【るろうに剣心】火男（ひょっとこ）は巨漢の御庭番衆！強さ・能力や最後は？

漫画『るろうに剣心』には、火男（ひょっとこ）という巨漢のキャラクターが登場しています。火男（ひょっとこ）は｢隠密御庭番衆｣のメンバーであり、漫画『るろうに剣心』の東京編で初登場を飾りました。｢隠密御庭番衆｣の火男（ひょっとこ）は｢火炎吐息｣という能力を持っており、口から炎を放つことが出来ます。しかし、火男（ひょっとこ）は漫画『るろうに剣心』の東京編で退場してしまったため、強さが明確に分かっていません。

漫画『るろうに剣心』の東京編で、火男（ひょっとこ）は武田観柳に従い、脱走者の高荷恵を拉致しようとしました。しかし、欲に溺れた武田観柳が｢隠密御庭番衆｣を見限り、火男（ひょっとこ）は壮絶な最後を遂げることになりました。本記事では、｢隠密御庭番衆｣の火男（ひょっとこ）について、能力の強さや最後、アニメの声優などを紹介します。まずは、火男（ひょっとこ）が登場する『るろうに剣心』の原作情報を紹介していきます。

火男（ひょっとこ）が登場する『るろうに剣心』とは、1994年から続く和月伸宏の漫画作品です。漫画『るろうに剣心』は主人公・緋村剣心の活躍と明治初期の歴史を描いた作品であり、『るろ剣』という略称で親しまれています。漫画『るろうに剣心』は1994年に｢週刊少年ジャンプ｣で始まり、1999年に最終回を迎えました。その後、漫画『るろうに剣心』は2017年に続編の北海道編が｢ジャンプスクエア｣で発表されました。

2023年11月現在、漫画『るろうに剣心』は完結しておらず、続編の北海道編の連載が続いています。漫画『るろうに剣心』は全世界で高い評価を獲得しており、シリーズの累計発行部数が7200万部を記録しています。この評価から、漫画『るろうに剣心』はこれまで、テレビアニメや実写映画などのメディア作品が多数作られています。そのため、漫画『るろうに剣心』のシリーズは、今後も人気を伸ばし続けると考えられます。

主人公の緋村剣心は幕末の動乱を終わらせた英雄であり、｢人斬り抜刀斎｣と呼ばれていました。しかし、緋村剣心は幕末の動乱で最愛の妻を亡くし、明治維新後に｢不殺（ころさず）｣の誓いを立てます。その後、緋村剣心は刃が逆になった｢逆刃刀｣を持ち、流浪人として全国行脚の旅を始めました。そして、流浪人の緋村剣心は東京でメインヒロインの神谷薫と出会い、｢人斬り抜刀斎｣時代の自分と向き合うことになるのでした。

本記事で、能力の強さや最後、アニメの声優などを紹介する火男（ひょっとこ）とは、漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクターの1人です。漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）は、｢隠密御庭番衆｣に所属している四乃森蒼紫の部下であり、大きな身体と前歯しかない口元が特徴となっています。火男（ひょっとこ）の身長と体重は190cmの120kgだと分かっており、誕生日と血液型は1848年7月生まれのO型です。

元々、火男（ひょっとこ）は1848年に熊本で生まれ、江戸城守護の｢隠密御庭番衆｣に入りました。その後、火男（ひょっとこ）は明治時代の到来で居場所を失い、御頭の四乃森蒼紫と行動するようになったことが判明しています。火男（ひょっとこ）は直情的で自信家な大男であり、仲間の癋見に｢デブ｣と呼ばれています。しかし、火男（ひょっとこ）は仲間を心から大切にしており、四乃森蒼紫のためなら命を投げ出すことが出来ます。

漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）は、油袋を胃の中に入れており、火打石の歯で炎を放つことが出来ます。火男（ひょっとこ）の能力は非常に強力であり、火炎で敵に大火傷を負わすことが可能となっています。また、アニメ版（2023年）の火男（ひょっとこ）は｢火炎拳｣という能力も習得しており、敵を一切近付けません。しかし、火男（ひょっとこ）の能力は油に依存しており、油が切れると使用出来なくなります。

｢隠密御庭番衆｣は江戸城を守っていた組織であり、メンバー全員が圧倒的な強さを持っています。そのため、火男（ひょっとこ）の強さは並の剣士以上だと断言出来ます。しかし、火男（ひょっとこ）は相楽左之助戦で能力を破られ、完敗してしまいました。また、緋村剣心は｢大道芸｣と称し、火男（ひょっとこ）の能力を馬鹿にしていました。これらを見ると、火男（ひょっとこ）の強さは｢隠密御庭番衆｣で最下位レベルだといえます。

