2021年11月30日公開
2021年11月30日更新
青のオーケストラのあらすじをネタバレ!高校オケ部青春漫画の魅力と感想は?
青のオーケストラのあらすじをネタバレしていきます。青のオーケストラは家庭の事情で音楽から離れていた青野一が、初心者の秋音律子の演奏をきっかけに再びヴァイオリンを始めるという内容の青春漫画です。部活動の様子が非常にリアルだと話題で、まるで音が聴こえてくるような作画も絶賛されています。今回は青のオーケストラのあらすじネタバレだけでなく、ファンからの感想や評価も紹介していきます。
目次
青のオーケストラとは?
今回は青のオーケストラという人気作品に注目しました。青のオーケストラは音楽好きの若年層を中心にじわじわと話題を集めている青春漫画です。ストーリーも作画も高く評価されており、近いうちにアニメ化されるのではないかと期待されています。そんな青のオーケストラのあらすじをネタバレし、ファンからの感想や評価を紹介します。
青のオーケストラの概要
ファンからの感想や評価を紹介する前に、まずは青のオーケストラの作品情報を説明します。青のオーケストラは2017年4月から小学館の雑誌アプリのマンガワンで連載している音楽漫画で、2017年5月からはコミック配信サイトの裏サンデーでの掲載も開始しました。2021年8月には累計発行部数が300万部を超えており、アニメ化や実写化も近いのではないかと噂されています。
青のオーケストラの原作者
青のオーケストラの作者は、阿久井真という女性漫画家です。第66回新人コミック大賞の少年部門で佳作に選ばれ、2013年の「猛禽ちゃん」で連載デビューを果たしました。2015年から2016年に手掛けた「心が叫びたがってるんだ。」のコミカライズの作画が評判の漫画家ですが、経歴・年齢・出身地などの詳しい情報は明かされていません。
青のオーケストラの漫画あらすじネタバレ
ファンからの感想や評価を紹介する前に、まずは人気音楽漫画である青のオーケストラの作品情報を紹介しました。続いては青のオーケストラのあらすじをネタバレしていきます。2021年11月時点で9巻まで発売していますが、ここでは3年生が抜けて新体制になった7巻までをネタバレします。
1巻あらすじネタバレ
かつてヴァイオリンで数々の賞を獲得した青野一は、ある日体育の授業で鼻血を出してしまい保健室に向かいました。ここしばらく家庭の事情により音楽から離れていましたが、保健室登校の秋音律子との出会いにより初心を思い出してオーケストラ部の強豪校への進学を決意しました。互いに勉強とヴァイオリン技術を教え合った青野一と秋音律子は、志望していた海幕高校に進学します。
2巻あらすじネタバレ
高校生になった青野一と秋音律子は、海幕高校オーケストラ部の演奏に感動して入部を決意しました。オーケストラ部には凄腕ヴァイオリニストの佐伯直や、秋音律子の親友である小桜ハルもいました。入部テストを終えた青野一と秋音律子は、定期演奏会に向けて日々練習に励んでいきます。
3巻あらすじネタバレ
秋音律子は定期演奏会に向けて熱心に練習していましたが、自分では成長が感じられず内心焦っていました。一方の青野一は顧問の鮎川広明に補修で不在にしていたことを気付かれておらず、更には名前さえも覚えてもらえていなかったため見返そうと奮起します。そして月日は流れ、運命のオーディションの日を迎えました。
4巻あらすじネタバレ
無事にオーディションを終えた青野一は、先輩の町井美月やチェロの山田との交流を経てオーケストラとは何なのかを理解しつつありました。しかしながら青野一は、3年生と演奏する佐伯直の成長に焦りを感じ始めます。更には青野一が帰宅すると、家は真っ暗で母親が倒れていました。翌日の無断欠席を心配した秋音律子たちは部活後に家を訪ねて、心情を吐露する青野一の言葉に耳を傾けます。
5巻あらすじネタバレ
家庭の事情や妬みに思い悩んでいた青野一は母親や中学時代の恩師である武田先生、そして佐伯直と話をして気持ちを整理しました。その後ようやく練習にやってきた青野一の姿を見て、ずっと心配していた秋音律子も胸を撫でおろします。その後夏祭りでリフレッシュした青野一と秋音律子は、ついに定期演奏会を迎えることになります。
6巻あらすじネタバレ
3年生が参加する最後の定期演奏会が始まり、まずは2ndヴァイオリンの秋音律子がジョルジュ・ビゼーの「カルメン」を演奏しました。2曲目は1stヴァイオリンの小桜ハルの「くるみ割り人形」、3曲目は3年生を中心とした弦楽器と原田蒼のソロによる「四季」を披露しました。そして最終曲として、青野一と佐伯直が参加する「新世界より」の演奏が始まります。
7巻あらすじネタバレ
3年生の集大成となった定期演奏会は幕を閉じ、2年生が中心となって新体制のオーケストラ部が始動しました。打楽器セクションリーダーの佐久間優介が嫌味を言うなど、新生オーケストラ部はギクシャクしていました。顧問の鮎川広明はこのままでは連覇出来ないと現状を突き付けて、受験勉強との両立に思い悩む2年生を𠮟咤激励しました。
青のオーケストラの面白い魅力
ファンからの感想や評価を紹介する前に、青のオーケストラのコミック7巻までのあらすじをネタバレしました。続いては人気音楽漫画の青のオーケストラの面白い魅力に迫ります。強豪校の部活動を描いた青のオーケストラには、どのような魅力が詰まっているのでしょうか?
