ナレーション)
  • シティーハンター(海坊主)
  • 三ツ星カラーズ(おやじ)
  • ONE PIECE 海賊無双4(カイドウ)
  • 幼女戦記(ルーデルドルフ)
  • 戦国BASARA シリーズ(武田信玄)
  • TRANSFORMERS ALLIANCE(コンボイ)

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ボフォイ博士に関する感想や評価

ここまで『ワンパンマン』のボフォイ博士特集をお届けしてきましたが、最後にボフォイ博士に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、ボフォイ博士黒幕説のツイートからです。結論としては、ボフォイ博士は黒幕でなく、むしろ博士黒幕説を吹聴しまくっていた駆動騎士の方が怪しいということでした。

こちらのツイートでも、ボフォイ博士黒幕説に疑問を呈しています。『ワンパンマン』145話を読むと、物語の流れから考えにくいといいます。そこで候補に挙がるのがクセーノ博士なのですが、童帝との因縁がないことからそれも否定され、五里霧中になってしまったようです。

こちらのツイートでは、ボフォイ博士と駆動騎士の対決は、キーマンであるジェノスの核心にかかわる問題なので、結論は出さずに最後まで引っ張っていくと述べています。果たしてどうなるのでしょうか?今後の展開にも注目していきましょう。

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ボフォイ博士まとめ

この記事では、「『ワンパンマン』のボフォイ博士はメタルナイトの正体?」と題して、メタルナイト(ボフォイ博士)の正体や彼の強さ、そして怪しい行動の目的などについて考察してきました。

まとめのイメージ

メタルナイトの正体は、ボフォイ博士であり、彼は遠隔操作でメタルナイトを意のままに操っていました。ボフォイ博士(メタルナイト)の戦闘スタイルは大規模なミサイル攻撃が主体で、その凄まじい破壊力を持っています。しかし、強さでは災害レベル「竜」に敵わなかったことから、ボフォイ博士の強さは災害レベル「鬼」の怪人と同レベルと考えられます。

また、ボフォイ博士の行動の目的の一つには保身があったと考えられます。自身の評判を落としたサイタマに激怒したことから、彼が地位や名誉に固執し保身を図っていることが明らかとなりました。もう一つの目的として、ネオヒーローズをその地位から引きずり下ろすことが考えられます。彼は本音を吐露したセリフの中で、権力の座に胡坐をかくネオヒーロー上層部に対する義憤をにじませていました。

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