漫画『るろうに剣心』の東京編で、高荷恵は麻薬の精製に嫌気が差し、武田観柳の屋敷から脱走します。高荷恵の脱走に武田観柳は激怒し、彼女を連れ戻すよう｢隠密御庭番衆｣の御頭・四乃森蒼紫に命じました。その後、火男（ひょっとこ）は仲間の癋見と協力し、高荷恵の逃亡先である｢神谷道場｣を襲撃します。この時、緋村剣心と相楽左之助が｢隠密御庭番衆｣の襲撃を迎え撃ち、火男（ひょっとこ）は自身の火炎能力を披露しました。

当初、火男（ひょっとこ）は能力の火炎放射で相楽左之助を圧倒していました。しかし、火男（ひょっとこ）は緋村剣心に能力を見破られ、｢大道芸｣と称されてしまいます。そして、火男（ひょっとこ）は胃の中の油袋を引きずり出され、相楽左之助に完敗することになりました。すると、仲間の般若が駆けつけ、火男（ひょっとこ）は観柳邸に撤退します。その後、緋村剣心は高荷恵を助けるため、武田観柳の邸宅に攻撃を仕掛けました。

緋村剣心と相楽左之助は｢神谷道場｣で｢隠密御庭番衆｣の襲撃を防ぐものの、高荷恵が観柳邸に戻ってしまいました。高荷恵の失踪を知った緋村剣心は、彼女を救出するため、武田観柳の邸宅に攻め込みます。緋村剣心は圧倒的な強さで武田観柳の部下を蹴散らし、｢隠密御庭番衆｣の御頭・四乃森蒼紫も撃退します。｢隠密御庭番衆｣の敗北に武田観柳は怒り狂い、最新兵器のガトリングガンで緋村剣心と四乃森蒼紫を殺害しようとしました。

この時、火男（ひょっとこ）と癋見はガトリングガンの音で武田観柳の裏切りを悟り、四乃森蒼紫の救援に向かいます。そして、火男（ひょっとこ）は四乃森蒼紫を庇い、武田観柳のガトリングガンで壮絶な最後を遂げました。また、癋見・般若・式尉の3人も最後を遂げ、｢隠密御庭番衆｣は壊滅してしまいます。その後、四乃森蒼紫は火男（ひょっとこ）・癋見・般若・式尉の首を落とし、｢最強｣の二文字を追い求めるようになりました。

漫画『るろうに剣心』に登場する四乃森蒼紫とは、｢隠密御庭番衆｣の最後のリーダーであり、二刀流と拳法の使い手として知られています。｢隠密御庭番衆｣は昔、江戸時代の崩壊で行き場を失ってしまいました。この時、四乃森蒼紫は｢隠密御庭番衆｣を見捨てず、彼らの居場所を作り続けました。この過去から、火男（ひょっとこ）は四乃森蒼紫に絶対的な忠誠を誓っています。

しかし、火男（ひょっとこ）は武田観柳に頭を撃ち抜かれ、最後を遂げてしまいました。また、癋見・般若・式尉の3人も四乃森蒼紫を庇い、観柳邸で壮絶な最後を遂げます。これがきっかけで、四乃森蒼紫は修羅と化してしまいました。

緋村剣心とは、漫画『るろうに剣心』の主人公であり、赤毛と左頬の十字傷が特徴となっています。緋村剣心は作中トップクラスの強さを持っており、｢人斬り抜刀斎｣と呼ばれています。漫画『るろうに剣心』の作中で、火男（ひょっとこ）は｢神谷道場｣を襲撃し、喧嘩屋の相楽左之助を追い詰めます。この時、緋村剣心は火炎放射を｢逆刃刀｣の旋回で無効化し、火男（ひょっとこ）の能力を｢大道芸｣と称しました。

漫画『るろうに剣心』に登場する高荷恵とは、女医として活動している美女であり、緋村剣心を｢剣さん｣と呼んでいます。元々、高荷恵は武田観柳に才能を見出され、彼の下で阿片作りを行っていました。しかし、高荷恵は阿片作りを拒み、観柳邸から脱走します。この時、火男（ひょっとこ）は武田観柳に命じられ、高荷恵の捜索を始めました。しかし、火男（ひょっとこ）は四乃森蒼紫の部下であるため、高荷恵に一切興味がありません。