面白い魅力①現実のオケ部がモデルになっている
青のオーケストラは青野一と秋音律子が入学した海幕高校のオーケストラ部が舞台となっていますが、実は千葉県にある高校オケ部を再現しています。モデルになっている幕張総合高校のシンフォニックオーケストラ部はマンガワンから公式に紹介されており、2018年にはYouTubeにてコラボ動画が公開されました。幕張総合高校も数々のコンクールで連覇している日本屈指の強豪校です。
面白い魅力②リアルで複雑な人間関係
主人公の青野一と凄腕ヴァイオリニストの佐伯直は、出会った当初は反発していました。その後お互いの良さに気付いて次第に親しくなっていきますが、定期演奏会を前にして青野一が佐伯直の才能に嫉妬してしまいます。また小桜ハルは青野一に恋心を抱いており、秋音律子やその他の女子生徒に対してジェラシーを感じるシーンが描かれています。
面白い魅力③演奏シーン
音楽漫画である青のオーケストラでは、度々演奏シーンが描かれます。迫力ある演奏シーンは主にキャラクターの表情や、躍動感のあるコマ割りにより表現されています。定期演奏会では黒を基調とすることで重低音を感じさせる工夫が凝らされており、臨場感があって素晴らしいと大好評でした。
青のオーケストラのあるあるネタ
ファンからの感想や評価を紹介する前に、青のオーケストラのあらすじをネタバレしました。続いては青のオーケストラのあるあるネタについて掘り下げていきます。人気音楽漫画の青のオーケストラのどんなシーンに、ファンたちは共感しているのでしょうか?
あるあるネタ①重いものは基本男子が持つ
演奏会に参加する場合、楽器は各高校から持ち込まれています。演奏に使用する楽器は、簡単に各自が持ち込めるようなヴァイオリンサイズのものばかりではありません。10kgほどの重さになるコントラバスやチューバは、男子生徒が中心になって搬入用のトラックと会場の間を運ぶこともあります。
あるあるネタ②イケメンの楽器になりたい
青のオーケストラの人気キャラクターと言えば、コンマスを務めていた3年生の原田蒼です。迫力のある演奏の後に爽やかな笑顔を浮かべて、多くの女子生徒たちを虜にしていました。コミック1巻では拍手と共に「原田先輩のヴァイオリンになりたい」と呟く女子生徒が描かれており、このセリフに共感したファンも沢山いたようです。
あるあるネタ③返事が大きい
大きい声で返事をすると言えば体育会系の部活というイメージが強いようですが、オーケストラ部のキビキビとした言動も負けてはいません。海幕高校オーケストラ部を初めて見た青野一は、演奏前の挨拶に圧倒されていました。強豪校ならではの厳しい上下関係に加えて、日々の楽器の演奏により筋力や肺が鍛えられていることが影響しているとも言われています。
あるあるネタ④顧問が怖い
いつも楽しく演奏しているだけでは、コンクールで連覇出来るような技術は身に付きません。海幕高校オーケストラ部の顧問である鮎川広明は入室するだけで空気をピリつかせて、生徒たちに厳しい言葉を投げ掛けます。しかし怖いだけではなく結果を出せば笑顔で称え、絶妙な飴と鞭によって生徒たちを導いていきます。
あるあるネタ⑤人間関係のトラブル
強豪校になると沢山の部員がいるため、考えが衝突してしまうこともあります。人気音楽漫画の青のオーケストラでも、新体制となって不平不満が爆発していました。このような苦しい時期を共に乗り越えることで絆は強まり、その積み重ねがコンクールで連覇出来るような良い演奏に繋がっていきます。
あるあるネタ⑥オーディション前の空気
強豪校になれば部員が多いため、演奏会のメンバー決めのオーディションが行われます。主人公の青野一も良いポジションを獲得するため、熱心に練習していました。そのような真剣な部員たちの雰囲気が、オーケストラ部全体の空気をピリピリとさせます。
あるあるネタ⑦卒業後はなかなか演奏する機会がない
青野一と秋音律子の恩師である中学教師の武田先生は柔道の強化選手でしたが、高校の推薦のかかった大事な試合で敗北してしまいました。そして高校ではオーケストラ部に所属して、楽器を演奏する楽しさを知りました。そんな半生を送ってきた武田先生は大学を卒業して体育教師となってからは演奏する機会が無く、久しぶりに演奏してみても以前のような音は出せないと寂し気に語っていました。
青のオーケストラの登場人物一覧
ファンからの感想や評価を紹介する前に、青のオーケストラのコミック7巻までのあらすじをネタバレしました。続いては青のオーケストラの主要人物について説明していきます。人気音楽漫画の青のオーケストラには、どのようなキャラクターが登場するのでしょうか?
