【青のオーケストラ】町井美月はかわいいハルの憧れの先輩！好きな人は誰？

青のオーケストラには、町井美月というかわいい先輩が登場します。町井はそれほど目立ちませんが、良い先輩として読者からの人気も高いキャラです。町井は1年生のハルと仲が良く、ハルとのエピソードがたびたび登場します。ハルにとって町井は憧れの先輩であり、恋愛相談ができる頼れる存在でもあります。

本記事では、青のオーケストラの町井がどのようなキャラかを解説します。町井の魅力やハルとの関係だけでなく、町井の好きな人も考察してまとめます。まずは、青のオーケストラの作品情報と、町井のプロフィールを確認していきましょう。

青のオーケストラは、漫画雑誌アプリの「マンガワン」で連載中の漫画です。また、webコミック配信サイトの「裏サンデー」でも連載されています。作者は阿久井真さんで、青のオーケストラでは第68回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しています。青のオーケストラはヴァイオリンの才能を持った主人公が、オーケストラ部の中で成長していく姿を描いた物語です。

音楽好きの若者を中心に話題となり、マンガワンの中では看板作品として扱われています。単行本は現時点で11巻までが発売済みで、累計発行部数は400万部を超しています。青のオーケストラは2023年にアニメ化され、NHKで全24話が放送されました。

有名なヴァイオリニストの息子である青野一は、小さい頃から父親にヴァイオリンを習っていました。数々の賞を受賞してきた青野でしたが、父親の不倫騒ぎで家庭が崩壊し、ヴァイオリンを手放します。しかし、中学時代の同級生である秋音律子の影響で、再びヴァイオリンへの情熱を取り戻します。青野はその後海幕高校へと進学し、オーケストラ部へ入部しました。青野は仲間たちと切磋琢磨しつつ、過去のトラウマから解放されていくのでした。

青のオーケストラの町井美月は、オーケストラ部の3年生の先輩です。担当楽器はヴァイオリンで、ポジションは1stヴァイオリンです。1stヴァイオリンの中ではNO.2の立場にあることから、演奏者として相当の腕前があることがわかります。

ショートボブの落ち着いた美人で、昼休みには1人で本を読んでいることが多いです。ヴァイオリンが上手いだけでなく面倒見も良く、優しく頼りになる先輩です。特に1年生のハルには自分と似通ったところを感じているらしく、何かと気にかけています。

青のオーケストラのハルは、同級生の青野に恋心を抱いています。ハルは小さい頃からヴァイオリンのコンクールに出場しており、そこで青野のことも知りました。そして、青野の演奏に感動したハルは、青野に憧れを抱いていたのです。小学2年生のときにあるコンクールに出場したハルは、演奏後青野に話しかけられます。青野はハルが低学年にも関わらず難しい曲を弾いていたため、ハルのことを素直に「凄い」と褒めました。

そして、「いつか一緒に弾けたらいいね」と笑顔で言います。ハルが口ごもっていると青野は母親に呼ばれ、「約束ね」と言って去っていきました。ハルはこのときからずっと青野のことを思い続けていて、青野との約束も大事にしていました。高校生になったハルは青野と同じ学校に入学し、さらに部活も一緒になります。しかし、消極的なハルは青野を前にすると恥ずかしくなり、まともに話もできなくなってしまいました。

ところが、ある雨の日に青野と話をするチャンスが訪れます。部活が終わって帰ろうとしていたハルは傘が壊れてしまい、青野の傘に入れてもらうことになりました。2人きりで話す機会に恵まれたハルは、青野に小学生のときの約束を覚えているか尋ねます。しかし、青野は約束をすっかり忘れていました。

ハルは青野が約束を覚えていなかったことに寂しさを覚えましたが、青野への恋心が消えることはありませんでした。ハルと青野が相合い傘をして帰ったとき、この2人の姿を町井美月と平良が目撃していました。平良は2人が付き合っていると思ったようですが、町井はハルの様子から、ハルが青野に片思いしていると見抜いたのです。

ハルはもともと町井美月のヴァイオリンの音が好きで、町井に憧れていました。町井と好きな曲が同じだったことや、手作りのしおりをプレゼントされたりしたことで、さらに町井のことを好きになっていきます。ハルはどうしても人と壁を作ってしまいますが、町井にはかなり心を許しているようです。町井はハルが青野のことを好きだと気づいても、誰にも言うことはありませんでした。

それどころか、ハルの心理的負担を減らすため、自分にも部活内に好きな人がいることを打ち明けました。町井のこうした気配りにより、ハルはますます町井のことを好きになっていくのでした。町井とハルは秘密を共有したことにより、さらに親密度が増しました。ハルは町井が部活を引退した後も、たびたび恋愛相談に乗ってもらっているようです。

青のオーケストラの町井美月には、誰か好きな人がいることがわかっています。町井はそのことを誰にも言わずにいましたが、ハルにだけこっそりと打ち明けました。しかし、その好きな人の名前などは、読者には秘密にされています。では、町井の好きな人とは、一体誰でしょうか？町井の好きな人に関して唯一わかっている情報は、オーケストラ部に所属しているということです。

町井は3年生であるため、おそらく部内の同じ3年生の中に好きな人がいると推察されます。3年生の中で最も可能性が高い男子は、コンマスの原田です。町井は原田と同じ1stヴァイオリンであるため、接する機会も多かったでしょう。長い時間を一緒に過ごすうちに、原田のことを好きになっていったと考察できます。

