青のオーケストラの聖地や舞台はどこ？海幕高校のモデルは千葉の幕張総合？

「青のオーケストラ」は、オーケストラ部に打ち込む高校生たちを描いた、阿久井真先生の青春漫画です。掲載誌は小学館の漫画雑誌アプリである「マンガワン」および、ウェブコミック配信サイトである「裏サンデー」です。また「青のオーケストラ」の連載は「マンガワン」で2017年4月27日から、「裏サンデー」では同年5月2日から始まり、2023年現在も連載中となっています。

そして「青のオーケストラ」の単行本は、現在11巻（2023年11月時点）まで発売され、累計発行部数は300万部（2021年8月時点）を突破しています。さらに、2023年1月には第68回「小学館漫画賞」の少年向け部門も受賞しています。また「青のオーケストラ」のテレビアニメは2023年4月9日～10月8日まで、NHK Eテレにて全24話が放送されていました。そして、テレビアニメ第2期の制作も決定しています。

中学生の青野一は幼い頃からヴァイオリンのコンクールで、輝かしい成績を残してきましたが、ある事情で一時期ヴァイオリンから離れていました。しかし、秋音律子との偶然の出会いから、再びヴァイオリンと関わり始めます。その後、2人は海幕高校に進学し、ともにオーケストラ部に入部しました。そこには、音楽推薦で入学の佐伯直もいて、同じ1stヴァイオリンの担当になった青野一と佐伯直は、オケ部で切磋琢磨していきます。

「青のオーケストラ」は千葉県にある幕張総合高校と、その周辺を舞台としています。ここでは「青のオーケストラ」作中で登場した場所のモデルとなった聖地を紹介し、それぞれの住所やアクセスをみていきます。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、1つ目のJR幕張駅をみていきます。海幕高校の生徒たちが使う駅のモデルは、JR総武線の幕張駅です。ただ、海幕高校のモデルとなった千葉県立幕張総合高校からは、幕張駅よりも海浜幕張駅の方が近いようです。JR幕張駅の住所は千葉県千葉市花見川区幕張町5丁目で、幕張総合高校からは歩いて約25分のところにあります。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、2つ目の江戸川と流山橋をみていきます。作中に登場する川と橋のモデルとなったのは、江戸川と流山橋です。テレビアニメ2話にて、夕暮れ時に青野一がカノンを演奏し、そのヴァイオリンの音色に秋音律子が感動するというシーンで登場しました。

そして、流山橋は千葉県流山市流山8丁目と、埼玉県三郷市早稲田1丁目の間にあります。「青のオーケストラ」作中では、千葉県側から見た江戸川を眺める構図となっているようです。また、アクセスについて、流山線の平和台駅から歩いて約12分、またはJR京葉線および武蔵野線の三郷駅から、歩いて約16分のところにあります。さらに、つくばエクスプレスに乗り、南流山駅で降りて約21分歩いてもたどり着けます。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、3つ目の青山学院大学 青山キャンパスをみていきます。原作漫画のクリスマスコンサートのエピソードで登場した場所のモデルは、青山学院大学 青山キャンパスです。特に、15号館（ガウチャー・メモリアル・ホール）にある礼拝堂では、毎年恒例の聖歌隊によるコンサートも開催されているそうです。

青山学院大学 青山キャンパスの住所は、東京都渋谷区渋谷4丁目4-25です。地下鉄銀座線の表参道駅から歩いて約4分、または地下鉄千代田線の表参道駅から、歩いて約5分のところにあります。さらに、地下鉄半蔵門線の表参道駅から、約5分歩いてもたどり着けます。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、4つ目の新松戸駅をみていきます。青野一と秋音律子が作中で使用する「新松田」という駅のモデルは、JR新松戸駅です。新松田駅という名前の駅も神奈川県に実在しますが、作中に登場する青野一と秋音律子の最寄り駅のモデルは、千葉県にあるJR新松戸駅だと言われています。そして、新松戸駅の住所は千葉県松戸市幸谷571-3です。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、5つ目の海浜幕張駅をみていきます。「青のオーケストラ」作中に登場する南海幕駅のモデルとなった駅は、JR海浜幕張駅です。海浜幕張駅は幕張メッセや、プロ野球の千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアム、海幕高校のモデルである幕張総合高校の最寄り駅でもあります。海浜幕張駅の住所は千葉県千葉市美浜区ひび野2丁目です。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、6つ目の伊藤楽器をみていきます。青野一が「青のオーケストラ」作中で訪れた楽器店のモデルは、千葉県にある伊藤楽器です。オーケストラで使うような楽器が販売されています。住所は千葉県船橋市本町1-9-9 ルナパーク船橋で、船橋駅から歩いて約5分のところにあります。また、海浜幕張駅から船橋駅までは、電車に乗って約30分かかります。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、7つ目の千葉県文化会館をみていきます。海幕高校オケ部の定期演奏会や、コンクールの会場となった場所のモデルは、千葉県文化会館です。住所は千葉県千葉市中央区市場町11-2です。JR本千葉駅から歩いて約10分、あるいは京成千葉中央駅から歩いて約20分のところにあります。

さらに、JR千葉駅の東口から千葉都市モノレールに乗り、県庁前駅で降りて歩いた場合、約7分かかります。また、京成バス７番のり場から大学病院に乗り、郷土博物館・千葉県文化会館で降りて、約2分歩いてもたどり着けます。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、8つ目の鳥谷台公園をみていきます。青野一が武田先生と話をした公園のモデルは、鳥谷台公園です。大きな悩みを抱えた青野一が、中学時代の担任だった武田先生と偶然再会し、話を聞いてもらったシーンで登場しました。鳥谷台公園の住所は、千葉県松戸市三ケ月1281-2です。JR常磐線および武蔵野線の新松戸駅から歩いて約12分のところにあります。