漫画『るろうに剣心』に登場する武田観柳とは、阿片の密売を行っている悪徳実業家であり、センター分けの黒髪と眼鏡が特徴となっています。元々、武田観柳は｢隠密御庭番衆｣を用心棒として雇い、高荷恵の捜索を任せていました。しかし、武田観柳は｢隠密御庭番衆｣を裏切り、ガトリングガンで四乃森蒼紫を殺そうとします。この時、火男（ひょっとこ）はガトリングガンの弾が頭に当たり、壮絶な最後を遂げてしまいました。

漫画『るろうに剣心』は連載当初から高い評価を獲得し、1996年の1月にテレビアニメ化されました。その後、漫画『るろうに剣心』は人気を伸ばし続け、2023年の7月に原作準拠のテレビアニメが放送されることになりました。そのため、漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）は、アニメ版で2人の声優がキャストを務めています。ここからは、アニメで火男（ひょっとこ）を演じた声優について、紹介していきます。

1996年版のテレビアニメで、火男（ひょっとこ）を演じた声優は、日本の男性声優である飯塚昭三です。火男（ひょっとこ）を演じた飯塚昭三とは、1933年の5月23日に東京で生まれた男性声優であり、｢昭ちゃん｣という愛称で知られています。元々、飯塚昭三は演劇に興味がなく、柔道や野球を行っていました。しかし、飯塚昭三は高校時代に先輩が結成した演劇部に入り、役者の道を目指すようになりました。

役者を志した飯塚昭三は、｢日本大学｣の芸術学部演劇学科で演技を学び、1950年に俳優デビューします。そして、飯塚昭三は1965年にアニメ『鉄腕アトム』で金三角役を担当し、声優デビューを飾りました。その後、飯塚昭三はアニメ『機動戦士ガンダム』のリュウ・ホセイやアニメ『バキ』の劉海王などを演じています。しかし、飯塚昭三は2023年の2月に急性心不全で命を落としてしまいました。

2023年版のテレビアニメで、火男（ひょっとこ）を演じた声優は、日本の男性声優である落合福嗣です。火男（ひょっとこ）を演じた落合福嗣とは、1987年の8月20日に愛知県で生まれた男性声優であり、プロ野球監督の落合博満の子供として知られています。2023年11月現在、落合福嗣は大手声優事務所の｢青二プロダクション｣に所属しており、ナレーターやタレントとしても活動しています。

元々、落合福嗣は｢アミューズメントメディア総合学院｣の声優タレント学科で演技を学び、2015年に声優デビューしました。そして、落合福嗣は2018年にアニメ『グラゼニ』で主人公の凡田夏之介を演じ、大ブレイクすることになりました。その後、声優の落合福嗣はアニメ『火ノ丸相撲』の小関信也役やアニメ『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。』の伊地知祐輔役などを担当しています。

漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）には、火男（ひょっとこ）が好きといった感想が多く寄せられていました。火男（ひょっとこ）は｢隠密御庭番衆｣のメンバーであるものの、活躍シーンが多くありません。しかし、火男（ひょっとこ）は性格が非常にかっこよく、四乃森蒼紫を庇って壮絶な最後を遂げました。また、火男（ひょっとこ）は見た目のインパクトが強く、漫画『るろうに剣心』で高い人気を博しています。

漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）には、火男（ひょっとこ）の最後に涙する感想も多く寄せられていました。漫画『るろうに剣心』の作中で、火男（ひょっとこ）は武田観柳の裏切りに気付きます。この時、火男（ひょっとこ）は自らの身体を囮とし、武田観柳のガトリングガンで命を落としてしまいました。このシーンは作中屈指の感動シーンであり、多数のファンを涙させています。

漫画『るろうに剣心』に登場する火男（ひょっとこ）には、新作アニメの声優に驚く感想も多く寄せられていました。火男（ひょっとこ）は序盤の東京編で退場したキャラクターです。しかし、2023年版のアニメは落合博満の子供・落合福嗣をひょっとこ役に起用しており、数多くの視聴者を驚かせました。

本記事では、｢隠密御庭番衆｣の火男（ひょっとこ）について、能力の強さや最後、アニメの声優などを紹介しました。火男（ひょっとこ）は見た目や能力のインパクトが強いキャラクターであり、｢隠密御庭番衆｣で特に目立っています。また、火男（ひょっとこ）は最後の死亡シーンが非常にかっこよく、多数のファンを涙させました。そのため、火男（ひょっとこ）は漫画『るろうに剣心』を語る上で欠かせないキャラだといえるでしょう。