青野一
青のオーケストラの主人公は、かつて数々のコンクールでトップの成績を収めていた青野一です。幼少期からヴァイオリンを始めていた実力者ですが、ヴァイオリニストの父親のスキャンダルをきっかけに音楽から離れていました。秋音律子との出会いによって再びヴァイオリンに触れるようになり、オーケストラ部が有名な海幕高校に入学しました。
佐伯直
青のオーケストラの主人公である青野一のライバルが、ドイツからの帰国子女の佐伯直です。青野一と入れ替わりで賞を総なめにするようになった実力者で、帰国後はオーケストラ部が有名な海幕高校に入学しました。自分が有名ヴァイオリニストである青野龍仁の浮気相手の子だと知り、青野一に異母兄弟だったことを告白しました。
秋音律子
青のオーケストラのメインヒロインは、ヴァイオリン初心者の秋音律子です。いじめの加害者に手をあげたことで孤立してしまい、保健室登校をしていました。そして保健室で休んでいた青野一と運命の出会いを果たし、武田先生の勧めでヴァイオリンを教わるようになりました。
小桜ハル
青のオーケストラのサブヒロインは、ヴァイオリン経験者の小桜ハルです。小桜ハルは秋音律子の親友ですが、中学時代にいじめの標的にされて転校してしまいました。青野一とは過去にコンクールで顔を合わせており、高校での再会をきっかけに恋心を自覚するようになりました。
青のオーケストラに関する感想や評価
青のオーケストラのコミック7巻までのあらすじをネタバレし、あるあるネタや主要人物を説明してきました。それでは最後に、青のオーケストラに関する世間からの感想や評価を紹介します。人気音楽漫画の青のオーケストラに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
はー、今更ながら青のオーケストラ読んだけどめちゃ面白いね。
— ぽこ (@ponpokopon_777) November 25, 2021
部活楽しそう、青春ステキ…🥺✨
先輩がカッコよすぎるし友達みんなイイヤツじゃん!(イジメっこ除く
こんな青春送りたかったなー、高校は何してたんだろうってくらい無🙂
こちらは青のオーケストラのストーリーに対する感想ツイートです。現実に近い設定やキャラクターの心情を丁寧に描くことで、青春時代の苦楽が見事に表現されていると評判です。沢山のファンから自分の青春時代と重ねて懐かしむ声や、輝く日々を羨む声が寄せられています。
最近青のオーケストラ読み始めたんだけど阿久井先生の画力半端ないな
— ノック (@Nokkybeats2828) November 23, 2021
すごい綺麗
こちらは青のオーケストラの作画を称賛している感想ツイートです。「心が叫びたがってるんだ。」の作画を担当した阿久井真の絵は、凄く綺麗で読みやすいと評判です。キャラクターの言動が細部まで描かれていて夢中で読み進めてしまうと、高く評価されています。
「青のオーケストラ」(漫画)
— train (@train_1010) November 24, 2021
めっっっちゃくちゃ面白い!!
天才ヴァイオリニストの主人公が
高校のオケ部で仲間達と切磋琢磨
していく物語。
擬音が描かれていないのに演奏中の音が聴こえる。演奏中の表現が上手すぎる!
読んでるときに涙が溢れて来ることも何度か;;
青春を読みたい方は是非
こちらは青のオーケストラの演奏シーンに対する感想ツイートです。漫画家の阿久井真は擬音ではなく、主にキャラクターの表情や動作で演奏シーンを表現しています。演奏シーンに感動した沢山のファンからは、まるで音が聴こえてくるみたいとの感想が寄せられています。
青のオーケストラのあらすじネタバレまとめ
青のオーケストラのあらすじや主要人物について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?青のオーケストラは絶賛連載中で、コミック8巻以降も発売しています。アニメ化が期待されている人気作品なので、この機会にぜひ青のオーケストラを読んでみてはいかがでしょうか?