また、流鉄流山線の幸谷駅から約14分歩く、あるいは、同線の馬橋駅およびJR常磐線の馬橋駅から約16分歩いてもたどり着けます。さらに、最寄りのバス停を利用した場合、新松戸駅で降り歩いて約11分、または馬橋坂下や八ヶ崎入口で降り、歩いて約12分かかります。

「青のオーケストラ」の聖地巡礼、9つ目の絶品中華 まんぷく亭 新松戸本店をみていきます。作中に登場したラーメン店のモデルは、絶品中華 まんぷく亭 新松戸本店です。作中では武田先生が、青野一と秋音律子の高校合格祝いとして、2人を連れて行ってくれたラーメン屋として、テレビアニメ3話で登場しました。

また、アニメで登場したラーメン店が、絶品中華 まんぷく亭 新松戸本店の外観や店内を忠実に再現していると好評となっています。絶品中華 まんぷく亭 新松戸本店の定休日は不定休、営業時間は昼11時～深夜2時で、ランチタイムは11時～15時30分までとなっています。そして、住所は千葉県松戸市新松戸2丁目112で、新松戸駅から歩いて約1分のところにあります。

ここまで「青のオーケストラ」作中に登場する場所のモデルとなった、聖地を一覧でみてきました。次に「青のオーケストラ」の主人公の青野一たちが通う、海幕高校のモデルとなった千葉県立幕張総合高等学校について、その住所や偏差値などを紹介していきます。

「青のオーケストラ」作中で、主人公の青野一たちが通う千葉県立海幕高等学校のモデルとなったのは、実在の千葉県立幕張総合高校という学校です。全校生徒が2000人以上というマンモス校で、作中に登場するシンフォニックオーケストラ部（通称：オケ部）も、実在しています。

「青のオーケストラ」に登場する海幕高校のモデルとなった、千葉県立幕張総合高等学校は、千葉県千葉市にあります。千葉県立幕張総合高等学校の住所は、千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1-6で、最寄り駅は海浜幕張駅です。

幕張総合高校のアクセスをみていくと、JR京葉線の海浜幕張駅から歩いて約15分のところにあります。さらに、海浜幕張駅からバスに乗って約5分、若葉公園バス停で降り、そこから約2分歩いてもたどり着けます。また、JR総武線の幕張駅からは歩いて約25分かかります。

千葉県立幕張総合高等学校の偏差値について、総合学科でだいたい64～65くらい、看護学科でだいたい59くらいだと言われています。

「青のオーケストラ」の原作者である阿久井真先生の担当者が、幕張総合高校のシンフォニックオーケストラ部だったことから、阿久井真先生の幕張総合高校への取材が実現しました。そして、阿久井真先生は何度も来校し、取材を重ねたそうです。そのおかげか、海幕高校は幕張総合の校舎や校内の様子、学校周辺の景色などが詳細に再現されていると好評となっています。

ここまで「青のオーケストラ」の聖地や、海幕高校のモデルとなった千葉県立幕張高等学校についてみてきました。次に、海幕高校オケ部のモデルとなった幕張総合のシンフォニックオーケストラ部について、実績やコラボ、CD情報などを紹介していきます。

幕張総合のシンフォニックオーケストラ部は、「幕総オケ部」と呼ばれて親しまれており、総勢180名の部員（2018年時点）が在籍しています。そして、ファンの間では、海幕高校オケ部のモデルとなった幕総オケ部の実績が凄いと話題になっています。

実際、幕総オケ部は2012年に創設された、日本学校合奏コンクールのグランドコンテスト部門において、最優秀団体に与えられる文部科学大臣賞を10回受賞（2022年時点）しています。また、他にもいくつものコンクールに出場し、優秀な成績を残しているなど、輝かしい実績を誇ります。

「青のオーケストラ」と、海幕高校オケ部のモデルである幕張総合のシンフォニックオーケストラ部のコラボ動画が、YouTubeにて公開中です。

幕張総合のシンフォニックオーケストラ部には、公式サイトが存在します。他にも幕総オケ部の後援会が運営するYoutubeチャンネル、X（旧Twitter）やInstagram、Facebookもあります。

幕張総合のシンフォニックオーケストラ部では、オケ部が演奏する曲が収録されたCDが販売されています。そして、2023年7月には第5弾となる最新のCD「幕総2020-2022」が発売となり、2020年～2022年にかけてオケ部が演奏したコンクール曲を中心に収録されています。価格は2750円、過去のCDも含め、ブレーン株式会社のオンラインショップなどで購入できるそうです。

「青のオーケストラ」のテレビアニメ化に伴い、聖地として松戸がたびたび登場することを嬉しく思うという感想となっています。

「青のオーケストラ」作中に登場する南海幕駅のモデルとなった海浜幕張駅に関して、再現度が非常に高くて驚いたという感想となっています。

こちらも「青のオーケストラ」の聖地の1つである海浜幕張駅に関して、身近な場所が好きなテレビアニメの聖地になったことが嬉しいという感想となっています。

以上、人気漫画およびアニメ「青のオーケストラ」作中に登場する聖地や、舞台を一覧でみてきました。そして「青のオーケストラ」では、幕張総合高校とその周辺を舞台としており、JR幕張駅や流山橋、新松戸駅などの聖地巡礼のそれぞれの住所やアクセスを紹介してきました。

さらに「青のオーケストラ」の主人公の青野一たちが通う、海幕高校のモデルとなった幕張総合高校に関して、その住所や偏差値などをみてきました。また、幕張総合のシンフォニックオーケストラ部の実績を紹介し、数々の優秀な成績を残していることが分かりました。他に「青のオーケストラ」とのコラボ動画があること、CD情報などもみてきました。