町井美月は作中で、ハルと自分が重なると発言していました。もしも町井の好きな人が原田であるとすれば、確かに町井とハルには共通点があります。2人とも好きな人が同じポジションで、部活内では好きな人の近くにいることができます。しかし、思いを伝えることはできず、ひっそりと片思いをしています。町井はハルと青野の関係が自分と原田の関係によく似ていたため、ハルの片思いにもすぐに気づいたのでしょう。

青のオーケストラの町井美月は、かわいい魅力的な先輩です。しかし、町井はかわいいだけでなく、他にもさまざまな魅力を持っています。では、青のオーケストラの町井の魅力とは何でしょうか？ここでは、かわいいだけでない町井の魅力について紹介します。

青のオーケストラの町井美月は、キリッとした顔つきの男前女子です。顔つきだけでなく、話し方もどことなく男らしいところがあります。町井は普段から大人数で集まるよりも1人で読書をすることを好んでおり、一匹狼な雰囲気であるところも男前だといえます。

ただ、男前女子といっても完全に男っぽいというわけではなく、女の子らしいかわいいところもあります。かわいいところと男前なところが見事に融合しているのが、町井の大きな魅力のひとつです。

青のオーケストラの青野は、周りの音とうまく合わせられないことに悩んでいました。青野はずっとソロで弾いてきたため、大人数で合奏する経験がなかったのです。楽譜とにらめっこしている青野に気づいた町井美月は、青野にコンマスの原田を見ればいいとアドバイスします。青野はその後、町井に言われた通り、意識して原田を見ながら演奏しました。すると、原田が体や弓の動きで指揮をしていることに気づきます。

原田の体を使った指揮に合わせることで、青野も少しずつ周りの音と合わせられるようになっていきました。しかし、それでもまだ完全に周りと合わせることができない青野は、改めて町井に相談を持ちかけます。町井は青野の悩みを聞いて、過去の自分の体験を話します。町井は昔、アマチュアの市民オーケストラに在籍していました。

そのとき、ヴィオラの人数が足りなくなったため、人数合わせのために3年間だけヴィオラを弾くことになります。町井はそこでヴィオラを演奏したことで、自分の視野の狭さに気づくことができました。オーケストラにはヴァイオリン以外の多くの音があることを、そこで改めて実感したのです。町井は自分の経験を踏まえて、青野に他の楽器の音をよく聞いてみるようアドバイスしました。

町井の話を聞いた青野は、試しにチェロの山田と一緒に練習してみました。ヴァイオリン以外の楽器と演奏することで、青野は他の音と合わせることがどういうことかを理解していきます。青野は町井のアドバイスによって、さらに上達することができたのです。青野が町井に相談するシーンでは、町井が焦る青野を落ち着かせて、自身の体験を踏まえてわかりやすく話をしていることがわかります。

町井は仲間のことを大切に思っているからこそ、相手に共感しながら相談に乗ることができるのです。楽譜とにらめっこをしていた青野にいち早く気づいたことからも、町井が普段から仲間たちのことを観察している様子が伺えます。観察するだけでなく、しっかりとフォローできるところが、町井の素晴らしい魅力だといえるでしょう。

定期演奏会では、チャイコフスキーのくるみ割り人形も演目のひとつに入っていました。ハルはくるみ割り人形が好きでしたが、ある日練習曲がくるみ割り人形から変更されてしまいます。ショックを受けているハルに声をかけたのは、町井美月でした。町井はハルに、くるみ割り人形の中でどの曲が一番好きか尋ねます。「花のワルツ」が好きだと言うハルに、町井は「一緒だ」と言って笑いました。

その後、町井の個人練習を見ながらその音に聴き惚れていたハルは、町井から練習に誘われます。その練習で町井は、「誰かと踊ることを想像しながら弾くといい」とハルに教えました。町井の言葉でイメージを膨らませることができたハルは、演奏会でもその指示通り弾くことができました。町井は具体的な例を出すことで、後輩に的確な指示を与えることができます。後輩にとっては、非常に頼りがいのある先輩だといえます。

青のオーケストラの町井美月に関しては、「いい先輩」という感想が多く見られました。町井はそれほど出番が多いキャラではないため、今まで町井の存在を知らない人もいました。しかし、青野とのエピソードで町井という先輩を認識し、人柄の良さに魅力を感じた人が大勢いました。

青のオーケストラの町井美月は、かわいいだけでなくかっこいい先輩でもあります。そのため、町井は「かっこかわいい」と評判で、出番が少ない割には人気が高いようです。かわいい町井には「惚れた」というコメントや、「出番を増やしてほしい」というコメントが上がっていました。

青のオーケストラの町井美月は、特にハルとの関係が深いキャラです。町井とハルの先輩後輩関係が好きな人は多く、2人のエピソードは人気を集めていました。特に、定期演奏会の最中に出てきたハルと町井の回想シーンには、心を打たれた人が大勢いました。

青のオーケストラの町井美月に関しては、「声優が良い」という感想も寄せられていました。町井の声が好きだという人は多く、アニメで声を聞いてさらに町井が好きになったというコメントもありました。アニメの青のオーケストラでは声優の安済知佳さんが町井役を担当しており、同じ安済知佳さんが演じている『リコリス・リコイル』の千束を思い浮かべる人も大勢いました。

青のオーケストラの町井美月の魅力やハルとの関係、好きな人などをまとめました。町井は面倒見が良い性格で、後輩に的確なアドバイスができる頼れる先輩です。作中では好きな人がいることが明らかになりましたが、その相手が誰かはわかっていません。

町井はすでにオーケストラ部を引退していますが、ハルの恋愛相談に乗るなど、まだまだ作中で活躍しています。今後の展開次第では、町井の好きな人が誰か明かされる可能性もあります。青野やハルなど主要キャラの恋愛だけでなく、町井の恋愛にもぜひ注目してみてください。